日本には、チップの文化がないので、海外でチップを渡すとき戸惑うことはありませんか?
「チップっていつ渡すの?」「いくらくらいが相場なの?」と疑問に思いますよね。
今回は「日本人が苦手なチップをバリ島でスマートに支払う方法」をご紹介します。
目次
バリ島でチップは必要?
バリ島はチップ文化がないと言われていますが、実際に行ってみるとチップを払う場面は多いですよ。
私が、まだ海外旅行に行き慣れていないときに、バリ島に行ったときのことです。
サービスを受けて、どうすればいいのか分からず、チップを渡せなかったときのスタッフの態度の豹変ぶりは、今でも忘れられません。
ニコニコした笑顔はどこ行ってしまったのか、急に不機嫌な顔に変わりました。
日本では、当たり前のサービスは海外では当たり前ではありません。
チップ文化のある国では、サービスはお金になって当たり前という考えがあります。
海外で良いサービスを受けたら、チップは絶対に渡すようにしてくださいね。
バリ島でチップを渡す場所や相場
バリ島で滞在中、レストランやホテル、タクシーなどを利用することが多いです。
このとき「チップを渡した方がいいのかな?いくら渡せば良いのかな?」と疑問に思いますよね。
たくさんチップを渡す必要はないですが、その時に合った金額をスマートに渡すことが大事です。
それでは、チップが必要な場面や相場を見ていきましょう。
ホテル
ホテルには、たくさんの従業員がいますが、滞在中は以下の場面でチップを渡すことが多いです。
- カバンを運んでくれるベルボーイ
- 部屋の掃除やベッドメイキングをしてくれるハウスキーピング
- 困ったときの頼りになるフロントデスク
- ホテルに送迎を頼んだときのドライバー
気になるチップの相場は、だいたいRp.20,000~Rp.100,000(約140円〜700円)です。
接する時間が短い場合は、少額でも大丈夫です。
たとえば、荷物を運んでもらうだけの場合は、Rp.20,000~Rp.30,000(約140円〜200円)くらいでいいです。
反対に、フロントデスクやコンシェルジュなど、親切丁寧な対応に対して感謝の気持ちを表現したいときは、Rp.50,000~Rp.100,000(約350〜700円)くらい渡してもOKです。
タクシー
タクシーでのチップは、支払い時に渡せばOKです。
少額のお釣りが出た場合は、ドライバーさんにチップとして渡すのがスマートですよ。
もし、お釣りが出ない場合やおつりが多い場合は、別でチップとして渡せば大丈夫です。
ちなみに、長距離移動した場合は、少し多めにチップを渡してあげてください。
近距離はRp.10,000(約70円)で、長距離はRp.30,000(約200円)くらいが目安です。
観光ガイドやドライバー
こちらのチップの相場は、Rp.50,000~Rp.100,000(約350円〜700円)くらいが目安です。
ガイドや貸し切りドライバーは、長時間拘束することが多いので、相場は高くなります。
半日や一日観光で車をチャーターすると、ガイドとドライバーの二人セットの場合が多いです。
そんなときは、二人がいるときに「二人で分けてくださいね。」と言って多めに渡してください。
1人ずつに渡してもいいですが、チップの額に差がないように気をつけましょう。
レストラン
レストランでは、お釣りをチップとして渡すことが多いです。
例えば、お会計のお釣りがRp.10,000以下(約70円)なら、そのままチップとして置いていきます。
バリ島では、テーブル会計が多いので、お釣りをチップとしてテーブルの上に置くことが多いです。
また、高級レストランの場合は、消費税とサービス料が含まれています。
メニュー表の下に「Addional tax&service charge」や「++」と記載されている場合は、税金とサービス料がかかっているという意味です。
この記載がある場合は、別途でチップを払わなくても大丈夫です。
もちろん、いいサービスを受けたり、親切に感じたのであればチップを上乗せで渡してもいいです。
スパやマッサージ
スパ・マッサージのチップは、施術してくれた人に渡しましょう。
マッサージを受けたときのチップの相場は、Rp.20.000~Rp.100,000(約140円〜300円)です。
