常夏ハワイの服装といえば、Tシャツに短パン、サンダルが一般的ですよね。
とてもカジュアルなイメージがありますが、お店によっては「ドレスコード」が設けられているところもあるんです。
ただ、ドレスコード指定と言われても
「どの程度の服装で行けばいいのか分からない。」
と思う人もいるのではないでしょうか?
今回は「ハワイのドレスコードにふさわしい服装と注意点」をご紹介します。
目次
ドレスコードとは?
ドレスコードとは、場所や時間帯に合わせ、雰囲気を壊さないように、その場にふさわしい服装をして周りに配慮するためにあります。
生地や形、色などで細かく分けられています。
一般的に、格式の高い順から下記のように分けられています。
- フォーマル
- セミフォーマル
- インフォーマル
- スマートカジュアル
フォーマル(正装・礼服)
結婚式の時に新郎新婦とその両親が着用するような服装です。
- 女性の場合
昼ならアフタヌーンドレス、夜ならイブニングドレス
- 男性の場合
昼ならモーニングコート、夜ならタキシードか燕尾服
セミフォーマル(順礼服)
結婚式の時にゲストが着用するような服装です。
- 女性の場合
昼ならセミ・アフタヌーンドレス、夜ならカクテルドレス
- 男性の場合
昼はブラックスーツやディレクターズスーツ、夜はタキシードなど
インフォーマル(略礼服)
結婚式の二次会の時に着用するような服装です。
「平服でお越しください。」と招待状に書かれてある場合はこれにあたります。
女性の場合
- ワンピースとボレロなど
男性の場合
- フォーマルに近いダークスーツを着るのが一般的
スマートカジュアル
フォーマルとカジュアルの中間の上品な服装です。
ホテルなどの高級レストラン、同窓会、会社の式典・パーティーなどの服装です。
堅苦しくない程度にかちっとした服装です。
おしゃれでもデニムやスニーカーは避けましょう。
レストランにドレスコードがあるのはなぜ?
レストランでは、なぜドレスコードがあるのでしょうか。
それは食事の内容だけでなく、食事をしている人たちの服装や様子も含めて「お店の雰囲気」を提供しているからです。
いくら高級ブランドを着ていても、タンクトップとダメージジーンズのような服装では雰囲気を損なってしまいますよね。
「このお客さんは、うちの店の雰囲気には合わない。」と店側に判断されれば、入店を拒否されてしまいます。
日本でもファミリーレストランへ行くときの服装で料亭へ行くのは違和感がありますよね?
エチケットとして服装に配慮することを心がければ、そんなに難しいことではありませんよ。
おすすめの服装
ハワイは、ニューヨークの高級レストランほど、ドレスコードが厳しいわけではありません。
ただし、どんな服装でも良いというわけではありません。
レストランなどの公式サイトを見ると「ドレスコード」が指定されているところもあります。
- リゾートカジュアル
- スマートカジュアル
- 襟付きのシャツと靴
- 水着・タンクトップ・短パン・ビーチサンダルは避ける
と書かれてあります。
では、具体的にどのような服装がふさわしいのでしょうか。
女性
- 上品なワンピース
- リゾートワンピース
- ムームー
- カットソーとパンツ・スカート
- パンプス
- ファッションサンダル
- クラッチバッグなどの小ぶりなバッグ
- ショールなどの羽織もの
- Tシャツ
- キャミソール
- タンクトップ
- 水着
- 短パン
- ジーンズ
- ビーチサンダル
訪れる場所の雰囲気に合わせて、ドレッシーな服装や爽やかな服装などを選びましょう。
肌の露出が多すぎたり、あまりにもカジュアルすぎる服装は避けてくださいね。
男性
- 襟付きシャツ(ポロシャツOK)
- アロハシャツ
- ジャケット
- 長ズボン(チノパン・スラックス)
- つま先までが隠れる靴(革靴・スリッポンなど)
- ベルト着用
- Tシャツ
- タンクトップ
- 短パン
- スポーツパンツ
- ジーンズ
- 水着
- ビーチサンダル
- クロックスなどのサンダル
- スニーカー
ドレスコードを設けていも、カジュアルな店の場合、しっかりした生地のひざ丈パンツ、清潔感のあるスニーカーならば大丈夫なところもあります。
初めてハワイを訪れた時のことです。
「ドレスコードなんてないだろう」と思いながら、入店しようとしたら友人が止められてしまいました。
その時、友人はタンクトップ着ていました。
お店側がアロハシャツを貸してくれましたが、パンツに不釣り合いでみんなの笑いものでした。
その日以来、食事の時はタンクトップを避けるようになっていました。
レストランの中には、アロハシャツやジャケットを貸してくれる店もあります。
ただ、サイズや柄は選べないので、どんな体格にも合うわけではありません。
残念な人なのがバレバレになってしまうので、気を付けてくださいね。
ハワイは、ドレスコードはあまりうるさくありません。
ですが、レストランでのディナー用に一着はお洒落着を持っていくことをオススメします。
