「アメリカでレンタカーを借りたいけど、どうやって借りればいいんだろう?」
「英語があまり得意じゃないから、きちんと借りれるか不安。」
海外でレンタカーを借りたことがないと、難しい気がして戸惑いますよね。
ポイントさえ押さえておけば、すごく楽しいアメリカ旅行になりますよ。
今回は「アメリカでレンタカーを借りる方法と注意点」をご紹介します。
目次
旅行前に日本でしておくこと
現地でもレンタカーを借りれますが、英語が通じるか不安な人は、日本で予約しておくのがオススメです。
さらに、日本で予約する方が、保険や税金などを含めた料金で借りれるのでお得なんですよ!
レンタカーに必要な物を準備
- 日本の免許証
- 国際免許証(あるとオススメ)
- パスポート
- クレジットカード
アメリカでは、日本の免許証があれば運転できます。
ですが、万が一事故など不測の事態が起こった時のために、英語で確認できる国際免許証が必要です。
自分の英語力に自信がある人は必要ありませんが、旅行にアクシデントは付きものなので、持っておくことをオススメします!
国際免許証は、日本の運転免許センターや運転免許試験場で、すぐに発行できます。
もしくは、警察署でも発行可能ですよ!
この場合は、申請してから約1〜2週間で発行してもらえるので、事前に余裕を持って行動しておくといいですね。
平日に行ったので空いていたこともあり、30分位ですぐに発行してもらえましたよ!
自動車保険への加入
海外旅行保険だけだと、補償される範囲が狭いです。
なので、旅行保険とは別に自動車保険に加入しておくことをオススメします。
- 自動車損害賠償保険:運転中に怪我を負わせてしまったときに補償される保険
- 自車輌損害補償制度:車が破損したときに補償される保険
- 追加自動車損害賠償保険:盗難・紛失・事故が起きたときに損害賠償の負担を軽減してくれる保険
レンタルするときに、自分がどんな保険に入っているのか確認しておきましょう!
レンタカーできる年齢を確認
アメリカでは、20歳以上からレンタルできます。
ですが、25歳未満の人は、ヤングドライバー代として追加料金がかかります。
1日単位での追加料金として、20〜30ドル(約2200~3300円)ほどかかるので注意してくださいね。
アメリカに到着してからすること
レンタカーを借りる
借りる時は「出庫」になり、チェックアウトと言います。
上記で紹介した、日本の免許証、国際免許証、パスポート、クレジットカードの4点が、受付時に必要なので、忘れないように、必ず用意しておいてくださいね!
- 受付をする(複数人でレンタルする場合は、必ず伝えること)
- 受付を済ませたら、スタッフから車のカギを渡されるので、自分で駐車場に向かいます。
- 受付時に指定された車を探すか、指定された範囲の車から、自分好みのものを選びます。
※日本のレンタル会社のように、スタッフと一緒に車の傷を確認することはありません。
傷があれば、最初に自己申告しておくようにしてくださいね。
ATMのような自動で受付を済ますことができる機械と、対面のカウンターがあり、どちらで受付しても大丈夫でした。 対面だと必要のないオプションを勧められることがあると聞いていたので、機械の方にしましたが、思っていたよりも、スムーズに受付できて良かったです。 機械だと話す必要がないので、英語が苦手な人でも安心して借りれますよ!
ガソリンの入れるときは
アメリカでの一般的なガソリンスタンドは「gas station」と呼ばれていて、セルフで給油するスタイルになっています。
ガソリンの値段は、通常1ガロン(約3.8リットル)で表示されています。
無鉛(Standard)と無鉛ハイオク(Regular unleaded)の2種類のガソリンがあり、一般的にレンタカーには無鉛(Standard)を入れてくださいね。
- ガソリンスタンドに併設されているショップに行く
- 店員さんに、給油機の番号を伝え、〇〇ドル分のガソリン代を仮払いする
- 戻って給油を始める
- 給油が終わったら、ショップに戻ってレシートをもらう
- Could I get 20dollars on 5?(5番の給油口に20ドル分お願いします。)
- Could I get a receipt for number 5?(5番の給油口のレシートをください。)
ガソリンを入れることは、そんなに難しく無いので、どんどん挑戦していきましょう!
