バンクーバーは、自然いっぱいの都市で、都会とアウトドアの両方が楽しめて家族連れにピッタリです。
でも、子連れ旅行だと観光地の移動が大変ですよね。
実は、バンクーバーにはメインの観光地を周るバスがあるんです!
公共交通機関のように、行き先を調べなくても行けるので、子どもがいても悩まずに済みますよ。
今回は「バンクーバーのバス情報と子連れにオススメの観光スポット5選」をご紹介します。
目次
バンクーバーのバス情報
子連れでの海外旅行だと、観光地に行くだけで疲れてしまうことも多いです。
市バスや地下鉄の路線とにらめっこして子どもをあやして…と交通手段が面倒で高いツアーを選んでしまう人もいます。
ですが、バンクーバーには、市内の観光スポットを周ってくれる乗り降り自由なバスがあるんです!
山手線のように周回しているため、最終的には元の停留所に帰って来れるので気が楽ですよ。
このようなバス会社が2社あり、それぞれルートが違うので価格も含めてご紹介します。
ビッグバス
ビッグバスは、2階建てや後ろの半分に屋根のないオープントップバスで運行しているのが特徴です。
1日利用券と2日利用券があり、2日利用券は少し特殊な仕様になっています。
期限の2週間内の2日間が有効で、2日連続で使用する必要がないんです!
そのため、長期滞在する方には2日利用券がオススメですよ。
また、このバスには、日本語での観光案内がオーディオサービスであります!
子どもの相手をしながらでも説明を聞けるので、乗車中も安心ですよ。
夏は比較的短い間隔でバスが来るので、暑くてもバス停での待ち時間を気にする必要もありません。
料金は
- 1日券:大人45カナダドル(約3400円)、子ども(6~12歳)25カナダドル(約1900円)
- 2日券:大人45カナダドル(約3400円)、子ども(6~12歳)22カナダドル(約1700円)
運行時間は
- 夏:9時~17時、15~20分間隔
- 冬:9時~15時45分、45分間隔
主な停留所は
- カナダプレイス
- ダウンタウン内ホテル
- グランビルアイランド
- イングリッシュベイ
- スタンレー公園入口
- ロブソン通り
- チャイナタウン
- ガスタウン
バンクーバートロリー
このバス会社では、トロリーバスという電車のように上の架線から電気を供給して走るバスを使用しています。
価格がビッグバスと同じなので、こちらも2日利用券がオススメですよ。
このバスでは、スタンレー公園の中も停まるので、公園内を楽しみたい方はこちらを使ってくださいね。
また、利用券を買うとグランビルアイランドのフェリーチケットがおまけで付いてきます。
子連れにオススメなスポットなので、とってもお買い得ですよ。
料金は
- 1日券:大人45カナダドル(約3400円)、子ども(6~12歳)25カナダドル(約1900円)
- 2日券:大人45カナダドル(約3400円)、子ども(6~12歳)22カナダドル(約1700円)
運行時間は
- 9時~16時、20分間隔
主な停留所は
- カナダプレイス
- ダウンタウン
- スタンレー公園(園内6か所)
- イングリッシュベイ
- バンクーバー博物館
- グランビルアイランド
- イエールタウン
- チャイナタウン
- ガスタウン
グランビルアイランド
グランビルアイランドは、ダウンタウンの南にある出島で、見所いっぱいの複合施設です。
ウォーターパークやお土産ショップだけでなく、市場や工場まで1日楽しめる施設がたくさんあり、7つのエリアに分かれています。
中でも子連れ旅行にオススメのエリアをご紹介します。
キッズマーケット
思いっきり子どもを遊ばせるのにぴったりなのが、キッズマーケットです。
ここには、子ども向けの遊ぶエリアやお土産屋さんがたくさん入っています。
キッズマーケットの中でもオススメなのがアドベンチャーゾーンです。
ただ、アドベンチャーゾーンに入るには入場券とゲーム券を購入しなければならないので注意してください。
入場するときには荷物を預けるので、遊んでいる時も手が空いて全力で楽しめるのは楽でいいですよね。
アドベンチャーゾーンには2つの遊ぶエリアがあります。
1つ目はゲームセンターです。
このゲームセンターでは、スロットマシーンなどのゲームで遊び、景品を交換することができるんです。
ゲーム券でゲームをすることができ、勝つと黄色いチケットがもらえて、そのチケットと景品が交換できるようになっています。
景品ごとに必要な黄色チケットの枚数が異なり、必要なチケットが多いほど良いものと交換できるので、親子一緒に頑張れますよ!
