海外旅行といえば観光はもちろんですが、その国ならではの食事も楽しみの1つですね!
コスタリカにも、現地の人々が愛してやまない郷土料理が色々あるんですよ。
今回は「コスタリカ観光で食事も楽しみたい!オススメご当地グルメ5選」をご紹介します。
目次
コスタリカの食事について
コスタリカ料理とは?
コスタリカ料理には、ほかの中南米の国と同じように豆や肉、お米を使った料理がたくさんありますが、特に黒インゲン豆は欠かせない食材なんですよ。
それらの食材を使った地元の料理は「コミーダ・ティピカ(典型的料理)」「ティコ料理(郷土料理)」と呼ばれています。
中南米の料理といえば、メキシコ料理のようにハバネロやハラペーニョといった激辛トウガラシを使ったスパイシーな料理のイメージもありますよね?
ですが、コスタリカの料理は素材な味を生かした、マイルドでシンプルな味付けの料理が多いんですよ。
コスタリカ料理のほとんどは、トウガラシをあまり使わず、パクチーやクミンなどで香りづけされています。
野菜や新鮮なフルーツもふんだんに使われており、ヘルシーさも特徴なんです。
また、サルサ・リサーノは、コスタリカ料理の必須アイテムと言っても過言ではない調味料なんですよ。
スペイン領であったコスタリカは、ヨーロッパやアジアからの移民が多いので、伝統料理の他にもスペイン料理、イタリア料理、中華料理など、多種多様なレストランがあるんですよ。
日本食レストランも多く、お寿司などの和食が食べれます。
気になるお値段は?
コスタリカ料理は、レストランや市場の食堂で食べることができますよ。
ですが、コスタリカは中南米の中で一番物価が高い国といわれています。
日本の物価と比べると高くはないのですが、中南米=物価が安いイメージで行くと当てが外れてしまいます。
コスタリカでの食事は一般的に1食US5ドルぐらいですので、中南米の中では物価が一番安いといわれるボリビアと比べると3倍ぐらいの値段になります。
観光客向けのコスタリカ料理店でディナーを食べる場合、1人US30ドル~40ドル程度かかることもあるんですよ。
コスタリカにも、ほかの中南米諸国にあるメルカドという市場があります。
メルカドにある食堂は安くておいしい料理が食べれることで有名ですが、コスタリカの場合は他の中南米の国々とはちがって高めの値段設定になります。
日本で食事をするのと同じような感覚で予算を決めると、失敗しないですよ。
メルカドの食堂なのに全然安くなくてビックリしました。
Arroz con Pollo(チキンとチャーハン)を頼んだんですが、2,700コロン(約513円)でした。
正直、バックパッカーには厳しすぎですね。
店員さんのサービスや料理も満足でした。
日本にあるレストランよりは安かったので、お得に感じましたよ。
- 食堂などはカジュアルな服装でOK
- サン・ホセなどの都市部の高級レストランはラフ過ぎないように注意
- Tシャツやジーンズ、スニーカーなどのカジュアル度が強いものは不向き
- 欧米からの観光客が多いので、スープを飲むときは音を立てないなどの西洋式のマナーを守る
- 禁煙のレストランも多いので、タバコを吸いたいときは店員さんに確認する
コスタリカの食材
サルサ・リサーノやパクチーなど、コスタリカ料理には欠かせない食材がいくつもあるんですよ。
日本人にはなじみのない食材もあるので、ぜひ試してみてくださいね!
国民的調味料 サルサ・リサーノ
#GrowingUpCostarican salsa lizano is used for everything so you need tons pic.twitter.com/3eawI5Qvbo
— ღ νɑℓєʑϰɑ ღ (@kva_xo) July 15, 2015
コスタリカの家庭の味といえば「サルサ・リサーノSalsa Lizano」というくらい、国民に愛されている調味料なんですよ。
リサーノ社が1920年から販売している調味料で、日本の家庭にしょうゆがあるのと同じように、コスタリカ人の家庭には「サルサ・リサーノ」があるんです。
味はウスターソースに似ていて、クミンやセロリの香りが特徴的です。
伝統食ガジョ・ピントに使われるだけでなく、食卓でお好みの料理にかけて食べます。
「サルサ・リサーノ」は街中の商店やスーパーマーケットだけでなく、空港でも購入できるので、お土産にもいいですね!
