動物たちの楽園!!ガラパゴス諸島の貴重な生き物に出会うには!?

コバルトブルーの海に浮かぶ溶岩でできたガラパゴス諸島には、ここでしか出会えない貴重な生き物たちが暮らしています。

「野生のゾウガメに出会いたい!

「本物のウミイグアナを見てみたい!!」

お目当ての生き物に出会えたら、ワクワクしますよね!?

今回は動物たちの楽園!ガラパゴス諸島の貴重な生き物に出会う方法」をご紹介します。

ガラパゴス諸島について

ガラパゴス諸島はどこにあるの?

ガラパゴス諸島は南米エクアドルにあり、スペイン語で「ゾウガメの島」という意味を持つ島です。

19の大きな島と100以上の小さな島や岩礁から成り立っている諸島です。

島は太平洋上にあり、エクアドル 本土からは約1000kmも離れています。

日本で例えると、東京都内から小笠原諸島までの距離と同じくらいですね。

そんなガラパゴス諸島では、生き物たちが独自の進化をとげていて、その貴重さからユネスコ世界遺産(自然遺産)にも登録されています。

Aさん
地球の裏側にあるので、日本からのツアーに参加する場合は最低でも7日間必要です。

私は10日間のツアーに参加しましたが、ガラパゴス諸島に滞在できるのは5日間だけでした。

5日間ではまだまだ物足りない感じでした。

ガラパゴス諸島のルール

ガラパゴス諸島には、自然環境を守るための「14のルール」があります。

今回はこのルールの中から、観光客が知っておくべきルールを抜粋しました。

  • 保護地域への立ち入りは認可されているガイドの同伴が必要
  • 印(トレイル)が付けられている場所以外は歩かない
  • 動物から2m以上の距離を保つ
  • 動物に餌を与えない
  • フラッシュ撮影をしない
  • 食べ物、動物、植物を持ち込まない
  • 黒サンゴ、貝殻、溶岩などの禁止されているお土産を購入しない
  • ゴミを捨てない
  • 喫煙・焚火の禁止

どれもとても大切なルールです。

ガイドさんの指示に従って、きちんとルールを守って観光を楽しんでくださいね。

お目当ての生き物と出会うためのポイント

どんな生き物に出会えるの?

ガラパゴス諸島では天敵となる陸生の大型哺乳類がいないので、ここでしか見られない固有種がたくさんいます。

また、人を怖がらないので貴重な動物たちを間近で見ることができますよ。

特に珍しいのが、ガラパゴス諸島の名前の由来となった「ガラパゴスゾウガメ」、鵜(う)の仲間で唯一飛べない「ガラパゴスコバネウ」、熱帯に住む「ガラパゴスペンギン」などは一目でも出会っておきたい動物たちです。

主な固有種

  • ガラパゴスアシカ
  • ガラパゴスオットセイ
  • ガラパゴスゾウガメ
  • ガラパゴスリクイグアナ
  • ウミイグアナ
  • ヨウガントカゲ
  • ガラパゴスペンギン
  • ガラパゴスコバネウ
  • ガラパゴスノスリ
  • ダーウィンフィンチ
補足

2000年3月に廃止となったエクアドルの現地通貨「スクレ」には、ガラパゴス諸島の生き物たちが描かれているものがありました。

廃止から20年以上も経過し、日常生活の中ではほとんど見ることのできない通貨ですが、エクアドル・クエンカの街の中にある中央銀行のエントランスで見ることができますよ。

島ごとに出会える生き物が違う!?

ガラパゴス諸島には100以上の島がありますが、上陸できる代表的な島は16島のみです。

ツアーでは以下の島を訪れることができます。

  1. サンタ・クルス島
  2. イサベラ島
  3. サン・クリストバル島
  4. フロレアナ島
  5. サンタフェ島(無人島)
  6. エスパニョラ島(無人島)

それぞれの島では出会える生き物が異なり、その中でも、アホウドリやリクイグアナ、ゾウガメなどは観察できる島が限られています。

Aさん
島ごとに景色や生き物が全然違います!

ゴツゴツした真っ黒な溶岩の島では、たくさんの海鳥が巣作りをしていたり、大きなサボテンがたくさん生えている島では、イグアナがのしのしと歩いていたりと、島ごとに別世界が広がっていますよ。

生き物を見るのにベストシーズンはあるの?

「この生き物に会いたい!」「こんな姿が見たい!」など、目的によってベストシーズンが変わってきますが、基本的に1年中ベストシーズンです!

