マレーシアのボルネオ島、その北側にあるのがサバ州コタキナバルです。
コタキナバルから半日で気軽に行ける島はたくさんありますが
「一体どこの島を選んだらいいのかな?」
と悩むこともあると思います。
誰と行くか、何をしに行きたいのかによって、おすすめの島も異なります。
今回は「コタキナバルから半日で行けるおすすめの島」をご紹介します。
ぜひ、みなさんの過ごし方にあった島を見つけてくださいね。
目次
どこの海が1番きれい?
せっかくのバカンス、きれいな海に行きたいのは当たり前ですよね!
ネットや地元の人に聞いても、おそらく多くの人がオススメする島がサピ島やマムティック島だと思います。
確かに、サピ島もマムティック島も透明度が高くきれいですが、実際は同じ島でもビーチによって異なり、どの島もそれほど差はありません。
大きく変わるのは、前日や当日の天候の影響を受けた場合です。
「綺麗だと聞いていたけど、すごく濁っていて魚が見えなかった」
という場合は、連日スコールがあったり、大雨が降った翌日の場合が多いです。
ボルネオ島は、熱帯雨林です。
道路が浸水したり、車道をふさいでしまうような大木が倒れる雨も、そう珍しくありません。
また、直接上陸することはありませんが、台風の影響を受けることもあります。
台風が発生するフィリピン沖は目と鼻の先なので、海は特に影響が大きいです。
どこの島を選んだらいい?
どの島が良いかは、目的によっても違います。
何をしたいかを考えてから、行きたい島を選んでくださいね。
ダイビングやシュノーケリングをしたい
ダイビングやシュノーケルは、どこの島でもできます。
魚が見えるスポットまでボートで連れて行ってもらえば、さほど変わりません。
ポイントは、どこの島を拠点にするかです。
島の施設によって、印象が大きく変わります。
例えば、マムティック島は、島内に「ボルネオダイバーズ」というダイビングセンターがあります。
ここを利用すると、きれいなトイレやシャワールーム、プールを使用することが可能です。
ダイビングをしない方は、有料で利用することもできますよ。
島の施設は、セパンガール島も綺麗です。
海水ではなく、海底に水道管をひいているので、水道水のシャワーが使用できるので、シャワーの後のベタベタする不快感もありません。
ローカルのトイレやシャワールーム、着替え室の利用に抵抗がある人は、マムティック島またはセパンガール島がおすすめです。
カップルで行きたい
カップルで行く場合は、マヌカン島または、プライベートビーチがあるセパンガール島がおすすめです。
リーズナブルに楽しみたい方は、マヌカン島が良いですよ。
一般客向けのビーチにはレストランやバーがあり、のんびりくつろぐこともできます。
天蓋付きのソファーで、のんびりビールを飲みながら海を眺めるといった非日常も体験できますよ。
家族で行きたい
海にあまり慣れていない小さなお子様がいる場合は、サピ島がおすすめです。
ここは、観光客が1番多い島で常に込み合っているため、好き嫌いが分かれる島かもしれません。
しかし、子供が小さいと、人の目が多いのが逆に安心でもあります。
監視員も目を光らせていて、ロープからちょっとでも出るとすぐに注意をしてくれます。
水オオトカゲ(コモドドラゴン)が1番多く見られるのもこの島です。
きっと、子供たちも大興奮すること間違いなしですよ!
遠浅で、大人の膝くらいまで海に入れば魚も見られるので、水に顔を付けられないお子さんでも魚を見ることができます。
込み合うのが嫌な方は、マムティック島が良いですよ。
桟橋を降りて左手側は、ウニ(ガンガゼ)が多くて危険ですが、右手側は大丈夫です。
ガンガゼの多い左手は、あまり人が行かないためか、魚が見られる絶好の場所でもあります。
こちら側にいく場合は、必ずマリンシューズを履いて海に入ってくださいね。
人のいないビーチに行きたい
誰もいない、観光客の行かないビーチで過ごしたい方は、ガヤ島です。
ガヤ島の一般客が行けるビーチ「パダンポイント」はとても狭く岩場の多いビーチで、ほとんど人が行きません。
旅行会社もボートを出すのを嫌がるほど、観光客が行かない場所です。
そんな島でも、ローカルのトイレやシャワー、食堂はあります。
ビーチの裏山でトレッキングもできます。
ただし、けもの道なので遭難しないよう注意してくださいね。
また、この島は水上生活者の居住区もあります。
この一帯は、マレー語で「カンポンアイル(水の町)」と呼ばれており、あまり治安が良くありません。
間違えて入り込まないように注意してくださいね。
おすすめの宿泊場所は?
