台湾は、日本からたくさんの観光客が訪れる大人気の観光地です。
魅力溢れる台湾で、ここでしか見られない世界遺産を観光したい方も多いですよね。
ですが、台湾は政治的な理由から世界遺産に登録されているスポットはありません。
その代わり、台湾でしか見られない絶景や歴史的建造物がたくさんありますよ。
今回は「一生に一度は行きたい!!台湾の世界遺産級のスポット」をご紹介します。
目次
台湾に世界遺産がないのは、なぜ?
世界遺産は国連の専門機関の「ユネスコ」によって管理されています。
国連が台湾をひとつの国家として認めていないため、ユネスコに加盟できず、世界遺産の申請ができません。
このような政治的理由から、台湾には世界遺産がありません。
しかし、台湾には「世界遺産級」の文化や歴史的建造物、大自然があります。
台湾で独自に作成された世界遺産級のスポットは、なんと18ヶ所もあるんです!
その中から、首都台北から行きやすい観光スポットを5選ご紹介します。
淡水紅毛城(たんすいこうもうじょう)
台湾のベネチアと呼ばれる街「淡水」にある観光スポットです。
赤レンガが特徴的な淡水紅毛城は、1629年にスペイン人によって作られました。
そのあと、所有者が色々と変わり、現在では台湾の所有物になったという歴史的な建物です。
今は博物館となっていて、異国情緒あふれる建物とそこから見える淡水の街並みに心惹かれますよ。
入場料:80元(約300円)
アクセス方法:台北駅からMRT淡水信義線で約30分。最寄駅(淡水駅)から徒歩20分
金瓜石(きんかせき)集落
図らずも来ることとなった金瓜石の集落は、まさに斜面に張り付いた状態。人がすれ違えるギリギリな幅の路地と数々の階段が、探索欲をそそる。
放棄された住宅と、テレビの音が漏れる住宅、そして、鬱蒼とした山林。#LCCで行く台湾1泊2日 pic.twitter.com/6MD3lgPxm4— せき のりかず (@kotonoha_s) May 22, 2016
金瓜石は鉱山業が盛んだった街で、その一部が「黄金博物館」として残されています。
その博物館の中に、当時そこで働いていた人たちの集落が展示されています。
また「本山五坑坑道体験」では、実際に使われていた坑道内を歩き、当時の様子を見学できます。
日本の伝統的な手法で建てられた「金瓜石太子賓館」は、昭和天皇が訪問される際の宿泊場所として作られた歴史があります。
日本統治下時代の文化が残っている場所なので、どこか懐かしい雰囲気がある観光スポットです。
博物館入場料:80元(約300円)
本山五坑坑道体験:50元(約200円)
アクセス方法:台北市内MRT忠孝復興駅から1062系統のバスに乗り、終点で下車
棲蘭(しらん)山ヒノキ林
棲蘭山ヒノキ林は、宜蘭県、新竹県、桃園市、新北市にまたがる、総面積4,500ヘクタールのヒノキの原生林です。
樹齢2,100年の「司馬遷神木」を始め、長生きの巨木が立ち並んでいます。
世界中に生息する7種類のヒノキのうち2種類が台湾に生息しているんですよ。
台湾特有の大自然から元気をもらえること間違いなしです!
中には50メートル近くあるものまであり、圧倒されました。
日本では味わえない素敵な景色でしたよ。
博物館入場料:無料
アクセス方法:鉄道宜蘭駅または羅東駅で下車。太平山行きの国光客運バスで「土場バス停」下車
陽明(ようめい)山国家公園
陽明山は複数の火山から形成される地域で、噴火口やカラデラなどの奇観も見られる。緯度と標高のため、亜熱帯気候と温帯気候に属し、植物や動物も豊かだ。大屯火山群を主とする火山による景観が陽明山国家公園の特色だ。公園中には二子坪遊憩区、冷水坑地区、小油坑遊憩区、擎天崗地区がある。 pic.twitter.com/D4cNJdODUe
— Asian Championship 2018 アジア大会2018 (@ACRubikschamp) July 25, 2018
台湾の北部に位置する大自然スポットです。
台湾の国立公園にも指定され、自然も保護されています。
季節によって移り変わる野生の植物や動物と触れ合うことができますよ。
また、こちらの公園は火山群からできているので温泉も湧いています。
「冷水坑エリア」では無料で入浴できるので、タオルや着替えを忘れずに持って行きましょう!
また、最終バスも早く終わってしまうので、事前に時間を調べてから行きましょう。
入場料:無料
アクセス方法:台北駅北二門出口から「大都会客運 260番」バスに乗り、陽明山総駅で下車
太魯閣(たろこ)国家公園
台湾の中心部にある国立公園で、「台湾八景」の一つにもなっている有名観光スポットです。
総面積は9,200ヘクタールの中に、太魯閣渓谷の山々、断崖、滝などの絶景が広がっています。
太魯閣国家公園は海と山、どっちも楽しむことができるんですよ!
ハイキングコースも整備されているので子どもも一緒に歩いて自然を満喫できます。
公園内はバスで移動できますが、景色を楽しみたい場合は、時間に余裕を持って半日は空けておきましょう。
ゆっくり景色を楽しみたい場合は、ツアーで行くのがオススメですよ!
入場料:無料
アクセス方法:台北駅から自強號(特急電車)で新城駅で下車。ビジターセンターまではタクシーで約7分。
まとめ
世界遺産の登録ができない理由は
- 国連が台湾をひとつの国家として認めていないため
淡水紅毛城(たんすいこうもうじょう)は
- 台湾のベネチアと呼ばれる街にある「淡水」にある観光スポット
- 1629年にスペイン人により造られ、現在は台湾の所有物になっている歴史的な建物
金瓜石集落は
- 鉱山業が盛んだった金瓜石の一部を「黄金博物館」として残している
- 実際に使われていた坑道を見学できたり、当時の集落が見学できる
棲蘭山ヒノキ林は
- 2県2市にまたがる総面積4,500ヘクタールのヒノキ原生林
- 樹齢2,100年の「司馬遷神木」をはじめ、長生きの巨木が立ち並んでいる
- 世界に生息する7種類のうち2種類のヒノキが台湾に生息している
陽明山国家公園は
- 台湾の北部に位置し、国立公園に指定されている
- 火山群からできた公園のため、温泉も湧いている
太魯閣国家公園は
- 台湾の中心部にあり、「台湾八景」の一つにもなっている
- 太魯閣渓谷の山々、断崖、滝などの絶景が広がっている
- ゆっくり景色を楽しみたい場合は、半日スケジュールを空けておくと良い
今回は「一生に一度は行きたい!!台湾の世界遺産級のスポット」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
まだまだ台湾には魅力的なスポットがたくさんあります。
今回の記事を参考に、台湾旅行を思いっきり楽しんできてくださいね。
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