釜山は、首都ソウルに次ぐ韓国第二の都市です。
日本からも近くて手軽に旅行できるので、旅先としても人気都市です。
そんな釜山で、美味しい料理と一緒にマッコリはいかがですか?
ご当地グルメとマッコリはもちろん相性抜群なんですよ。
今回は「釜山でマッコリざんまい!おすすめのお店とご当地グルメ」をご紹介します。
目次
マッコリとは?

韓国で古くから親しまれている伝統的なお酒です。
原料はお米のほか、麦やサツマイモ、トウモロコシなどでも作られています。
最近は果物を使ったフルーツマッコリも人気なんですよ。
乳酸菌で発酵されていてほのかな甘み、さわやかな酸味、とろりとしたコクが楽しめます。
アルコール度数は6~8%なのでビールと同じくらいですね。
乳酸菌のほかビタミン、ミネラル、タンパク質が豊富で美容健康食品としても注目されています。
マッコリの種類
大きく分けてマッコリには2種類あります。
- 加熱処理されている「マッコリ」
- 非加熱処理の「生マッコリ」
乳酸菌の作用によってどんどん発酵が進んでいくので、加熱処理をして発酵を止めます。
発酵を止めることによって長期保存が可能になり、風味を一定に保てるようになるんです。
味は酸味よりも甘みとコクが強く感じられます。
韓国の量販店や日本でも手に入りやすいです。

加熱処理をしていないので、時間とともに発酵がどんどん進んで行きます。
発酵の進み具合によって色んな風味を楽しめるんですよ。
ただ、発酵が進みすぎるとボトルからあふれ出したり、風味が損なわれてしまうこともあります。
そのため賞味期限は短くなっています。
乳酸菌のさわやかな酸味と炭酸が特徴です。

口のなかでシュワシュワとはじける炭酸もさわやか!
甘辛のピリ辛の韓国料理によく合います。
ご当地グルメとマッコリを堪能

旅行では観光やショッピングの他に、その土地ならではのグルメも楽しみの一つです。
焼肉やチヂミ、キムチ、キンパ、チャプチェなど、韓国は日本でもおなじみの料理がたくさんありますよね。
本当にどれも美味しい!そしてマッコリとも相性抜群です!
ですが、釜山には釜山でしか食べられない名物料理があります。
せっかく釜山に来たなら、ご当地グルメとマッコリはいかがですか?
釜山のご当地グルメ

マッコリと合うご当地グルメを3つ紹介します。
- ナクチポックン
- コムジャンオ
- ヤンコプチャン
タコのピリ辛鍋。
一般的には炒めることが多いナクチポックンも、寒い釜山では鍋にすることが多いです。
釜山ならではの新鮮なタコとピリ辛のスープが相性抜群。
ウナギのコチュジャン炒め。
このウナギ(ヌタウナギ)は韓国では釜山周辺でしか獲れないので、釜山でしか食べられないご当地グルメです。
日本で昔から食べられるウナギ(ニホンウナギ)とは種類が違います。
牛・豚のホルモン焼き。
塩味やニンニクの風味がきいたピリ辛味など、いろいろな味付けで食べられています。
また鍋にすることもあります。
最後にご飯を入れてうまみたっぷりチャーハンにすると締めにピッタリですね。
おすすめのお店
釜山でマッコリをおいしく飲める、おすすめのお店を3つ紹介します。
- スルコッガン(SULGOTGAN)
- 富平ヤンコプチャン
- ジョソンカルグクスワトンマッコリ(釜山大店)
住所:98 Muhak-ro 21(isibil)beon-gil, Gwangan 3(sam)-dong, Suyeong-gu, Busan, South Korea
営業時間:17:00 ~3:00
定休日:月曜日
電話番号:+82-051-711-0784
予算:60,000ウォン(約5,300円)
最寄駅:수영역(スヨン駅)7番出口から徒歩5分

値段も手頃なものから高級なものまで置いてあります。
種類がたくさんあるので、いろいろ試して好みのものを見つけてみてはいかがでしょうか。
おつまみもマッコリと相性の合うチジミや海鮮メニューが豊富です。
住所:17 Bupyeong 2-gil, Bupyeong-dong, Jung-gu, Busan, South Korea
電話番号:+82-051-245-6818
営業時間:12:00-02:00
定休日:無休
予算:20,000ウォン~ (約1,800円~)

日本語のメニューもあるので、韓国語が分からなくても気軽に利用できますよ。
一人で食べるには多いですが、数人で訪れるなら小さいサイズの塩焼き(ソグムクイ)とお鍋(チョンゴル鍋)を頼んでみてください。
味が変わるので、マッコリもグイグイいけます!
住所:418-37, Jangjeon-dong Geumjeong-gu, Busan, South Korea
電話番号:+82-51-900-6679
営業時間:24時間営業
定休日:無し
予算:15,000ウォン~(約1,300円)

メインの観光地ではありませんが、大学の周辺ということもあり、安くて美味しいお店が集まっています。
この店は24時間営業なので、お昼からマッコリを楽しめます。
なんといっても安い!おすすめの生マッコリも1本4000ウォン(約350円)で飲めるんです。
オリジナルマッコリを作れるお店