「島に泊まって、満天の星空を見たい!」
という方もいるので、宿泊できるおすすめの島をご紹介します。
ホテルのある島
ガヤ島には、5つ星リゾートホテルが3軒あります。
- ガヤナ・マリンリゾート
- ブンガラヤ・アイランドリゾート
- ガヤアイランドリゾート
ガヤ島のパダンポイントとは違う沖側のビーチ沿いにあり、宿泊者しか利用できないプライベートビーチがあります。
マヌカン島も5つ星の「ステラ・サンクチュアリロッジ・アット・マヌカンアイランド」があり、一般の利用者とビーチが分けられています。
全て5つ星なので、お値段は1泊大人2名で最低でも40,000円くらいかかります。
もっと手軽に泊まりたいという人は、セパンガール島の「マリマリセパンガールロッジ」がおすすめです。
ただし、Wi-Fiが届かなかったり、携帯電話が圏外になる可能性もあります。
あくまでもロッジなので、山小屋に泊まる感覚で非日常を楽しんでみてくださいね。
ちなみに、掃除は綺麗に行き届いていましたよ。
コタキナバルは、夕陽が綺麗なことでも有名です。
島は、全てボルネオ島の西側にあるので、美しい夕陽も見逃さないようにチェックしてくださいね。
キャンプができる島
ホテルのないサピ島、マムティック島では有料でキャンプができます。
島の入口にあるカウンターでキャンプをしたい旨を申し出て支払いをすればOKです。
スピードボートは、ボートチケットを購入時に、1泊したい旨を伝えて、翌日に戻る分のボートも予約しておきましょう。
ちなみに、ホテルのある島では、キャンプは不可です。
間違えないようにしてくださいね。
この2つの島では、テントもMYR50(約1300円)で借りることができます。
ただし、日中遊びに来たお客さんが帰るボートがなくなると店じまいを始めてしまい、夜は真っ暗になります。
そこで働く人たちは島内で暮らしていますが、店は翌朝まで開きません。
念のために、水などの食料も持参して行ってくださいね。
サピ島の山にはイノシシが住んでおり、夕方人が少なくなる頃からゴミ箱をあさりに来ます。
夜になると、大量のイノシシが降りてきます。
私たちがキャンプをした時は、火を焚いても全く怖がらなかったので、結局テントを担いで避難しました。
サバイバルを楽しみたい方には良いかもしれませんが、そうでない方はマムティック島が良いですよ。
たくさん島を周ることはできるの?
「1つの島じゃ物足りない!」
せっかくだから、たくさん島を周りたいという人には、アイランドホッピングがおすすめです。
日帰りトリップのほとんどの人がサピ島、マムティック島、マヌカン島の3島のどれかを選ぶので、この3つの島であれば、ボートを待つロスタイムも少なく、複数の島を周れます。
どの島に行くかを選べますが、行く順番や時間は指定されます。
だいたい1つの島に、1時間から2時間程度の滞在になるので、3島を周りたい人は朝早く出かけましょう。
島の豆知識
コタキナバル対岸の6つの島とは?
「トゥンクアブドゥルラーマン」と呼ばれる国立海洋公園は、全部で5つあります。
- ガヤ島
- サピ島
- マムティック島
- マヌカン島
- スルグ島
もう1つは、マリマリセパンガールという会社が所有するプライベートビーチのセパンガール島です。
セパンガール島は、1日の入島人数に制限があり、完全予約制のためツアーの予約が必要です。
これらの6つの島であれば、コタキナバル市内から半日で気軽に行くことができますよ。
どこから船に乗るの?料金は?
