子どもとオーストラリア旅行は可能?子連れが楽しめるスポットは?

子育ても慣れてきて、そろそろ家族で遠出をしたいと思う人もいますよね。

せっかく行くなら、子どもの思い出に残るような場所や体験ができる所に連れて行ってあげたいですよね？

そんな悩める皆さんにオススメしたいのが、オーストラリアです！！

今回は「子連れ旅行オススメのオーストラリア！オススメスポット5選」をご紹介します。

子連れ旅行だからこそオススメのポイント

治安が良く親切な人が多い

外務省の海外安全ホームページを見ると、どの地域も危険レベルの表示はなく安全に滞在できる国と表記されています。

アルコールや喫煙に対しての決まりが厳しいので、海外旅行初心者の人でも安心して訪れることができます。

また、現地の人は温厚で陽気な性格の人が多く、「困っている人がいたら助けるのは当たり前」という考えを自然と持っている人ばかりです。

実際に子連れ旅行で訪れた人の中には、「とにかく声をかけてくれるので、不安な気持ちが和らいだ。」という人も少なくはありません。

何かと不安が多い子連れ旅行ですが、ごく自然に手助けをしてくれるオーストラリア旅行は本当にオススメですよ。

豊かな自然と珍しい動物に触れあえる

オーストラリアの動物と言えばコアラですよね！

ぬいぐるみのようなコアラと愛しの我が子のツーショット写真は、親として是非とも撮っておきたいものです！

コアラの他にも、カンガルーやワラビーなどの動物とも触れ合えるので、シャッターを押す指は止まりませんよ！

また、街の中心地はしっかりと開発整備がされているうえに、少し歩くだけで自然たっぷりの公園もあります。

わざわざプランを立てて移動をすることもないので、子連れ旅行には嬉しいですよ。

日本人の口に合う食べ物が多い

日本人が多く訪れるゴールドコーストなどでは、たくさんの日本食レストランがあります。

また、誰もが知っているファーストフードのチェーン店もあるので、現地の食事が食べられないお子さんも安心です。

まだお昼寝が必要なお子さんがいる場合は、キッチン付きの部屋で食事を済ませるのもオススメです。

現地のスーパーなどで食材を買って調理をすれば、お子さんの機嫌でハラハラすることなく、ゆっくりと食事の時間を過ごせますよ。

過ごしやすい気候

「1年のうち300日は晴れの日がある」と言われるほど過ごしやすい天候のオーストラリアですが、都市によって気温が全く違ってくるのも特徴です。

3つの都市の年間の平均気温を比べると、このようになります。

基本的に、日中はカラッとした過ごしやすい天気ですが、1日の中でコロコロと気温が変化するので、対応できる服装をオススメします。

日が落ち始めると一気に気温が下がるので、パジャマは長袖を準備しておくと安心です。

小さい子は寝返りが多いので、寝るとき用の腹巻や薄手のベストを準備をしておくと寝冷えの心配もありませんよ。

時差は1時間

オーストラリアは日本の真下にある国なので、時差は1時間しかありません。

特に子連れだと、「子どもの時差ボケが落ち着くまでは…」と、ホテル内で1日過ごすことも多いですが、オーストラリアではそんな心配はいりませんよ。

1つ注意なのが、約9時間もかかるフライト時間です。

日本から出ている直行便のほとんどが夜間出発になので、フライト中にぐっすり眠れるような対策があると安心ですね。

直行便で行ける6都市

日本から直行便で行けるのは6都市だけとなっています。

それぞれの都市の特徴も合わせてご紹介します。

ケアンズ

世界遺産グレートバリアリーフやグリーンアイランドを目当てに、毎年たくさんの観光客が訪れる街です。

日本から移住してきた人や親日家の人が多いことから、子連れ旅行でも安心して訪れやすい場所です。

