バリ島といえば、私たち日本人観光客の間でも人気のスポットです。
値段もお手頃なので、一度は訪れてみたいリゾート地ですよね。
しかし「海外は治安がどんな感じか分からなくて少し怖いな」と思っている方も多いのではないでしょうか?
今回は「バリ島の治安と危険な目に遭わないための対策」をご紹介します。

目次
バリ島の危険度はどれくらい?

外務省の海外安全情報で確認してみると・・・
海外安全情報とは、外務省が「他国は現在どのくらい危険なのか」という統計を4段階のレベルで表しているサイトです。
無料で簡単に見ることができるので、ぜひ参考にしてくださいね。
- レベル1:十分注意してください。
- レベル2:不要不急の渡航はやめてください。
- レベル3:渡航はやめてください。
- レベル4:退避してください。渡航をやめてください。
海外安全情報を見ると、バリ島(インドネシア共和国)は「レベル1:十分注意してください」と表記されています。
危険度が一番低いので、比較的安全に旅行できることが分かりますね。
ただし、時期によっては表記が「レベル2」になることもあるので、旅行前にチェックすることをオススメします!
滞在していた女性の実体験


また、置き引きやスリなどに注意するよう声掛けがあったので不安でしたが、リュックや肩掛けバックを背負っていても危険な目に遭うことはありませんでしたよ。


ただ、携帯やを財布を取られてしまった人が何人かいたので少し怖く感じました。

バリ島で注意が必要な地区


ショッピングモール以外にも市場などの出店がたくさんある素敵な地区です。
しかし、観光客を狙ったぼったくりや人混みでのスリが多いので気をつけた方が良いですね。

軽犯罪であっても、決して軽はずみな気持ちで無防備に観光することは良くありません。
出店が並ぶ市場以外に、夜まで楽しめるナイトクラブもいくつもあるので注意してくださいね。
特に、少人数での行動や女性だけでの一人歩き、ひと気のない道を歩くことは控えましょう。
万が一、何かトラブルに巻き込まれてしまった場合は、クタ・レギャン地区にある大型の「ビーチウォーク・ショッピング・センター」に駆け込み警察に届けてください。
ショッピングモールの入口には警備員さんもいて、日本の大手旅行会社H.I.S.などが入っているので何かと手助けしてくれますよ。
バリ島で一番治安が良い地区


日本人以外の外国の方も多く住んでいて、地元の人がのんびりと暮らしている感じでしたよ。


ただ、夜になると人通りが少ない道を歩くのは怖かったです。

ひと気のない道を通ることは避けて、トラブルに巻き込まれないように安全対策が必要ですね。
サヌール地区は、観光客を狙ったスリやぼったくりなどの軽犯罪被害が少ないです。
ただ、遊べるスポットが限られてくるので物足りないと感じる人も多いです。
マリンアクティビティや癒し効果抜群のスパ・マッサージ店もあり、のんびり過ごしたい人にオススメです。
観光中に必要な安全対策
置き引き
食事をするとき、荷物を席に置いたまま離れると置き引きに遭う可能性が高くなります。
夜市や屋台などが並ぶ繁華街以外でも、有名なレストランであっても油断は禁物です。
荷物は常に最小限にしておくことで、置き引きに遭うリスクをぐっと減らせることができますよ。
二人以上で食事をする場合は、どちらかが必ず席に残って荷物番をすることをオススメします!
一人で旅行している場合は「荷物を見ておいてあげるから買ってきなよ」と、親切そうに話しかけてくる人がいますが注意しましょう。
食事を済ませてお店を出る際は、荷物を全て持っているか貴重品が盗られていないかチェックしてくださいね。
スリ
スリ対策は、荷物をなるべく最小限にしておくことがポイントです。
スリ対策のポイントは以下の4つです。
- 最小限のお金しか財布の中に入れない
- パスポートのコピーを持っておく
- 携帯はズボンのポケットに入れず、カバンに入れる
- チャック付きのしっかりとしたショルダーバックをななめ掛けする
特に、男性はカバンを持たずにズボンのポケットに財布や携帯を入れることが多いので注意しましょう。
また、女性の場合はハンドバックを持ち歩くとスリに遭うリスクが高まるので気を付けてくださいね。


些細な気配りが安全に旅行を楽しめるポイントです!
ぼったくり
バリ島で一番ぼったくり被害が多いのは「タクシー」です。
ショッピングモールの入口に停まっていたタクシーに乗ったのにぼったくられたというケースも日常茶飯事です。
せっかくの楽しい旅行を台無しにしないためにオススメなのが配車アプリです。
特に「Grab」と「Blue Bird」というタクシー会社は比較的安心です。
どちらにも専用のアプリがあり、インドネシア語や英語があまり上手ではない人でも大丈夫です。
現在地や目的地までしっかりと送り届けてくれます。
ちなみに、Grabはバイクタクシーなので、一人で行動をする際には普通のタクシーより格安で乗れますよ。
また、この2つのタクシー会社は、アプリ内に料金が表示されるので、その金額を払うだけでOKです。


また「日本が好きなんだよね」と言ってくれるドライバーさんも多かったです。
英語で「日本語を教えて」と言ってくれる人もいて嬉しくなりました。


アプリを使うので、ぼったくりに遭うこともなく安心して利用できました!
ベトナムでバイクタクシーを使ってみた人の動画を貼り付けておきます。
旅行前に見て、ぜひ参考にしてくださいね。
Blue Birdのタクシー会社は、日本と同じ形式をした大手のメータータクシーなので安全です。
しかし、残念なことに道端に走っているバイクタクシーのほとんどが「Blue Bird」そっくりに作られた偽物のタクシーばかりです。

ですが、本当にBlue Bird Taxiなのか自信はなかったです。 現地に1年間滞在していた日本人の知り合いも「未だに見分けられる自信がない」と言っていました。

アプリで呼び出して、目的地まで送り届けてもらう方が安心ってことですね。

基本的に道端でタクシーを拾うのは危険なので注意してくださいね。
まとめ
バリ島の危険度は
- 海外安全サイトは「レベル1:十分注意してください」と表記されている
- バリ島は他国に比べて比較的安全に過ごせる
- 注意が必要な地区はクタ・レギャン地区
- 治安が良い地区はサヌール地区
観光中に必要な安全対策は
- 置き引き
- スリ
- ぼったくり
今回は「バリ島の治安と危険な目に遭わないための対策方法」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
バリ島の治安は良くなってきているので、注意点をしっかりと守れば快適に過ごすことができます。
今回の記事を参考に、バリ島での旅行を安全に楽しんできてくださいね。
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