タイの水掛け祭りとは?おすすめスポットや注意点もご紹介!

タイは、年間平均気温が29度と年中を通して暑い国です。

そんなタイのお正月ソンクラーンでは「水掛け祭り」というお祭りがあります。

実際に参加してきた経験を基に、今回は「バンコクで楽しむ水掛け祭り!行ったら絶対に楽しいお勧めスポット」をご紹介します。

ソンクラーンとは

ソンクラーンとは、タイの旧正月です。

毎年4月13日から15日までを祝日でソンクラーンといいます。

タイでは、4月が1年で最も暑い時期です。

この一番暑い時期に水を掛け合って、新年を祝うというお祭りです。

元々は仏像、仏塔などに水をかけてお清めをすることや、年長者の手に水をかけて相手に敬意を示す行事でした。

ですが、いつの間にか若者の中で浸透してしまったのが「水掛け祭り」です。

おすすめの服装は？

ソンクラーンの時期に着るおすすめの服装は、アロハシャツです。

水掛けに参戦しない人達も、この時期はアロハシャツを着ている人達がとても多いです。

洋服の中には、水着を着ておいた方が安心です。

必要な物は？

水鉄砲

水掛け祭りで一番必要な物は水鉄砲です。

水鉄砲が無いと始まりません！

ソンクラーンの数週間前から、色々なお店で水鉄砲が販売されます。

もちろん、当日も至る所で水鉄砲の販売をしています。

当日の方が値段も安くなっていることが多いので、焦って用意をしなくても大丈夫です。

水鉄砲のサイズは、小さい物から大きい物までありますが、大きいからといって良いとは限りません。

物によっては水圧が全然違うので、きちんと水が出るのか確認しておきましょう。

防水袋

２番目に必要な物は、携帯や貴重品を入れるケース（防水袋）です。

ケースには、色々な種類やカラーがありますが、オススメは色が付いていない透明のケースです。

透明のケースであれば、袋に入れたままスマホで写真や動画を撮れて便利ですよ。

ちなみに、防水袋は、スマホ用と貴重品用の２個持ちが便利です！

貴重品用は、中身が見えにくいカラー袋をチョイスするといいですよ。

ゴーグル

３番目に必要な物はゴーグルです。

どこのどんな水を使っているのか分かりませんよね。

それに、タイの水道水は飲用には適していないので、水をかけられたときに誤って飲んでしまったりしないように注意して下さい。

また、水鉄砲の水圧は想像以上に強いです。

水が目に入ると痛いので、ゴーグルも忘れずに持って行きましょう。

楽しめるお勧めスポットは？

シーロム通り

バンコク市内で一番楽しめるスポットは、シーロム通りです。

BTSサラデーン駅周辺で行われている水掛け祭りです。

この時期は歩行者天国になり、バンコク市内で一番人が集まる地域です。

駅の上から下に降りるまで、かなりの人混みをかき分けて降りないといけません。

20代から40代と年齢層も幅広く集まる場所ですよ。

カオサン通り

２番目に楽しめるスポットは、カオサン通りです。

ヨーロピアンからアジア人まで、旅行者がとにかく多い地域です。

ソンクラーンの時期に合わせて旅行に来る外国人も多いですよ。

カオサン通りという道があり、その道を端から端まで歩きながら会う人に水を掛け合います。

路面店やバーなどで飲んでいる人の中には、座りながら歩いて行く人たちを目掛けて水掛けをする人もいます。

通常、水鉄砲の水を補充する際は有料ですが、水鉄砲を購入した場所やバーで飲んでいるお客さんは無料になります。

年齢層は、20代から40代前半の人が多いですよ。

セントラルワールド前

３番目に楽しめるスポットは、セントラルワールド前に設置された水掛けエリアです。

BTSチットロム駅から徒歩3分くらいの距離にあります。

このエリアに行くまでの道中も水掛けに行く人や帰る人達が前から後ろから水を掛けてきます。

また、こちらの会場には舞台があり、DJが音楽を流しながら音楽に合わせて水掛けをするクラブ状態の場所になります。

年齢層はとても若く、10代から30代前半の人が多いです。

注意点は？

怒らないこと

ソンクランは怒ってはいけない日です。

水掛けに参戦していなくても、ちょっとした道端やお店の前、どこでも水掛けをしています。

水をかけられても怒らないようにして下さい（笑）

警察とお坊さんには水を掛けないこと

オレンジの袈裟（けさ）を着ている方達は、お坊さんです。

お坊さんには絶対に水を掛けないで下さい。

基本的に、仕事中の人や小さいお子さんにも掛けてはいけません。

また、手や仕草で「掛けないで」とジェスチャーしている時もマナーとして掛けないようにしましょう。

スリに気をつけること

水掛け祭りの場所は特に人が多いです。

人混みに揉まれてスリに遭わないように気をつけてください。

貴重品の入った防水袋は首から下げて、服の中に入れておくと安全です。

携帯は、ぶら下げながら手で持っておくか貴重品と同じように服の中に入れておくようにしましょう。

風邪を引かないように気をつけること

水掛けの水は、氷水を使っている場合もあります。

ただ、着替えやタオルも持って行けないので、暑いタイと言っても濡れたままでずっと居ると寒いです。

また、電車の中やお店の中は冷房がガンガンにかかっています。

風邪を引かないように気をつけてくださいね。

まとめ

ソンクラーンとは

• タイの旧正月で新年を祝うためのお祭り
• 4月が1年で最も暑い時期
• 水掛け祭りの時期は、毎年4月13日から15日の3日間

おすすめの服装と必要な物は

• 水鉄砲
• 防水袋
• ゴーグル

楽しめるお勧めスポットは

• シーロム通り（BTSサラデーン駅）
• カオサン通り（最寄り駅なし）
• セントラルワールド前（BTSチットロム駅）

注意点は

• 怒らないこと
• 警察とお坊さんには水を掛けないこと
• スリに気をつけること
• 風邪を引かないように気をつけること

今回は「バンコクで楽しむ水掛け祭り!行ったら絶対に楽しいお勧めスポット」をご紹介しました。

この日だけは、特に大人も子供のように楽しく遊べるお祭りです。

4月にタイを旅行する予定があれば、ぜひソンクラーンの時期に合わせて旅行をしてみてはいかがですか？

今回の記事を参考に、タイで楽しい思い出を作ってくださいね。