ケアンズは海沿いにある都市ですが、ワニなどの動物がいるので、泳ぐことができません。

代わりに「ケアンズ・エスプラネードラグーン」という無料で利用できる施設があるので、ヨチヨチ歩きから小学生くらいのお子さんであれば、十分すぎるほど楽しめますよ！

その他にも、遊具の整った公園がいくつもあります。

観光に飽きてしまってご機嫌ナナメのお子さんも、すぐに笑顔を取り戻してくれますよ！！

ゴールドコースト

「自然の中でゆっくりしたい」「おしゃれなホテルでも過ごしたい」という両方の願いを叶えてくれるのがゴールドコーストです。

特に、サーフィンが盛んに行われていて、ワールドリーグが開催される時期には、たくさんの世界中のサーファーで賑わう都市でもあります。

子連れでゴールドコーストに訪れたいなら、特にオススメしたいのがテーマパークやウォーターパークです！！

どのテーマパークも、子連れには嬉しい設備がしっかり整っているので、気軽に行くことができますよ。

ゴールドコーストのおすすめ観光スポットは、こちらで詳しく紹介しています。

ゴールドコーストって何があるの?観光スポットはどこが良いの⁇

2020年2月9日

ブリスベン

世界最大で最古のコアラ園があることで有名です。

その他にも、州立図書館や博物館などの文化的な施設があるので、歴史や建造物に興味があるお子さんにはオススメですよ。

また、様々なアーティストのアート作品に触れることができるのも特徴です。

オーストラリア国内外のアート作品を展示する展覧会も開催されているので、お絵かきやモノづくりが好きなお子さんと訪れると良い思い出になりますよ。

シドニー

オーストラリア最大の都市であり、あの特徴的な形のオペラハウスがあります。

最大都市ということもあり、自然・観光・グルメ・ショッピングなど、年齢問わず楽しめるのが嬉しいポイントですね。

市内を歩いてみると、いたるところに大きな公園や自然があります。

「自然が多すぎると衛生面が心配。」という人は、自然と都会が上手く調和されているシドニーを選んでおくと間違いはありませんよ！！

シドニーのおすすめ観光スポットは、こちらで詳しく紹介しています。

シドニー旅行で必要な滞在日数は?おすすめの観光スポットとは?

2019年5月6日

パース

世界中の人から「世界一美しい街」と言われている都市です。

都会すぎない丁度良い自然、子どもに優しい現地の人、一年中過ごしやすい気候など、子連れには嬉しい条件が揃っているので、年々観光客が増えてきています。

一度訪れると「ここに住みたい！」と思わせてくれるほどの居心地の良さで、リタイア後に移住先として選ぶ人が多くなっています。

日本からは、2019年から直行便が出るようになりました！

今まで以上に気軽に行けますね！

パースのおすすめ観光スポットは、こちらで詳しく紹介しています。

西オーストラリア州パース旅行!!おすすめ観光スポット7選とは??

2020年3月25日

メルボルン

「住みやすい都市」として6年連続１位を獲得している都市です。

オーストラリアの中でも2番目に大きい都市ということもあって、毎年たくさんの観光客が訪れていますよ。

別名「バリスタの街」と言われるほど、おしゃれでレベルの高いカフェが多く並んでいます。

コーヒーに目が無いのであれば、カフェ巡りも面白いですよ！！

また、いつも何かしらのイベントが開催されているのも特徴です。

人気の高いイベントをいくつか挙げてみたので、旅行時期の参考にしてみてください。

メルボルンのおすすめ観光スポットは、こちらで詳しく紹介しています。

メルボルンの観光に必要な滞在日数は?オススメ観光スポットは?

