カナダと言えば、どんなイメージがありますか?
メープルシロップやビーバーなどを思い浮かべる人もいるかもしれません。
そんなカナダには、広大な土地があり、観光や旅行にもぴったりの国なんです!
今回は、カナダ在住歴2年のAさんの話を含めつつ「カナダ旅行の魅力と旅行するときの注意点」をご紹介します。
目次
カナダの基本情報
言語
公用語は、英語とフランス語です。
カナダは、昔フランス語圏だったので、フランスに近い大西洋側の地域ではフランス語も話されてます。
といっても、わざわざフランス語を勉強する必要はありません。
また、カナダの人は親切なので、英語ができなくても、何度も聞き直したり、分かりやすい言葉に言い直してくれる人もいます。
治安
治安は、とても良いです。
店員さんでも、通りがかりの方でも、何か尋ねると親切にしてくださることが本当に多いです。
夜中に一人で出歩かない、人気のないところに行かないなど、基本的な海外旅行のルールを守れば、女性一人でも安心して観光できる国です。
ホームレスや物乞いの方もいますが、こちらから危害を加えなければ、何かしてくることはありません。
交通
バンクーバー内、トロント内の大きな都市ではバスや電車が通っており、自分自身で観光することが可能です。
都市によりますが、一定のエリアは一日乗り放題のチケットやトークンもあり、便利です。
タクシーも「ぼったくりタクシー」のような危険性は、ほぼありません。
カナディアンロッキー付近の都市へ行くには、長距離バスや1日観光ツアーを利用した方が良いですよ。
注意点
私が、カナダでいつも困ることは、公共のトイレがないということです。
デパートなどでも、トイレがないことがほとんどです。
お手洗いに行きたい場合は、ホテルか教会でお借りするもしくはドリンクを頼んで飲食店やカフェで借りる必要があります。
カフェ店内のお手洗いでも、勝手に入れないように鍵がかかっていることもあるので、使用する前に店員さんに声をかけると良いですよ。
- Where is the bathroom(restroom)?(お手洗いはどこですか?)
- Can I use the bathroom(restroom)?(お手洗い使ってもいいですか?)
おすすめ観光都市
広いので、都市を限定した方がいいかも?
とにかく、カナダは広いです。
もし、国全体をじっくり回りたいというのであれば、3週間くらいはかかります。
春夏が過ごしやすいカナダですが、ウィンタースポーツも楽しむことができるので、一度に全ての地域に行こうとするよりも、数回に分けて訪れる方が個人的にはおすすめです。
なので、カナダに行く際は、エリアを限定して、1週間~10日間ほど観光した方が、より深く充実した旅行になりますよ。
まず、今回の場合、カナダを大きく3つのエリアに分けますね。
- 太平洋エリア
- 中央エリア
- 大西洋エリア
中央エリアは、太平洋エリアや大西洋エリアのどちらからも交通の便がいいです。
太平洋エリア&中央エリア、もしくは大西洋エリア&中央エリアに組み合わせるのが一番良いですよ。
ちなみに、私がオススメする旅行プランは
- バンクーバー&ビクトリア
- バンクーバー&カナディアンロッキー
- シカゴ(アメリカ)&トロント&ナイアガラ
- トロント&ケベック&モントリオール
以上の4つです!
どれも魅力的なプランですね!
では、それぞれのエリアごとに魅力をご紹介しますね。
太平洋エリア
バンクーバー
バンクーバーは、スタンレーパーク(公園)やイングリッシュベイ(海岸)など多くの自然に囲まれている街です。
ダウンタウンは、京都のように碁盤の目になっているので、道にも迷いにくくお勧めです。
とても治安が良い街ですが、いくつか注意点があります。
まず、スタンレーパーク内部にはいくつかのトレッキングコースが張り巡らされているのですが、内部にはホームレスが住んでいるので、治安はよくありません。
人気の多いところを選んで歩いたほうが良いですよ。
やっぱり、どこも治安が悪い場所はあるんですね。
他にも、行かないほうがいい場所はありますか?
人気の「ガスタウン」近くは、おしゃれなバーも多いんですが
奥に行くと少し怪しげな方々が昼間でも居座っているので、あまり近づかない方が無難です。
一本道が違うだけで雰囲気って変わりますよね。
気候は、どうですか?
春は、桜並木を楽しむことができるんですよ。
夏は短いですが、強い日差しと、からっとした天気が楽しめます。
1年を通して曇りが多い地域ですが、6月~8月は晴れの日が多いですね。
秋冬は意外と寒くないので、バンクーバーで観光しつつ、ウィンタースポーツを楽しむなら近くのウィスラーという地域に1日旅行するのもおすすめです。
桜があるんですか?
