ニュージーランドでハイキング!!グレートウォーク10選とは??

ニュージーランドでアクティビティと言えば、何を思い浮かべますか？

スカイダイビング、バンジージャンプ、ジェットボートなど、たくさんありますよね。

実は、ニュージーランドには「グレートウォーク」と呼ばれるハイキングコースがあるんですよ。

今回は「ニュージーランドでハイキング!!グレートウォーク10選」をご紹介します。

ニュージーランドでハイキングがおすすめの理由

危険動物がいない

ハイキングと言えば、注意しなければいけないのが、熊や蛇などの危険動物です。

日本でも山の中で熊に襲われるという事故のニュースを時々耳にしますね。

ニュージーランドには、人間に危害を与えるような野生動がいないので安心してハイキングを楽しめるんですよ。

ニュージーランドでしか出会えない動植物がいる

ニュージーランドは日本と同じ島国なので、他の国では見られない特有の動物や植物が見ることができます。

特にニュージーランドの鳥は、長い間天敵がいなかったため独特の進化を遂げ、中には飛べない鳥が５種類もいるんですよ。

ニュージーランドの国鳥にも指定されている「キウイ」はその代表格です。

ニュージーランド航空やニュージーランドラグビー代表のオールブラックスのロゴにも使用されている「シルバーファーン」などユニークな植物も見逃せませんよ。

グレートウォーク10選

ニュージーランドにはたくさんの国立公園や自然区があり、どこでも気軽に楽しめるハイキングコースがあるんですよ。

特に素晴らしい景観を持つのが、ニュージーランド環境保護局が認めたハイキングコース「グレートウォーク」です。

このグレートウォークに認められたコースには、ハイキング用に整備された道や宿泊用の小屋等もきちんと整備されているので、あまり長距離のハイキングが得意ではない人にも安心ですよ。

