スペインの古都トレドへ日帰り旅行!世界遺産や街並みの楽しみ方は?

皆さんは、トレドという街をご存じですか?

スペイン旅行で訪れる定番観光地といえば、バルセロナやマドリードですよね。

ですが、トレドという街は「1日しかスペインに居られない時は、迷わずトレドへ行きなさい。

と言われるくらい有名な街なんです。

今回は「世界遺産にも登録されているトレドの魅力」をご紹介します。

スペインのトレドまでの行き方

トレドは、マドリードから南に約71km離れた場所にあるので、日帰りで行くことができます。

トレドまでの行き方は、主に3通りあります。

列車で行く場合

個人で行く場合、最も早くトレドに到着できる方法です。

マドリードの国鉄アトーチャ駅から高速列車(AVANT)を利用すれば、約30分で到着します。

1時間に1本ほどの本数で、全席指定席です。

時間帯によって満席になることがあるので、事前に予約しておくことをおすすめします。

また、アトーチャ駅のチケット売り場はいつも混雑しています。

時間に余裕を持って、早めにチケット売り場へ行きましょう。

トレド駅に着くと、「本当に駅舎なの?!」と驚くと思います。

駅舎内は、まるで教会のような装飾があるので、思わず写真を撮りたくなりますよ。

建物自体は小さいですが、外観もとても可愛いです。

駅舎を出たら、振り返って写真を撮ってみてくださいね。

駅からトレド旧市街の入口「アルカンタラ橋」までは徒歩10分ほどです。

アルカンタラ橋まで歩き「この先に旧市街が待っているんだ。」と思うと、テンションが上がりますよ。

旧市街までは坂道が続くので辛いですが、上った後の景色を見たら疲れも吹き飛びました。

ちなみに、エスカレーターもあるので安心してくださいね。

バスで行く場合

時間に余裕があり、車窓の景色を眺めながら移動したい方は、バスがおすすめです。

トレドまでは往復で約10ユーロで行くことができます。

片道1時間~1時間半程かかりますが、30分おきにバスが来るので便利です。

また、地下鉄Plaza Elíptica駅とエリプティカバスターミナルは直結しています。

「TOLEDO」の案内標識を辿って歩いて行けば、簡単にバスターミナルを見つけることができます。

もし、「TOLEDO」の案内標識が見当たらない場合は、一度地上に出て探してみてください。

地上に出ると「Plaza Elíptica」と書かれたバスターミナルが見えてきますよ。

バスターミナルには、有人窓口と券売機が2台あります。

券売機は「クレジットカード」または「現金支払い」が可能です。

ただし、クレジットカードはエラーが出る可能性があるので、現金も準備しておきましょう。

チケットを購入したら、7番ゲートでバスが来るのを待つだけです。

ちなみに、マドリードにはいくつかバスターミナルがあるので、間違えないようにしてください。

公式ホームページでは、時刻表検索やチケット予約もできます。

Alsa公式ホームページ

トレドのバスターミナルに到着したら、旧市街がある南側へ行きましょう。

バスターミナルの建物を出ると、小高い丘が見えます。

この小高い丘が旧市街です。

10分ほど丘を目指して歩いていけば、旧市街の入口「アルカンタラ橋」に到着しますよ。

現地ツアーで行く場合

「効率的に回りたい方」や「個人で行くのは不安」という方は現地ツアーを利用しましょう。

半日ツアーや1日ツアー、他の観光地と組み合わせたツアーなどがあります。

ツアーを利用すると、午前中はマドリードを観光して、午後からはトレドを観光するといった充実した1日を過ごすことができますよ。

また、日本語ガイド付きツアーの場合は、トレドについて説明してくれます。

街歩きする時のポイントなども説明してくれるので、トレドの街について理解も深まりますね。

希望に合わせて、気に入ったツアーを選んでくださいね。

スペインのトレドの見所

旧市街

まずは「トレドの街全体が博物館」と言われる旧市街へ行きましょう。

世界遺産に登録されているので、イスラム教やユダヤ教、キリスト教の文化が入り混じっています。

そのため、それぞれの文化を感じることができるので楽しいですよ。

また、元々は要塞都市だったので

「あれ?今どこにいるの?」と迷子になることもあります。

細い路地を入ったと思ったら、いきなり道が開けたりすることもあります。

「この先には何があるんだろう?」RPGの世界に迷い込んだ気分になってワクワクしますよ。

要塞都市とは?

敵の攻撃から街や人々を守るために、周囲に城壁や堀などで囲った都市のことです。

旧市街の大きさは直径1km程です。

旧市街から出ない限り、遠くに行ってしまうことはないので安心してくださいね。

また、驚くことに、こんなに細い道でもバイクや車が通ります。

地元の方の運転技術にも感心します。

ちなみに、歩行者の横を通り過ぎる時はゆっくりでも、通り過ぎた後はスピードを上げる車もいました。

バイクも多いので、道路を横断する時は左右を確認してから渡りましょう。

特に、道と道との合流場所では、急に飛び出さないように気をつけてください。

また、坂道や石畳が多いので、歩きやすい靴で行くことをおすすめします。

トレドカテドラル(トレド大聖堂)

スペインの各都市にカテドラルがあることをご存じですか?