全ての島へは、コタキナバル市内にあるジェッセルトンポイントという船着き場から船が出ます。
ジェッセルトンポイントからは、毎日8:00~11:00の間に船が出ており、人数が集まり次第随時出発します。
人数が集まるまで待つこともあるので、島に到着したい時間の1時間前を目安に行くと良いですよ。
値段は、1島往復でMYR30(約810円)程度です。
行きに帰りのボートの時間を予約して、往復分を購入します。
領収書がチケット代わりとなるので、無くさないように注意してくださいね。
各島の桟橋は、いくつもの会社のボートが出入りします。
行きと同じ会社の船で戻るのがルールとなっています。
行きと違う会社のボートだと、二重支払いどころか、どこのボートにも乗せてもらえない可能性もあるので注意してください。
また、最終のボートは、島を午後4時に出発します。
しかし、午後3時を過ぎるとスコールになる可能性が高いです。
そのため、スタッフは午後2時や午後3時発のボートを勧めてきます。
雨は降らなくても、3時を過ぎると波が高くなるので、遅くても3時のボートで島を出ることをオススメします。
ちなみに、ジェッセルトンポイント以外からも船は出ています。
ガヤ島、サピ島、マムティック島へは、ステラハーバーリゾートホテルのマリーナから、
マヌカン島へは、シャングリラタンジュンアルリゾートホテルのマリーナからそれぞれ船が出ています。
リゾートホテル発のボートは、事前に予約が必要ですが、予約時間に行けば確実に乗れます。
料金は少し割高で、往復MYR50(約1,350円)程度ですが、これらのホテルに宿泊しているのであれば、ホテルから船に乗る方が楽でお得ですよ。
国立海洋公園の島は、ボート代とは別に入島料として、外国人料金大人1人MYR20(約540円)が必要です。
これは、島の公園管理局に直接支払いとなります。
どの島も船を降りて桟橋を渡っていくと、島の入り口にカウンターがあり、ここが公園管理局になります。
ツアーで行くか個人で行くか、どちらがお得?
個人もツアーも、どちらもメリットデメリットがあるので、ご紹介します。
個人で行く場合のメリットは
- 時間に縛られない
- 料金が安く済む
個人で行く場合のデメリットは
- 荷物の管理に気をつかうこと
ツアーのメリットは
- 指定時間に行けば船に確実に乗れる
- 荷物を管理してくれる人がいる
ツアーのデメリットは
- 料金が少し高くなること
スイムレギンスやラッシュガードは必要?
ラッシュガードは日焼け防止として利用できますが
実際にボルネオ島に行ったとき、クラゲに刺されたり、サンドフライ(ブヨ)に刺されて病院に搬送された人を見かけました。
このサンドフライは酷い痒みを伴い、処方された飲み薬も気休め程度で効果はなく、2か月以上痒みがおさまらないそうです。
スイムレギンスやラッシュガードは、日焼け防止だけではなく、外敵から身を守るために必要です。
また、ウニ(ガンガゼ)のトゲが足に刺さったり、サンゴで足を切ったなどの話も聞きます。
マリンシューズもあれば、持参するようにしてくださいね。
着替えは必要?
海で遊んだ後、せっかく着替えても帰りのスピードボートで再び濡れてしまうこともあります。
とにかくボートを飛ばして走行するので、座る場所によっては、ずぶ濡れになります。
また、雨が降り始めたら避けようがありません。
ジェッセルトンポイントで着替えるつもりで、予め2着持参するか水着のままで帰るかのどちらかが良いですよ。
露出の多い水着であれば、濡れても大丈夫なワンピースを上から着たり、男性であればTシャツだけ着るのもアリです。
ただし、水着や体についている砂は、シャワーで綺麗に洗い流しておきましょう。
シャワーを浴びた後、帰りの支度とボートを待つ20分ほどで、ほぼ乾きますよ。
私は、ラッシュガードとスイムレギンスを着用して行くので、帰りも着たままです。
まとめ
海が1番きれいな島は
- サピ島とマムティック島だが、どの島もそれほど差はない
ダイビングなどにおすすめの島は
- マムティック島、セパンガール島
カップルにおすすめの島は
- マヌカン島、セパンガール島
家族におすすめの島は
- サピ島、マムティック島
人のいないビーチは
- ガヤ島のパダンポイント
おすすめの宿泊場所は
- ガヤ島、マヌカン島、セパンガール島
キャンプができる島は
- サピ島、マムティック島
アイランドホッピングができる島は
- サピ島、マムティック島、マヌカン島
コタキナバルから半日で行ける島は
- ガヤ島
- サピ島
- マムティック島
- マヌカン島
- スルグ島
- セパンガール島
今回は「コタキナバルから半日で行けるおすすめの島」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
島で、どんな風に過ごしたいかをイメージして島を選びましょう。
今回の記事を参考に、コタキナバルの島で素敵なバカンスを過ごしてくださいね。
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