もし、一週間アメリカを旅行できるとしたら、どこに行きたいですか?
「ニューヨークやロサンゼルスは行ったからな。」
「もっと、他に行ける観光地は無いかな?」
と思う人もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は「一週間のんびり過ごすにはサンディエゴがオススメ!おすすめスポットと魅力」をご紹介します。
目次
ニッチな避暑地サンディエゴ
どんな都市?
カリフォルニア州の都市サンディエゴは、メキシコ国境から車でわずか20分の場所にあります。
メキシコ文化とアメリカの文化が混ざっていて、独特な雰囲気が特徴です。
一年を通して温暖で乾燥しており、夏も涼しいので、いつの季節に訪れてもはずれがありません。
また、その気候から、都会のように慌ただしい雰囲気はなく、人々は親切で治安もとても良いです。
アクセス
日本航空が成田空港から直行便を運航しています。
フライト時間は、およそ10時間30分です。
また、ロサンゼルスやサンフランシスコから飛行機も出ています。
マイルの関係で全日空を使いたい場合は、近隣の都市から飛行機に乗るのも良いですよ。
特に、ロサンゼルスからは車で2時間で行けるので、ドライブを楽しむ人もいるそうです。
サンディエゴ内の交通機関
サンディエゴ内は、路線バスが走っています。
また、ほとんどの観光地はバスで簡単にアクセスできます。
1日乗り放題のチケット(Compass Card)は約5ドルで、お得です。
ただし、初回料金として、このカード自体の料金2ドルを追加料金として支払う必要があります。
また、路線バス以外にもサンディエゴトロリーというトロリーも走っています。
トロリーは、日本でいうと路面電車に近い感じですが、バスに分類されます。
路線バスとトロリーの両方に乗れるチケットもあるので、色々と検討してみてください。
バスやトロリーを使う際は、乗車時間の少し前から並んでおくと安心です。
海外のバスや電車は、遅れるだけではありません。
早めに着いたら、早めに出てしまうこともあります。
そこも海外旅行なので、日本と違うところを楽しんでくださいね。
サンディエゴの宿泊施設
サンディエゴは、夏も涼しい避暑地なので、中級以上の少々高めなホテルが多いです。
サンディエゴは交通機関が発達しているので、多少離れても足の便が悪くなることはありません。
ダウンタウンを離れれば、安いホテルもあります。
また、ラ・ホヤビーチやコロナド地域はリゾートとして人気の高い地域なので、ダウンタウンよりも相場が高くなります。
私は、トレーニングジムのあるホテルが良かったので、中級クラスの「ハードロックホテル」に宿泊しました。
日本にもある、ハードロックカフェが経営しているホテルです。
ハードロックというだけあって、エレキギターを借りることもできるユニークなホテルでした。
また、1階のバーやルーフトップバーも楽しみました。
1階のバーは落ち着いた雰囲気で、紳士なおじさまに英語や文化について教えていただきました。
ルーフトップバーは、DJもいるような若者向けのバーでした。
音楽の趣味が合う女性3人組とおしゃべりし、今でもフェイスブックでやり取りをしています。
サンディエゴの見どころ
ダウンタウン
サンディエゴのダウンタウンは、とにかく見どころが多いです。
サンディエゴに到着した初日は、ゆっくりダウンタウンを散策するだけで、あっという間に時間が過ぎました。
ハードロックホテルの近くにも観光案内所があり、バスチケットのシステムを確認し、地図を貰って、いくつか行きたい場所を伝えました。
「近くなら歩いて回れるし、バスに乗るのであれば、ダウンタウンを全部観光できるわよ。」と親切に教えてもらいました。
USSミッドウェイ博物館
ミッドウェイ(Midway)は空母です。
第二次世界大戦から47年間活躍した空母の実物が、博物館として一般公開されています。
中は広く、速足で回っても3時間は欲しいくらいでした。
訪れた当時は、まだ歴史に興味があまりないこともあり、ささっと帰ってきてしまいました。
空母を改造したとはいえ、空母なので、上り下りするだけでも疲れました。
博物館内にはお土産屋さんもあったので、ここでしか買えないお土産を買ってみてくださいね。
大人:20ドル / シニア:17ドル / 学生:15ドル / 子ども:10ドル
マリーナパーク
マリーナパークは、USSミッドウェイ博物館の近くにある海浜公園です。
USSミッドウェイ博物館から遊歩道になっているので、潮風に当たりながらのんびり散歩ができます。
有名な「水平とナースの像」は、恋人同士の水平とナースが抱き合ってキスしている像です。
真似して写真を撮るカップルもいましたよ。
ガスランプクオーター
レストラン、クラブ、バー、ブティックなどが集まっている細長い地域です。
通りにはガスランプが並んでいて、夜はランプが点灯し、とても綺麗です。
私は、お昼間にブティックに寄って少し買い物をしました。
また、ルーフトップバーで仲良くなった女性に連れて行ってもらったクラブもここにありました。
治安が良いとはいえ、アメリカなので夜間の一人歩きは危険です。
帰りは送ってもらいましたが、今思うと「気軽に人の車に乗ってはいけないな。」と思いました。
リトルイタリー
リトルイタリーは、ダウンタウンの北西にある地域です。
イタリア人街なので、イタリア料理がとにかく美味しいです。
ただ、アメリカンサイズなので、女性が一人でパスタもピザも両方食べるのは厳しいです。
そんな時は、ぜひお持ち帰りをしてみてください。
Can I get this to go?(これ持ち帰りできますか?)