トレドのカテドラルは、スペイン・カトリックの総本山で、エル・グレコの宗教画などの作品が飾られています。

カテドラルとは?

司教座(カトリック教会の高位聖職者が座る席)がある聖堂のこと

カテドラルは街の中心にあり、細い路地を歩いていくと目の前に現れます。

「外から見ても大きい建物だな。」と感じますが、中に入るともっと大きさが実感できますよ。

カテドラルの天井はとても高く、開放感があります。

また、天井付近の壁にはステンドグラスがあります。

あまりの綺麗さにずっと見上げていると、首を痛めるので気をつけてくださいね。

その他にも、金や銀などで細工された聖体顕示台や本堂中央にある聖歌隊席などがあります。

とても緻密に作られているので、見応えがありますよ。

展望台

タホ川越しにトレドの街全体を眺めたいなら、展望台に足を運んでみてください。

展望台へは市バスや観光バス、タクシーなどで行くことができます。

現地ツアーの場合、展望台も含まれていることが多いです。

ですが、市バスや観光バスは時間に限りがありますよね。

時間がない方やゆっくり観光したい方は、タクシーがおすすめです。

タクシー代は、チップ込みで約30ユーロでしたよ。

ちなみに、展望台まで歩いて行くこともできます。

ですが、旧市街は小高い丘の上にあるので、行きは下り坂でも、帰りは上り坂が待っています。

しかも、30分ほど歩かないといけないので、体力と相談してくださいね。

また、展望台の近くにはレストランやホテルがあります。

特に、パラドールトレドのカフェテラスでは、トレドの街全体を見渡すことができます。

ぜひ、絶景を見ながらのお食事をしてみてくださいね。

スペインのトレドの名物

マサパン

アーモンド粉と砂糖を使って焼いた、トレドの伝統的なお菓子です。

トレドでは、クリスマスの時期に食べられる伝統菓子だそうですよ。

また、このマサパンは、街のお菓子屋さんなど、色々なお店で売られています。

一番有名なお店は、サントトメ教会の近くにある「サント・トメ」です。

餃子のような形から人形の形まで、色々な形が販売されています。

また、店内にはプレゼント用のマサパンもあるので、お土産にぴったりです。

街歩きで疲れた時に食べると、ほっと一息つくことができますよ。

ただし、砂糖を使っているので、かなり甘いです。

甘いものが苦手な方には「甘すぎる!」と感じるかもしれません。

バラ売りもあるので、まずは味見をしてみてお土産に購入するか決めてみてくださいね。

カルカムサ

トレドの郷土料理で、お肉や野菜をトマトソースでじっくり煮込んだ料理です。

料理に使われるお肉は、牛肉や豚肉など、お店によって違います。

また、チョリソー(ソーセージ)を煮込んでいる場合は、ピリ辛味で食欲が増しますよ。

じっくり煮込まれたお肉は、柔らかく美味しいのでペロッと食べられます。

付け合わせにバゲットやポテトがあるお店では、ソースも残さず最後まで食べられますよ。

レストランはもちろん、気軽に入りやすいBar(バル)でも食べることができます。

色んなお店で食べてみてくださいね。

ちなみに「Bar Ludeña」というお店が、カルカムサ料理を生み出したそうです。

金銀象嵌細工(ダマスキナード)

イスラム工芸を起源とした、トレドの伝統工芸品です。

黒地に金や銀で緻密に装飾されたデザインは目を引きます。

細かい装飾をしている職人さんの姿もかっこいいですよ。

お皿のような形をした置物から、ペンダントトップやブローチまで様々な種類があります。

アクセサリーのデザインも綺麗なので、大切な方や自分用のお土産にいかがですか?

旧市街内に何店舗かあるので、お気に入りのデザインを探してみてくださいね。

スペイン旅行に必要な滞在日数は、こちらで紹介しています。

スペイン旅行!何日間がおすすめ?人気観光地を楽しめる日数は?

2019年6月11日

まとめ

トレドへの行き方は

  1. 列車
  2. バス
  3. 現地ツアー

トレドの見所は

  • 旧市街
  • カテドラル(トレド大聖堂)
  • 展望台

トレドの名物は

  • マサパン
  • カルカムサ
  • 金銀象嵌細工(ダマスキナード)

今回は「世界遺産にも登録されているトレドの魅力」をご紹介しました。

マドリードから日帰りで行くことができる古都トレドは、魅力的な街です。

バルセロナやマドリードなどの都会とは違った雰囲気を楽しむことができますよ。

今回の記事を参考に、ぜひスペインのトレドに訪れてみてくださいね。

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