海外旅行では、クレジットカードだけでなく現金も必要になります。
「どのくらい現金は必要なの?両替場所はどこが良いの?」など気になる人も多いですよね。
海外は日本と違って治安が悪いところが多いので、適当に現金を持ち歩いていると盗まれるかもしれませんよ。
今回は「海外旅行での上手なお金の使い方と両替する際の注意点」をご紹介します。
目次
現金が必要になる場面
現金が必要な場面は、以下の4箇所です。
- チップ
- 田舎町や市場
- 公共交通機関
- 屋台、小さな売店
チップ
国によっては、チップが必要なところがあります。
クレジットカードが利用できるレストランであれば、チップもクレジットカードで支払うことができます。
ただし、現金でしかチップを支払えない場面があります。
- ホテルなど、サービスを受けたとき(ベットメイキング、ルームサービス、荷物運びなど)
- 公衆トイレを利用するとき
田舎町や市場
主要都市であれば、クレジットカードを利用できるところが多いです。
一部、田舎や青空市場等はクレジットカードを扱っていないところもあるので注意してください。
交通費
公共交通機関を利用する際、チケットを販売機やチケットカウンターで購入します。
その際、クレジットカードが利用できない場合は、係員や運転手に現金で運賃を支払うこともあります。
屋台、小さな売店
旅行中に露店などで小物やお土産を買ったり、屋台で食事をするのは楽しいですよね。
クレジットカードを利用できるお店も増えてきましたが、スキミング等の被害に遭う場合があります。
スキミングの被害に遭うと、カードの暗証番号を抜き取れられる危険性があります。
デパートなどの信頼できるお店以外は、できる限り現金で支払いすることをオススメします。
旅行タイプ別で必要な金額
行先やプランによって両替の金額は変わってきます。
- 添乗員、現地ガイド付きのツアー
- 航空券及びホテル付のツアー(フリープラン)
- 自分自身ですべてを手配した旅行
添乗員、現地ガイド付きのツアー
交通費やホテル代、食事代が全て含まれているので、必要な現金はチップ代とお小遣いです。
添乗員さんから両替場所やツアー中にかかる費用も教えてもらえるので、焦らずに落ち着いて両替してくださいね。
ツアーに含まれている免税店や提携店は、ほとんどクレジットカードを利用できます。
レストランで追加で注文する飲み物や料理の支払いは現金での支払いが必要なので注意してくださいね。
航空券およびホテル付のツアー(フリープラン)
旅行会社のフリープランツアーは、ほとんどの場合往復の飛行機代やホテル代は含まれています。
現地で必要な現金は、現地の交通費や食事代、チップ、お小遣いです。
旅行前に、ネット等で行く先の物価を調べて両替しておくと必要な現金の目安が分かってオススメですよ。
ファストフード店や飲料水などで確認すると分かりやすいです。
日本を基準として考え、自分自身がどのくらいの量を食べるかによって計算すると良いですよ。
食事代の目安:お店によっては食事代だけではなくサービス料またはチップもかかります。
発展途上国の場合:¥3000~¥5000×日数 全体的に物価が安い
先進国の場合:¥7000~¥10000×日数 全体的に物価が高い
自分自身で手配する旅行
ネットなどから自分自身で航空券を手配して旅行する方法です。
ホテル代、現地の交通費、食費、チップ、お小遣いが必要です。
フリープランと同じように物価を調べてから両替をすることが必要です。
クレジットカードを利用できるホテルを利用すると両替が少なく済むのでオススメですよ。
個人旅行だと何かと現金を使う機会が多いので、予算よりも少し多めに両替していきましょう。
両替できる場所
両替できる場所は、以下の4箇所です。
- 銀行
- 空港
- ホテル
- 現地両替所
銀行
日本でも海外でも両替はできます。
日本の銀行では、主要通貨以外は両替できない場合もあるので銀行に確認しましょう。
海外の銀行の場合は、日本のようにどこにでも銀行があるわけではありません。
出発前に銀行の場所を確認しておくと安心ですよ。
メジャー通貨とも呼ばれ、国際的に色々な場面で多く取引されている通貨です。
主に、米ドル、ユーロ、日本円、英ポンド、スイスフランの5種類と言われています。
最近では、豪ドルやカナダドル、中国元も含まれ始めています。
空港
日本でも海外でも国際空港には両替所があります。
両替所の場所は空港によって違うので、空港内にあるMAPで確認しましょう。
主要通貨であれば、日本で両替したほうがレートが良いです。