日本に帰っても、コスタリカの味が楽しめますよ。
パクチー
パクチーは、ベトナムやタイなどの東南アジア料理に使われているイメージがありますよね?
ですが、中南米ではシラントロ(cilantro)と呼ばれ、コスタリカでも色々な料理に使われているんですよ。
ご飯やサラダ、スープなど、刻んだパクチーがたくさん入っています。
「ガジョ・ピント」や「セビーチェ」などの郷土料理にもよく使われていますよ。
日本で一般的なパクチーという呼び方は、タイ語なんです。
英語ではコリアンダー、中国語ではシャンツァイと呼ばれます。
中南米で使われるシラントロは、アメリカ合衆国でも普通に使われる呼び方なんですよ。
その他の代表的な食材
サルサ・リサーノやパクチー以外にも、コスタリカ料理でよく使われる食材があるのでご紹介しますね。
- 黒インゲン豆…もっともポピュラーな食材の1つで、毎回のように食卓に上る
- ケソ・ブランコ …塩味のフレッシュチーズ
- ヤシの芽…缶詰や瓶詰で販売されていて、サラダやパイの具などに使用される
- プランテン…調理用のバナナで、加熱しないと食べられない
- ユカ…キャッサバの仲間で、煮込み料理に使う
- アチョーテ…ベニノキの種子で、料理の色付けに使う
- チャヨーテ…ウリ科の食材で、ダイコンやカブのような食感
コスタリカご当地グルメ5選
ガジョ・ピント Gallo Pinto
Can you name this #Caribbean dish?
Is it…
A. Patacón?
B. Rice n’ Beans?
C. Pico de Gallo? pic.twitter.com/TuEFIIKNdt— Visit Costa Rica (@Visit_CostaRica) August 4, 2017
ガジョ・ピントはお米と黒インゲン豆を使った料理で、サワークリームやトルティーヤなどを付け合わせて、朝食メニューとしてよく食べられます。
見た目はお赤飯に似ているのですが、インディカ米を使いパラっとした触感なので、ピラフみたいな仕上がりです。
ガジョ・ピントはコスタリカの国民的料理で、サブウェイやマクドナルドの朝マックのメニューにもなっているんですよ。
ニカラグアやパナマでも食べられていますが、コスタリカでは「ピント」と略されて呼ばれることが多いです。
カサド Casado
カサドは食堂でもよく見かける「ワンプレートごはん」です。
チキン、ビーフなどの主菜にお米や豆を使った副菜やサラダが盛り付けられています。
副菜には、揚げたプランテン(バナナ)が使われることも多いですよ。
ほとんどのお店で食べられるカサドですが、それぞれのお店ごとにメニューが違うので、色々試してみるのも楽しいのではないでしょうか?
オジャ・デ・カルネ Olla de Carne
Olla de Carne ( Estofado de carne de Res). pic.twitter.com/hywZXOJ65e
— el Chef Ervin (@ervin_chef) September 16, 2020
オジャ・デ・カルネのオジャ(olla)とは、スペイン語で鍋のことです。
大鍋にタマネギ、セロリ、トウモロコシなどの大きめに切った野菜と牛肉を入れて煮込みます。
大きな野菜がゴロゴロ入っているスープ料理です。
サツマイモやジャガイモ、パプリカ、チャヨーテ(ハヤトウリ)、プランテン(バナナ)などいろいろな野菜が使われるんですよ。
ニンニクやオレガノなどで香りづけしますが、味付けはうす味で、肉や野菜などの素材から出るうまみを味わうことができます。
素材を生かした優しい味わいは、子供からお年寄りまで人気がある料理なんですよ!
オジャ・デ・カルネは、とても量が多くてびっくりしました!