レンタカーを返却する
返す時は「入庫」になるので、チェックインと言います。
借りた場所と返す場所を変える場合、レンタルするときに「乗り捨てプラン」を選択する必要があります。
プランに申し込みをしていない場合は、必ず借りた営業所に返すようにしてくださいね。
また、借りた時と同じで、スタッフは傷の確認をしないので、小さな傷でも必ず自己申告しましょう。
ガソリンスタンドで入れた方が安かったので、きちんと契約書を読めば良かったと後悔しました。
アメリカの交通ルール
左ハンドル&右側通行
アメリカは、日本とは違って左ハンドルです。
また、車線も日本と反対の右側通行になるので注意してくださいね。
右折や左折をするとき、駐車場から一般道に出るときなどは、特に間違いやすいです。
他にも、ウインカーとワイパーのレバーは、日本車と違って逆の位置に付いているので気をつけてくださいね。
赤信号でも右折OK
アメリカの信号付き交差点では、赤信号でも右折OKです。
ただし、一時停止して歩行者や車がいないか確認してください。
また「NO TURN ON RED」の標識があれば右折禁止です。
ちなみに、赤信号での右折が禁止されている地域もあるので、右折するときは標識を確認してくださいね。
制限速度の違反に厳しい
制限速度は、日本よりチェックが厳しいです。
- 市街地:25~45マイル(約40~70キロ)
- 一般道:35~65マイル(約56~104キロ)
- フリーウェイ:55~75マイル(約88~120キロ)
州や地域によって制限速度は多少違うので、常に標識を確認しましょう!
ちなみに、同じフリーウェイでも、州が変わった瞬間に制限速度が変わるところがあります。
州を越えて、フリーウェイを走るときは注意してくださいね。
スクールバスの追い越し禁止
日本と違って、アメリカの学生はスクールバスを使って通学します。
7時〜9時は、ラッシュアワーの時間帯で、車で通勤する人も多いです。
バスが赤いランプを点けて停止したら、後ろにいる車も必ず停車しないといけません。
停車中のスクールバスを追い越すのは禁止です。
過去に、スクールバスを追い越したアメリカ人の女性が罰金を取られています。
この女性は、罰金として250ドル(約2万円)と30日間の免許停止になりました。
しかも、2日間に渡って朝の通勤時間に「スクールバスを追い越して歩道を走行するのはバカだけ」と書かれた看板を付けて1時間立たされるという厳しい罰を受けています。
子どもたちの安全のために、スクールバスを追い越さないようにしてくださいね。
飲酒運転禁止
アメリカでも飲酒運転は禁止です。
自分が飲むつもりはなくても、栓が空いたアルコール飲料を車内に持ち込むだけでも違法です。
また、同乗者が車内で飲酒するのも違法なので注意してくださいね。
まとめ
レンタカーを借りるのに必要なものは
- 日本の免許証
- 国際免許証
- パスポート
- クレジットカード
入っておくと安心な自動車保険は
- 自動車損害賠償保険
- 自車輌損害補償制度
- 追加自動車損害賠償保険
レンタカーを借りるときの注意点は
- レンタルできるのは20歳以上
- 25歳未満のドライバーには追加料金が発生する
- スタッフが一緒になって傷の確認はしない
- 借りる前に傷が無いかどうか確認する
- 同じ車を交代で運転するときは、各自の免許証とパスポートが必要
ガソリンの入れ方は
- ガソリンスタンドに併設されているショップに行く
- 店員さんに、給油機の番号を伝え、〇〇ドル分のガソリン代を仮払いする
- 戻って給油を始める
- 給油が終わったら、ショップに戻ってレシートをもらう
レンタカーを返却するときの注意点は
- 借りた時と同じように傷の確認はしないので、しっかりと自己申告する
- ガソリンは満タン返しの方が安い
アメリカの交通ルールは
- 左ハンドル&右側通行
- 赤信号でも一旦停止をすれば右折可能
- 制限速度の違反に厳しい
- スクールバスの追い越し禁止
- 飲酒運転禁止
- 車内に栓の空いたアルコールの持ち込み禁止
- 同乗者の飲酒も違法
今回は「アメリカでレンタカーを借りる方法と注意点」ご紹介しましたが、いかがでしたか?
車で旅行すると行動範囲も広がりますし、行きたい場所に自由に行けますね。
日本でレンタカーの借りるときと少し違いますが、事前に準備をして行けば、問題なく借りれますよ。
今回の記事を参考に、レンタカーを借りて、広大なアメリカを楽しんでくださいね。
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