みなさんは、プリンスエドワード島という島をご存知ですか?
「赤毛のアン」の舞台となった島で、名前を聞いたことがある方も多いかもしれません。
プリンスエドワード島は、カナダにある愛媛県ほどの小さな島で、プリンスエドワード島州という一つの州です。
カナダの州の中では面積、人口共にもっとも小さく、Prince Edward Islandの頭文字をとって「プリンスエドワード島」と呼ばれています。
プリンスエドワード島は自然が豊かで、島にあるお家は様々な色のペンキが塗られていて、どこを取っても美しい絵本のような風景が広がっています。
今回は「プリンスエドワード島観光に必要な日数とオススメスポット」をご紹介します!
赤毛のアンを知らなくても美しい自然や可愛らしい建物にキュンとすること間違いなしですよ。
目次
世界一美しい島と呼ばれるプリンスエドワード島
プリンス・エドワード島はカナダの13州の中で一番小さい島です。
面積は愛媛県と同じぐらいなんですよ。
写真家たちも絶賛するぐらい、魅力的で自然豊かな島で、日本人の多くは「赤毛のアン」の世界を体験する目的で訪れています。
作家ルーシー・モンゴメリさんが1908年に出版した長編小説が「赤毛のアン」です。
赤毛のアンは実話ではありませんが、ルーシー・モンゴメリさんが育ったプリンスエドワード島に実在するものを物語に組み込んでいます。
そのため、赤毛のアンで出てきた世界観をプリンスエドワード島で楽しむことができます。
その物語の中で「プリンスエドワード島は世界中で一番綺麗な所だって、いつも聞いていましたから。」というアンの言葉があるんですよ。
プリンスエドワード島の行き方は?
日本からプリンス・エドワード島のシャーロットタウンまでは、空港の直行便が運航されていません。
カナダのトロント・ピアソン空港(YVR)を経由してシャーロットタウン空港(YYG)へ行きます。
どの空港から乗り継ぎするかで島への到着時間は変わってきますので、注意が必要です。
- 日本→トロント 約12時間
トロント→シャーロットタウン 約2時間 - 日本→モントリオール 約12時間
モントリオール→シャーロットタウン 約1時間
ベストシーズンは?
プリンスエドワード島へ訪れる場合は、5月から10月がベストです!
プリンスエドワード島は、北海道の樺太地方と同じくらいの緯度にあり、冬は流氷に乗ったアザラシが見られるほどの厳しい寒さです。
そのため、冬場は観光地のお店もお休みしています。
5月頃からお花も咲き出し、お店もオープンし観光ツアーも開催されます。
7月や8月も日本のような蒸し暑さはなく、木陰に入ると心地良い風に当たることもできますよ。
その年により日程は変わりますが、9月から10月には紅葉も楽しめます。
ただ、夏でも夜は肌寒いことがあるので、1枚上着を持っていくと良いですよ。
観光で必要な日数は?
プリンスエドワード島へは、ツアーで行くべき!
プリンスエドワード島をうまく周るには、ツアーに参加するのがオススメです。
なぜかというと、プリンスエドワード島には電車がないからです。
バスは空港から乗ることができますが、利用できる時間が限られていて、あまり便利とは言えません。
タクシーも流しのタクシーがあるわけではなく、自分で予約して呼ばないといけません。
レンタカーを借りる方法もありますが、最近は事故も多発しているため、ツアーが安心ですよ。
知らない人と一緒に観光する混載ツアーもありますが、ガイド、ドライバー、申込者だけで回れるプライベートツアーが個人的にオススメです。
どんなツアーがあるの?
- 赤毛のアンツアー
- 北海岸ハイライトツアー
- 南海岸ハイライトツアー
- 灯台ツアー
- プリンスエドワード島西部ツアー
- プリンスエドワード島部ツアー
- 乗馬ツアー
- テイスティング プリンスエドワード島ツアー
などがあります。
たくさんツアーがあるので迷ってしまいますよね?
まず、日本人に大人気なのは、やはり「赤毛のアンツアー」です。
アンや作家モンゴメリーさんにゆかりのある場所に連れて行ってもらえます。
このツアーは、本当に日本人に人気なので、日本語の説明も用意されている場所もあるほどです。
プリンスエドワード島は小さな島なので、ツアーを2~3個を組み合わせるのがオススメです!
ツアー2~3個を組み合わせる場合は、3日〜4日あると満喫できますよ。
私は3日間プリンスエドワード島へ行きましたが、初日はシャーロットタウンで街歩きをしました。
2日目には赤毛のアンツアー、3日目に北海岸ツアーへ参加し、夜の便でトロントへ戻りました。
天候にも恵まれたので大満足でした!!