Lake Waikaremoana（レイク・ワイカレモアナ）

北島東部のウエウェワ国立公園内にあるトラックです。

ワイカワレモアナ湖沿いを歩くコースがあります。

人の手付かずの原生林が広がるトラックで、山の間から見える湖の景色はとても神秘的でつい見とれてしまいますよ。

途中にあるコロコロ滝は迫力満点ですよ。

ワイカワレモアナ湖の美しさは「内陸のフィヨルフド」とも呼ばれるほどなんです！

Tongariro Northern Circuit（トンガリロ・ノーザン・サーキット）

北島中央部のトンガリロ国立公園内にあるトラックです。

トンガリロ国立公園には3つの活火山がありますが、このトラックではナウルホエ山を中心として一周します。

このコースでの魅力は、活火山ならではの独特の景色です。

エメラルドグリーンの湖「エメラルドレイク」や燃え上がるような赤い色をしたクレーター「レッドクレーター」は地球上のものとは思えない雰囲気があります。

3〜4日のハイキングはきついという方は、一日でできるトンガリロ・アルパイン・クロッシングもあるので、こちらに挑戦してみてくださいね。

4日掛けて歩きました。

ハイキングコースは毎日違う感じのコースで、時にはかなりきついコースもありましたが、すごく景色が綺麗でした！

Whanganui Journey（ワンガヌイ・ジャーニー）

北島南西部のワンガヌイ国立公園内にあるトラックです。

グレートウォークの中でも、唯一カヌーやカヤックでワンガヌイ川を下っていくコースがあります。

川の両脇に広がる深い森林や夜の宿泊場で出会えるニュージーランド特有の鳥たちが魅力です。

カヌーは、現地のレンタル会社で手配できるので、カヌーを持っていなくても大丈夫ですよ。

ガイド付きのツアーで行きました。

ガイドさんがワンガヌイ国立公園内の歴史についてお話してくださったのでとても興味深かったです。

カヌーもガイドさんがいたので、安心して進むことができました。

Abel Tasman Coast Track（エイベル・タスマン・コースト・トラック）

南島北西部のエイベルタスマン国立公園にあるトラックです。

このトラックは、初めから終わりまで終始ビーチ沿いを歩くコースです。

ハイキングの合間に、シュノーケリングや海水浴等のアクテビティが楽しめるのもこのコースの魅力です。

山も海もあるので、景色がとても良く満足できるハイキングでした。

他の旅人と途中話しながら歩いたりして、とても楽しかったです。

もし途中できつくなっても、水上タクシーが止まるところがあるので安心ですよ。

Heaphy Track（ヒーフィー・トラック）

南島北西部のカフランギ国立公園にあるトラックです。

このトラックの魅力は、刻々と変化する景色です。

樹木が生い茂る森、草原が広がる大地、海沿いの道など、毎日変化があるので新鮮な気持ちでスタートできますよ。

また、ニュージーランド国有鳥の宝庫でもあり、飛べない鳥の「ウェカ」や特徴的な鳴き声を持つ「トゥイ」にも出会える場所です。

トラックや宿泊用の小屋は、とても綺麗に整備されていて良かったです。

森林から草原、海まで様々な景色を楽しめました。

一日の終わりには、川でひと泳ぎして疲れが取れました。

Kepler Track（ケプラー・トラック）

南島南西部のフィヨルドランド国立公園にあるトラックです。

フィヨルドランド国立公園は世界自然遺産「テ・ワヒポウナム」の一部にもなっています。

このトラックは、山の稜線上を歩くコースになっていますが、そこから見えるテ・アナウ湖の景色は絶景ですよ。

トラックの周りは大草原が広がっており、歩いているととても解放感があります。

途中、山岳地に生息するタカの仲間の「ケア」に出会えました。

気を抜くと、カメラや食べ物を取られることもあるそうなので、注意してくださいね。

Milford Track（ミルフォード・トラック）

南島南西部のフィヨルド国立公園内にあるトラックです。

ミルフォードトラックは「世界で最も美しい散歩道」とも呼ばれているんですよ。

山岳とフィヨルドが広がる景色は実際に歩いた人にしか味わえない絶景です。

途中クリントン川に架かるつり橋は全長72ｍあり、橋から川を眺めるとマスやウナギが泳いでいる姿が見られるんですよ。

ガイド付きツアーの場合、3食付きでシャワーも有り、乾燥室までついたホテル並の山小屋に泊まれます。

個人で行く場合は、宿の予約や食事などは、全て自分で準備することになります。

毎年6月頃にその年の夏の宿の予約が開始されますが、予約開始直後に売り切れになってしまうこともあるんですよ。

Routeburn Track（ルートバーン・トラック）

南島南西部のマウント・アスパイアリング国立公園とフィヨルド国立公園を結ぶトラックです。

山岳地を歩きながら、そびえたつ山々や滝、湖など数々の景色に出会えますよ。

険しい山、湖を越えた後は、羊がいっぱいいる素朴な景色と、ゆったりと時間が流れいく自然の姿に飽きがこないトラックでした。

また、トラックはしっかり舗装されていて歩きやすかったですよ。

Rakiura Track（ラキウラ・トラック）

南島のさらに南にあるスチュアート島にあるトラックです。

スチュアート島は、キウイなど、たくさんの固有鳥が見られることで有名なところです。

このトラックでは、海岸沿いと島の原生林の両方を見ることができますよ。

途中、泥道を歩くので、覚悟しておいた方が良いです。

私は、ブーツの上まで靴が埋まってしまいました！

海岸沿いの道は、景色が良かったです。

Paparoa Track & Pike29 Memorial Track（パパロア・トラック＆パイク29メモリアル・トラック）

パパロアトラックは、南島の西側海岸沿いパパロア国立公園内にあるトラックです。

このトラックは、2019年12月1日にグレートウォークに追加されたばかりです。

パパロア一帯は、カルスト地形と言って、石灰石で形成されていてとてもユニークな地形をしているんですよ。

石灰石が重なってパンケーキのように見えるパンケーキロックは、観光地としても有名です。

もう一つのトラック、パイク29メモリアルとは、2010年に鉱山事故で亡くなった人達のことを指しています。

こちらは、現在整備のため2020年12月ごろまでは閉鎖されています。

まとめ

ニュージーランドでハイキングがおすすめの理由は

1. 危険動物がいない
2. ニュージーランドでしか出会えない動植物がたくさん

グレートウォーク10選

1. Lake Waikaremoana（レイク・ワイカレモアナ）
2. Tongariro Northern Circuit（トンガリロ・ノーザン・サーキット）
3. Whanganui Journey（ワンガヌイ・ジャーニー）
4. Abel Tasman Coast Track（エイベル・タスマン・コースト・トラック）
5. Heaphy Track（ヒーフィー・トラック）
6. Kepler Track（ケプラー・トラック）
7. Milford Track（ミルフォード・トラック）
8. Routeburn Track（ルートバーン・トラック）
9. Rakiura Track（ラキウラ・トラック）
10. Paparoa Track & Pike29 Memorial Track（パパロア・トラック＆パイク29メモリアル・トラック）

今回は「ニュージーランドでハイキング!!グレートウォーク10選」をご紹介しましたが、いかがでしたか？

どのコースもそれぞれ特徴があって見ごたえがありますよ。

今回の記事を参考に、ニュージーランドでのハイキングを計画してみてくださいね。