私は、ワンピースとサンダルは持っていったのですが、カバンの用意を忘れました。
仕方なく観光用に持って行ったリュックを使いましたが、ワンピースに不釣り合いで恥ずかしかったです。
服装に合うバッグも忘れずに持って行くことをおすすめします。
子ども
家族で訪れる際は、子どものドレスコードが気になりますよね。
ハワイでの子どものドレスコードについての決まりはありませんが、何でもよいわけではありません。
その店の雰囲気にあった、清潔感のある服装をしましょう。
例えば、トップスはポロシャツやキッズのアロハなどの「襟のあるもの」などが良いですよ。
短パンや運動靴でも大丈夫です。
ただし、汚れているもの、泥がついていないものにしましょう。
子どもの入店に年齢制限を設けているお店があります。
予約をする時に、確認しておくことをおすすめします。
現地で購入する
ハワイには、ショッピングができるところがたくさんあります。
もし、手持ちにふさわしい服がなければ、現地で購入するのも一つの方法ですよ。
アラモアナショッピングセンター、ロイヤルハワイアンセンターなどのショッピングモールに行けば、ユニクロなどのファストファッションからプラダのような高級ブランドまで数多くのお店があります。
アロハシャツ、ムームーはハワイの正装ですので、ドレスコードのあるお店のほとんどに対応できます。
現地のお店なので、雰囲気にあったものを見つけることができますよ。
アロハシャツとムームーは、レストランはもちろん教会の結婚式にも参列できる正装です。
ただし、どんなものでも良いとは限りません。
例えば「ラウハラ」という植物のモチーフは、お葬式用のときに着る服です。
購入する時に、ふさわしいかどうか確認しましょう。
ドレスコードがあるレストラン
ハワイでドレスコードを一番気にかけるシーンといえば、レストランでのディナーです。
ハワイのレストランは、たいてい下記の3通りにわけられます。
- ファイン・ダイニング
- ファイン・カジュアル
- カジュアルレストラン
ファイン・ダイニング
高級ホテルのメインダイニングなどです。
とびっきりのオシャレをして入店しても浮いてしまうことはありません。
男性なら襟付きのシャツは必須です。
パンツは長ズボン、ジャケットと革靴があれば大丈夫ですよ。
女性なら、ドレッシーな服装、足元はパンプスがオススメです。
アロハシャツやムームーでは入店できない場合があります。
- ラ・メール(ハレクラニ)
- すし匠(リッツカールトン)など
ファイン・カジュアル
ハワイで人気のステーキレストランなど、ドレスコードを設けているレストランは、このランクになります。
襟付きのシャツ、パンツはひざ丈でも麻などのしっかりした素材なら大丈夫です。
靴も汚れていたりしなければ、スニーカーで大丈夫です。
女性ならムームーやリゾートワンピース、足元はハワイらしくファッションサンダルがおすすめです。
上品で清潔感のある服装をしていれば問題ありません。
ただし、Tシャツ、短パン、ジーンズ、ビーチサンダルなどは不可です。
- ウルフギャング・ステーキハウス
- ルースズクリス・ステーキハウス
- ミッシェルズ
- オーッキッズ
- セニアなど
カジュアルレストラン
地元の方が日常的に利用するようなレストランです。
特にドレスコードは気にしなくてもOKですが、ビーチサンダルや水着は避けましょう。
また、ランチの時のドレスコードは、基本的にカジュアルな服装で問題ありません。
Tシャツや短パンでも大丈夫ですが、高級レストランのランチに行く場合は、ポロシャツやアロハシャツなどの襟付きシャツを着ましょう。
- 田中オブ東京
- フラグリル・ワイキキなど
- スターオブホノルル号でのディナークルーズ
- クラブワイキキなどのクラブ
- ルワーズ ラウンジなどのバー
- ウエディングに参列
事前に、ドレスコードについてチェックしておくと安心ですよ。
注意点
露出度の高い服を避ける
ハワイでは、リゾート地である開放感からか、露出の高い服装で歩いている人がいます。
他のアメリカ本土の大都市より比較的治安のよいハワイでも、海外であることを忘れてはいけません。
あまり露出が高いと危険なこともあります。
特に夜間、ワイキキ中心部で肩が出ていてヒールの高いパンプスを履いてうろうろしていると、コールガールと間違われてしまうこともあります。
袖のないワンピースを着ている場合は、上着やショールなどを羽織りましょう。
また、レストランなどへはタクシーで移動するようにしてくださいね。
ハワイ在住の友人に「スケルトンのヒールは、コールガールと間違われるから止めた方がいい」と教えてもらいました。
衣服の露出が少ないから大丈夫と思っていましたが、ヒールの種類も関係があることに驚きました。
かかとがスケルトンのハイヒールは履かないようにしてくださいね。
ショッピングついでのディナー
ハワイは、ショッピング天国です。
大きなショッピングモールやDFS、小さなハワイアンショップまで一日お買い物なんてこともありますよね!
