日本から海外へ行くには、飛行機での移動が付きものです。
ですが、長時間座り続けて、おしりや腰が痛くなった経験ありませんか?
「おしりや腰が痛くならない方法はないかな?」
「どうやったら、おしりや腰が痛くならずに済むんだろう?」と悩んでいる人も多いと思います。
今回は「機内でおしりや腰が痛くなったときの対策6選とおすすめグッズ3選」をご紹介します。
目次
飛行機に乗るとおしりや腰が痛くなる原因

長時間の座りっぱなし
長時間座っていると、筋肉が緊張し、特にお尻や腰の周辺の血液の流れが悪くなります。
そのため、筋肉の疲労が増し、不快感や痛みを引き起こすことがあります。
また、座っている間に体重が特定の部位に集中することで、お尻や腰に圧力がかかり不快感を引き起こすことがあります。
姿勢の悪さ
長時間同じ姿勢を維持することで、特定の筋肉が緊張し、血液の流れが悪くなります。
筋肉の血液循環が悪くなることで、筋肉疲労や痛みを引き起こすことがあります。
他にも、一部の筋肉が長時間圧迫されることで、バランスが崩れて痛みが生じることもあります。
これらの問題を解決するために、長時間の座りっぱなしを避けるために定期的な休憩を取ること、適切な座席やクッションを選ぶこと、そして座る姿勢を定期的に変えることが重要です。
機内でおしりや腰が痛くなったときの対策6選

体勢を変える
ずっと同じ体勢で座っていると、一部の筋肉だけに負担がかかり、おしりが痛くなってしまいます。
また、エコノミークラス症候群にもなりやすくなるので、気付いたときに、重心を変えてみてください。

こまめに立ったりトイレに行く
窮屈な座席でずっと座っていると、体内の血の巡りが悪くなり、おしりが痛くなります。
トイレに行ったり、機内を歩いたり、なるべく立ち上がる機会を増やすようにしましょう。

以前、窓側の席に座ったとき、隣の人に申し訳ないと思い、ずっと座っていたら、おしりが痛くなって後悔しました。
それからは、気にせず立ち上がれるように、通路側の席を選ぶようにしています。
そして、1時間に1回は、立つように気を付けています。
正しい姿勢で座る
おしりの負担を減らすためにシートを倒したくなりますが、要注意です。
倒したままにすると後ろに重心がかかり、おしりだけでなく腰痛の原因にもなります。
シートはあまり倒さず、背筋を伸ばして、太ももに重心をおくように座ると、おしりへの負担が少なくなりますよ。
また、足を組むと姿勢が崩れてしまうので、組まないように気をつけてくださいね。

正しい姿勢で座ると、腰やおしりに余計な負担をかけずに済みますよ。
また、腰に枕を挟むと楽になるので、やってみてくださいね。
機内での腰痛対策は、こちらで紹介しています。
クッションやブランケットを敷く
CAさんに頼むと、もう1つブランケットをもらえます。
ブランケットをおしりに敷いておくと、痛みを軽減できますよ。

余っているブランケットを1つ借りて、ちょうどいい大きさになるように畳んで敷いてみたら、クッション代わりになって、楽になりました。
ストレッチする
おしりの大部分の筋肉を伸ばすストレッチをすると、痛みが和らぎます。
狭い座席では、隣の人に気をつけながら行ってくださいね。

立ってストレッチをするのが恥ずかしいときは、座ってできるものをしています。
疲れも取れるのでオススメですよ。

トイレを待っている時間や、ちょっと立ち上がったときに足や腰を伸ばしています。
近くに人がいないか気をつけながらストレッチをすれば、誰にも迷惑をかけずにできますよ。
機内では、みんな自由に過ごしているので、周りの目を気にせずストレッチしてみてくださいね。
横になって寝る
空席が多い飛行機では、横になって寝ることでおしりや腰の痛みを軽減できます。
特に横並びの3列や4列の席は、快適に過ごすことができます。
ただし、格安航空会社では座席指定に追加料金がかかる場合が多いです。
自由に席を移動して横になることができないこともあるので、予め座席指定や航空会社のポリシーを確認しておくことをオススメします。
機内でおしりや腰が痛くなったときのおすすめグッズ3選
先ほど、ブランケットをおしりに敷くと痛みを軽減できることをご紹介しました。
ですが、今では手荷物に入れやすい軽量のクッションがたくさん販売されています。
好みに合ったもので、快適な時間を過ごしてくださいね。
おしりが痛くならないシートクッション