在米イタリア人なのか、比較的イケメンたくさんいるお店が多いなと思いました。
だいたいの道は分かっていましたが、イケメン店員さんに道を尋ねたところ、親切に教えてもらえて得した気分になりました(笑)
ウェストフィールド・ホートンプラザ
ダウンタウンの中心地にあるショッピングモールで、約117店舗が入っています。
FOREVER 21など、日本でもおなじみのファッションブランドやユニクロ、無印良品といった日本発信のお店も入っているので、違いを楽しむのもおすすめです。
また、食材だけでなくデリカも販売されているので、手軽に食事を済ませることもできます。
モール前には広場もあり、いすやテーブルに座ってのんびりするのも良いですよ。
このショッピングモール内で購入した、えんじ色のパンツを履いてバスを待っていると、一緒に待っていたご婦人に「Nice pants!」と急に話しかけられました。
「Thank you.」と返すと、「どこで買ったの?おしゃれねー。履きやすそうだし良いわ!」と絶賛されました。
待っているバスが違ったので、バスが来るまで世間話をしていました。
本当に親切で、フレンドリーな人ばかりでした。
バルボアパーク
バルボアパークまでは、ダウンタウンを走る路線バスで近くまで行くことができます。
とにかく広く、広さは4.9平方キロメートル、ディズニーランドよりも広い公園です。
公園内には、動物園、美術館、自然史博物館、航空宇宙博物館と大きな施設だけでなく、歴史的建造物も多く建っています。
広場では、大道芸をしていたり、パイプオルガンの演奏があったり、建物外でも見どころがあります。
広い公園内は、バルボアパークトラムという可愛らしい赤色のバスで移動も可能です。
もちろんパーク内の移動だけなので、無料で何度も乗ることができます。
このバルボアパークの中で、一番のオススメは動物園です!
バルボアパークの動物園は、650種類もの動物がいる世界最大規模の動物園です。
絶滅危惧種や希少動物も多数保護、繁殖されています。
このバルボアパークの観光は、1日しか時間をとっていませんでした。
「航空宇宙博物館に行きたい。」
「動物園は日本にもあるからな〜。」
と思い、泣く泣く動物園を諦めました。
ですが、バルボアパークでしか見られない動物がいることを知り「行けば良かった。」と後悔しました。
コロナド
ダウンタウンからフェリーで行くことができる島コロナドは、リゾート地として人気な観光スポットです。
バスを使って高架橋を渡っていくこともできます。
「ホテル・デル・コロナド」は、多くの有名人が泊まった高級リゾートホテルです。
アメリカを代表する大女優主演の映画「お熱いのがお好き」の撮影現場にもなりました。
また、このホテルには日曜日だけのブランチ「サンデーブランチ」があり、予約必須と言われています。
ホテルの歴史資料も展示されているので、ブランチ以外も楽しんでみてくださいね。
現地の友達にも「コロナドは絶対行くべきだよ!」とオススメしてもらいました。
ただ、日曜日に滞在する予定ではなく、ブランチも約1万円と高かったので結局諦めました。
次回、日曜日に行く機会があれば、予約をして行ってみようと思います。
ラ・ホヤ
ラ・ホヤは、ダウンタウンより北西にある高級住宅地です。
ビーチがあり、シュノーケリングができるリゾート地としても人気です。
ダウンタウンからは、路線バスで40分ほどで行くことができました。
ラ・ホヤ・コーブ(入り江)には、野生のカリフォルニアアザラシがいっぱいいました。
アザラシ面をしたアシカもいて、とにかく見ているだけで癒されました。
ラ・ホヤ・コーブ近くには、お土産屋さんやレストランはほとんどなかったので、食事をするなら市街地に戻った方が良いですよ。
おまけ:歩いてメキシコにも行ける!?