2020年1月31日

子どもと訪れたいオススメスポット

パロネラパーク（ケアンズ）

ジブリ作品が好きなお子さんにオススメのスポットです。

「自分の城を建てたい」と思っていたスペインの移民のホゼ･パロネラが、長い時間をかけて実現させたお城で、ジブリ作品で描かれているお城と雰囲気がとても似ています。

お子さんと「どんなお話のお城かな?」などと話しながら見学するのも面白いですね。

パーク内では、日本語でガイドをしてくれるツアーがあるので、現地で直接申し込みをしてくださいね。

受付で、私たちが日本人だと分かると、すぐに日本人ガイドさんを呼んでくれました。

日本から訪れるジブリファンが多いので、日本語で書かれている案内板もありましたよ！

１つ注意なのがアクセス方法です。

公共の交通機関では行けないので、レンタカーを借りるか、パロネラパークを見学するツアーに参加をしてくださいね。

ローンパインコアラパーク（ブリスベン）

世界初世界最大のコアラ園で、ギネスブックにも載っています。

カンガルーはもちろんのこと、日本では珍しいウォンバットやタスマニアンデビルなど、80種類を超える動物たちにも会うことができますよ。

敷地内で放し飼いになっているカンガルーやエミューには、無料で餌やりができるので、動物好きのお子さんは大興奮間違いありませんよ！

大人1人で36ドルかかりますが、家族（大人2人、子ども2人）だと85ドルという、お財布に優しい価格設定です。

入園すると至る所にコアラがいるので、子どもたちは1日中喜んでいましたよ！！

もちろん、コアラを抱っこして写真撮影もできますが、かなり並ぶので11時過ぎくらいから行くと丁度良いですよ！！

ドリームワールド（ゴールドコースト）

This is happening!! #DreamworldAU pic.twitter.com/oWCcEaEES7

— Ranelle (@RanelleC) February 16, 2016

ゴールドコーストにあるテーマパークの中でも、特に人気があるテーマパークです。

動物園と遊園地が合体しているので、コアラなどの動物と触れ合えたり、刺激のあるアトラクションも楽しめますよ。

また、絶滅危惧種のベンガルトラやホワイトタイガーに会えるトラ専用のエリアもあるので、貴重な体験ができますよ。

ドリームワールドの1日券を購入すれば、隣接しているホワイトウォーターワールドでも遊ぶことができます。

「絶叫マシンに乗りたい！！」「動物を見たい！」「プールで遊びたい！！」などのワガママはここで解決です！！

7歳と5歳の子どもを連れて行きましたが、乗れる乗り物も多く十分楽しむことができましたよ。

施設が豊富にあるので、1日では全てを楽しむことは難しいです。

満喫したい人は、何日かに分けて行くことをオススメします！！

タロンガ動物園（シドニー）

#TarongaZoo 特にバードショーが最高でした。 pic.twitter.com/gKJDg0fURw

— 踊る猫又🐾👣 (@shangri_lalala) May 16, 2019

1916年に開園した歴史のある動物園です。

350種以上約4000頭の動物たちを、自然に近い形で見たり触れ合ったりすることができます。

動物園内では、いくつもの動物ショーが開催されています。

特にオススメなのが「フリー・フライト・バードショー」と「アザラシショー」です。

バードショーでは、低空飛行で飛ぶコンドルや鷹などの迫力のある姿を見ることができ、アザラシショーでは、色々な芸を見せてくれる可愛らしいアザラシに癒されますよ。

山の斜面にある動物園なので、景色がとても綺麗でした。

目立つような派手さはありませんが、子どもが動物を身近に感じられる、とても良い動物園です。

警戒心の強いワラビーが人に慣れているので、間近で見ることができて満足でした！！

パッフィンビリー鉄道（メルボルン）

オーストラリアでも古い鉄道で、機関車トーマスのモデルにもなっています。

春と秋には、トーマスが走るイベントが開催されるので、トーマス好きのお子さんなら、是非とも訪れてみてほしい場所です。

このイベントは、地元の人にも人気があるので、公式サイトで予約をしてから行くことをオススメします。

停車駅は、始発駅も合わせると5つになります。

1. ベルグレーブ駅（始発）
2. メンジーズ・クリーク駅
3. エメラルド駅
4. レークサイド駅
5. ジェムブルック駅（終点）

終点のジェムブルック駅まで行く列車は、ベルグレーブ駅11時10分発のものしかないので気を付けてくださいね。

ここで1番重要なのは、できるだけ後ろの車両の右側に座ってください！

ベルグレイブ駅を出発して間もなく、絶好のシャッターチャンスがやってくるので、カメラはしっかり準備しておきましょう。

1つ残念だったのが、列車から足を出せなくなっていたことです。

過去に、事故があったため足を出せなくなったそうですよ。

まとめ

子連れ旅行だからこそオススメのポイントは

• 治安が良く親切な人が多い
• 豊かな自然と珍しい動物に触れあえる
• 日本人の口に合う食べ物が多い
• 過ごしやすい気候
• 時差は1時間と時差ボケになりにくい

直行便で行ける6都市は

1. ケアンズ
2. ゴールドコースト
3. ブリスベン
4. シドニー
5. パース
6. メルボルン

子どもと訪れたいオススメのスポットは

1. パロネラパーク（ケアンズ）
2. ローンパインコアラパーク（ブリスベン）
3. ドリームワールド（ゴールドコースト）
4. タロンガ動物園（シドニー）
5. パッフィンビリー鉄道（メルボルン）

今回は「子連れ旅行オススメのオーストラリア！オススメスポット5選」をご紹介しましたが、いかがでしたか？

動物とも触れ合えて、水遊びもできて、観光もできるオーストラリアは、大人も子どもも一緒になって楽しめること間違いなしですよ！

今回の記事を参考に、家族で楽しいオーストラリア旅行にしてくださいね。