イタリアでクレジットカードは必須?現金が必要になる場面とは??

イタリアは、華やかなイメージもあり、買い物も観光も何でも楽しめます。

初めての方も、海外旅行に慣れた方からも、訪れたい国として人気です。

そんなイタリアで、食事や買い物を楽しむためのお支払いは、クレジットカードと現金どちらが良いのでしょうか?

今回は「イタリアで安全に過ごすためのお支払いアドバイス」をご紹介します。

クレジットカードについて

クレジットカード五大ブランド

よく聞くVISAやJCBは、クレジットカードのブランド名です。

全世界で主に使用されているクレジットカードは5種類あります。

クレジットカード五大ブランド

  1. VISA
  2. MASTER
  3. JCB
  4. American Express
  5. DIners

イタリア旅行に行く際は、3種類以上のカードを持っていくべきです。

1枚は、メインで使用するクレジットカードとして持っておきましょう。

また、クレジットカード会社で、通信障害などが起きても対応できるように、もう1枚持っておきましょう。

日本ではあまり通信障害は起きませんが、実はイタリアではよくあります。

さらに、もう1枚のクレジットカードをホテルの金庫に預けておけば、スリにあった場合も安心ですよ。

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2020年1月10日
注意

JCBは、海外では対応していないお店もあります。

持っていくブランドに迷った時は、対応しているお店が多いVISAとMastercardを持っていきましょう。

さらに、サブとして他3つのブランドから選択すると良いですよ。

クレジットカードを使う場面

イタリアでも、日本とさほど変わらず、クレジットカードを使えます。

下記のような場所では、間違いなく使えると思って大丈夫ですよ。

クレジットカードが使える場所
  • ホテル
  • レストラン(リストランテやトラットリア)
  • 観光地内にあるお土産屋さん
  • 美術館
  • 博物館
  • 免税店

実は、イタリアの飲食店は、雰囲気や売っている物によって呼び名が変わります。

同じ飲食店でも、カード支払いが出来る店と出来ない店があるので注意してくださいね。

クレジットカードが使える店
  • リストランテ:いわゆるレストランです。
  • トラットリア/オステリア:大衆向けのレストランです。
  • ピッツェリア:ピザ専門店です。
  • エノテカ:ワイン居酒屋です。軽いおつまみしかないところでは、クレジットカード不使用のところが多いです。
  • カフェ:高級志向のカフェです。
クレジットカードをお断りされる可能性が高い店
  • バール:イタリアの伝統的なカフェです。くつろがず、さっと飲むのがイタリア流です。
  • ジェラテリア:ジェラート屋さんです。観光地化されているところではカード支払いもできます。

