海外旅行に必須の乗り物と言えば「飛行機」ですよね。
旅行では飛行機代が一番お金がかかるので、節約のためにエコノミーを選択する人も多いのではないでしょうか?
ですが、長時間乗るほど体勢や居心地が辛くなるのがエコノミーの欠点です。
デリケートな人は「全然寝れなくて着いても楽しめなかった…」ということもあります。
旅行前に、エコノミークラスでも快適に過ごせる方法を知っておきましょう!
今回は「長時間エコノミークラスに乗っても快眠できる方法」をご紹介します。
目次
快眠のためのオススメアイテム6選
椅子に座った状態でしっかり眠るためには、快眠グッズは必須です。
そこで、疲れにくく、すんなりと眠れるアイテムをピックアップしてみました。
ただし、全てを持っていくと荷物の量が多くなるので「これなら寝れる!」と思ったものだけを持って行きましょう!
①トラベルピロー
普段、家やベッドなどで寝る時も枕を使いますよね。
首回りを支える枕は、機内で寝るためにも必須アイテムです!
特にエコノミークラスでは、背もたれをしっかりと倒すことができません。
トラベルピローを使って首回りを支えることで、首や肩の疲れも軽くなりますよ。
ただし、トラベルピローにも色んなタイプがあるので、以下のポイントに絞って選んでみてくださいね。
- 首回りを固定できるU字型やJ字型
- 肌ざわり
- 安定性
まず、U字型やJ字型の首回りを包むタイプの物がオススメです。
寝ているときに頭が重くなり倒れるのを防いでくれるので、起きた時の首の傷みを和らげてくれますよ。
また、首につけている時の肌触りも要チェックです!
「肌触りなんて重要視する必要ある?」と思うかもしれませんが、これがすごく大切なんです!
長時間のフライトでずっと付けるので、肌に合わないと痛くなったり逆に寝つきが悪くなってしまいます。
そして、長時間使ってもフィット感の変わらない安定性を選ぶのも大事ですよ。
空気を入れるタイプは、ペタンコにできるので手荷物の量は少なくなります。
しかし、安定性に欠けるのでフィット感を求めたい人はむしろ疲れてしまいます。
きちんと試着して、自分に合うものを見つけてくださいね。
飛行機で長時間寝ても首が痛くならない方法は、以下の記事で詳しくご紹介しています。
②フットレスト
飛行機に乗っている間は、リラックスできるように靴を脱いでいる人も多いですよね。
しかし、そのまま寝ると着陸の時に「足がパンパンで靴に足が入らない…」となってしまうこともあります。
実は、ずっと座って足が下になっていると、足が重くなりむくんでしまうんです。
最悪の場合は、エコノミー症候群になってしまうこともあるんですよ。
そこでオススメなのが、フットレストという足を置く台です。
普段、家のベッドで寝る時も、足は頭と同じ高さになっていますよね。
足が上がると全身の血液の流れが良くなり、足がむくむのを抑えることができるんですよ。
狭いエコノミークラスでも、足が上がるだけで眠りの深さも変わるので試してみてくださいね。
私は、飛行機以外に子どもが車で寝る時にもフットレストを使っています! 旅行以外でも役に立つので買うハードルも下がりますね。
③耳栓
エコノミークラスは、席がエンジンの後ろに配置されていることが多いです。
そのため、よりエンジンの音が響きやすい構造になっています。
また、人の声などの雑音もあると、気になって眠れなくなる人もいますよね?
そこでオススメなのが、飛行機専用の耳栓です。
「普通の耳栓と大して変わらないのでは?」と思って安い普通の耳栓を選ぶ方が多いです。
しかし、飛行機専用の耳栓など、きちんとした商品を選んだ方が良いですよ。
ちなみに、飛行機専用の耳栓は、気圧のコントロールをしてくれる優れ物なんです!
離着陸で耳がキーンと痛くなることがありますよね?
飛行機専用の耳栓1つあるだけで、不快な耳のキーンも軽減する効果があるので一石二鳥ですよ。
また、エンジン音の周波数に合わせて音を遮断しているので快適さが段違いです!
離着陸も寝ている間も気にせずにゆっくり休むことができるのでオススメですよ。
④アイマスク
機内は食事や睡眠など時間によって、全席の明るさが変わります。
自分が食事をせずに寝ていたい時でも、食事の時間になると座席は明るくなります。
「消灯してもライトが気になる…」など、真っ暗な状態でしか眠れない人にとって、機内ではぐっすり眠れません。
そこで、良質な睡眠の手助けをしてくれるアイテムが「アイマスク」です。
科学的にも「明るいと睡眠ホルモンが減って眠りの質が下がる」ということが分かっています。
「じゃあ、とりあえず安いアイマスクでも買っておこう!」と判断するのは少し待ってください!
