「イタリア旅行」という言葉を聞くだけでもワクワクしますよね!
美しい街並みに美味しいグルメや洗練されたファッション、イタリアには何でも揃っています。
でも、いざ計画を立てようとすると、絶景や芸術、歴史など、見所が多くてどこに行こうか迷うことも多いです。
今回は「最低限行っておきたい!イタリア旅行のオススメ観光スポット」をご紹介します。
目次
ローマ
バチカン市国のサンピエトロ大聖堂
ローマは一週間滞在しても全てを見ることが出来ないほど、遺跡や歴史的建造物の宝庫です。
街を歩くだけで、あちこちに歴史物があるんですよ。
そんな中、ローマ観光では最低限見てほしいのが「サンピエトロ大聖堂」です。
名前の通りイエスキリストの最初の弟子、聖ペトロの墓所とされ、キリスト教最大の建造物であり、カトリックの総本山です。
カトリックは世界に10億人以上の信者を持つといわれていますが、毎年世界中から数えきれないほどの信者が巡礼に訪れます。
324~329年に、この聖堂の歴史が始まります。
ミケランジェロ、ラファエロ、ブラマンテなどが建築に関わって1626年に完成しました。
バロックとルネサンスの至高の域をじっくり堪能してくださいね。
- 大聖堂は無料
- クーポラ エレベーター10ユーロ、階段8ユーロ
大聖堂
- 4~9月 7:00~19:00
- 10~3月 7:00~18:30
クーポラ(エレベーター)
- 4~9月 7:30~18:00
- 10~3月 7:30~17:00
クーポラ(階段)
- 4~9月 7:30~17:00
- 10~3月 7:30~16:00
日曜日のミサ、宗教行事がある日は休館日です。
入場時にセキュリティチェックがあり、かなり並ぶので注意してください。
帽子の着用、露出の多い服装は禁止です。
スーツケース、大きな荷物、ベビーカーも禁止なので、ホテルに置くかクロークに預けるなどしましょう。
トレビの泉
ローマにある噴水で一番大きく、後ろ向きでコインを投げ入れると再びローマに戻ってこれるという有名な言い伝えがある場所です。
スペイン広場やパンテオンも比較的近場にあるので、時間と相談しながら行ってみるのもおすすめですよ。
どこも混み合うローマですが、コインを投げ入れる人が多く、とにかくすごい人だかりです。
コインを投げ入れる時に無防備になりやすく、スリに会いやすい場所でもあります。
コインを出すときにお財布を出すととても危険なので、事前にポケット等にコインを入れておくと安心ですよ。
コロッセオ、フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘
この3つの場所は一度に説明しますね。
なぜかというと、コロッセオやフォロ・ロマーノ、パラティーノの丘は近くにあり、3箇所共通のチケットがあるからです。
イタリアの歴史的建造物などは、有名な施設が徒歩圏内に集中していることが多いです。
有名な広場に面して有名な観光地が3つ並んでいるという便利さは、滞在期間が少ない人にとってありがたいですよね。
ちなみに、コロッセオでチケットを買うとかなり混みます。
フォロ・ロマーノもしくはパラティーノの丘で購入するのをオススメします。
- コロッセオ
ローマでは有名なコロッセオですが、実際見ると造りや迫力に度肝を抜かれます。
当時は、剣闘士の試合と罪人の処刑が行われ、それを娯楽として使っていた場所です。
- フォロ・ロマーノ
古代ローマの遺跡が並んでいて、政治や宗教の中心でした。
古代とは思えないほど残っているものも多く、まるでファンタジー映画の中に来たような感覚になれます。
廃墟感が、たまらなくかっこいいですよ!