「プリンスエドワード島は素敵な所で、もう1日くらい滞在したかった!」と思うくらい満足するツアーでした。
プリンスエドワード島のステキな風景たち
私が実際に、9月の前半にプリンスエドワード島に訪れた時の写真を少しだけシェアします。
プリンス エドワード島国立公園
プリンスエドワード島は土が赤いです。
土にたくさん鉄分が含まれていて、その鉄分が酸化しこのように赤土になるそうです。
赤土と緑と青空のコントラストは、とっても美しいですよ。
グリーン・ゲイブルズ・ハウス
アンの物語の舞台となった場所がこちら「グリーン・ゲイブルズ・ハウス」です。
中には、様々な展示物があります。
ここでは、アンの格好をした方と一緒に撮影もできます。
そして、物語の中に出てくる「お化けの森」と「恋人の小径(こみち)」もグリーン・ゲイブルズ・ハウスの横からすぐに行けますよ。
中の様子です。
レトロで可愛い家具におしゃれな壁紙、こんなお部屋に住んでみたいですね。
恋人の小径(こみち)
こちらも物語に出てくる「恋人の小径(こみち)」です。
名前の付け方が可愛いですよね。
銀の森屋敷
赤毛のアンの博物館として公開されている「銀の森屋敷(シルバーブッシュ)」は、モンゴメリの叔母さんの家です。
「アンの夢の家」のモデルになったとも言われていて、当時の家具などが展示されています。
モンゴメリが作ったクレージー・キルトや世界の各国で出版された本等も見ることができます。
また、モンゴメリが結婚式を挙げた客間の暖炉、その時に弾いたオルガンまで展示されていますよ。
また、モンゴメリーさんの母親の妹アニー叔母さんのひ孫にあたるパムさんとジョージさんとも一緒に写真を撮れて良い思い出が作れました!
- 営業時間:5/20~31、10/1~15 11:00~16:00
6、9月 10:00~17:00
7、8月 9:00~17:00 - 入館料:大人$6、子供(6~16才)$2
※上記については変更される場合あり
輝く湖水
銀の森屋敷からすぐ裏手に「輝く湖水」と物語で表現された場所があります。
天気が良ければ、太陽の光が湖に反射してキラキラと輝く湖を見ることもできますよ。
プリンス・エドワード島のオススメフード
海産物とじゃがいも
アン巡りの目的でも、美味しい料理は外せないですよね。
食材も新鮮で美味しくシェフの味付けも抜群と評判です。
特に、海に囲まれたプリンスエドワード島では、牡蠣やロブスターなどの海産物が有名です。
また、栄養たっぷりの赤土で育ったジャガイモも島の特産物です。
二酸化鉄が多く含まれている赤い土のおかげで美味しいじゃがいもになるんですよ。
溶かしバターをつけて食べるジャガイモと新鮮なロブスターは、本当に美味しいです!
プリンス・エドワード島付近の水温が低いため、他の地域より身が引き締まったロブスターが捕れるんですよ。
旬のロブスター料理を食べるには、5、6月・8月中旬~10月中旬に行くのがオススメです。
他にも、牡蠣やムール貝、ホタテ等のシーフードも新鮮で美味しいですよ。
写真では量が多そうに見えるかもしれませんが、ペロっと食べれるくらいの美味しさです。
また、シャーロットタウンにある「グリフォン・ダイニングルーム」では「赤毛のアン カントリーディナー」が予約制で食べられます。
- 前菜からデザートまでの4コース
- 大人7,000円 子ども(12歳以下)同額(税、サービス料、チップ代込)
※グリフォン・ダイニングルームと現地旅行会社 PEI SELECT TOURSとの共同開発特別オリジナルメニューのため事前予約が必要
前菜からデザートまでの一品一品が赤毛のアンのストーリーに出てくる料理をアレンジしていて、楽しく食べれました。 デザートは少し甘すぎましたが、美味く満足しました。
果物と乳製品
- ストロベリー、ブラックベリー、ラズベリー、ブルーベリー等がオススメ
- 手作りジャムや紅茶などはオーガニックなので安心感があり、お土産に人気
- フルーツワインは有名で、数々のワイナリーが賞を取っている
- 最近はフルーツを使ったフルーツビールも人気
ブルーベリーやラズベリー等種類もたくさんあって楽しめる
- 酪農も盛んでミルクの鮮度も良く美味しい
- 世界一美味しいアイスクリーム店がある
世界一美味しいアイスクリームを食べるには、Cow’s(カウズ)がオススメです!
新鮮なミルクで作られるアイスクリームは、アイスクリーム・コンテストで世界1位になったこともあるんですよ。
アイスクリームの写真を撮り忘れてしまいましたが、カウズにはたくさんのフレーバーがあります。
カナダならではのメイプルシロップ味などもありますよ。
面白いTシャツや小物などのカウズグッズも販売しています。
お好みのフレーバーを選べば、シェイクを作ってもらうこともできますよ。
私のおすすめは、メイプルシロップアイスクリームのシェイクです。
まとめ
プリンスエドワード島への行き方は
- トロント・ピアソン空港(YVR)を経由してシャーロットタウン空港(YYG)へ行く
観光のベストシーズンは
- 5月から10月がベスト
- 冬場は、お店など閉まっているところが多い
おすすめのツアーは
- 日本人に大人気の「赤毛のアンツアー」
観光に必要な日数は
- ツアーを2~3個を組み合わせる場合は、3~4日あるといい
プリンスエドワード島で有名な食べ物は
- 牡蠣
- ロブスター
- ジャガイモ
- プリンスエドワード島発祥のアイスクリーム屋「Cow’s(カウズ)」
今回は「プリンスエドワード島観光に必要な日数」についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
プリンスエドワード島は小さな島ですが、まだまだ魅力的なスポットはたくさんあります。
今回の記事を参考に、プリンスエドワード島で素敵な思い出を作ってくださいね。
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