海外旅行先では、「貴重品を盗まれないように気を付けよう!」と対策しますよね。
でも、「お財布やカードだけでなく、なんでパスポートも盗まれることがあるんだろう?」と思ったことはありませんか?
今回は、「パスポートが盗難される理由と盗難されないための対策」についてご紹介します。
トラブルをできるだけ減らして、思いっきり旅行を楽しみましょう!
目次
パスポートはどんなもの?
外国へ行くときに必要なものですが、どういう役目があるのでしょうか?
と、日本政府が証明してくれる、世界で使えるただ一つの身分証明書です。
また、
という要請の文書でもあります。
日本人が安全に外国で過ごせるために、どれだけ大事なものかがわかりますよね。
詳しいことは、外務省 パスポートを見てみてくださいね。
なぜパスポートが盗まれる?
それは、日本のパスポートが「とても便利」だからです。
どういうことかと言うと、ビザなし(または現地でビザをとる)で世界196カ国中189カ国行けるパスポートなんです!
外国へ行ける自由さをランキングにしている、「パスポート・インデックス」では、日本のパスポートが2018年と2019年で世界1位になっています。
つまり、日本のパスポートは、世界で行ける国が1番多いということです。
ただ、この便利さが当たり前になっていて、「ビザなし」と言ってもあまりピンときませんよね。
例として、日本国籍の私と、中国国籍の友人が、アメリカへ旅行する場合、どのような違いがあるのかをご説明します。
日本のパスポートだと、アメリカに90日以内の観光で行くときは、ESTA(電子渡航認証)を取得すればビザは必要ありません。
申請方法:オンラインで申請
有効期間:パスポート期限内であれば2年間有効
費用:約14ドル
しかし、私の中国国籍の友人は、アメリカへ行くのに、同じ観光目的でもビザが必要です。
書類を準備したり、大使館に行ったりしないといけなくて大変!
申請方法:①オンラインで学歴や職歴、写真を含めて申請
②申請書と、預金がわかるもの(銀行残高証明書など)を持って大使館に行き、面接を受ける
有効期間:10年間
費用:約160ドル
友人は許可をもらえましたが、面接まで行って許可をもらえない場合もあります。
アメリカは一つの例ですが、日本のパスポートだと、とても簡単に外国に行けるということがわかりますよね。
なぜ日本のパスポートがこんなに外国に行きやすいのかというと、「日本が世界から安全で信頼できる国」と思われているからなんです。
他の国に比べると、日本から外国に出稼ぎに行く人や、犯罪を起こす人は少ないです。
また、今まで外国に資金や技術面で援助をしてきたこともあり、信頼されています。
自分が知らないところで、日本人が外国で援助をしているお陰で、スムーズに旅行に行けているのかもしれませんね。
盗む目的とは?
日本人になりすまして、日本の便利なパスポートを盗もうとする人がいます。
盗まれると、外国へ逃亡されたり、国際テロに使われたりする可能性があります。
ほとんどの国に行けるパスポートは、国際犯罪者にとって魅力的ということが想像できますよね。
また、パスポートを身分証として、銀行口座の開設や借金、携帯電話の契約など、犯罪に使われることもあります。
ただ盗まれるだけではなく、「犯罪に手を貸しているかもしれない!」と思うと本当に怖いですよね。
旅行前にできる対策は?
行く国や地域の治安について調べる
ガイドブックや、外務省のホームページを参考にしてみてください。
「安全対策基礎データ」では、国ごとにどういう犯罪が起こっていて、どう対策すればいいかが載っています。
行く前に必ずチェックしておきましょうね!
気を付けておくことや、トラブルに遭ったときにどうしたらいいかがまとめられています。
「わざわざ見るのが面倒だな」
と思うかもしれませんが、一度見ておくだけでも為になります。
「気を付けないと!」と自然に意識できるので、ぜひ見ておいてくださいね。
実際にどう対策しているかを紹介した分かりやすい動画があります。
危険な国に行っている人ならではの対策が多いですが、参考にしやすいものを真似してみてくださいね。
パスポートケース
パスポートをそのままカバンやポケットに入れるのは危険です!
首から下げるタイプ、ウェストポーチタイプなど、自分の使いやすいケースを事前に準備しておきましょう。
今では軽いものや、防水のものもあるので、1つ買っておくと便利ですよ。
パスポートケース Evershop カードケース 通帳ケース 海外旅行グッズ 航空券対応 軽量 防水 スマホ収納可 貴重品入れ クラッチバッグ トラベルポーチ
パスポートの再発行に必要なもの
盗まれないことが一番ですが、もしものために準備しておきましょう。
- パスポートのコピー
- 戸籍謄本
- パスポート申請写真(縦45mm×横35mm)
- パスポートの再発行にかかる現金(10年有効:16,000円、5年有効:11,000円)※日本円か現地の通貨
写真のサイズは特殊なので、外国でこのサイズが撮れるところを探すのは大変です。
日本で撮った証明写真を数枚持って行くようにしましょう。
海外旅行保険
「携行品損害補償」がある海外保険に入っていれば、パスポートの再発行にかかるお金が補償されます。
パスポートだけでなく、バッグやカメラ、時計などが盗難に遭ったときにも補償対象になるので、入っておくことをお勧めします。
海外旅行保険付帯のクレジットカードもありますが、適用されるのが「航空券をそのカードで払った場合だけ」などの条件があったりするので、旅行前に確認しておきましょう。
海外旅行保険は、不注意や置き引きなどによる紛失は適用外なので気を付けましょう!
旅行中にできる対策は?
カバンや服装
高級ブランドのカバンや服を身に付けているだけで、犯罪者のターゲットにされてしまうことがあります。
パーティーなどの特別な場合を除いて、海外旅行中はなるべく目立たない格好を意識しましょう。
カバンや貴重品の持ち方
日本では、カバン全開でも携帯電話や財布をポケットに入れていても、トラブルは起こりにくいですが、外国では違います!
パスポートを含めて、貴重品はポケットには入れず、チャック付のカバンの中に入れましょう。
また、電車やバスの中、ショッピングモールなど人が多いところでは、カバンを自分の視界に入るように、前に持っておくと安全です。
私も海外旅行のときには、チャック付の斜め掛けカバンを前にかけています。
旅行中は色んな物に気を取られてしまうこともあるので、なるべく「前に持つ」ことを意識してくださいね。
まとめ
パスポートは
- 日本政府から証明された世界で使える唯一の身分証
パスポートが盗まれる理由は
- 日本のパスポートは世界で1番行ける国の数が多いから
パスポートを盗む目的は
- 犯罪者が、なりすまして外国へ逃亡するため
- 身分証として銀行口座を開設するなどの犯罪の一部に使うため
旅行前に準備することは
- 旅行先の治安や、どこでどんな盗難が多いのか調べておく
- パスポートケースを用意しておく
- 念のため、パスポート再発行に必要な書類を準備しておく
- 海外保険に入る・保険が適用される条件を確認しておく
旅行中の対策は
- 高級なものは、なるべく身に付けない
- 貴重品は、ポケットではなくカバンの中にしまう
- 特に人が多いところではカバンを前に持つようにする
今回は、「パスポートが盗難される理由と盗難されないための対策」についてご紹介しました。
旅行先では、ついテンションが上がってしまいますが、パスポートや貴重品はしっかりと管理しましょう!
今回の記事を参考に、防犯意識を高めて、楽しい思い出を作ってくださいね。
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