旅行中も携帯電話やカメラの充電は必要ですよね。
「カメラの充電は、どうしたらいいのかな?」
「携帯電話は大丈夫って聞いたけど、充電器は同じでいいのかな?」
そんな疑問を持つ方も多いと思います。
今回は「マレーシア旅行の前に知っておきたい!電圧とコンセント」についてご紹介します。
目次
日本と電圧が違うって本当?
皆さんは「日本とマレーシアの電圧は違う」ということをご存知ですか?
日本の家庭用電圧が100V(ボルト)なのに対し、マレーシアは220Vで倍以上です。
そのため、日本の電化製品をそのまま差し込むとショートしてしまいます。
日本の電化製品を使用したい場合は、変換プラグと一緒に変圧器が必要になるので注意してくださいね。
変圧器は、どれでもいいの?
ただし、変圧器は何でも良いというわけではありません。
変圧器によって、出力可能なW(ワット)数が違うので、持って行きたい電化製品の出力を確認してから購入しましょう。
ちなみに、一般的な変圧器は150W程度までですが、消費出力が大きいことで知られるドライヤーは、約1200Wもあるんです!
変圧器を使わずにそのまま使用すると、ショートし、感電や火傷の恐れもあります。
変圧器を使わずに、そのまま使用することは絶対に避けてくださいね。
ただ、日本で購入した電化製品の中には、変圧器が必要ないものもあります。
それは、プラグの形状を変えるだけで使用することができる「海外対応製品(ユニバーサルモデル)」です。
もし、電化製品に100~240Vと記載してあれば、変圧器は必要ありません。
最近の携帯電話やパソコンなどは、ほとんどが「海外対応製品(ユニバーサルモデル)」になっています。
必要な変換プラグは?
どのプラグを買ったらいい?
マレーシアは、3つ穴のBF(ブリティッシュ・フラット)が一般的です。
変換プラグといっても、なんと7種類もあります!
購入する際は、使用する国の対応プラグを確認して間違えないように購入してくださいね。
日本のコンセントはA型(アメリカ型)です。
また、マレーシアのコンセントは、全てBF(ブリティッシュ・フラット)タイプです。
ただし、マレーシアで購入する電化製品の中には、まれにプラグの形状がCタイプのものもあります。
写真は、スタンドライトのものですが、コンセントが3つ穴でも入るようになっています。
ホテルによっては、変圧器や変換プラグを借りられることもあります。
ただし、数に限りがあったり、置いていないホテルもあるので持参するようにしましょう。
どこで買えるの?
変換プラグや変圧器は、家電量販店やネット通販で購入できます。
数か国周遊する方や、海外旅行に行く回数が多い方は、全ての形状に合うマルチタイプがオススメですよ。
気になる値段は?
旅行で使用する程度であれば、変圧器は3,000~5,000円くらいです。
変換プラグは1,000~1,500円程度で購入できます。
コンセントを挿したけど、電源が入らないときは?
コンセントをそのまま挿すだけでは使えません。
通常、各コンセントには「ON/OFF」のスイッチがあります。
写真の右上にあるボタンを下に押すと、スイッチがONになります。
オレンジ色の印が見えたらONになっている状態なので確認しやすいですよ。
変換プラグを使用する場合は、日本の電化製品A型プラグに変換プラグを挿し込んだものを、コンセントに挿し込めばOKです。
プラグは現地で買えるの?
日程に余裕がある人は、現地で購入してもいいと思います。
ただし、露店などは避けて信頼できるお店で購入することをおすすめします。
携帯電話などのUSB充電プラグは、町中の携帯ショップでも取り扱っています。
日本から持ってくるのを忘れても購入できるので、おすすめですよ。
マレーシアを移動中、前のホテルに変換プラグを忘れてきた経験があります。
携帯ショップで尋ねると、こちらのプラグを出してきてくれました。
アンドロイド用とiPhone用の2種類があるようです。
「iPhone用は少し高い」
と言っていましたが、20RM(約540円)という安さでした。
あまりにも安すぎるので少し心配しましたが、プラグも電話も壊れずにきちんと充電できましたよ。
これとケーブルがあれば、お店や空港でも充電できるのですごく便利でした。
マレーシアは電気代が安いためか、カフェなどでも普通に充電させてくれるところが多いですよ。
驚いたのは、観光客がお店の店員さんに充電ケーブルを借りて充電していたことです。
まとめ
マレーシアの電圧は
- 220V(ボルト)
- 日本から持ち込む電化製品は変圧器が必要
- パソコン、デジカメなどの海外対応製品(AC100-240V)は変圧器は不要
- 変圧器は、W数を確認してから購入すること
マレーシアのプラグは
- BF型で変換プラグが必要
- まれにあるC型プラグは、そのまま差し込んでも大丈夫
- 変圧器、変換プラグは家電量販店やネット通販で買える
コンセントの使用方法は
- コンセントの右上にあるスイッチを下に押すと電源がONになる
- 使用しないときはスイッチをOFFにしておくと安心
現地で変換プラグを購入する場合は
- 露店などは避けて、信頼できるお店で購入すること
- USB充電プラグは、町中の携帯ショップでも購入できる
今回は「マレーシア旅行の前に知っておきたい!電圧とコンセント」についてご紹介しました。
「充電切れで、せっかくの景色や思い出の写真が撮れなかった。」
「変換プラグを持って行ったのに充電できなかった。」
そんな悲しい思いをしたくないですよね?
今回の記事を参考に、楽しいマレーシア旅行にしてくださいね。
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220Vで感電すると怖いので、念のために私はコンセントを挿してから電源をONにするようにしています。
また、使用しないときはスイッチをOFFにしておくと安心です。