ハワイといえば、ショッピングやレジャーだけだと思っていませんか?
なんとハワイにも世界遺産があるんです!
せっかくならリゾート地としてのハワイだけでなく、歴史を感じる地としてのハワイも楽しんでみませんか?
今回は「ハワイにある世界遺産の見どころ」をご紹介します。
目次
ハワイ火山国立公園
ハワイ火山国立公園は、ハワイの火山一帯を擁する世界遺産です。
今もなお、活発な火山活動を続けているキラウエア火山などを間近で安全に見ることができる世界で唯一の場所なんです!
そのため、1987年に世界自然遺産に登録されました。
ハワイの先住民の人たちにとっては聖地として崇められているんですよ。
また、公園内のキラウエア火山が何度も噴火をして、その溶岩が海に流れることで、ハワイ島の面積が大きくなっているんです。
ハワイ島の源を近くで見ることができるなんて、すごいですよね!
キラウエア・ビジターセンター
この公園で、まず最初に訪れてほしいのがキラウエア・ビジターセンターです。
火山活動による公園内の通行止め箇所や立ち入り禁止区域などの情報を得ることができるので、散策前の情報収集に便利です。
公園内では、目には見えない有害なガスがでていることもあるので、こちらでしっかりと確認するのが良いですよ。
また、25分ほどの火山活動のムービーが上映されたり、火山模型や貴重な資料などが展示されているので、気持ちを高めるのにも良いですね。
キラウエア・カルデラ
キラウエア・カルデラは、キラウエア火山の山頂付近に広がっている火口です。
直径が4.5キロメートルほどあり、深さは130メートルほどある大きなカルデラで、この中に噴火口がいくつかあります。
周囲にクレーター・リム・ドライブというドライブコースが通っていて、観光することができますよ。
「歩くのはちょっと…」という方も、車で見て回ることができるので安心ですね。
噴火の状態によっては、この道路が閉鎖していることがあるので、事前にビジターセンターで確認してくださいね。
ハレマウマウ火口
キラウエア・カルデラの内側で、1番活発に活動している噴火口です。
1820年頃には、ぐつぐつと沸き立つ溶岩湖だったと言われていて、今でも何度も噴火が起きているんですよ。
2008年に大きな噴火が起きてからは、この周辺のクレーター・リム・ドライブの一部は、立ち入り禁止になっています。
ただ、ハイキングコースもあるので、ハイキングが好きな人にはオススメですよ。
また、先住民からは、今でも厚い信仰を集めている火山の女神ペレが住んでいるとも伝えられています。
先住民の方にとっても、とても神聖な場所なんですよ。
現地では「ペレの涙」「ペレの髪の毛」と名付けられている溶岩もあり、溶岩はペレの一部だと考えられています。
「持ち出すと不幸になる。」という言い伝えがあるので、公園内のものを勝手に持ち出さずに、目に焼き付けるようにしましょう。
色々な形の溶岩があるので、直接触れて、地球の始まりを感じてみてくださいね。
サーストン・ラバ・チューブ
500年ほど前にできたと言われる「ラバ・チューブ(溶岩洞)」です。
この溶岩洞は、表面が冷えて固まった溶岩に、まだ固まっていない溶岩が流れることでできる空洞ですが、成り立ちを聞くだけでも神秘的だなと感じますよね。
溶岩洞の前までは熱帯雨林が生い茂っていて、ハワイ島でよくレイに使われているオヒアレフアという赤い花が咲いています。
運が良ければ、アパパネというハワイの固有種の鳥が蜜を吸う姿を見ることができますよ。
溶岩洞の中には、トレイル(登山道)があり、実際に歩くこともできます。
出口付近には、さらに奥に続く溶岩洞もありますが、ライトはありません。
自己責任にはなりますが、パワースポットとしても有名で「自分のオーラを見ることができる。」と言われています。
奥に続く溶岩洞も訪れる場合は、強力な懐中電灯を持って行ってくださいね。
キラウエア・イキ・クレーター
キラウエア・カルデラの東側にある、直径1.6キロメートルほどのクレーターです。
「イキ」とはハワイ語で「小型の」という意味です。
小さいですが、とても人気のあるスポットなんですよ。
ここには、キラウエア・イキ展望台があり、クレーターの全貌がよく分かるようになっています。
なかなか見ることのできないクレーターの内部まで、しっかりと見ることができますよ。
ここには、2つのトレイル(登山道)を散策することができます。
1つ目は「キラウェア・イキ・トレイル」です。
サーストン・ラバ・チューブの駐車場から火口に向かって下っていき、火口の底を横切る約6.4キロメートルのトレイル(登山道)なんです。
2~3時間ほどのコースで、初心者でも楽しめますよ。
120メートル下のクレーターの底を歩くことができるので、公園の中で一番人気のスポットになっています!
火口を歩いていることを実感出来る場所で、貴重な体験ができました。
2つ目は「デバステーション・トレイル」です。
「サーストン・ラバ・チューブ」と「チェーン・オブ・クレーターズ・ロード」の間に位置するトレイル(登山道)です。
道も整備されている歩きやすい登山道なので、ちょっと立ち寄るのにオススメですよ。
駐車場から林の中を歩いて行くと、突然目の前に荒々しい景色が広がりますが、これはキラウエア・イキが噴火して、周囲が一面焼け野原になった姿が現在でも残されています。
そんな焼け野原の中にも植物が生えていたので、自然の神秘を感じることができました。
さらにトレイルを進んで歩いて行くと「プウ・プアイ展望台」に到着します。
この展望台は、噴火の時に噴石が積もってできた丘で、キラウェア・イキ・クレーターを見下ろすことができますよ。
パパハナウモクアケア
パパハナウモクアケアは、全長が約1900km、面積は36万平方㎞で、世界最大級の海洋保護区の一つです。
2010年に複合遺産として登録され、ハワイの新しい世界遺産として北西のハワイ諸島とその周辺に広がっています。
絶滅危惧種のハワイモンクアザラシや希少な鳥類が生息していて、アオウミガメの産卵地でもあるんですよ。
その他にも、多種多様な動植物たちが暮らしています。
また、ハワイの先住民の方にとっては「死後に魂が戻る命のふるさと」と信じられています。
ニホアとマクマナマナという2つの島には、遺跡も残されている貴重な場所です。
ただ、観光客がたくさん来ると、世界遺産の価値が危ぶまれるという理由から、動物や自然を研究している政府関係者のみが住んでいて、一般人は立ち入り禁止になっています。
生物を守るハワイの自然や人類の生き方について考えさせてくれる素敵な世界遺産です。
まとめ
ハワイの世界遺産は
- ハワイ火山国立公園
- パパハナウモクアケア
ハワイ火山国立公園内の観光スポットは
- キラウエア・ビジターセンター
- キラウエア・カルデラ
- ハレマウマウ火口
- サーストン・ラバ・チューブ
- キラウエア・イキ・クレーター
パパハナウモクアケアは
- 世界最大級の海洋保護区
- 2010年に複合遺産として登録された
- 絶滅危惧種のハワイモンクアザラシや希少な鳥類などが生息している
- 一般人は立ち入り禁止
今回は「ハワイにある世界遺産の見どころ」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
ハワイは、リゾートのイメージが強いですが、世界遺産としても奥深い場所なんですよ。
今回の記事を参考に、長期休暇などでハワイに旅行に行くことがあれば、ぜひ訪れてみてくださいね。
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