今、観光客の間で話題になっている場所があります。
それは「本屋」です。
最近は、カフェ併設のオシャレな本屋があるんです。
食べ歩きも楽しいですが、本屋を巡って韓国文化を肌で感じる旅をしてみませんか?
今回は「ソウルでオススメの読むだけじゃないおしゃれで楽しめる本屋」をご紹介します。
目次
ソウルでおすすめの本屋
STILL BOOKS
STILL BOOKSは、「MAGAZINE B」という韓国発マガジンの発行元が運営するお店で、様々なジャンルの本が並んでいます。
ここには、「A Bookshop for Inspiration」というコンセプトがあるんです。
これは、インスピレーションを受けるための本屋という意味で、様々な工夫がされています。
店内の1階から4階までが物語のように連なっていて、最上階のバーレストランカフェの店名が「THE LAST PAGE」となっています。
そして、レストランのメニューには“FIN”と書かれていて、細かい部分まで演出されているんです!
物語の中にいるような空間になっているので、主人公になった気分で楽しめますよ。
本屋は子どもにとって退屈な場所ですが、興味が引かれるものが多いので、家族で行っても楽しめますよ。

- 住所 ソウル特別市龍山区大使館路35
- TEL +82-2-749-5005
- 営業時間 12:00-21:30
- 定休日 月曜
関連サイト
THANKS BOOKS
THANKS BOOKSは、2011年にソウル初のコーヒーが飲める本屋としてオープンしました。
韓国の芸術大学弘益(ホンイク)大学が近く、アートの専門書も取り扱っています。
大型書店では出会えない本も揃っていて、本が好きな人にはたまらないですよ!
また、若手作家の支援も積極的にしていて、若手作家が作成したZINEも取り扱っています。
韓国の本屋のお手本のような存在で、特別なモットーがあるんですよ。
それは、「本そのものより本にまつわる世界観を楽しんだり、本を選ぶ楽しさを売ることが目的」というものです。
実は、このお店では、お客さんが飽きないように毎月展示テーマを変えています。
本屋ではあまりこういった展示方法は珍しいので、本屋に行くのが楽しみになりますよ!
ZINEは「個人で作った本」のことです。
Magazineの“ZINE”が語源と言われています。
リトルプレスという呼ばれ方もされていますよ。
- 住所 ソウル特別市麻浦区楊花路6キル57-6
- TEL +82-2-325-0321
- 営業時間 12:00-21:00
- 定休日 元旦、旧正月、チュソク
- 関連サイト http://thanksbooks.com/in/index.php?ckattempt=1
ARC.N.BOOK
「ARC・N・BOOK(アーク&ブック)」は、本以外にも家具、文具、家電などライフスタイル全般に関わる商品を扱っています。
DAILY(日常)、WEEKEND(逸脱)、STYLE(外面)、INSPIRATION(内面)の4つのテーマをもつお店で、2018年にオープンしました。
店内は、アメリカの恋愛ドラマ「華麗なるギャツビー」がモチーフとなっていて、その空間だけでも楽しめます。
本のトンネルや電話ボックス型の書籍検索機はインスタ映えスポットになっているので、写真好きな人にもオススメですよ。
店内にはレストランやカフェもあるので、旅行中ちょっと休憩したいなあと思った時にもいいですね。

子ども向けのハングル練習帳などもあり、ハングル初心者の私でも楽しめました!

各箇所に雑貨や文房具があり、本だけでなくお土産探しにもオススメですよ!
- 住所 ソウル特別市 中区 乙支路1街 87, B1F
- TEL 070-8822-4728
- 営業時間 10:00~22:00
- 定休日 旧正月・秋夕(チュソク)の連休
- 関連サイト https://www.instagram.com/arc.n.book_official/
ソウルチェクポゴ(ソウル本宝庫)
2019年に開設したソウル本倉庫は ソウル市とソウル図書館が運営する古本屋で、今一番ホットなスポットです。
実はこのお店の成り立ちには、特別な理由があるんですよ。
大型書店やオンラインの古本屋の登場で、30件前後の古本屋が経営困難になってしまいました。
そこで、これらの古本屋と連携し、古本屋を助けてかつ昔の本の価値を広めるために、複合文化施設として生まれました。
本を提供した古本屋には、運営費の10%分を引いた販売代金が渡る仕組みになっています。
絵本から専門書まで様々な本を取り扱っているので、日本の小説や実用書なども置いてありますよ。
そして、ソウル本倉庫は、インスタ映えスポットとして有名なんです!
中でもアーチ状の書架に本が並べられている「本の虫」をイメージしたスポットが人気なんですよ。
トンネルをくぐっているかのような不思議な感覚で、訪れる人を魅了します。
また、本に関連したイベントの運営やブックカフェ、有名人が寄贈した図書展示スペースなどもあります。
ソウル市民に親しまれる空間で、地元の雰囲気を味わえますね。
ドラマのロケ地にもなっているので、古本屋が好きな方だけでなく、ミーハー気分を味わいたい人も楽しめますよ!

