みなさんは、スマホでLINEを使用されていますか?
LINEは、今やコミュニケーションを手軽に取れる手段として必要なアプリですよね。
でも「海外に行ってもLINEは使えるの?」と気になる人も多いのではないでしょうか?
今回は「海外旅行でLINEが使えるのかどうか」と「LINEを使うときの注意点」をご紹介します。
目次
海外でLINEは使えるのか



ただし、いくつかの注意点があるので、気を付けておいてくださいね。
使用できない国
海外でも、一部の国を除けば、LINEを使用することができます。
以下の国では、LINEを使うことはできず、アプリの使用を制限されています。
- 中国
- ロシア
- イランなど
上記の国々では、ポケットWi-Fiや海外の現地でのFreeWi-Fiであっても使えません。
その他にもSNSやYouTube、Dropbox、Googleなど、日本では当たり前のように使えているアプリや機能も制限がかけられています。
現地に行ってから驚かないように気を付けてくださいね。
データ通信料の注意
上記で説明した国以外では、まずLINEは使えると思っていただいて大丈夫です。
ただ、日本のdocomoやSoftbank、auといった携帯会社があるわけではないので、普段私たちが使っている電波が海外にはありません。
なので、対策無しに海外旅行先でスマホの電源を入れると、国際ローミングといって、現地の携帯会社へ自動的に接続されるようになっています。
そこで「これでLINEができる!」と思って、そのままたくさん使ってしまうと、普段の携帯代とは別にデータ通信料がかかり、帰国後に驚くような金額を携帯会社から請求されることになるので注意してくださいね。

初めて海外に行ったときに、まさか電波が勝手に海外のものに切り替わると思ってなかったので、なにも知らずに携帯を使ってました。
結果、翌月の携帯代の請求金額が、いつもよりも3万円以上高くてビックリしました。
携帯が使えるのは当たり前だと思っていたので、次回からは気を付けようと思います。
高額な通信料が発生しないためには
機内モードにしておく

機内モードはとても重要で、まず初めに、国際ローミングにならないようにするための対策の1つです。
機内モードといえば「機内でのみ使用する」というイメージがあるかもしれませんが、飛行機を降りても海外旅行中はずっと機内モードにしておくことをオススメします。
ただ、機内モードにすると、すべての通信機能がOFFになるので、国際ローミングの通信料の発生は避けられますが、次のような状態になります。
- インターネットが使えない
- LINEやメールなどの送受信ができない
- 電話をかけられない、または受けられない
海外レンタルWi-Fiを利用する

スマホの機内モードを設定したら、次に必要になってくるのはWi-Fiです。
海外旅行先で、LINEやメールなどの機能を使うには、海外SIMといった専用のICチップを購入するなどの対策もありますが、手軽にデータ通信を行うには「海外レンタルWi-Fi」をオススメします!
Wi-Fiと聞くと、家や会社にあるような大きなルーターをイメージされる方もいますが、この「海外レンタルWi-Fi」は、小さいバックにも簡単に入るようなコンパクトサイズのルーターで、海外旅行中の期間だけ借りられるものになっています。
初めて使われる方でもすぐに借りることができて、設定も簡単で料金もそこまで高くありません。
また、事前に日本で手続きをしてレンタルできるので、現地に到着してからすぐに使うことができますよ。
FreeWi-Fi


海外にも、日本のカフェやレストラン、ホテルにあるように、「FreeWi-Fiが使えます。」と書かれているところでは、誰でも簡単に繋げてLINEをすることができます。
お金もかからないので便利だと考える方が多いですが、使用する際の注意点があります。
- 繋がるまでに時間がかかる
- 通信速度が遅い
- 急にWi-Fiが切れて使えなくなる
- 安全面が低い

イギリス旅行のときに「FreeWi-Fiと書かれているお店には注意してね。」と、何度も海外に足を運んでいる友達に教えてもらいました。
特に、LINEスタンプの購入やパスワードの打ち込みをすると、ウイルス感染や個人情報がバレる可能性が高いです。
「FreeWi-Fiに接続しない方が、自分のためだよ。」と注意されたのを覚えています。
LINEでの通話
料金

LINEのメッセージを送れるのは分かったけど、通話もお金がかかるのかな?