2つ目はプレイエリアです。
プレイエリアは1階と2階がつながっている室内ジャングルジムです。
滑り台やボールプール、iwallという投げたボールに画面が反応するハイテク遊具など様々な遊び場があります。
迷子にならない作りになっているので、元気な子どもが走り回っても安心ですよ。
また、室内なので、雨でも全身を使ってはしゃぎまわることができ、子どもたちが喜ぶこと間違いなしですよ。
入口には、英語で書かれた注意書きがあるので、きちんと読んでから入るようにしましょうね。
- 3歳以下の子どもは、親と一緒に入場
- 入場時に買ったレシートを失くさない
- 入場前にトイレを済ましておく
子どもは楽しく遊びながら、私はゆっくり休めたので良かったです。
また、キッズマーケットにはお土産屋さんなどのショップもたくさんあります。
試着もできるコスチュームショップや本屋さんなど、お子さんに合うお土産もあるので、帰りに立ち寄ってみてくださいね。
ウォーターパーク
「入場料などでお金がかかるのは嫌だな…」という方にはウォーターパークがオススメです。
ウォーターパークは無料の水遊び場で、キッズマーケットのすぐ隣にあります。
監視員も付いていて、ウォータースライダーもあり、無料とは思えないクオリティなんですよ!
トイレや更衣室として使えるシャワールームが近くにあるので、子どもの突然のトイレ要求にも焦らず対応できます。
ただ、カモメがうろついていてフンが落ちているので、踏まないように気をつけてくださいね。
パブリックマーケット
お昼ご飯や軽食にぴったりなのが、パブリックマーケットです。
パブリックマーケットは、多くの精肉店や鮮魚店、青果店などが立ち並ぶ市場です。
プロの料理人も買いに来るくらい、いいものがたくさん売られています。
この市場にはフードコートもあり、いろんな種類の料理を楽しむことができるんですよ。
中でもオススメなお店が2つあります。
1つ目のお店は「Lee’s Donuts」です。
パブリックマーケットで20年以上営業している老舗のドーナツ屋さんです。
原材料にこだわっていて、健康的な食品が流行っているバンクーバーの人たちに大人気なんですよ。
見た目も可愛くて美味しいので、子どものおやつにもぴったりですね。
2つ目のお店は「A La Mode」です。
グランビルアイランドに行ったら食べたくなるA La ModのポットパイとGranville Island teaのアイスティー♪(今回はレモネード) 他にもジェラート、ドーナツ、ケーキ、ブレッドなど美味しい誘惑がいっぱいのお気に入りの場所 pic.twitter.com/1ZI4kk7bcX
— kaoxp (@kaoxp_van) August 7, 2017
ここではポットパイやタルトが売られていて、味もおかず系とスイーツ系の両方があるんですよ。
ポットパイは、ティーカップに具材を入れてパイで包んで蓋をしてオーブンで焼いたものです。
実は、日本のテレビ番組でも紹介されるほど有名なお店で、ここを目当てにグランビルアイランドに訪れる方もいるんですよ。
特にオススメなのが、サーモンチャウダーのポットパイです。
カナダの名物であるサーモンを使っていて、ゴロゴロと具材が入っているので、本場のサーモンを味わうことができますよ。
また、市場の裏側は広場になっており、大道芸人が来てパフォーマンスをしてくれることもあるんです!