流通していない通貨の場合は、現地空港で両替したほうがレートが良い場合が多いです。
ホテル
ホテルによっては両替できない所もあります。
銀行、空港、現地両替所に比べるとレートが悪い場合も多いです。
現地両替所
海外の場合、日本よりも町中で両替所を見かけることが多いです。
しかし、両替所によってレートが違うので、周辺に複数ある場合はレートを確認してから両替しましょう。
また、両替所周辺には観光客を狙った詐欺師が多いです。
両替後現地の人に話しかけられても、付いて行かないように気を付けてくださいね。
現地通過以外を持っている場合は、利用できるか両替をする前に確認してからの方が良いですよ。 国際空港では現地通貨はもちろんですが、米ドルが使えるところも多いです。 (例:カンボジアでは米ドルの利用可)
日本円を海外通貨に両替する際には、必ず手数料がかかります。
日本の場合は、海外と違って銀行に比べると両替所のほうが手数料が割高です。
日本の空港で両替する場合は銀行が経営しているところのほうが手数料が割安です。
逆に海外の場合は、空港やホテルでの両替がレートが悪く手数料が高い設定になっています。
また、日本で両替ができない通貨は、到着して必要最低限を空港で両替しましょう。
不足分は町中の両替所または銀行で両替するのがオススメですよ。
両替する際の注意点
両替する際の注意点は、以下の3つです。
- 大きい金額の紙幣の両替は避ける
- 主要通貨以外は使いきれるように両替をする
- 現金を一か所にまとめて持ち歩かない
大きな金額の紙幣の両替を避ける
お釣りをごまかすお店もあるので、大きな金額の紙幣ではなく、なるべく小さな金額の紙幣に両替しましょう。
両替後は、レシートと実際に受け取った金額の確認をその場で必ずしましょう。
大した金額を両替したわけではないので、その場で確認をしませんでした。 しばらくして金額の確認をしたところ、レシートよりも少ない金額で両替をされていました。 すぐに両替所に戻って交渉しましたが、対応はしてくれませんでした。必ずその場で確認するようにしてくださいね。
主要通貨以外は使いきれるように両替をする
主要通貨の場合は使いきれなくても、次回の旅行で利用できることがあります。
主要通貨でない場合は、その国でしか利用できないので、こまめに両替することをオススメします。
何度も両替することは出来ますが、主要通貨以外はレートが悪くなります。
使い切れるように千円札を多めに持って行くと、千円単位で両替ができますよ。
余ったお金を再度両替するときは小銭の取り扱いをしてくれません。 買い物などで上手に小銭を使えるように調整してくださいね。
現金を一か所にまとめて持ち歩かない
海外は、日本よりも治安が悪いところが多いです。
犯罪者は観光客のスキを狙っています。
海外旅行保険に入っていても、犯罪に巻き込まれた場合現金は戻ってきません。
パスポートと現金は、セキュリティーポーチなどを利用して鞄とは別に持つようにしてくださいね。
肌身離さず持っておくことをオススメします。
ただ、パスポートと現金はセキュリティーポーチに入れて別々で管理をしていたので、鞄の中に入っていた小銭だけ被害に遭いました。 鞄は盗られてしまいましたが、現金以外のものは保険で補償されたので不幸中の幸いでした。
まとめ
現金を利用する場面は
- チップ
- 田舎町や市場
- 公共交通機関
- 屋台、小さな売店
旅行タイプ別で必要な金額は
- 添乗員、現地ガイド付きのツアー
- 旅行会社で航空券及びホテル付のツアー(フリープラン)
- 自分自身で手配する旅行
両替が出来る場所は
- 銀行
- 空港
- ホテル
- 現地両替所
両替する際の注意点は
- 大きい金額の紙幣の両替は避ける
- 主要通貨以外は使いきれるように両替をする
- 現金を一か所にまとめて持ち歩かない
今回は「海外旅行での上手なお金の使い方と両替する際の注意点」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
旅行先によって、持ち歩く金額は変わってきます。
今回の記事を参考に、楽しい海外旅行にしてくださいね。
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現地銀行で両替が出来たとしても、日本円から両替するとレートが悪いです。
米ドルなどに両替をしてから、現地で現地通貨に両替をする方がレートが良い時もあります。
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