まず、座ってすぐに「めっちゃ良い!」と感じて、車でも椅子でも同じくらい坐骨や尾骨の痛みが軽減されました。
ただ、カバーがベロアのような生地なので汗ばむ季節は通気性が心配なのと、やはり擦れで生地が痛みやすいのが気になります。
ヨックッション
飛行機など、長時間の移動に大活躍するクッションです。
空洞があり、体重が分散されるので、おしりに負担がかからないようになっています。

一度買って使ったら、旅行や出張に欠かせないものになりました。
おしりが直接シートにつかないので、全然疲れなくてびっくりしました。
コンパクトに収納できて、手荷物の邪魔にならないので持ち運びにも便利ですよ。
エアー ポータブル クッション
このシートを使うことで、座る部分が少し大きくなるので、足やおしりが楽になります。
腰の部分にクッションが入るので、自然に痛くなりにくい姿勢にしてくれますよ。

楽な姿勢になれるので、長時間の飛行機でもぐっすり眠れました!
他にも機内で快適に過ごす方法は、こちらで紹介しているので興味のある方はご覧ください。
座席をアップグレードするのもアリ!

座席が狭いエコノミーでは、動きづらく、おしりや腰に重心がかかりやすいです。
ひどい腰痛に悩んでいる人や、おしりが痛くなりやすい人は、ビジネスクラスに変更するのも一つの方法です。
「ビジネスクラスには手が届かない!」という方にオススメなのが「プレエコ」です。
「プレエコ」とは、プレミアムエコノミーの略で、このシートがある航空会社もあります。
シートの幅やシートピッチが1.2~1.5倍ほど広くなり、フットレストも付いています。
空席があれば、当日チェックイン時に追加料金を払えば、アップグレードしてもらえますよ。
ただし、チケットの種類によってはアップグレードできないものもあるので、事前に確認してくださいね。
また、貯めたマイレージでアップグレードすることも可能です。

枕を1つ多くもらい、クッション代わりにしていました。
追加料金は安くないですが、痛みや疲れが和らいだので、変更して良かったです。

アメリカまでのフライトは、ボーイング787-8で「JAL SKY SUITE」というシートでした。
フルフラットシートなので、足を延ばしてゆっくりでき、収納スペースが多いのも便利でした。
エアウェーブというブランドの高反発マットレスと枕が快適でした。

通常価格は安くありませんが、セール期間は安くなるので要チェックです!
マレーシアのクアラルンプールやタイのバンコクまで、ビジネスで片道35,000円程度で購入できるときもありますよ。
大手航空会社のような、おもてなしはありませんが、快適な移動をしたい人にはオススメです。
まとめ
機内でおしりや腰が痛くなったときの対策6選は
- 体勢を変える
- こまめに立ったりトイレに行く
- 正しい姿勢で座る
- クッションやブランケットを敷く
- ストレッチする
- 横になって寝る
おすすめの市販クッションは
- おしりが痛くならないシートクッション
- ヨックッション
- フライトシート
航空会社の座席をグレードアップするメリット
- 座席が広くなり、おしりの痛みを軽減できる
- 空席があれば当日グレードアップできる場合がある
- マイレージでグレードアップできる
- ビジネスクラスのシートは、エコノミーより50㎝広い
- プレミアムエコノミーのシートピッチは、エコノミーの1.2~1.5倍
- プレミアムエコノミーにもフットレストがある
- LCCでも、航空会社によってはビジネスクラスがある
- LCCセール期間に購入すれば、ビジネスクラスも安く購入できる
今回は「機内でおしりや腰が痛くなったときの対策6選とおすすめグッズ3選」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
ご紹介した方法を意識して行うことで、長いフライトも快適に過ごせますよ。
今回の記事を参考に、機内で快適な時間を過ごしてくださいね!
人気記事
海外旅行保険に入らずに海外へ行くと100%後悔します。
海外旅行で怖いのは、盗難や事故、病気になってしまうことです。
2018年度に、事故や病気などで海外旅行保険を利用した人は3.70%(27人に1人)というデータが出ています。
この数字を見ても、決して他人事ではないということが分かります。海外旅行保険の費用を節約しようと思って、保険未加入で旅行すると、必ず後悔します。
なぜなら、保険未加入の人が、アメリカで盲腸の手術を受けて200万円以上の治療費を請求されたケースがあるからです。そうならないために、海外旅行保険付帯のクレジットカードを使いましょう。
持っているだけで、海外旅行先での事故や病気を補償してくれますよ。年会費も永年無料でその場で(スマホで)5分で申し込み&店頭なら即日発行可能!
映画を観ると、集中してしまって、気付いたときには体が固まっていました。
その後の時間は、ずっとおしりが痛くて辛かったです。
「体勢を変えよう」と意識するだけで楽になるので、今は意識するようにしています。