300以上の島から成り立っているフィジーは「世界一幸福度が高い国」として有名です。
外国の中でも安全な国と言われていますが、それは安全対策をしっかりと行った上での話です。
今回は「フィジーの治安情報と巻き込まれないための安全対策」をご紹介します。
目次
フィジーはどれくらい安全?
危険レベル
公式の「外務省の海外安全ホームページ」では、レベル1の「十分注意してください。」という分類がされています。
フィジー全体で見ると、犯罪件数は年々減少していますが、観光客や富裕層が多く集まる場所での犯罪件数は減っていません。
現地に行くと、番犬や立派な門などで防犯対策をしている一般住宅が多いことに気づくはずです。
海外安全ホームページには「危険スポット」の情報以外に「安全対策」などについても記載されています。
出発前に、一度はホームページで確認することをオススメします!
特に危険な場所
フィジーの中でも、特に危険な場所が3つあります。
- 現地の人が多く通うパブ
- 首都圏(スバ,ラミ,ナシヌ、ナウソリ)の人が賑わうマーケット周辺
- 夜の海
首都圏周辺は人が多いこともあり、薬物売買などのトラブルが発生しています。
過去に、買い物のために訪れていた観光客が巻き込まれるという事件も報告されています。
また、夜の海辺やパブも危険です。
「月明かりに照らされた海辺を歩きたい。」
「思い出作りとして現地の人とパブで飲みたい。」と思うことは良いことですし、良い経験にはなります。
ですが、暗闇に紛れて悪いことをしようとする人がいることも事実です。
1人での外出を避けたり、緊張感を持って行動をすることを忘れないでくださいね。
フィジー観光中に注意したいこと
詐欺やぼったくり
島国フィジーでは、移動にタクシーが欠かせません。
しかし、そんなタクシーにこそ注意が必要です。
料金メーターが設置されていないタクシーに乗り込んだところ、到着してからとんでもない金額を請求されたという報告がされています。
また、必要以上に親しく接してくる人にも要注意です。
笑顔で握手をしてきたかと思えば、その後「握手代」として金銭を要求してくる事件も発生しています。
スリ
移動中にうっかり寝てしまい、起きると所持品が無くなっていたという事件がいくつも報告されています。
また、起きているからといって安心をしてはいけません!
携帯で地図を確認していたところ、いきなり携帯を持って行かれたり、携帯を操作していた一瞬の間のうちにカバンから所持品が抜き取られてしまった、という報告もあります。
特に、背中に背負うリュックは、スリの被害に遭いやすいです。
スキミング
最近、増えてきている事件にスキミングがあります。
スキミングとは、クレジットカードなどの個人情報を抜き取り悪用する事件のことを言います。
結局、カードで支払うことはできませんでしたが、この時にカード情報と暗証番号を抜き取られたようです。
カード会社からの連絡で気付きましたが、それまで全く気が付きませんでした。
最近では、直接カードに触れられていないのに情報を抜き取られていたという事件も発生しています。
ATMでお金を引き出す時や、お店で商品の購入代金を払う時はもちろんのこと、観光中も注意が必要ですよ。
- ATMに不審なカメラや装置が設置されていないか確認
- 支払いは、現金か海外用のプリペイド式カードで行う
- スキミング対策グッズを使う
ワイヤレススキミングの対策グッズには、たくさんの種類が販売されています。
「カードタイプ」「シールタイプ」「ケースタイプ」「マネークリップタイプ」など、自分が使いやすいグッズを探してみてくださいね。
カバ
「カバ」とは、南太平洋諸国で親しまれている嗜好品です。
フィジーでは、誰かをおもてなしする時やお祝いごとなどの様々な儀式で飲んだりと、とてもポピュラーな飲み物です。
ツアーで現地の村を訪れたり、ホテル内のアクティビティとして飲む機会がありますが、アルコールは入っていないのに、ほろ酔い気分になるので、飲みすぎには十分に注意してくださいね。
また、肝臓に負担がかかることも報告されているので、肝機能に心配がある人は飲む量を調整するようにしましょう。
フィジアンアタック
フィジーの人がひったくり(攻撃)することを表す言葉です。
日本人に比べて圧倒的に体が大きく、力がとても強いことから「フィジアンアタック」という言葉が使われるようになりました。
体が大きいフィジー人にアタックをされると、力で対抗するのはとても難しいのです。
細い路地裏や夜間の1人での外出を避けて、フィジアンアタックを回避するようにしましょう。
犯罪に巻き込まれないためには
露出や派手な服装はしない
フィジーでは、キリスト教の人が多く住んでいるので、公共の場所で肌を露出をするフィジー人はいません。
現地の観光スポットには、タンクトップにショートパンツなどの肌の露出が多い服装だと、入場を断られる場所もあるくらいなんですよ。
滞在しているリゾート以外での露出や派手な服装は避けるのが無難です。
高級品や大金を持ち歩かない
当たり前に持ち歩いているiPhoneやブランド物の時計など、フィジーの人から見ると高級品です。
ただでさえ目立ってしまう観光客の私たちが高級品を身に付けて歩いていると「ネギを背負った鴨」状態です。
出来る限り、高級品を身に付けないようにしましょう。
また、スキミング対策として多額の現金を持ち歩くのもやめた方が良いです。
最低限の金額だけを持ち歩くようにしましょう。
安すぎる価格設定に飛びつかない
フィジーの島には、それぞれの特徴を売りにした素敵なツアーがたくさんあります。
現地でツアーに申し込む際、たまに激安のツアーを発見することがあります。
「安くてラッキー!」と飛びつく気持ちも分かりますが、安さだけで選ぶと痛い目に遭いますよ。
写真撮影をお願いすると料金発生。
連れていかれたお土産屋さんに入店しただけで料金発生。
何かをするたびに料金がかかってしまい、結局高くついてしまいました。
ツアーの内容や補償などを、しっかりと確認して参加すれば良かったと思いました。
フィジーで被害に遭ってしまったら
- 消防:911
- 救急:910
- 警察:917、919
- 日本大使館:3304633
何かトラブルに巻き込まれた時は、すぐに警察などに連絡をしましょう。
無料の翻訳アプリをダウンロードしておくと、言葉に自信が無くても安心できますよ。
- グーグル翻訳
- Voice Tra
- Weblio
前もって、翻訳した言葉を登録しておくことも出来るので、旅行前に確認してみてくださいね。
まとめ
フィジーはどれくらい安全?
- 危険レベルは1
フィジーの中でも、特に危険な場所は
- 現地の人が多く通うパブ
- 首都圏(スバ,ラミ,ナシヌ、ナウソリ)の人が賑わうマーケット周辺
- 夜の海
フィジーで注意したいこと
- 詐欺やぼったくり
- スリ
- スキミング
- カバ
- フィジアンアタック
巻き込まれないためには
- 露出や派手な服装はしない
- 高級品や大金を持ち歩かない
- 安すぎる価格設定に飛びつかない
被害にあってしまったら
- 消防:911
- 救急:910
- 警察:917、919
- 日本大使館:3304633
今回は「フィジーの治安情報と巻き込まれないための安全対策」をご紹介しました。
日本とは違い、危険が多いと感じたかもしれませんが、フィジーに限らず、海外では当たり前のことなんですよ。
「自分は海外に来ている」という自覚を忘れなければ、必要以上に怖がることはありません。
今回の記事を参考に、安全対策をしっかりと行って、素敵なフィジーの思い出を作ってきてくださいね。
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