イタリアで現金が必須な理由

観光地を旅するのであれば、ほとんど現金は必要ないように感じます。

ですが、イタリアの伝統的なカフェ「バール」は小さいお店が多く、クレジットカードに対応していないことがあります。

また、イタリアはカラッとしていて、日差しの強い地域も多いため、水分補給をしながら歩くことが多いです。

お水を買うための小さな店では、クレジットカードに対応していないところも多いです。

もし、対応していたとしても、少額決済の場合はクレジットカードを断られることもあります。

日本ではクレジットカードが使えるタクシーも、イタリアでは現金が主流です。

しかし、イタリアはスリ窃盗が非常に多い国なので、毎日多くの現金を持ち歩くことはオススメしません。

現金が必要な場所に行く予定があっても、必要な額だけ持ち歩くようにしてくださいね。

現金が主流な場所・場面
  • バール
  • 露店
  • 地元のスーパーマーケット
  • タクシー
  • 公衆トイレ
  • チップ
  • 私鉄
注意

現金が必要なら、クレジットカードは持って行かなくても良いかなと考えるかもしれません。

ですが、イタリアでは3,000ユーロ(約375,000円)以上の買い物は法的な規制で現金が使えません。

そんなに多くの買い物をしないかもしれませんが、クレジットカードは盗難にあっても保証があるのに対し、現金にはありません。

時と場合によって、クレジットカードも現金も使う必要がありますよ。

イタリアのチップについて

イタリアのチップのマナー

チップは、アメリカほど義務化されていません。

チップありきのサービスではないので、多くのチップを支払う必要はありません。

ベッドメイクなど、簡単なサービスには1〜2ユーロが基本です。

義務化はされていませんが、気持ちとしてお支払いした方がいいのは確かです。

レストランでは、サービス料が含まれている場合があるので、伝票で確認しましょう。

もちろん、サービス料で含まれていても、良いサービスを受けた場合は支ってもOKですよ。

Aさん
道案内でチップを要求されました。

駅で道を聞いた際、駅の職員に聞いたつもりが、実は観光バスへ斡旋する人でした。

乗るつもりのない観光バスに案内された後に、チップを要求されました。

揉めるのも嫌なので、さっと1ユーロ払いましたが、少なかったのか嫌な顔をされました。

観光バスの人たちは、チップを含めたお給料をもらっているはずなので、チップは不要だったと思います。

このようなトラブルを避けるためにも、道を聞く際は注意が必要です。

また、このような人に出会ったときのために、コインや少額の紙幣を準備しておくことをオススメします。

チップの額を自分で決める場合

お店によりますが、レストランなどチップを払うことが当たり前のお店では、サービス料として自分で伝票に付け加えることができます。

伝票をもらったら、サービス料のところに書き込めるスペースがあるかも確認しましょう。

もし空欄であれば、お会計の15%くらいを目安にプラスしましょう。

クレジットカードでチップを支払う場合

お店によりますが、クレジットカード支払いをする際にチップにあたる額を自分で入力するパターンもあります。

このパターンは、イタリア以外での海外でもメジャーなので、ぜひ覚えておいてくださいね。

クレジットカードでチップをお支払いする手順

  1. お会計をしたら、クレジットカード払いを店員さんにお願いします。
  2. 店員さんが暗証番号を入力するための、機械を持ってきてくれます。
  3. 機械上で金額の確認があるので、合っていればOKまたはYESを押します。
  4. チップをお支払いするか聞かれるので、OKまたはYESを押します。
  5. お支払い金額のパーセンテージで払うか、自分でチップの額を入力するか聞かれるので、どちらか選択します。
  6. 数字を入力します。(パーセンテージを選んだ場合は15など)
  7. その後は、暗証番号を聞かれるので、日本と同じような操作をしてください。

イタリアのスリや盗難について

イタリアは、本当にスリや盗難が多い国です。

基本的には、フレンドリーで親切な方が多いですが、スリや盗難をする人もニコニコ笑顔で近寄ってきます。

現金も、クレジットカードも必要なイタリアの旅行では、しっかり対策を立てて安全に旅行しましょう。

チケットは日本で事前に買う

コロッセオなどの入場券や美術館のチケット、高速鉄道のチケットは、事前に日本からインターネットで購入できます。

購入をしておけば、印刷をしてQRコードで入場したり、引換券を交換するだけで済みます。

カウンターでお財布を出すより、よっぽど安全ですよ。

Aさん
イタリアの駅員さんは、かなりドライです。

高速鉄道に乗る際に、チケットカウンターで迷っていると親切に声をかけてくれる人がいますが、絶対に怪しい人物ですので、しっかり無視してくださいね。

パスポート•クレジットカード•現金は別々にしまう

もし、現金の入ったお財布を盗られてしまっても、クレジットカードがあれば何とか買い物ができます。

また、クレジットカードを1枚盗られても、他のカードを使えるように別々に収納したり、1枚はホテルの金庫で保管するとより安心です。

航空券を予約済みで、パスポートさえあれば、なんとか帰国することも可能です。

最悪のケースを想定し、どれか1つ盗られても何とかなるように対策しておきましょう。

スリや盗難に遭った場合

滞在期間によりますが、盗まれてしまったものが、滞在中に返ってくることは珍しいです。

また、パスポートが盗られてしまった場合は、まずは地元の警察に連絡するか、自分で警察署に出向いてください。

現地で発行された盗難・紛失証明書を受け取る必要があります。

それから、大使館に連絡し、新規のパスポートまたは帰国用の渡航書を申請します。

また、盗難・紛失届けは、海外旅行保険での補償の申請にも必要です。

クレジットカードが盗難にあった場合は、補償の対象になることがあります。

それぞれのクレジットカード会社の紛失・盗難デスクに連絡しましょう。

在イタリア日本大使館(ローマ)
  • 住所:Via Quinito Sella 60
  • 電話:06-487991
  • 受付時間:9:30〜12:45、14:45〜16:30
  • 休日:土日、日本とイタリアの祝日、年末年始
イタリアの緊急連絡先
  • 警察:113
  • 救急車:118
  • 消防署:115
Aさん
私は、クレジットカードの緊急連絡先や、海外旅行保険の緊急連絡先を携帯に登録しています。

いざというときは慌ててしまうので、連絡先は事前に分かっておいた方が安心です。

幸い、まだ使用したことはありませんが、お守りの役割も果たしてくれている気がします。

まとめ

イタリアのクレジットカード事情は

  • 日本と同じように使用可能
  • バールなど小さな飲食店では使用できないことが多い
  • クレジットカードのブランドは最低3種類以上持っていく
  • JCBは海外で使えないこともある
  • VISAとMastercardは対応している店が多い

イタリアで現金が必須なのは

  • バール
  • 露店
  • 地元のスーパーマーケット
  • タクシー
  • 公衆トイレ
  • チップ
  • 私鉄

イタリアのチップは

  • 簡単なサービスには1〜2ユーロを支払う
  • レストランでは、サービス料として含まれていることが多い
  • 道案内でチップを請求されたケースを考えて、トラブル防止に紙幣を用意しておく
  • お店によっては、サービス料を自分で決められる
  • クレジットカードでも自分でチップの額を設定できる

イタリアでのスリ・盗難に気をつけるためには

  • 美術館のチケットなど、日本で買えるチケットは先に購入しておく
  • パスポート、クレジットカード、現金は別々に保管する
  • スリや盗難に遭ってしまったら、まず地元警察へ行く

今回は「イタリアで安全に過ごすためのお支払いアドバイス」をご紹介しましたが、いかがでしたか?

イタリアでは、クレジットカードも現金も必要ですが、どちらもしっかりとした安全対策をしましょう。

スリや盗難が多いと言っても、イタリアの方は親切で明るい方ばかりです。

歴史的な建造物や伝統的な食べ物も楽しめます。

今回の記事を参考に、十分に楽しむためにも、対策をしっかりして安全に旅行しましょう。

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