アメリカのNASA観光と言えば、フロリダ州にあるケネディー宇宙センターか、テキサス州のヒューストン宇宙センターが有名です。
ケネディー宇宙センターでは、バスツアーに参加することができ、NASAのスペースシャトル「アトランティス」やロケットの実機の展示、スペースシャトルの発射台、宇宙開発史の展示なども見れます。
アトランティスのシャトル打ち上げ体験ができるアトラクションもあります。
今回は、フロリダのディズニーワールド付近にある「ケネディー宇宙センター」をご紹介します。
目次
ケネディー宇宙センターは、どこにあるの?
場所は、オーランドにあるディズニーワールドから車で1時間ほど東へ走ったところにあります。
ケネディー宇宙センターの敷地は広大で、東京と埼玉県がすっぽり入るぐらいの広さなんですよ!
到着するとこんな感じです!
到着すると、さっそく宇宙飛行士の人形とNASAマークのオブジェがお出迎えをしてくれます。
ここで、まず1枚目の記念写真を撮ってみてくださいね。
ちなみに、入場するときに簡単なセキュリティーチェックを受けます。
そして、入り口には日本語のパンフレットも用意されていますよ。
ケネディー宇宙センターの中ではどんなことが出来るの?
本物のロケットの展示「ロケットガーデン」
セキュリティーチェックを終えて中に入ると、ロケットガーデンがあります。
実際に宇宙飛行士の方々が乗るロケットが展示されていて、全て本物です!
実物はとても大きく、いきなりテンションが上がる光景でしたよ。
日本も宇宙開発に関わっています!
ロケットガーデンを抜けると、EXPLORATION SPACEという展示スペースがあります。
この写真は、その建物の外壁です。
日本の国旗が真ん中にあるのが分かりますか?
なぜ日本の国旗が真ん中に来ているのかは分からないそうですが、同じ日本人として誇らしいですね!
スペースシャトル アトランティス
歩いて行くと、大きなアトランティスの燃料タンクが見えてきます。
そして、燃料タンクの後ろの建物に入ると、本物のアトランティスが展示されています。
なんと、ボディの接着剤には日本の有名な接着剤メーカーのものが使用されているそうですよ。
ここにも日本の国旗がありました!
宇宙飛行士の方が発射台へ向かう時に乗るバス
このバスに乗って発射台まで向かうそうです。
映画などで見たことがある人も多いのではないでしょうか?
NASAのバスツアーでは何が見れるの?
ツアーバスは、こんな感じです。
私が訪れた時は10月だったので、かなり空いていました。
混んでいる日は、長蛇の列ができるそうですよ。
外は暑いですが、バスや建物の中はものすごく冷房が効いていて寒かったです。
なので、上着は必ず持って行きましょう。
シャトル組立工場、打上げ管制センター
映画「アルマゲドン」のワンシーンは、ここで撮影されたそうですよ。
シャトル組立工場が、いかに大きいか分かる写真がこちらです。
地面に描かれている星と赤白のボーダーは、建物の左側に描かれている星条旗と同じ大きさで描かれています。
スペースシャトルを運ぶ台
こちらは、スペースシャトルを発射台まで運ぶ為の台です。
周りにある鋼材から、その大きさがイメージできるかと思います。
発射台までの道のり
地面の石も普通の石に見えますが、とても重いスペースシャトルとそれを運ぶための機械の重さに耐えれるように特別な石を敷いているそうですよ。
アポロサターンVセンター
アポロサターン5と、その横には歴代の宇宙飛行士たちのワッペンのデザインが飾られています。
月の上を歩いた!「Man walks on the moon」
アポロ11号が月面着陸した日の新聞が飾られています。
世界中の一面を飾る歴史的な出来事だったことがよく分かりますね!
色々見ていると、日本の新聞を見つけました。
昭和44年の出来事なので「今から半世紀も前に月面着陸したなんて、人類はすごいな!」と感じました。
歴代の宇宙服も展示されています。
こちらは、1971年の宇宙服です。
宇宙開発によってたくさんのものが開発されていることをご存知ですか?
実は、私たちの生活にもたくさん影響を与えている物です。
例えば、オムツやフリーズドライ食品、X線検査装置、心臓のペースメーカー、CTスキャンなどの医療器具などです。
そのようなNASA技術の副産物をNASA’s spin-offs(NASAのスピンオフ)と呼ぶそうですよ。
月の石
月から持ち帰ったと言われている「月の石」も展示されています。
こうやって、実際に月の石に触れることもできますよ。
感触は「普通の石みたいだな。」と思いましたが、ここでしか体験できない貴重な体験です!
お食事スペース「Moon rock cafe」
アポロサターン5を眺めながら、ここで簡単な食事が取れます。
メニューは、アメリカらしくハンバーガーやポテト、ピザなどがありました。
大きなサラダもありましたよ。
殉職された宇宙飛行士の方々の想い
「Fallen Friends and Heroes」と書かれたこちらの展示スペースには、宇宙開発における事故で殉職された方々の形見が展示されています。
故人の宇宙への思いがたくさん詰まった物が展示されていました。
この日一日かけて見学し、宇宙開発のすごさ、スケールの大きさを目の当たりにしました。
最後に見たこの展示物には、かなり胸を打たれました。
スペースシャトルが破損した一部も展示されていました。
NASAグッズを買って帰ろう!
お土産屋さんもあります!
かなり品揃えが豊富でびっくりしました。
宇宙飛行士のコスチュームを着たテディベアのぬいぐるみやNASA柄のTシャツ、キャップ、NASAワッペンのついたブルゾンジャケットなどもありました。
友人は、このナポリタンアイスクリーム味の宇宙食を購入しました。
正直、美味しいとは言いにくい味でしたが、宇宙で食べると、また格別な味になるのかもしれませんね(笑)
私は、このワッペンを購入しました。
日本人宇宙飛行士の毛利衛さんが宇宙に行かれたときのデザインです。
「ふわっと」と日本語で書いてあるのが見えますか?
この言葉は、毛利さんが宇宙へ行ったときの感想だそうです。
とっても気に入っているので、旅行用のバックパックに付けています。
まとめ
ケネディー宇宙センターの場所は
- オーランドにあるディズニーワールドから東へ車で約一時間走ったところにある
ケネディー宇宙センターの中で見れるのは
- 本物のロケット
- アトランティス
- 宇宙飛行士の方が発射台へ向かう時に乗るバス
NASAバスツアーでは見れるのは
- シャトル組立工場・ 打上げ管制センター
- スペースシャトルを運ぶ台
- アポロサターンVセンター
- アポロ11号が月面着陸した日の世界中の新聞
- 歴代の宇宙服の展示
- 月の石
- 宇宙開発における事故で殉職された方々の形見
- お土産屋さん
今回は、フロリダのディズニーワールド付近にある「ケネディー宇宙センター」をご紹介しました。
元々、宇宙やサイエンスに全く興味はありませんでした。
ですが、ディズニーワールド旅行のついでに「ケネディー宇宙センターも行こうよ!」と友人に誘われて行ったことがきっかけで、今では宇宙のニュースを見るのが大好きになりました。
実際に行ってみると、写真とは違ってスケールの大きさに感動しますよ。
子どもだけではなく、大人にこそ楽しんでもらいたいケネディ宇宙センターはオススメの観光スポットです。
今回の記事を参考に、アメリカ旅行の計画に役立ててくださいね。
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