- パラティーノの丘
ローマ七丘(ななおか)と呼ばれるものの中で、最も古い丘に造られた街です。
古代ローマの基礎を作った7つの丘のことをローマ七丘(ななおか)と呼びます。
紀元前6~1世紀ごろは、超がつくほどの高級住宅街でした。
- 12ユーロ
8時30分から営業しています。
終了時間は時期によって違うので注意してください。
- 1月2日~2月15日 16時30分
- 2月16日~3月15日 17時
- 3月16日~3月最終土曜日 17時30分
- 3月最終日曜日~8月31日 19時15分
- 9月1日~9月30日 19時
- 10月1日~10月最終土曜日 18時30分
- 10月最終日曜日~12月31日 16時30分
- 定休日 1/1、5/1、12/25
フィレンツェ
サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオモ)
フィレンツェといえば、ドゥオモといっても過言ではありません。
別名「花の聖母の大聖堂」と呼ばれ、絶対に見てほしい場所の一つです。
石積み建築として世界最大で、ルネサンス期を代表する建造物になります。
外から見るだけでもかなり大きく、美しく迫力がありますよ。
ドゥオモ正面にある礼拝堂の「天国の門」、横にある「ジョットの鐘楼」も必見です。
扉や柱、そして壁に至るまですべて石で芸術作品として造られていることに美しさを超えたものを感じます。
外の喧騒とは裏腹で、中は静寂に包まれ神秘的な空間となっています。
天井には迫力ある宗教絵画「最後の審判」があり、自分の心を問われているような気分になります。
「クーポラ」と「ジョットの鐘楼」は屋上に登れ、フィレンツェの街並みを眺められます。
「もう美しさしかない。」という感じがしました。
下から見る天井画も素晴らしかったのですが、近くだと迫力があり感動しました。 もちろん、屋上からの外の景色は素晴らしく、イタリアの良い思い出の一つになりました。
- ドゥオモ付属美術館
- 大聖堂南側チケット売り場
- サンタ・レパラータ教会入口
- サン・ジョバンニ洗礼堂旧チケット売り場(自動販売機でクレジットカードのみ)
ドゥオモ付属美術館が一番空いています。
ドゥオモは無料ですが、他の5つの施設は共通券18ユーロです。
クーポラへの入場は、予約が必須です。
神聖な場所なので、どの施設も露出の多い服装は禁止されています。
- 月~金曜日 10:00~18:30
- 土曜日 13:00~16:30
- 日曜日 13:30~16:45
- 1/1、1/6、12/25、イースターは休館日
ウフィッチ美術館
時間があれば、ぜひ見ておきたい場所の一つが、この「ウフィッチ美術館」です。
建物自体も素晴らしく、特に廊下の天井はグロテスク装飾といわれ有名です。
建物の中はゴシック調で、中世のヨーロッパらしい厳かな装飾になっていて、自分が貴族になったような優雅な気分を味わえますよ。
作品は、ボッティチェッリやレオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジョロといった有名画家の作品が展示されています。
特に、ボッティチェリの「ヴィーナスの誕生」は見逃せない作品の一つです。
現地購入
- 3月~10月 20ユーロ
- 11月~2月 12ユーロ
ネット予約
- 3月~10月 24ユーロ
- 11月~2月 16ユーロ
- 火~日曜日 8:15~18:50
- 休館日 月曜日、1/1、5/1、12/25
ヴェッキオ宮殿
共和国時代は、ここで市民会議が行われていました。
たくさんの絵画があり、政治が行われた場所もあり、歴史を感じる場所です。
世界を知るために各国の地図まで壁に飾られていて「地図の間」と言われています。
- 博物館 12,50ユーロ
- 博物館+遺跡 16,00ユーロ
- 博物館+城壁最上部の通路+塔 17,50ユーロ
- 博物館+遺跡+城壁最上部の通路+塔 19,50ユーロ
4~9月 10~3月
- 博物館 9:00~23:00 9:00~19:00
- 塔 9:00~21:00 9:00~19:00
- 木曜日は9時~14時、塔(10~3月)は10時~14時
ヴェッキオ橋
外側から見ると一見、素朴に見えます。
ですが、歩いてみると豪華な宝飾店が立ち並ぶ橋になっているんですよ。
実はこの橋、1354年に完成して戦争に耐えて現在も残っています。
上にあるヴァザーリ回廊ですが、当時の権力者であったメディチ家が、ベッキオ宮殿からピッティ宮殿まで一度も地上に降りず移動するために作られました。
見た目では分からないものですね。
ピッティ宮殿
アルノ川の対岸にあるので、時間がなければ訪れずに終わってしまうことも多いのですが、ここ「ピッティ宮殿」もおすすめしたい場所の一つです。
メディチ家が、いかに繁栄していたかがわかる豪華な宮殿なので圧倒されますよ。
ドゥオモやウフィツィ美術館に比べると、華やかさが感じられます。
メディチ家が所蔵していたとされる絵画作品も展示されています。
ラファエロ作品も多いので、好きな方は必見ですよ。
一度、こんな建物の中で生活してみたいと思わされる場所です。
ピッティ宮殿の共通チケット
- 3月~10月 16ユーロ
- 11月~2月 10ユーロ
ボーボリ庭園の共通チケット
- 3月~10月 10ユーロ
- 11月~2月 6ユーロ
- 3月~10月 8:15~17:30
- 4月、5月、9月 8:15~18:30
- 6月~8月 8:15~19:30
- 11月~2月 8:15~16:30
- 毎週月曜日、1/1、12/25は休館日
ミケランジェロ広場
フィレンツェの絶景が見られる場所です!