パンとオジャ・デ・カルネだけでお腹がいっぱいになりましたよ。
セビーチェ Ceviche
中南米でポピュラーなシーフードのマリネです。
エビやタコ、生の魚などの魚介類を玉ねぎやセロリなどと一緒にレモンやライムの汁に付け込んだ料理で、さっぱりした味が特徴です。
コスタリカでは「コルビナ」と呼ばれる白身魚が使われることが多いです。
また、トルティーヤチップスが添えられることもあるんですよ。
入っている魚介の種類はお店によって違いましたが、どのお店でもパクチーがきいていてとても美味しかったです。
パクチー好きにオススメのメニューですよ!
セビーチェを頼んだ時に「サルサ欲しい?」と聞かれたので、何も考えずに「欲しい!」と答えちゃいました。
そしたら、ケチャップとマヨネーズがかかって出てきたのです。
ケチャップとマヨネーズが本当にセビーチェの味に合わなくて、残念な経験でした。
エンパナーダ Empanada
エンパナーダは大きな揚げキョウザのような料理で、コスタリカだけでなく中南米で広く食べられている軽食なんですよ。
国によって形や作り方も違いますが、コスタリカのエンパナーダはトウモロコシの粉で作るのが一般的です。
ケソ・ブランコ(チーズ)やチキン、インゲン豆などの具を入れて油で揚げます。
また、コスタリカにはデザートとしてのエンパナーダもあるんですよ!
デザートの場合は小麦粉で作った皮に、甘い具材を詰めて作ります。
具材にはキャラメルのようなクリーム「ドゥルセ・デ・レチェ」やパイナップルやグァバなどのフルーツジャム、甘く熟したバナナが使われますよ。
まとめ
コスタリカの食事について
- コスタリカ料理には豆、肉、米がメインに使われる
- コスタリカ料理は辛くなく、マイルドでシンプルな味付けの料理が多い
- サルサ・リーノやパクチーをよく使う
- コスタリカ料理はレストランやメルカドの食堂で食べることができる
- 中南米で一番物価が高い
- 高級店に行く場合は、マナーを守る
- 禁煙の店が多い
コスタリカ料理の主な食材
- サルサ・リサーノ(国民的調味料)
- シラントロ(パクチー)
- 黒インゲン豆
- ケソ・ブランコ(チーズ)
- ヤシの芽
- プランテン(調理用バナナ)
- ユカ(キャッサバの仲間)
- アチョーテ(ベニノキの実)
- チャヨーテ(ハヤトウリ)
コスタリカご当地グルメ5選
- ガジョ・ピント Gallo Pinto
- カサド Casado
- オジャ・デ・カルネ Olla de Carne
- セビーチェ Ceviche
- エンパナーダ Empanada
今回は「コスタリカ観光で食事も楽しみたい!オススメご当地グルメ5選」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
日本ではなじみのない食材が使われていますが、シンプルで素材を生かしたコスタリカ料理は、日本人にも食べやすい味なんですよ。
今回の記事を参考に、コスタリカでしか味わえない伝統料理を楽しんできてくださいね。
人気記事
【2024年最新】海外旅行保険はエポスカードでお得に旅をしよう!
海外旅行で怖いのは、病気や事故に遭ってしまうことです。
2023年度に、事故や病気などで海外旅行保険を利用した人は3.70%でした。
つまり、30人に1人は、海外旅行保険を利用しています。エポスカードは無料なのに傷害死亡・後遺傷害の補償額が3,000万円と他のクレジットカード(楽天カードなど)に比べて補償額が手厚いので、旅好きの人から選ばれています。
年会費も永年無料でその場で(スマホで)45秒で申し込み&即日発行可能!
今なら2,000円相当のクーポンまたはポイントをプレゼント中♡
エポスカードが人気の理由
- 年会費永年無料
- 旅行代金を1円以上払うだけで、海外旅行保険が無料で付いてくる[
- 出国から最長90日間保険適用
- 疾病や携行品損害への補償内容が手厚い
- 2,000円相当のクーポンまたはポイントがもらえる
- 旅行直前でも5分で入会&即日発行可能
↓年会費永年無料のエポスカード↓
✅5分で入会&即日発行可能
✅2,000円相当のクーポンまたはポイントGET
レストランで食事をする場合は、飲食代に10%がサービス料として加算されています。
サービス料は含まれているので、チップを残す必要はありません。
店員さんに伝えれば、コスタリカの通貨だけでなく、アメリカドルでの支払いもできますよ。