アイマスクも選ぶ時のポイントがあります。
- 圧迫感のないもの
- 肌ざわりの良いもの
実は、寝ている間も眼球は動いていることをご存知ですか?
目が動いている時に目を押さえられると、深い眠りができないという研究結果が出ています。
そのため、生地がふわふわで圧迫感のないアイマスクを持って行くのがオススメですよ。
⑤ブランケット
「飛行機に乗ってすぐは大丈夫。でも、しばらくすると肌寒い…」と感じることはありませんか?
体が冷えると、ゆっくりと寝つけなくなります。
身体を冷やさないために、ブランケットを借りましょう。
エコノミークラスでもブランケットを貸してもらえますが
- 寒くて1枚では足りなかった
- チクチクして肌に合わなかった
- 匂いが苦手で気分が悪くなった
このようなことが起こりやすいので、普段使っているブランケットを持って行くのがオススメです。
ブランケットは持ち込み物として扱われないので、荷物を圧迫せず持って行けますよ。
⑥しっかりとしたスリッパ
靴を履いたままで飛行機に乗っていると足が締め付けられるので、機内ではスリッパを使う方も多いです。
スリッパをサービスしてくれる航空会社もありますが、ほとんどがペラペラ素材なのですぐに脱げてしまいます。
暗い機内で、脱げたスリッパを探すのは意外と大変です。
また、ペラペラ素材なので歩きにくく、結局靴を履いてトイレに行く人も多いです。
そのため、しっかりとした自分好みのスリッパを持って行く方が安心して眠れますよ。
ポーチが付いていたり、小さくたためるものだと荷物にも入れやすくてオススメです。
自分で持ってきたスリッパを持ってきて履き替えていました。
機内でも快眠できる3つのコツ
同じエコノミークラスでも、場所や工夫によってはぐっすり眠ることができます。
①座席を変更してもらう
航空券を買った後でも、チェックインの時にフライトの空席状況によっては席を変更することができます。
もし空席がありそうなら、後方の席に変えてもらうと良いですよ。
「同じエコノミーで席を変えて意味あるの?」と思うかもしれません。
しかし、実は後方座席は空いていることが多いんですよ。
飛行機によっては、隣に誰も座っていない時もあるので、CAさんに一言伝えて移動しましょう!
横が空いていたので、リラックスして過ごせましたよ。
腰痛持ちの人でも安心して飛行機に乗る方法は、以下の記事で詳しくご紹介しています。
②窓側を選ぶ
長距離フライトだと、トイレに行く回数が増えます。
通路側の席だと、友達や家族が隣だったとしても、席を立つ度に気を遣う人もいますよね?
知らない人であれば、尚更気になって寝れなくなくなることもあります。
「とにかく寝たい!」という人は、できるだけ窓側の席を選ぶと良いですよ。
ツアー会社などを使って航空券を取る際は、座席の希望を伝えておくと便利です!
チケットを取った後でも、当日のチェックインカウンターで座席を変更できるか聞いてみるのもアリですよ。
③服装
旅行先では、バッチリおめかしして機内でも全力でオシャレをする人が多いです。
しかし、基本的に機内で何回も写真を撮ることはありません。
長距離であれば、尚更バッチリおめかしをしていると寝にくいです。
特に、スキニーなどのズボンを履いてしまうと締め付けられてゆっくり眠れません。
そのため、搭乗前にジャージやスウェットに着替えるのがオススメです!
ファーストクラスでは、パジャマが用意されていて着替えることもできますが、自分で着替えてしまえば、エコノミーでもファーストクラス気分になれますよ(笑)
ファスナーが付いていると簡単に体温調節ができて便利ですよ。
また、寝る時にはパーカーは後ろ前に着ておくのがオススメです。
フードを被れば、光を遮断してアイマスクのようになるので荷物を少なくできますよ!
まとめ
エコノミークラスで快眠するためのオススメグッズは
- ネックピロー
- フットレスト
- 飛行機専用耳栓
- アイマスク
- ブランケット
- しっかりとしたスリッパ
エコノミークラスで快眠するコツは
- 後方座席に変更してもらう
- 窓側の席を選ぶ
- リラックスできる服装で搭乗する
今回は「長時間エコノミークラスに乗っても快眠できる方法」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
寝不足だと、せっかくの旅行も満喫できませんよね。
思う存分に遊ぶためには機内でしっかり寝ることが大切ですよ。
今回の記事を参考に、エコノミークラスで節約しつつ快適に過ごして素敵な旅にしてくださいね。
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