ですが、ショッピングに夢中になって、大きなショッピングバッグを持ってディナーに行くのは良くありません。
あくまでも、スマートに振る舞うことが必要なディナーの場では、ショッピングのついでにそのまま向かうことはやめましょう。
時間に余裕をもって一度ホテルに戻り、荷物を置いて服装を整えてからディナーへ向かうようにしましょう。
ロゴ入りTシャツ
カジュアルなレストランでは、ドレスコードが設けられていないので、Tシャツでも問題ありません。
しかし、そのTシャツに英語などのロゴが入っている場合、注意が必要です。
そのロゴに書いてある意味は大丈夫ですか?
いくらデザインが良くても、ロゴの意味が周りの人を不快にさせる内容かもしれません。
レストランだけでなく、海外でロゴTシャツを着る時は注意が必要です。
まとめ
ドレスコードとは
- 雰囲気を壊さないようにその場にふさわしい服装をすること
女性におすすめのドレスコードは
- 上品なワンピース
- リゾートワンピース
- ムームー
- カットソーとパンツ・スカート
- パンプス、ファッションサンダル
- クラッチバッグなどの小ぶりなバッグ
- ショールなどの羽織もの
女性にふさわしくないドレスコードは
- Tシャツ
- キャミソール、タンクトップ
- 水着、短パン、ジーンズ
- ビーチサンダル
男性におすすめのドレスコードは
- 襟付きシャツ
- ポロシャツ、アロハシャツ、ジャケット
- 長ズボン(チノパン・スラックス)
- つま先までが隠れる靴(革靴・スリッポンなど)
男性にふさわしくないドレスコードは
- Tシャツ、タンクトップ
- 短パン、スポーツパンツ、ジーンズ
- 水着、ビーチサンダル
- クロックスのようなサンダル、スニーカー
子どものドレスコードは
- ハワイでは決まりはない
- その場の雰囲気にあった服装をする
- 子どもの入店に年齢制限がある店がある
- トップスはポロシャツやキッズアロハなど襟のあるもの
- 短パンも可、綺麗であれば運動靴でも可
現地で購入する時は
- 現地の雰囲気にあったものを揃える
- アロハシャツやムームーを選ぶときは、ふさわしいものか確認する
ドレスコードのあるレストランは
- ファイン・ダイニング
- ファイン・カジュアル
- カジュアルレストラン
注意点は
- 夜のワイキキ中心部の出歩きは危険
- 露出が高いと、コールガールと間違えられることもある
- 上着を着る、ショールなどを羽織るなどして露出を控える
- 移動はタクシーを使う
- ショッピングバッグを持ってレストランへ行かない
- ディナーへ向かう時はホテルで着替えて行く
- ロゴ入りTシャツは避ける
今回は「ハワイのドレスコードにふさわしい服装と注意点」をご紹介しました。
ハワイのドレスコードは、緩い方です。
あまり難しく考えず、その場の雰囲気に合わせて、ふさわしい服装をしましょう!
今回の記事を参考に、ハワイらしいオシャレをしてハワイを楽しんでくださいね。
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