なんだか、日本みたいですね!!
特に、おすすめの時期はありますか?
日本と違う雰囲気を味わうなら、ぜひ8月ごろに訪れるのをお勧めします!
毎週花火大会を行う期間がありますし、LGBTQ2の祭典「プライドパレード」も8月に行われるんですよ。
LGBTQ2の祭典ですか?
日本では、まだ見かけないですよね。
そうなんです。
LGBTQ2について、日本よりも寛大で最先端をいっていることに驚きました。
大学生時代の多感な時期に、バンクーバーに住んでいたからこそ、私の今の感性があると思います。
LGBTQ2についてだけでなく、「アジア人」「西洋人」といった壁も少ない国、国民性は非常に魅力的です。
すごく良い経験をされたんですね!
日本も、これからもっとグローバルな世界になっていきそうですね!
ビクトリア
ビクトリアは、バンクーバーの西に位置する島の都市で、「花の都」と言われています。
素敵なお花畑や、かわいい野生動物たちに癒しの場所としても人気です。
特に、4月~6月が過ごしやすくオススメですよ。
ただし、日本からビクトリアへの直行便は無いので、バンクーバーから飛行機、船などで乗り換えて行く必要があります。
直行便って無いんですね!
そうなんです。。。
ちなみに、ビクトリアがある島の名前は「バンクーバー島」って言うんですよ。
なかなかややこしいですね(笑)
中央エリア
バンフ
バンフは、カナディアンロッキーの中心地にある街です。
お土産屋さんが立ち並び、観光地としても栄えています。
また、バンフには日本人も多く移住しているので、英語に自信がない方でも買い物しやすいですよ。
日本人が多いのは、安心ポイントですね!
そうですね。
ただ、バンフとカナディアンロッキーを個人で回るには広すぎるので、楽に回りたい場合は、1日ツアーに参加すると良いですよ。
私は、ツアーでしか行ったことはありませんが、ドライブも楽しいそうですよ。
綺麗な景色をドライブするのも素敵ですね!
カナディアンロッキー
カナディアンロッキーのベストシーズンは、6月と8月です。
7月は雨が多くなるので注意してください。
ロッキー山脈は観光地としても有名ですが、初めての方にとって山登りは難易度が高いです。
その代わり、バスツアーを使って「コロンビア大氷原」へ立ち寄るのがお勧めですよ。
コロンビア大氷原は、どうでしたか?
今にも崩れ落ちてきそうな氷の壁や層が神秘的で、迫力も満点で良かったですよ。
他にも、ロッキー付近には、たくさん湖があって
- エメラルドレイク
- マリーンレイク
- ペイトレイク
- レイクルイーズ
- モレーンレイクなど
近くにホテルもあり、空の色を映したエメラルドレイクは最高に絶景でしたよ。
良いですね!
エメラルドグリーンの湖見てみたいです!
でも、天気が悪いと景色もくすんでしまうので、天気の良い日に行くと良いですよ。
大西洋エリア
モントリオール
カナダ東部、北の方にある街ケベック、モントリオールは冒頭でも紹介した通りフランス語圏です。
治安もよく、落ち着いて旅行ができる都市ですよ。
飛行機で行くこともできますが、鉄道を使ってメープル街道を抜けていくのもおすすめです。
モントリオールで見ておくべきところは、ありますか?
モントリオールでは、あの有名な「ノートルダム大聖堂」がありますよ。
旧市街地など、風情のある古き良き街並みを散策するのがオススメですね。
あとは「モントリオール地下街」にある複合商業施設で、じっくりショッピングを楽しむのも良いですよ。
ノートルダム大聖堂と言えば、カナダ出身の歌姫が結婚式を挙げたって聞きました!
ブルーのライトに照らされた、大きな黄金の祭壇やパイプオルガンが綺麗でしたよ。
柱や天井の装飾なども綺麗で見所なので、行ってみてくださいね。
ケベック
ケベック州の都市、ケベックシティはほとんど歩いて回れるほどの小さな町です。
また、カナダの中でも特に治安の良い地域です。
モントリオールから鉄道で行くこともできるので、モントリオールまでは飛行機で、ケベックまでは美しいメープルの紅葉を見ながら鉄道で向かうのも良いですよ。
有名なホテル「フェアモントホテル」はお城のようで、街中は馬車が通り、物語の中にいるようなかわいらしい街並みが特徴です。
ケベックに行くときに注意することって、ありますか?