高台にあるのですが、フィレンツェの街並みを見下ろすことができます。
写真を撮ったり、思い出作りに最適な場所です。
近くで見るのも美しいですが、遠くから見下ろすドゥオモも素晴らしかったです。 周りの建物も色が統一されていて、本当に街全体が美術館の様でした。 少し離れているので、バスやタクシーがおすすめですが、歩いても30分くらいで行けます。 街の雰囲気を感じながら行くので、気持ちがよく良い思い出になりましたよ。
ミラノ
サンタ・マリア・ナシェンテ教会(ドゥオーモ)
尖塔がそびえる美しい建物は、ミラノで必ず見ておきたいシンボルでもある「ドゥオーモ」です。
1386年に建設が始まり、完成したのが1965年と、実に壮大なスケールで造られた教会です。
彫刻は、2000~3000体ともいわれています。
最後は、ナポレオンの指示で完成に向かったドゥオーモは世界最大のゴシック建築になりました。
厳粛な雰囲気に圧倒されますよ。
ステンドグラスには、聖書のストーリーが一つ一つ盛り込まれていて、建築に関わった人の愛情深さが感じられます。
他の街とは違う真っ白な大聖堂に思わず「おぉー、凄い」とため息の様な声が出てしまいました。
- 聖堂内のみ 3ユーロ
- エレベータードゥオーモパス(Duomo Pass Lift) 17ユーロ
- 階段ドゥオーモパス(Duomo Pass STAIRS) 13ユーロ
- 月~日曜日 8:00~19:00
- 休館日 1/1、5/1、12/25
サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
レオナルド・ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」があることで有名な観光名所です。
ここは他の観光地とは違い、とても静かな場所です。
飾り気がない建物ですが、「最後の晩餐」が飾られている空間は厳粛な空気がたちこめています。
予約が3ヶ月先まで埋まっていることもあるので、予約してから訪れましょう。
- 12ユーロ 予約が必要です。
- 通常の営業時間 7時~12時
(夏の営業時間は、通常の営業時間+16時~19時30分)
(冬の営業時間は、通常の営業時間+15時30分~19時30分) - 日曜日祝日 7時~12時30分、16時~21時
スフォルツェスコ城
スフォルツァ城とも呼ばれます。
ミラノのルネサンス期最大の古城です。
おすすめの観光スポットであり、割と観光客が少なめです。
ミケランジョエロやレオナルド・ダ・ヴィンチの作品が展示されています。
中は美術館と博物館になっていて、上階に上がると美しい景色も見られますよ。
広場の噴水も美しいので、撮影スポットとしてもオススメです。
- 通常は5ユーロ
- 2020年4月19日までは特別展開のため10ユーロ
- 第1、第3火曜日14時以降は入場無料
- 城内 7:00~19:30
- 博物館 9:00~17:30
- 博物館の休館日 月曜日、1/1、5/1、12/25
まとめ
ローマ観光で一番のオススメスポットは
- バチカン市国のサンピエトロ大聖堂
ゆっくり観光するなら
- トレビの泉
- コロッセオ
- フォロ・ロマーノ
- パラティーノの丘
フィレンツェで一番のオススメスポットは
- サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂(ドゥオモ)
ゆっくり観光するなら
- ウフィツィ美術館
- ベッキオ宮殿
- ヴェッキオ橋
- ピッティ宮殿
- ミケランジェロ広場
ミラノで一番のオススメスポットは
- サンタ・マリア・ナシェンテ教会(ドゥオーモ)
ゆっくり観光するなら
- サンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会
- スフォルツェスコ城
今回は「最低限行っておきたい!イタリア旅行のオススメ観光スポット」をご紹介しました。
イタリアには、本当に数えきれないほど魅力的な場所がたくさんあります。
他にも、ベネチアのサンマルコ寺院やアマルフィのポジターノからの景色などもありますよ。
今回の記事を参考に、ぜひ魅力一杯のイタリアの観光地を逃さず楽しんでくださいね。
人気記事
【2024年最新】海外旅行保険はエポスカードでお得に旅をしよう!
海外旅行で怖いのは、病気や事故に遭ってしまうことです。
2023年度に、事故や病気などで海外旅行保険を利用した人は3.70%でした。
つまり、30人に1人は、海外旅行保険を利用しています。エポスカードは無料なのに傷害死亡・後遺傷害の補償額が3,000万円と他のクレジットカード(楽天カードなど)に比べて補償額が手厚いので、旅好きの人から選ばれています。
年会費も永年無料でその場で(スマホで)45秒で申し込み&即日発行可能!
今なら2,000円相当のクーポンまたはポイントをプレゼント中♡
エポスカードが人気の理由
- 年会費永年無料
- 旅行代金を1円以上払うだけで、海外旅行保険が無料で付いてくる[
- 出国から最長90日間保険適用
- 疾病や携行品損害への補償内容が手厚い
- 2,000円相当のクーポンまたはポイントがもらえる
- 旅行直前でも5分で入会&即日発行可能
↓年会費永年無料のエポスカード↓
✅5分で入会&即日発行可能
✅2,000円相当のクーポンまたはポイントGET
なんと、当時のオープニングセレモニーで海水を入れて船を浮かべ、模擬海戦を行っていたそうですよ!
なんという発想だろう!ととても衝撃でした。
今では考えられないですよね。