コスタリカは、中南米の中で一番安全な国と言われています。
ですが、「中南米だから、本当は危ないのでは?」
「実際は、何に気を付けたらいいの?」
など、いざ自分が観光で行くとなると心配になりますよね!
今回は「コスタリカは中南米で一番治安がいい!?観光で必要な安全対策とは?」をご紹介します。
目次
コスタリカは安全な国?
コスタリカは危険地域が多い中南米の中では、比較的安全な国です。
女性の一人旅でも安心と言われていて、特に大自然の中の国立公園は犯罪被害が少ないんですよ。
外務省の海外安全情報
外務省の海外安全情報では、首都サン・ホセとその周辺地域が危険レベル1になっています。
ですが、指定されている地域以外は危険レベル0なので、コスタリカ全体の治安は安定しているといえます。
【危険度】
●首都サン・ホセを含む周辺地域
レベル1:十分注意してください(継続)
【ポイント】
●首都サン・ホセ市を含む周辺地域では,麻薬組織同士の抗争等が発生しているほか,強盗や盗難等も多発していますので,十分注意してください。
更新日 2020年03月06日
コスタリカの治安が悪い場所は?
危険レベル1に指定されているサン・ホセでも、本当に危険で立ち入ってはいけない場所と安全に観光できる場所があります。
また、サン・ホセ以外にも注意が必要な場所があるのでご紹介します。
サン・ホセで治安が悪い場所
治安がよくないと言われているサン・ホセの中でも、特に注意したいのがコカ・コーラ地区です。
この地域は「ソナ・ロハ(Zona Roja)」とも言われています。
「ソナ・ロハ(Zona Roja)」は、スペイン語でレッドゾーン、危険地帯を意味するんですよ。
しかし、国立公園などへのアクセスに必要なバスターミナルが、このコカ・コーラ地区やその周辺にあるのです。
大きな荷物を持って徒歩で移動するのは危険なので、ホテルからバスターミナルまではタクシーを使うのがオススメですよ。
また、バスターミナルでも置き引きやスリに注意が必要です。
中心街より西側の地域
- コカ・コーラ(Coca Cola)地区
- メルセー(Merced)地区
- バリオ・メキシコ(Barrio México)地区
中心街より南側の地域
- 中央公園(Parque Central)より南西側の地区
- アルメンダレス(Almendares)地区
- キューバ(Cuba)地区
2通り(Av.2)沿いは問題なく歩けましたが、ちょっと奥まで行くと浮浪者が多くなり危険な雰囲気がしました。
昼間でも女性の一人歩きはオススメできませんね。
怖かったのですぐに別の通りに行き、被害には遭いませんでした。
サン・ホセで治安が良い場所
アベニーダセントラル(Av. Central)は、サン・ホセの中心部にある遊歩道です。
観光客も多く警備の目もあるため、昼間歩くには安全な通りなんですよ。
また、国立劇場などの有名な観光スポットにも簡単にアクセスできます。
サン・ホセの有名観光地のほとんどが街の中心にあるので、危険な地域を通ることなく観光を楽しめますよ。
治安は悪くないですが、人ごみの中を歩くときや中央市場での買い物の際は、スリやひったくりに注意しましょう!
- 国立劇場
- 国立博物館
- ヒスイ博物館
- コスタリカ中央銀行博物館
- 中央市場
安心して観光が楽しめましたよ。
サン・ホセ以外で注意が必要な地域
危険レベル0とはいえ、観光客を狙った犯罪が起きている地域もありますよ。
マヌエル・アントニオやカウィータなど海沿いの観光地でも、置き引きやひったくり、強盗事件が発生しています。
また、外国人観光客を相手に麻薬が売買されている事例もあるので、怪しい人には近づかないようにしましょう!
太平洋側
- ハコ
- タマリンド
- マヌエル・アントニオ
カリブ海側
- トルトゥゲーロ
- マンサニージャ
- プエルト・ビエホ
- プエルト・リモン
- カウィータ
気を付けるべきポイントは?
夜間の外出を避ける
観光客が多くて安全と言われている地域でも、夜になるとグッと危険度が増します。
やむを得ず夜間に出かける際は、必ずタクシーを使いましょう!