子どもは市場の買い物に飽きやすいので、演技が見れれば嬉しいですよね。
晴れている日には、この広場で軽食をとる方も多いです。
ただ、カモメが多く、ご飯を狙って襲いに来るので、しっかりご飯を持てない小さな子どもがいる場合は、中で食べた方が安心ですよ。
現地の人々も多く、子どもにとっても社会見学のようになって良かったです。
- キッズマーケット:10時~18時
- パブリックマーケット:9時~19時
- 施設ごとに入場料が必要な場合あり
- 住所:1496 Cartwright Street Vancouver BC V6K 3Y5
キャピラノ吊り橋
キャピラノ吊り橋は、キャピラノ渓谷にかかっている吊り橋で、高さは70メートルもあり長さが137メートルを誇るバンクーバーの観光名所です。
吊り橋というと渡って終わりのイメージがあるので「子どもは楽しめないのでは?」と思いますが、ここの吊り橋は一味違います。
高い吊り橋を活かして、スリル満点な体験ができる場所があるんです!
ツリートップアドベンチャー
ツリートップアドベンチャーは、テーマが「リスの目線で楽しむ遊歩道」となっていて、木から木へと吊り橋を渡って歩きます。
7本の木にそれぞれ吊り橋がかかっていて、高い位置で森の中を散策するので、リスになった気分で楽しめますよ。
普段の道とは違う森の中を進む感覚は、秘密基地への通路のようで子どももワクワクしますよね。
森林浴をゆったりを楽しめるので、一緒に歩く親もリフレッシュできてオススメです。
クリフウォーク
クリフウォークは2011年に増設されたもので、崖っぷちを歩くドキドキ感を味わうことができます。
この遊歩道は、岩肌に沿って作られていて、ところどころが強化ガラスになっているんです!
また、渓谷の景色を楽しむために崖よりも大きくはみ出した通路の部分もあり、下が丸見えで足が震えてしまう方も多いんですよ。
子どもが大きかったり、もっとスリルを味わいたい!という方は行ってみてくださいね。
途中で崖から離れて足元もガラスで空中通路のような場所になり、2人で絶叫してしまいました。 子どもも大きかったので、ゾクゾクして楽しかったと喜んでくれました。
- 営業時間:9時~17時(夏場は最長20時まで、クリスマスシーズンは最長21時まで延長)
- 住所:845 Avison Way, Vancouver, BC V6G 3E2
入場料は
- 子ども(6~12歳):12カナダドル(約900円)
- ユース(13~16歳):21.95カナダドル(約1700円)
- 学生:27.95カナダドル(約2100円)
- 大人:32.95カナダドル(約2500円)
- シニア(65歳以上):30.95カナダドル(約2400円)
グラウスマウンテン
バンクーバーの北側は海岸の近くまで山が連なっているので、山頂からはバンクーバーを一望することができます。
山は3つありますが、その中でグラウスマウンテンだけが公共交通機関とゴンドラで登ることができます。
かなり大型のゴンドラなので、登るだけでも子どもは喜びますよね。
ただ、山登りだけでは行くのをためらってしまいますが、展望以外に季節ごとに魅力的なアトラクションがあるんです!
山上自然公園
先週末はノースバンクーバーのグラウスマウンテンに登山をしてきました。ロープウェイで山頂まで行けたのですが私は勿論己の足で登りました。カナダはお金のかからないレジャーも豊富なので上手くお金を使わずに行ける場所を探して行きたいですね。 pic.twitter.com/NEo1rgmOP4
— おぎおぎ (@theOGIOGI) August 30, 2018
ゴンドラ山上駅の建物のすぐ近くにあるのが山上自然公園です。
ここでは、木こりのショーなどのイベントや熊の保護エリア、大きな風車の展望台などがあり、夏のアウトドアにピッタリですよ。
公園内を散策するだけでも、動物に会えたり自然に触れ合えるのでリフレッシュ出来て子どもも喜びます。
また、山頂に行くリフトや、ジップトレックというケーブルにぶら下がって滑車で滑走する安全なアクティビティもあるんです!
体力に自信のある方やお子さんが大きい場合は、自然いっぱいの山道のハイキングも楽しめるのでオススメです。
間近で熊を見れて、私たちも興奮してしまいました!