歩いて国境を渡っちゃおう!
日本は島国なので、国境を歩いて渡ることはできません。
ですが、サンディエゴはメキシコの国境と面しているので、歩いて国境を渡ることができるんです!
ただ、アメリカ大統領の政策によってピリピリしている時期もあります。
立ち寄る際には、必ずニュースや外務省の海外安全ホームページで危険情報を確認してくださいね。
ティファナ市
サンディエゴの隣のメキシコの街、それがティファナ市です。
貴重な異文化体験ができる反面、内戦があった地域なので、サンディエゴとは違って治安が悪くなります。
治安は徐々に良くなっていますが、落ち着いて過ごしたい方は立ち寄らずに、近くのアウトレットモールを楽しみましょう。
また、路地裏には入らないように気をつけてくださいね。
ティファナ市はアメリカではないので、渡る際はパスポートが必要です。
陽気に声をかけてくるおじさんやサボテン料理、テキーラ、マリアッチなど、その文化に触れられるのは貴重な体験でした。
中心部は英語が通じ、大きなレストランではアメリカドルが使えます。
メキシコはスペイン語圏なので、“Hola!”(こんにちは)や“Gracias!”(ありがとう)くらいは言えると、現地の方も喜んでくれますよ。
ティファナ市の入国・出国は時間がかかると聞いていました。
実際、たくさんの人が並んでおり、その列で待っていると「Japan?にほんじん?」と職員さんに声をかけられました。
「Yes」と言うと、職員さんは私のパスポートを確認し「にほんじん!かわいい!いいよー」とスタンプも押さずに通してくれました。
「この適当な感じ良いな!」と感動しました。(スタンプは欲しかったですが…)
気になる費用はいくらくらい?
サンディエゴは避暑地だから…
冒頭でも述べたように、サンディエゴは避暑地です。
治安もよく、過ごしやすい一方、その分富裕層が多いです。
つまり、ホテルやレストランも富裕層向けの価格となり、安価で旅行するには向かない地域です。
私の場合、1週間の滞在でおよそ40万円かかりました。
詳細はざっくり下記のような感じです。
- 航空券(10月往復):10万円
- ホテル(1泊・四つ星・朝食付き):2万7,000円
- レストランや電車代など雑費(1日):2万円
少しでも安く済ますには?
航空券は、日本で旅行ラッシュになるお盆や年末年始を避ければ、安く済ますことができます。
サンディエゴは、1年中過ごしやすい地域なので、出発時期を選ばない所が良いところです。
また、私の場合はホテルにトレーニングジムがついているのが条件だったので、ランクの高いホテルに宿泊しましたが、もっと安価なホテルはあります。
ダウンタウンから外れると、より安価になります。
サンディエゴは交通が便利なので、多少離れても旅行にあまり影響しません。
また、レストランなど比較的お高めですが、お酒などを我慢すれば1日2万円あれば十分ですよ。
まとめ
サンディエゴは
- 気候がよく治安もよい
- 日本から直行便の運航もある
- サンディエゴ内は交通が便利
- ホテルは少々お高めの中級クラスが多い
サンディエゴの見どころは
- USSミッドウェイ博物館とマリーナパークを一緒に観光するのがオススメ
- ガスランプクオーターを観光する時は、夜の一人歩きに注意
- ディナーは、リトルイタリー地域がオススメ
- ショッピングをしたい人は、ウェストフィールド・ホートンプラザがオススメ
- バルボアパークの動物園は必見
- コロナドは、現地の人もオススメするリゾート地
- ラ・ホヤでは野生のアザラシに会える
メキシコへの渡航は
- 必ず、入国前に外務省HPで危険情報を確認する
- サンディエゴから歩いて国境を渡ることができる
- 出入国は混みあうので、時間に余裕を持って行く
- 中心地はいい人ばかりだが、路地には入らないように注意する
- 治安に不安がある人は、近くのアウトレットモールの観光がオススメ
今回は「一週間のんびり過ごすにはサンディエゴがオススメ!おすすめスポットと魅力」をご紹介しました。
ロサンゼルスやニューヨークに比べると影の薄いサンディエゴですが、その良さは伝わりましたか?
今回、お土産代なども含めて約40万円くらいかかりましたが、ニューヨークの方がもっとお金がかかります。
サンディエゴは交通が発達しているので、安心して一人旅ができるのが魅力です。
今回の記事を参考に、楽しいサンディエゴの思い出を作ってくださいね。
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私は一度訪れただけですが「ちょっと珍しい海外旅行のおすすめスポットは?」と聞かれると、このサンディエゴをオススメしています。