カツオドリが求愛ダンスを踊る時期、ゾウガメが巣を作る時期、アシカの赤ちゃんに出会える時期など、いつ訪れてもたくさんの見どころがあるので、目的に合わせた時期に訪れましょう。

マタタビ
自分が出会いたい生き物が見れる時期、それがベストシーズンですよ。

島は赤道直下にありますが、寒流の影響で1年中過ごしやすく雨季(12月~5月)と乾季(6月~11月)があります。

Aさん
雨季は日本の梅雨とは違い、曇りの日が多いだけであまり雨が降りません。

私は、雨季にあたる2月の後半にガラパゴス諸島へ行きましたが、一度も雨は降りませんでしたよ。

オススメの生き物8選

①ガラパゴスゾウガメ

世界最大級のリクガメで、ガラパゴス諸島の名前の由来となっている生き物です。

リクガメの甲羅の形は島ごとに特徴があり、鞍型(くらがた)とドーム型の2つのタイプがあります。

現在では乱獲が原因で数が減ってしまい、昔は多くの島で見ることができた野生のリクガメも出会える場所が限られてしまっています。

そんなリクガメですが、草を食べたり泥浴びをする姿を見ることができるので、その愛らしさに癒されること間違いなしですよ。

過去には体長150cm体重250kg以上の大きな個体も発見されているので、運が良ければ出会えるかもしれませんね。

出会える場所
  • サンタ・クルス島のハイランド地区
  • イサベラ島のウルビーナベイ
ポイント
  • サンタ・クルス島のゾウガメは、6月から8月は巣作りのため低地に移動する
  • プエルト・アヨラにあるチャールズ・ダーウィン研究所では、保護目的で飼育されているゾウガメを観察できる
Bさん
サンタ・クルス島のハイランド地区では、農場に草を食べにやってくるゾウガメに出会えますよ。

ツアーバスの行く手に大きなゾウガメが通せんぼしていて、びっくりしました!

②ウミイグアナ

ウミイグアナは、海に潜ることのできる世界で唯一のイグアナです。

海岸では、日光浴をしているたくさんのイグアナを見ることができます。

体長120~150cmという大きな体なので、なかなか強面な見た目ですが、主に海藻を食べる大人しい動物なんですよ。

出会える場所
  • ガラパゴス諸島全域の海岸
ポイント
  • エスパニョラ島のウミイグアナは1月に繁殖期に入る
  • この時期のオスは“クリスマスカラー”と呼ばれる鮮やかな赤や緑になる
  • サンタ・クルス島やサン・クリストバル島では、街から近い浜辺で出会うことができる

③ガラパゴスリクイグアナ

ウチワサボテンの茎や実を主食としているイグアナです。

太古の生物を思わせる迫力ある見た目で、ウチワサボテンの茎をトゲごとバリバリ食べてしまいます。

生息する島により繁殖期が異なり、繁殖時期になるとオス同士での争いが絶えません。

体長は100~120㎝にもなり、60年以上も生き続けると言われているんですよ。

また、サンタフェ島では独自進化をしたサンタフェリクイグアナを見ることができます。

出会える場所
  • セイモア・ノルテ島(ノース・セイモア島)
  • サンタ・クルス島
  • イサベラ島
  • フェルナンディナ島など
ポイント
  • イサベラ島では1月に繁殖期に入る
  • フェルナンディナ島では6月に繁殖期に入る
  • サンタ・クルス島は9月から繁殖期に入る

④アオアシカツオドリ

ガラパゴス諸島に生息する3種類のカツオドリの1種です。

キャラクターグッズにもなっている人気の鳥で、青い足がとってもキュートです!

また、繁殖期にはタップを踏んでいるかのような可愛い求愛ダンスが見られますよ。

マタタビ
足の色が青ければ青いほど、メスからの人気が高くなります!

全長は76~84cm、翼を広げると130~152cmにもなります。

日本にいる鳩の全長が30㎝ほどなので、かなり大きめな鳥だということが分かりますね。

出会える場所
  • ガラパゴス諸島全域
ポイント
  • 4~5月セイモア・ノルテ島でアオアシカツオドリの求愛行動が観察できる
  • 10月エスパニョラ島やイサベラ島のあちこちで、雛(ひな)を育てている様子が見られる