マッコリにハマったら自分で作ってみたくなりませんか?
観光客でもマッコリを作る体験ができますよ。
釜山の銘酒『金井山城マッコリ』。アルコール度数8%の金井山城マッコリに加え、アルコール度数6%の金井山城マッコリ純もあります。←こちら軽いお酒が好きな若者に好評だとか。(Photo:Kei Suzuki)#Twitterで釜山旅 #マッコリ #Busan pic.twitter.com/4xlNk3butI
— 釜山びより:Noriko Momoi (@busanbiyori) April 27, 2020
住所:韓国 Busan, Geumjeong-gu, 금성동 산성로 453
電話番号:+82-051-517-0202(体験の問い合わせ番号:+082-051-583-0222)
営業時間:8:30~18:00
定休日:無休
料金:15,000ウオン (約1,300円・予約は10名以上で)
所要時間:約2時間
公式サイト:http://www.sanmak.kr/bbs/content.php?co_id=sub31

お米に麹と水を混ぜて容器に入れるだけ。
作り方はとってもシンプルなんですね。
こんなにシンプルなのに銘柄ごとに味や風味に違いが出るなんてすごいです。
マッコリの歴史も学ぶことができて、とても興味深い体験ができました!
発酵に数日かかるので、自分で作ったマッコリをその場で試飲することは出来ません。
試飲はすでに発酵しているものを出されます。
自分で作ったマッコリ1本をお土産に持って帰ることができます。
生マッコリを持って帰る方法
旅行で美味しいマッコリに出会うと「この生マッコリをお土産に持って帰りたい!」
そう思いますよね!
生マッコリは乳酸菌が生きていて、容器の中でも発酵がどんどん進んでいきます。
その発酵のガス抜きのために容器は完全に密封されていません。
飛行機で持って帰るときに、気圧の関係で漏れてしまう可能性があります。
そのため、お土産として持って帰るのなら、「生マッコリ」よりも「マッコリ」が無難です。
最近は容器の技術向上により、お土産として持って帰れるものもありますよ。
購入する前に確認してくださいね。

観光客が多く、店員さんが対応に慣れているロッテマート光復路店がおすすめです。
生マッコリでイチオシなのは、ボクスントガ(福順都家)のソンマッコリです!
その飲み口の爽やかさから「シャンパンマッコリ」と呼ばれているんですよ。
住所:73-4 Jungangdong 7(chil)-ga, Jung-gu, Busan, South Korea
電話番号:+82-051-441-2500
営業時間:10:30~23:00
定休日:第2・4日曜日
お酒は、税関で申告が必要です。
760mlのものなら3本まで免税になりますが、4本以上関税持ち込む場合は申告が必要になります。
また、生マッコリは冷蔵が必要なので、 持ち歩くには季節によっては保冷バックなどの利用をオススメします。
まとめ
マッコリとは
- 韓国の伝統的なお酒
- 原料はお米・麦・サツマイモ・トウモロコシなど
- 果物を使ったフルーツマッコリも人気
- 味の特徴は乳酸菌発酵によるほのかな甘み・さわやかな酸味・とろりとしたコク
- アルコール度数は6~8%
- 乳酸菌のほかビタミン、ミネラル、タンパク質が豊富で美容健康食品としても注目
マッコリの種類は
- 加熱処理されている「マッコリ」
- 非加熱処理の「生マッコリ」
「マッコリ」の特徴は
- 乳酸菌の発行を加熱処理をして止める
- 発酵を止めるので長期保存が可能
- 風味が安定している
- 味は酸味より甘味・コクが強い
- 韓国の量販店や日本でも手に入りやすい
「生マッコリ」の特徴は
- 加熱処理をしていないので発酵がどんどん進む
- 発酵の進み具合によっていろいろな風味を楽しめる
- 発酵が進みすぎると風味が損なわれることも
- 賞味期限が短い
- 味は乳酸菌のさわやかな酸味と炭酸が特徴
釜山のオススメご当地グルメは
- ナクチポックン
- コムジャンオ
- ヤンコプチャン
ナクチポックンは
- タコのピリ辛鍋
- 一般的には炒めるが、釜山では鍋にすることが多い
コムジャンオは
- ウナギのコチュジャン炒め
- 釜山ならではのご当地グルメ
ヤンコプチャンは
- 牛・豚のホルモン焼き
- 塩焼き・ピリ辛味の鍋などで食べられている
オススメのお店は
- スルコッガン(SULGOTGAN)
- 富平ヤンコプチャン
- ジョソンカルグクスワトンマッコリ(釜山大店)
スルコッガン(SULGOTGAN)は
- 韓国各地のマッコリが置いてある
- 手ごろなものから高級なものまである
富平ヤンコプチャンは
- ヤンコプチャンの人気店
- 日本語のメニューあり
- 数人で行くならサイズの小さい塩焼きとお鍋を頼むのがおすすめ
ジョソンカルグクスワトンマッコリ(釜山大店)は
- 大学周辺のお店なので安い
- 24時間営業
自分でマッコリを作れるお店は
- 金井山城マッコリ
- 所要時間は約2時間
- マッコリの試飲とお土産のマッコリがもらえる
生マッコリを持って帰る方法
- お土産には生じゃないマッコリが無難
- 最近は容器の技術向上により、漏れない生マッコリもある
- ロッテマートなどの大きな量販店の店員に聞けば教えてくれる
- お酒のお土産には税関の申告が必要
- 生マッコリは要冷蔵品なので、季節により保冷バッグなどが必要
今回は「釜山でマッコリざんまい!おすすめのお店とご当地グルメ」をご紹介しました。
ソウルとはまた違う、釜山ならではの食文化を通してマッコリの魅力を堪能してみてはいかがでしょうか?
ただし、飲みすぎには気をつけてくださいね!
今回の記事を参考に、釜山で思う存分本場のマッコリ巡りを楽しんでくださいね!
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辛味の強い料理と一緒でも、口のピリピリをやわらげてくれます。
日本でも手に入れやすいので、家でも買って飲んでいます。