また、コスタリカの犯罪は麻薬がらみのことも多く、夜の公園では麻薬の売買や麻薬がらみの暴行事件もたくさん発生しています。
どんなことがあっても、夜間の公園には絶対に近づかないで下さいね。
サン・ホセなどの都市部を中心に麻薬が蔓延し、麻薬がらみの強盗や殺人が増加しているんですよ。
危険な地域に近づかない
サン・ホセの中心部の近くでも一本路地を入ると、人通りの少ない危険な場所があります。
観光地とは違い、昼間でも犯罪に巻き込まれる危険性が高い場所なんですよ。
危険な場所には次のような特徴があるので、立ち入らないようにしましょう。
- 人通りがない
- ゴミが散乱している
- 浮浪者が多い
- 家の外壁が壊れている
- 建物に落書きがされている
- ボロボロの車が路上駐車されている
このような危険な場所に近づかないことが、トラブルを避けるためにとても大事なんですよ!
置き引き・スリ・強盗に注意!
日本人観光客も市街地やレストラン、バスでの移動中などに置き引きやスリの被害に遭っています。
以下の点に注意して、被害にあわないように対策を取りましょう!
- 多額の現金や貴重品は持ち歩かない
- バッグは体の前に抱くように持つ
- 徒歩での移動中だけでなく、バスの中やレストランでも注意する
また、泥棒が盗むものと言えば財布や貴金属をイメージしますが、スマホもひったくりなどの被害に遭いやすいんですよ。
街中で歩きスマホをしたり、バスや電車などでの移動中にスマホを見るのは控えましょう!
「ケチャップがついてるよ」と声をかけ、汚れをふき取るふりをして荷物を盗むという手口です。
人ごみの中で「ケチャップ・・・」の声が聞こえたら無視しましょう!
現地のアジア人の格好をしよう!
アクセサリーや高価な時計を身に着けていると、お金持ちと思われてスリやひったくりのターゲットになります。
海外旅行だからと張り切らないで、シンプルな服装を心がけましょう!
サン・ホセには日本人は少ないですが、中華街もあり中国人は見かけます。
現地のアジア人と思われるような、地元になじんだファッションをすることがスリ対策になりますよ。
また、スリ対策の中にリュックやかばんに南京錠を付ける方法がありますが、この対策は中南米では危険です。
現地のアジア人はリュックに南京錠を付けていませんので、リュックに南京錠を付けている=観光客というアピールになります。
強盗のターゲットになりますので、街歩きの際は南京錠を付けないようにしましょう!
海外旅行保険と海外Wi-Fiの準備を
いざというときの備えに、海外旅行保険と海外Wi-Fiの準備がオススメです。
トラブルに巻き込まれないことが一番ですが、万が一に備えて海外旅行保険に入っておくことが大事です。
また、困ったときにネットが使える状況だと安心感が違いますよ。
移動時の注意点
タクシー
Tips on taking a taxi in #CostaRica so you don’t get ripped off and you stay safe http://t.co/B1vx0v93cr pic.twitter.com/GvmcF0pdyN
— Yeison and Samantha (@Mytanfeet) August 23, 2015
タクシーは基本的に安全な乗り物ですが、タクシーの色に注目してください。
許可を受けたタクシーは、赤い車体に三角形のマークとタクシーランプがついていますよ。
ピラタと呼ばれる白タクも多いので注意しましょう!
バス
バスターミナルやバスの車内では、置き引きやスリが多発しています。
バスターミナルでは荷物を足元に置きっぱなしにせず、持ち手をしっかり持つなど体から離さないようにしましょう。
そして、バスの車内では座席や網棚に荷物を置くと、置き引きの被害に遭う可能性があります。
バスでの移動中は、荷物をしっかり抱えて持つことが重要ですよ。
また、サン・ホセからモンテベルデ保護区などの観光地まではバスで3~5時間かかることもあり、途中眠くなって寝てしまうこともあります。
ですが、日本とは違ってうっかり寝てしまうと、スリや置き引きの被害に遭ってしまいます。
長距離のバス移動の際も、緊張感を持って利用しましょう!
車
レンタカーを借りて自分で運転する場合も注意が必要です。
車上荒らしや強盗の被害に遭わないために以下のことに注意しましょう!