⑤ガラパゴスペンギン

フンボルトペンギンに近い仲間で、世界で3番目に小さいペンギンです。

ペンギンの中で唯一熱帯で暮らしていけるようになった特別な種類なんですよ。

しかし、最近ではエルニーニョ現象などの影響でエサとなる魚の数が減り、ペンギン自体の数も減り続けています。

さらに、繁殖時期にも影響が出ています。

  1. 「エルニーニョ現象などの影響でエサとなる魚の数が減る」
  2. 「ヒナに十分なエサを与えられない」
  3. 「繁殖をしない」

ガラパゴスペンギンは、環境に合わせて繁殖時期が変わるという珍しい生態を持っています。

出会える場所
  • バルトロメ島
  • フロレアナ島
  • サンチャゴ島
  • イサベラ島
  • フェルナンディナ島など
ポイント
  • 9月ごろのバルトロメ島で活発に泳ぐ姿が観察できる
  • 海水温が高くなる2月頃になると、ほとんど見ることができなくなる

⑥ガラパゴスアホウドリ

大きな黄色いくちばしが特徴でアホウドリの仲間です。

エサを求めてエクアドルやペルーの沖合で生息していますが、繁殖期にはガラパゴス諸島へと戻ってきます。

この時期には、くちばしを使った面白い求愛行動が見られますよ。

また、ガラパゴスアホウドリは一度でも夫婦関係を結ぶと、相手が死ぬまで離れることなく子育ても協力するおしどり夫婦です。

「おしどり夫婦」の語源となったオシドリよりも仲良しな鳥の種類だと言われているんですよ!

出会える場所
  • エスパニョラ島
ポイント
  • 3月後半~1月繁殖のためエスパニョラ島に戻ってくる

⑦ガラパゴスアメリカグンカンドリ

のど元の赤い袋をふくらませて求愛する姿が有名な鳥です。

求愛の時期以外は、この特徴的な赤い袋はしぼみます。

大きさは、翼を広げると214~237cmというとてつもない大きさの鳥ですが、魚が主食にも関わらず水に入ることができないという致命的な弱点を持っている鳥でもあります。

そのため、他の鳥たちからエサを奪って食べるしかないので、何かとマイナスイメージを持たれる可哀相な鳥です(笑)

マタタビ
ガラパゴスアメリカグンカンドリからすると、このような方法でしか生きていけないので、仕方のないことですよね。
出会える場所
  • セイモア・ノルテ島、ヘノベサ島などで繁殖している
  • 繁殖地以外でも見ることができる
ポイント
  • 繁殖期の2~7月頃に赤い袋を膨らませているオスを見ることができる

⑧ガラパゴスアシカ

とても人懐っこく、海岸はもちろんのこと港や市場など人間が生活する区域でよく見ることができます。

ベンチやボートの上でお昼寝をする姿は、とても可愛いですよ。

時期によっては、赤ちゃんアシカを間近で見ることができるので、悶絶間違いありません!!

また、日本に生息していた日本アシカとは血縁関係でもあります。

Aさん
本当に人間に対して警戒心が無さすぎます(笑)

特に、赤ちゃんアシカの愛らしさはたまりませんが、人間の臭いが付いてしまった赤ちゃんは、親からエサをもらえなくなることもあるので絶対に触れてはいけませんよ!!

出会える場所
  • 全域の海岸など
ポイント
  • 9月〜10月頃には赤ちゃんの姿を見ることができる
  • シュノーケリングしている横を泳ぐこともある

まとめ

ガラパゴス諸島は

  • エクアドルにある諸島
  • 島独自の進化を遂げた生き物たちが生息
  • 世界自然遺産に登録されている
  • 環境を保護するためのルールがある
  • 観光時はガイドさんの指示には必ず従いルールを守ること

お目当ての生き物に出会うためのポイントは

  • すぐ目の前で生き物に出会える
  • 島ごとに出会える生き物が違う
  • 1年中見どころがある
  • 自分の目的で島やシーズンを決めるのが良い

オススメの生き物8選は

  1. ガラパゴスゾウガメ
  2. ウミイグアナ
  3. ガラパゴスリクイグアナ
  4. アオアシカツオドリ
  5. ガラパゴスペンギン
  6. ガラパゴスアホウドリ
  7. ガラパゴスアメリカグンカンドリ
  8. ガラパゴスアシカ

今回は動物たちの楽園!ガラパゴス諸島の貴重な生き物に出会う方法」をご紹介しましたが、いかがでしたか?

「動物たちの楽園」ということもあり厳しいルールもありますが、日本では絶対に会えない動物が待っていますよ。

今回の記事を参考に、ガラパゴスで貴重な生き物たちとの素敵な時間を楽しんでくださいね。

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