秋までは過ごしやすいのですが、冬はとても寒くなるので防寒対策をして行くと良いですよ。
ケベックシティに関しては、こちらの記事で詳しく紹介しています。
トロント
カナダ最大都市のトロントは、大西洋らしくヨーロッパやアメリカからの旅行客や移住者が多いため、国際色豊かな都市です。
また、ナイアガラの滝までバスで簡単に行くことができるため、自然と都会両方を楽しむことができます。
トロントは博物館、ミュージカル、トロントタワーなどが魅力です。
おしゃれに遊ぶことができる街、それがトロントです。
地下鉄が張り巡らされているので、移動も簡単です。
トロントの方々は、平日は仕事をして、夜は飲みに行き、土日祝日はしっかり休んで家族と過ごすのが定番です。
なので、土日は急激に電車やバスの本数が少なくなるので、注意してくださいね。
土日にトロントに行く時は、注意が必要ですね!
そうなんです。
週末を利用してトロントへ行きましたが、バーの閉店時間も早かったですね。
日曜日は定休日が多く、結局マクドナルドを食べる羽目になったりと悔しい思いをしました。
ナイアガラの滝
トロントからナイアガラの滝までは、直通のバスが出ています。
大迫力の滝があり、近隣のホテルレストランはおしゃれで美味しく、まさに外せない観光スポットです。
富士山を山梨県から見るか、静岡県から見るかが議論になるように、ナイアガラの滝もカナダ側から見るか、アメリカ側から見るかでよく揉めるそうですよ(笑)
ナイアガラは外せない観光スポットですよね!
ここでの注意点は、何かありますか?
カナダに限らず、外国のバスは時間通りに来ないことが困りましたね。
ナイアガラの滝からトロントへ帰るバスがとても遅れてしまって、トロントタワーでのディナーをキャンセルすることになってしまったこともあります。
時間に余裕を持って、スケジュールを立てることが大切ですね。
今回は、たくさん教えて頂きありがとうございました!
いえいえ!
ありがとうございました!
まとめ
カナダの基本情報は
- 公用語は英語とフランス語
- 基本的に安全で交通も問題なし
- 公共トイレは少なく、ホテルや教会、カフェで借りること
カナダの旅行プランは
- 全体を巡るなら3週間以上かかる
- 季節によって楽しみ方も様々
- 一気に全体を回るよりも、数回に分けて1都市を深く観光するのがオススメ
- 中央エリアは、東西どちらからもアクセスがいい
太平洋エリアは
- バンクーバーは都会も自然もどちらも楽しめる
- ビクトリアは花の都なので、春に訪れると良い
中央エリアは
- メインは、カナディアンロッキー
- バンフは、日本人の移住者も多いので、英語が苦手な方も安心
- 天気によって景色の見え方が変わるので、天気のいい6月~8月がオススメ
大西洋エリアは
- フランス語圏で、ちょっと違うカナダを知りたいならモントリオール
- ケベックは治安が良く、絵本の世界のような街並みが特徴
- トロントは、カナダ一の大都市で多様な文化が楽しめる
- ナイアガラの滝の迫力は、人生で1度は味わう価値アリ
今回は、カナダ在住歴2年のAさんの話を含めつつ「カナダ旅行の魅力と旅行するときの注意点」をご紹介しました。
ここでは語りきれなかったカナダの魅力は、まだまだいっぱいあります。
行きたいエリアが決まれば、旅行プランも決めやすくなりますよ。
今回の記事を参考に、楽しいカナダ旅行を計画してくださいね。
人気記事
【2024年最新】海外旅行保険はエポスカードでお得に旅をしよう!
海外旅行で怖いのは、病気や事故に遭ってしまうことです。
2023年度に、事故や病気などで海外旅行保険を利用した人は3.70%でした。
つまり、30人に1人は、海外旅行保険を利用しています。エポスカードは無料なのに傷害死亡・後遺傷害の補償額が3,000万円と他のクレジットカード(楽天カードなど)に比べて補償額が手厚いので、旅好きの人から選ばれています。
年会費も永年無料でその場で(スマホで)45秒で申し込み&即日発行可能!
今なら2,000円相当のクーポンまたはポイントをプレゼント中♡
エポスカードが人気の理由
- 年会費永年無料
- 旅行代金を1円以上払うだけで、海外旅行保険が無料で付いてくる[
- 出国から最長90日間保険適用
- 疾病や携行品損害への補償内容が手厚い
- 2,000円相当のクーポンまたはポイントがもらえる
- 旅行直前でも5分で入会&即日発行可能
↓年会費永年無料のエポスカード↓
✅5分で入会&即日発行可能
✅2,000円相当のクーポンまたはポイントGET
初めてカナダに行く方の場合、どんな感じでエリアを絞ったら良いですか?