レストランもあり、1日過ごしても子どもも全く飽きなくてよかったです。
スキーやスケート
冬になると、雪がたくさん降ってスキー場に変わります。
ダウンタウンから30分ほどでアクセスできるので、観光客だけでなくバンクーバー市民にも人気のゲレンデなんですよ。
面積は日本の苗場スキー場の半分ほどですが、スキーのコースは26コースあるので十分楽しめます。
スキーが苦手な方や小さなお子さんでも、雪が一面に広がる景色や馬ぞりなどのアクティビティもあるため家族みんなで来ても遊べてオススメです。
- 営業時間:9時~22時
- 住所:6400 Nancy Greene Way, North Vancouver, BC V7R 4K9
入場料は
- 子ども(5~12歳):13.95カナダドル(約1000円)
- ユース(13~18歳):23.95カナダドル(約1800円)
- 大人:41.95カナダドル(約3200円)
- シニア(65歳以上):37.95カナダドル(約2900円)
スタンレー公園
「バンクーバーまで来て公園に行くの?」と思いますが、スタンレー公園は北米の中でも大きな都市公園として有名で、その広さはなんと400ヘクタールもあるんです!
日本の皇居や外苑と周りの公園を合わせて230ヘクタールほどなので、その2倍というとスケールの大きさに圧倒されてしまいますね。
また、公園内のほとんどが原生林で、都市のすぐ近くにあるとは思えないほど自然がいっぱいなんですよ。
特に家族連れにオススメなのが、シーウォールという公園の外側の海岸線に沿っている遊歩道です。
1周が12kmあり、歩行者と自転車専用の道なので、レンタル自転車でのサイクリングにぴったりなんです。
スタンレー公園の入り口の近くには自転車レンタルのお店が何箇所かあるので、そこでレンタルするのが良いですよ。
娘用の16インチの自転車1台と、息子は自転車に乗れないので、私の自転車にバイクトレーラーを取り付けて、6時間で約5500円でした。
少し高いなと思いましたが、途中で子ども向けのスポットもあり楽しかったです。
また、公園の観光スポットもシーウォール沿いに集中しています。
中でもバンクーバー水族館は、北米西海岸では最大級とも言われていてオススメです。
シロイルカのベルーガや手つなぎラッコなど、小さな子どもも大興奮すること間違いなしですよ。
- 営業時間:9時30分~18時
- 住所:845 Avison Way, Vancouver, BC V6G 3E2
入場料は
- 子ども(4~12歳):15カナダドル(約1100円)
- 大人:29カナダドル(約2200円)
- ユース(13~17歳)、学生、シニア(65歳以上):20カナダドル(約1500円)
※季節によって変動する可能性あり
サイエンスワールド
サイエンスワールドは、その名の通り科学館で、いろんなテーマのコーナーやイベントが開催されています。
とても広く、コーナーの種類も豊富で、館内にはレストランも入っているので、1日遊んで過ごすことができますよ。
まだ歩けない小さなお子さん向けのキッズスペースもあり、時間によってはフェイスペイントなどもしてもらえるんです!
マジックミラーになっている授乳スペースもあるので、年の離れた兄弟がいる家族でも快適に遊べるのでオススメです。
- 営業時間(月~金):10時~17時
- 営業時間(土日):10時~18時
- 住所:1455 Quebec St, Vancouver, BC V6A 3Z7
入場料は
- 子ども(3~12歳):17.75カナダドル(約1400円)
- 大人:25.75カナダドル(約2000円)
- ユース(13~18歳)、学生、シニア(65歳以上):21カナダドル(約1600円)
まとめ
バンクーバーでのオススメバス会社は
- ビッグバス
- バンクーバートロリー
子連れにオススメのバンクーバーの観光スポットは
- グランビルアイランド
- キャピラノ吊り橋
- グラウスマウンテン
- スタンレー公園
- サイエンスワールド
今回は「バンクーバーのバス情報と子連れにオススメの観光スポット5選」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
バンクーバーは、子連れでも楽しめるスポットがたくさんあります。
子どもが楽しんでくれるのが一番ですが、親も一緒に楽しめると子どもも喜んでくれますよ。
今回の記事を参考に、子どもとの楽しい思い出が残るバンクーバー旅行にしてくださいね。
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✅2,000円相当のクーポンまたはポイントGET
ただ、結局必要な黄色チケットの枚数が足りず、子どもが欲しがったおもちゃの剣と交換しました。
子どもと同じゲームを一緒に遊ぶことができて楽しかったです。