タイには魅力的な世界遺産がある!?一度は訪れたい場所は??

皆さんは、タイの世界遺産をご存知ですか？

タイは、物価が安く気軽に行けるので観光地として有名です。

そして、世界遺産といえば誰もが「一度は訪れたい」と思う場所ですよね。

世界中の魅力的な世界遺産ランキングの中でも、タイは上位に入っています。

今回は「一度は行ってみたい！タイの世界遺産」についてご紹介します。

歴史の悲惨さを感じるアユタヤ遺跡

アユタヤは、タイの歴史上「最も最悪な出来事」が起きた場所のため、歴史を肌で感じることができます。

以前、アユタヤ王朝はタイ内陸の交易都市として栄えていましたが、１８世紀後半にビルマ軍に侵略されて、全ての寺院が破壊されました。

崩れかかった遺跡や仏像は、今でも当時の侵略の恐ろしさを物語っています。

日本で例えると、原爆ドームの様に、当時の悲惨な出来事を思い出す場所です。

きれいな形のまま残っている遺跡は少ないですが、ここでしかできない体験もありますよ。

ワット・マハタート

ここでは、木の隙間から仏像が頭を出す不思議な光景を見ることができます。

仏像はビルマ軍によって破壊されましたが、なぜか顔だけが長い間、土の中で眠っていたそうです。

そして長い月日が経ち、眠りから目覚めたかのように、木の隙間から顔を覗かせるようになりました。

この奇跡的な仏像はここでしか見れないので、貴重な体験ができますよ。

木が仏像の顔を巻き込む様子は、とても神秘的だったので「見れて良かった！」と思いました。

写真撮影は必ず座って撮ってください。

私は自撮りしようとスマホを構えていたら、近くにいたガイドさんに

「座って撮影してね。」

と注意されました。

ここでは、仏像の顔よりも高い位置での写真撮影は禁止されているそうです。

足元にスノコが敷いてあったので、

「このスノコは、座って写真を撮るためにあったんだ。」

と、後で気づきました。

皆さんも写真を撮るときは注意してくださいね。

ワット・ローカヤ・スター

アユタヤは悲惨な目に遭いましたが

「侵略なんて、何も無かったよ」

と言わんばかりに、ワット・ローカヤ・スターの巨大な大仏は静かに寝そべっています。

ゆっくりと過ごしてきた様に感じる大仏の正面には、たくさんの花が捧げられていました。

地元の方が参拝していましたが、観光で来た方も参拝マナーを知っておけば参加できるので、チャレンジしてくださいね。

マタタビさん、どうやってお参りしたらいいですか？

お参りするには、「お花と線香、ロウソク、金ぱく」が必要なんです。

ちなみに、近くの売店で参拝用の４点セットが買えますよ。

お花と線香は、日本のお参りでも使うけど、どうして金ぱくが必要なんですか？

タイでは、この金ぱくを仏像に貼り付けると、私たちに幸運をもたらすと言われています。

だから、現地の人も同じ様にお供えをしているんですよ。

そうなんですね。

早速、お供え物を買ってこなくっちゃ！

マタタビさん、約２０バーツで参拝セットを買ってきました！

綺麗なお花がたくさんあったから、選ぶのに迷っちゃいました。

お花の種類も多いから迷いますよね。

では、さっそく参拝方法を教えますね。

まず、仏像のお供え場所の前で、ロウソクを使って線香に火を点けます。

その後、仏像の前でお祈りをします。

日本では線香を先に立てますが、タイではお祈りが先なので注意してくださいね。

はーい！

お祈りが終わって、お花を供えました。

次に、線香も立てました。

最後に残った金ぱくは、どうしたらいいですか？

運勢を上げたい目的に合わせて、仏像に金ぱくを貼り付ければOKですよ！

例えば、「試験に合格したいな」という方は、頭に貼ってください。

「健康でいたい」という方は体に、「仕事運を上げたい」という方は手に貼ってください。

ただし、きちんと貼れていないと、風と一緒に運気が流されるので、気を付けてくださいね。

私は「仕事の成績を上げたい」ので右手に貼りました。

マタタビさん、ありがとうございます！

お供えは近くの売店で購入できたし、タイの文化も体験できて、とっても楽しかったです！

それは良かった！

でも、まだまだタイの魅力はたくさんあるから楽しんでくださいね！

スコータイ遺跡では大仏に癒される？

「タイでしか見れない世界遺産をたくさん見よう！」

と思っていても、日中歩き回るのは疲れてしまいますよね？

日本の世界遺産は自転車の持ち込みはできない場所が多いですが、スコータイではレンタサイクルに乗ったまま寺院や遺跡の観光ができます。