Wi-Fiの環境下にあるLINEでの通話は、電話回線ではなく、インターネット回線が使われています。
海外であっても、トーク機能だけでなく、ビデオ機能も使用できるので、国をまたいで会話もできますよ。
通話時間も、日本と変わらず何時間でも楽しむことができます。
ただ、海外と日本には時差があるので、通話時間の配慮を忘れないようにしてくださいね!
海外旅行先からの通話時は、Wi-Fiに繋がっていることを確認し、日本にいる方もWi-Fiに繋がれている状態か確認しておいてください。
国際ローミングのように高額請求はされませんが、一方がWi-Fiに繋がっていないと、翌月に支払うお互いのデータ通信料が高くなってしまいますので気を付けてくださいね。
「LINE Out」機能
通話するにあたって、便利な機能が「LINE Out」です。
普段からよく使われている「LINE通話」は、LINEを使っている人同士の間での通話機能ですが、「LINE Out」とはLINEから固定電話やスマホ以外の携帯電話と通話ができる機能になります。
例えば「海外から実家に電話したい」というときに使えます。
ただ、通話できる国と利用回数、時間制限があり、長時間利用したい場合は有料になるので注意してくださいね。
- LINEを開く
- LINEホーム画面の右上にある「設定」をタップする
- 設定の「通話」の下のLINE Outをタップする
- かけたい電話番号を入力して、発信する
(+81)は日本の国番号で日本にかける時に必要となります。
海外から日本にLINE Out Freeで発信すると、固定電話で1回の通話につき3分、携帯電話で1回の通話につき1分と無料で通話できる時間が決まっています。

旅行先でレストランの予約をしたときに、LINE Out Freeを使用しました。
15秒程度の広告動画を視聴すれば、時間は限られているものの、無料で通話できるので便利でした。
お店に電話して、無事に予約完了することができました。
まとめ
海外でLINEは使えるのか
- 一部の国を除いてほとんどの国で利用できる
データ通信料の注意
- 国際ローミングへの自動接続に注意
高額な通信料が発生しないためには
- 機内モードにしておく
- 海外レンタルWi-Fiを持って行く
- FreeWi-Fiに繋げた状態でパスワード使用をしない
LINEでの通話
- インターネット回線を使っているため、LINEトークでの通話は無料
- LINE Out機能で、固定電話への連絡ができる
今回は「海外旅行でLINEが使えるのかどうか」と「LINEを使うときの注意点」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
海外でも、日本でおなじみのLINEが使えることが分かると嬉しいですよね。
ただし、海外でLINEを使用する場合は、必ずWi-Fiに繋いでから使用するように注意して下さい!
今回の記事を参考に、LINEの使い方をしっかり確認して、海外旅行を楽しんできて下さいね。
人気記事
海外旅行保険に入らずに海外へ行くと100%後悔します。
海外旅行で怖いのは、盗難や事故、病気になってしまうことです。
2018年度に、事故や病気などで海外旅行保険を利用した人は3.70%(27人に1人)というデータが出ています。
この数字を見ても、決して他人事ではないということが分かります。海外旅行保険の費用を節約しようと思って、保険未加入で旅行すると、必ず後悔します。
なぜなら、保険未加入の人が、アメリカで盲腸の手術を受けて200万円以上の治療費を請求されたケースがあるからです。そうならないために、海外旅行保険付帯のクレジットカードを使いましょう。
持っているだけで、海外旅行先での事故や病気を補償してくれますよ。年会費も永年無料でその場で(スマホで)5分で申し込み&店頭なら即日発行可能!