- 裏道は避け、交通量の多い大通りを走行する
- 信号などで停まっているときは、周囲の様子に気を配る
- 乗るときは素早くドアを閉め、すべてのドアを施錠する
- ヒッチハイクの人など知らない人を乗せない
- 駐車場に停めるときは、人通りや照明があるところを選ぶ
- 車外から見える場所に、荷物を置かない(貴重品だけでなく)
「タイヤパンク強盗」の手口は、鋭い刃物でタイヤをパンクしたあとにタイヤ交換するふりをして荷物などを盗むんです。
犯罪被害に遭ったら?
安全対策に気を付けていても、トラブルに巻き込まれてしまうことがありますよね?
もしも犯罪被害に遭ってしまったら、自分の安全を第一に考え行動しなければいけません。
犯人が拳銃や刃物を持っている可能性もあるので、抵抗しないことが一番です。
- 犯人の要求に素直に従う(貴重品を渡す、カードの暗証番号を教えるなど)
- 被害にあっても犯人を追わない
- 犯人の顔を見ない
- 犯人を挑発しない
被害にあった場合に通報する先は、警察と日本大使館です。
コスタリカでは、警察・救急・消防はすべて911で対応しています。
911の番号は覚えておくと安心ですよ!
警 察・消防・救急: 911 司法警察:800-800-0645 緊急病院(24 時間受付) 在コスタリカ日本国大使館 コスタリカの現地の言葉は、スペイン語です。 英語では通じないことがあるので、とっさの時に使えるスペイン語を覚えておくと便利ですよ! 助けて ¡Auxilio!(アウシリオ) 緊急です ¡Es de urgencia!(エス デ ウルヘンシア) 泥棒 Ladrón (ラドロン) 警察を呼んでください ¿Puede llamar a la policia? (プエレ ジャマール ア ラ ポリシア) 日本語を話せる人はいますか? ¿Hay alguien que habla japonés? (アイ アルギエン ケ アブレ ハポネス) 日本大使館に電話してください Llame a Embajada del Japón,por favor (ジャメ ア エンバハダ デル ハポン,ポルファボール) 海外旅行中に、大規模災害などの緊急事態が起こる可能性もありますよね? 大規模災害などの緊急事態が発生すると、海外でも電話やインターネットが使えなくなる場合があります。 そんなときは『NHKワールド・ラジオ日本』のニュースや海外安全情報が役に立ちますよ。 これらは、短波放送を受信できるラジオがあれば聞くことができます。 緊急時にパニックになる気持ちも分かりますが、落ち着いて正確な情報を手に入れる行動を心がけましょう! コスタリカは安全な国? サン・ホセの危険な場所・安全な場所は? 他の地域で危険な場所は 気を付けるポイントは 移動時の注意点は 犯罪被害に遭ったら? 大規模災害に遭遇したら? 今回は「コスタリカは中南米で一番治安がいい!?観光で必要な安全対策とは?」をご紹介しましたが、いかがでしたか? 中南米で一番治安がいいと言われていても、場所によっては危険な地域があります。 「自分の身の安全は、自分で守る」気持ちが大事ですよ! 今回の記事を参考に、しっかり対策をしてコスタリカ旅行を楽しんできてくださいね。 海外旅行で怖いのは、病気や事故に遭ってしまうことです。 2023年度に、事故や病気などで海外旅行保険を利用した人は3.70%でした。 エポスカードは無料なのに傷害死亡・後遺傷害の補償額が3,000万円と他のクレジットカード(楽天カードなど)に比べて補償額が手厚いので、旅好きの人から選ばれています。 年会費も永年無料でその場で(スマホで)45秒で申し込み&即日発行可能! ↓年会費永年無料のエポスカード↓
※警察、交通警察、消防、救急、赤十字、すべて 911 で対応
※紛失・盗難の際、被害届受理票(ポリスレポート)の取得
・クリニカ・ビブリカ病院:(+506)2522-1000
・シーマ病院:(+506)2208-1000
住 所: Torre La Sabana, Piso 10, Sabana Norte, San José, COSTA RICA
開館時間: 8:00 ~ 16:30
電 話:(+506)2232-1255
開館時間外(夜間・土日祝祭日):緊急電話対応オペレータが対応
※平日16 :30~翌8:00及び休館日終日対応【番外編】大規模災害に遭遇したら?
まとめ
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また、同じ中南米でもメキシコ・コロンビア・ベネズエラなどの国内では、危険レベル3(渡航中止勧告)の地域があるんですよ。