2つの意味があり、1つ目が「本の宝庫」という意味のチェクポゴから取っています。
もう一つは、ハングルの発音でチェクポゴが「本を読むこと」を意味しています。
二通りの表現があるなんて面白いですよね!
- 住所 ソウル特別市 松坡区 新川洞14
- TEL 02-6951-4979
- 営業時間 火~金曜10:30~20:30、土~日曜10:00~21:00
- 定休日 月曜、1月1日、旧正月・秋夕(チュソク)の連休
- 関連サイト http://www.seoulbookbogo.kr/front/
番外編:面白いコンセプトのある本屋
Somebooks 絵本書店
Somebooks 絵本書店は、絵本出版社「Somebooks」が運営する絵本屋です。
国内外の作家による絵本は、世代問わず楽しめる作品がたくさんあり、絵本好きの大人たちも集まります。
Somebooksが出版する絵本は、店内に展示されている古い活版印刷機で印刷し、手作業で作っていて魅力的な本ばかりですよ!
言葉が分からなくても楽しめる絵本がたくさんありますよ。
お土産にお洒落な絵本をプレゼントしてみてはいかがでしょうか?
- 住所 ソウル特別市麻浦区ソンミサン路23キル8
- TEL 02-322-7331
- 営業時間 12:00~20:00
- 定休日 なし
関連サイトは
シュレディンガー
韓国・ソウルにある猫の本しかないシュレーディンガー「슈뢰딩거 」に行ってきました。
こじんまりとしてすごくいい雰囲気のお店で、しかもカフェもやってて、コーヒーも飲めます^^猫はいませんのでご注意をㅋㅋㅋhttps://t.co/ZIdO2vaPv4 pic.twitter.com/9wScUCPs3N
— ハングルノート加藤@韓国ブロガー・YouTubeもはじめました (@hangulnote) July 27, 2019
シュレーディンガーは、猫専門の本やグッズだけを置いている本屋です。
ここは約300冊ほどの猫に関する本があり、店主が直接自分で本を仕入れています。
「猫だけ」というのがとても珍しいですよね。
店主が猫好きで、猫に関する正しい知識を得られる本を取り揃えたいという想いからこのお店が始まりました。
名前の由来は、オーストリアの物理学者が提唱した猫の思考実験の話が基になっています。
「あなたがこのお店で好きな本があるかないかは、お店のドアを開けた瞬間にしか分からない」というニュアンスがあるそうです。
なので、ぜひ扉を開けた瞬間の感覚を大事にしてみてくださいね!
また、ドキュメンタリーの上映や講演会などのイベントも行っているので、アクティブな方にもオススメですよ。
- 住所 ソウル特別市鍾路区梨花洞駱山19キル
- TEL 070-5123-2801
- 営業時間 13時 ~ 21時
- 定休日 月曜日
- 関連サイト https://www.instagram.com/catbookstore/
まとめ
ソウルでオススメの本屋は
- STILL BOOKS
- THANKS BOOKS
- ARC.N.BOOK
- ソウル本倉庫
面白いコンセプトのある本屋は
- Somebooks 絵本書店
- シュレーディンガー
今回は「ソウルでオススメの読むだけじゃないおしゃれで楽しめる本屋」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
ブックカフェとして経営している本屋もたくさんあるので、旅のちょっとした休憩に立ち寄ってもいいですよね。
今回の記事を参考に、おしゃれな本屋に行って韓国の文化に触れてみてくださいね。
人気記事
海外旅行保険に入らずに海外へ行くと100%後悔します。
海外旅行で怖いのは、盗難や事故、病気になってしまうことです。
2018年度に、事故や病気などで海外旅行保険を利用した人は3.70%(27人に1人)というデータが出ています。
この数字を見ても、決して他人事ではないということが分かります。海外旅行保険の費用を節約しようと思って、保険未加入で旅行すると、必ず後悔します。
なぜなら、保険未加入の人が、アメリカで盲腸の手術を受けて200万円以上の治療費を請求されたケースがあるからです。そうならないために、海外旅行保険付帯のクレジットカードを使いましょう。
持っているだけで、海外旅行先での事故や病気を補償してくれますよ。年会費も永年無料でその場で(スマホで)5分で申し込み&店頭なら即日発行可能!
他にも、カフェやメガネ屋などもあり、飽きずに楽しめました。