お店のランクによっても幅があります。
街スパと言われる格安マッサージのチップはRp.20,000(約140円)くらいで大丈夫です。
街スパのマッサージ料金自体が90分で800円くらいなので、チップもこれくらいで十分です。
反対に、90分で5000円くらいの高級スパだと、Rp.30,000~Rp.50,000(約2000円〜3500円)とチップの相場も高くなります。
「親切丁寧な対応でマッサージも上手だった。」と思ったら、別途チップを渡す人もいます。
反対に「サービスも、マッサージもイマイチだったな。」と思ったら、チップは最低額または無しの人もいます。
チップの額は”感謝の気持ち”として渡すものなので、スタッフの対応で決めてくださいね。
駐車場
バリ島は、小規模の駐車場にもパーキングスタッフが常駐していることが多く、車やバイクを入出庫するときにお手伝いをしてくれます。
パーキングスタッフさんへは、駐車場の利用後にチップを渡します。
金額の相場は、バイクはRp2.000(約10円)、車はRp5.000(約35円)くらいです。
タクシーやチャーターカーを手配してドライバーがいる場合は、ドライバーが代わりにチップを払ってくれるので特に気にすることはないですよ。
チップを渡すときに注意すること
バリ島では、チップをもらうことは”良いサービスだった” ことの証しです。
そのため、あまりにも少ないチップは失礼という印象を与えることもあります。
喜んでもらえたのか、それとも小銭をくれただけなのか分からないと思われる渡し方は避けてください。
レストランやスパでお会計した後、財布の中の小銭をジャラジャラと出す方がいますが、これは相手に失礼なのでやめましょう。
また、多く渡しすぎるのも良くありません。
多く渡すと、サービスの低下を招いてしまい、さらにチップを要求されることもあるので注意してください。
バリ島の物価を知り、物に置き換えて考えてみることがオススメです。
例えば、「ジュース1本あげたいくらいのサービスだったから、これくらいの金額かな。」
「すばらしい対応だったから、ワルン(食堂や小規模なお店)で1回食事できるくらいの金額かな。」と考えると分かりやすいですよ。
チップは多すぎても、少なすぎても良くないということを覚えておくと良いですよ。
まとめ
バリ島でチップは必要?
- 実際に行ってみると、チップを払う場面は多い
- 日本では、当たり前のサービスは海外では当たり前ではない
- 良いサービスを受けたら、チップは絶対に渡すこと
ホテルでチップを渡す相場は
- ベルボーイ:Rp.20,000~Rp.30,000(約140円〜200円)
- フロントデスクやコンシェルジュ:Rp.50,000~Rp.100,000(約350〜700円)
タクシーなどでチップを渡す相場は
- タクシー:近距離Rp.10,000(約70円)、長距離Rp.30,000(約200円)
- 観光ガイドやドライバー:Rp.50,000~Rp.100,000(約350円〜700円)
- 駐車場:バイクRp2.000(約10円)、車Rp5.000(約35円)
レストランやスパでチップを渡す相場は
- レストラン:Rp.10,000以下(約70円)のお釣りはそのまま渡す
- 料金の高いレストラン:お会計に消費税とサービス料が含まれている
- 街スパ:Rp.20,000(約140円)
- 高級スパ:Rp.30,000~Rp.50,000(約200円〜350円)
チップを渡すときに注意することは
- チップは少なすぎても多く渡しすぎても良くない
- バリ島の物価を知り、物に置き換えて考えてみることがオススメ
今回は「日本人が苦手なチップをバリ島でスマートに支払う方法」をご紹介しました。
最後に、チップを渡すときは、一言「Thank you.」や「Terima kasih.(テリマカシ)」と感謝の気持ちを伝えてチップを渡スト、快く受け取ってくれますよ。
なにより、感謝の気持ちを伝えることが一番大切です。
今回の記事を参考に、バリ島でスマートにチップを渡してみてくださいね。
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