なので、「自転車でのんびり周れたから、疲れずにずっと友達と笑って過ごせた。」

と、旅の思い出もできて、友人との仲もさらに良くなりますよ。

ちなみに、スコータイの街は、１３世紀にタイ民族初のスコータイ王朝が築き上げた都で、「幸福を生む町」と言われてきました。

スコータイには城壁や寺院など遺跡が多数存在しており、遺跡の建物はレンガや石、木材で造られているのが特徴です。

スコータイ歴史公園

皆さんは、大仏ってどんなイメージがありますか？

日本では奈良の大仏が有名ですよね。

多くの方は、奈良の大仏のような無表情で少し怖い顔の大仏を想像すると思います。

スコータイ歴史公園には多くの遺跡がありますが、

「大仏の表情で癒された。」

と思えるような「にっこりと微笑んでいる表情」の大仏に出会えます。

今までの大仏のイメージが変わってしまうほど、インパクトもあり、心がほっこりしますよ。

他にも、少しひょろっとした痩せ型の大仏もいるので、お気に入りの大仏を探してくださいね。

珍しい動物に出会えるカオヤイ森林地帯

バンコクの北東に位置するカオヤイ森林地帯ではたくさんの生き物が生息しています。

絶滅危惧種のゾウやテナガザル、世界最大の鳥オオサイチョウもいるので、運が良ければ野生の動物達に遭遇できるかもしれません。

でも、せっかくなら、珍しい動物を自分の目で見たいですよね？

珍しい動物に出会うためには、現地のガイドさんがいるツアーをオススメします。

地元のガイドさんは、大自然のことを知りつくしているので、次から次に珍しい動物を発見してくれますよ。

野生の動物の写真も撮ってくれるので、ぜひお願いしてくださいね。

カオヤイ国立公園

皆さんは、ゾウに乗った経験はありますか？

テレビで、ゾウに乗ってる姿を見たことがある人もいますよね。

ただ「乗りたいなとは思うけど、体験したことはないな。」

という方も多いです。

カオタイ森林地帯にあるカオヤイ国立公園では、ゾウに乗る体験ができます。

「その場で乗って、すぐ終わり！」ではなくて、ゾウに乗ったまま起伏の激しい山を移動する体験ができます。

まるで、ゾウ使いになったような気分になりますよ。

いつも動物園でしか見れないゾウにまたがって、高い位置から自然を眺める体験はココでしか味わえませんよ。

観光するときの注意点は？

観光するときに、守って頂きたいマナーがあります。

タイでは信仰が強く宗教に深い敬意を払っています。

なので、今回紹介した世界遺産を回るときには、

「神聖な場所を訪れているんだ。」

と、意識して観光をしてくださいね。

例えば、遺跡や寺院を周っているときに、友人と大きな声で騒いではいけません。

「あの仏像面白い格好してるよ。ちょっと触ってみようよ。」

と実際の仏像や遺跡などに触ることも禁止です。

これらの点は、普段の日本のマナーができていれば、問題はありません。

ですが、服装には気を付ける必要があります。

「おしゃれな格好で行きたいな。」

という気持ちはわかりますが、派手な格好はしないでくださいね。

露出の多い服や、肩や太ももの露出、また体のラインが目立ってしまう服装もNGのようです。

観光場所だけではなく、公共施設や交通機関も利用できない可能性があるので、気を付けてくださいね。

世界遺産を見ようと、敷地に入る前に服装チェックがありましたよ。

警備員やチケット売り場の方が確認していましたが、

「肌の露出が多い服で来てしまった。」

という場合は、入場できない可能性があるようです。

タイの文化をしっかりと理解してから、旅行に行ってくださいね。

まとめ

古都アユタヤは

• タイの歴史を感じる遺跡がある
• 木の隙間から顔を出した神秘的な仏像が見れる
• ワット・マハタートでの自撮りは座って撮ること
• タイ式のお参りを体験できる

スコータイ遺跡は

• レンタサイクルを使って遺跡巡りができる
• スコータイ歴史公園では微笑ましい大仏に会える

カオヤイ森林地帯は

• 絶滅危惧種など珍しい動物が見れる
• 現地ツアーがおすすめ
• ゾウに乗る体験ができる

タイ観光のマナーは

• 大きな声で騒がない
• 仏像や遺跡に触らない
• 派手な服装をしない
• 露出が少ない服を着る
• 体のラインが分かる服は避ける

今回は「一度は行ってみたい！タイの世界遺産」についてご紹介しましたが、いかがでしたか？

タイには有名な世界遺産があり、歴史や文化を感じることができるので、とても魅力的ですよね。

また、事前にタイの文化を理解することで、楽しく観光できますよ。

今回の記事を参考に、タイの世界遺産を楽しんでくださいね。