ベトナムのホーチミンへ行こう!!おすすめの観光スポットは?

皆さんはベトナムのホーチミンと聞くと、何を思い浮かべますか？

「名前を聞いたことはあるけど、何が有名か分からない・・・」

「ホーチミンってベトナムの首都だっけ？」

などのように聞いたことはあっても、あまりイメージがない方もいると思います。

今回は、「ホーチミンでおすすめの観光スポット」をご紹介します。

ホーチミンについて

ホーチミンは、日本のように細長いベトナムの南部に位置しています。

発着地にもよりますが、日本から直行便で6時間前後で行くことができます。

ベトナム最大の商業都市のため、首都だと思っている方もいるかもしれませんが、首都ではありません。

ちなみに、北部に位置するハノイが首都です。

また、「サイゴン」という地名を聞いたことはありませんか？

昔、ホーチミンはサイゴンと呼ばれていました。

呼び方は変わってしまいましたが、現地ではサイゴンで通じることもありますよ。

ホーチミンへの直行便はある？

ホーチミンへは、羽田空港や成田空港、関西国際空港、中部国際空港、福岡空港から直行便が出ています。

• 羽田空港

日本航空が毎日1便運航しています。

• 成田空港

日本航空が毎日1便、全日空とベトナム航空が毎日2便運航しています。

また、2019年7月からはベトジェットエア（LCC）が毎日1便就航予定です。

• 関西国際空港

ベトナム航空とベトジェットエアが毎日1便運航しています。

• 中部国際空港

ベトナム航空が毎日1便運航しています。

• 福岡空港

ベトナム航空が月・水・木・日曜日に運航しています。

このように、日本の主要な国際空港から直行便があります。

特に成田空港は毎日数便あるので、予定に合わせて便を選びやすいですよ。

ホーチミン中心部の見所は？

ホーチミンの主な見所は中心部にあり、徒歩で観光することができますよ。

中心部は大きく３つに分けることができます。

1. ドンコイ通り周辺
2. ベンタイン市場周辺
3. ヴイビィエン通り周辺

それぞれの地区の見所をご紹介します。

ドンコイ通り周辺

ドンコイ通り周辺は、ホーチミン観光のメインとなる観光スポットです。

ホテルや飲食店、大型スーパーマーケット、お土産屋などが立ち並んでいます。

私はドンコイ通りに近いホテルに宿泊したので、観光やお買い物にも便利でしたよ。

ドンコイ通りの中央には「市民劇場」、隣のグエンフエ通りのつきあたりには「ホーチミン人民委員会庁舎」があります。

グエンフエ通りは歩行者天国となっており、通りのどこからでもホーチミン人民委員会庁舎を見ることができます。

ホーチミン人民委員会庁舎の大きさには驚きますよ。

夜のライトアップされたホーチミン人民委員会庁舎の姿も、とてもキレイでした。

また、ドンコイ通りを北西に進むと「中央郵便局」や「サイゴン大教会（聖母マリア教会）」があります。

この2つの建物の色ですが、中央郵便局は黄色、サイゴン大教会は赤レンガ色とカラフルです。

こちらも夜はライトアップされるので、昼と夜、両方の姿を楽しんでくださいね。

ちなみに、中央郵便局周辺からさらに北西へ1km以上行くと、「タンディン教会」や「永厳寺」があります。

ピンク色の外観のタンディン教会は、写真映えしますよ。

永厳寺はベトナム南部で最大規模のお寺で、多くの参拝客や観光客が訪れます。

中心部から離れてしまうため、徒歩で行くのは大変です。

永厳寺までは、タクシーの利用がオススメです。

ベンタイン市場周辺

ホーチミンで最大規模の市場が「ベンタイン市場」です。

食料品や衣料、お土産など、色々な物をこの市場で買い揃えることができます。

ただし、観光客も多く訪れることから、値段が少し高めに設定されています。

値段交渉もできるので、この機会にチャレンジしてみても楽しいですよ。

食堂もあるので、お買い物に疲れたら休憩することもできます。

ベンタイン市場から東に行くと、ホーチミンで一番高いビル「ビテクスコ・フィナンシャル・タワー」があります。

このビルの49階にある展望台「サイゴンスカイデッキ」からは、ホーチミンの街を一望できます。

「あ、あの場所は訪れたな。」

と思いながら、ホーチミンの街の眺めを楽しむことができました。

ビル内にはカフェやレストラン、バーなどが入っているので、景色を眺めながら食事することもできます。

ベトナムの物価と比べると、飲み物などの値段が少し高めに感じますが、贅沢なひとときを過ごすことができますよ。

ヴイビィエン通り周辺

この地区には、バックパッカーがよく利用する安宿が多く、大きな荷物を背負った外国人旅行者が行き交っています。

そのため、現地ツアー会社や各国の料理店が多く立ち並んでいますよ。

夜遅くまで営業しているお店もたくさんありますが、昼間に比べると少し治安も悪くなります。

夜の街歩きは気をつけてくださいね。

ドンコイ通り周辺は西洋の雰囲気ですが、ヴイビィエン通り周辺は下町の雰囲気があり、違った光景を楽しむことができます。

ホーチミン郊外の見所は？

ホーチミンでの滞在日数が2日以上ある方は、郊外へお出かけしてみてはいかがですか？

メコン川クルーズ

学生の頃、社会の授業などで「メコン川」という川の名前を聞いたことがありませんか？

メコン川は、中国のチベット高原を源流に、ミャンマー、ラオス、タイ、カンボジア、最後にベトナムのホーチミン南部で東シナ海に流れ出ます。

6ヶ国を流れるメコン川は、東南アジアで最長の川です。

ホーチミンから日帰りで行ける人気の場所で、現地ツアーもたくさんありますよ。

ホーチミン市内から、バスで1時間半～2時間程の場所にあります。

クルーズ船の船着き場に到着すると、小型船に乗り換えます。

「あれ？思っていた船よりも大きいな。」

と思いましたが、まずは小型船でメコン川にある小さな島を巡ります。

各島には、ココナッツキャンディー工場や果樹園などがあり、試食もできました。

クルーズの終盤は、いよいよ思い描いていた手漕き舟に乗船です！

手漕き舟を目の前にすると、

「沈まないかな？濡れないかな？」

と少し心配にもなりましたが、全然大丈夫でした。

両サイドに植物が生い茂る狭い川を進んでいくと、ワクワクして冒険している気分になりました。

日本では見ることのできない光景なので、ぜひ訪れてみてくださいね。

クチトンネル

ホーチミン市内から北西へ約70ｋｍのところにあるクチトンネルでは、ベトナム戦争について学ぶことができます。

クチトンネルは、ベトナム戦争でアメリカに対抗するために地下に作られた全長250ｋｍのトンネルです。

今では、その一部が開放されていて、トンネル内に入ることができます。

トンネル内は狭くて暗いですが、生活ができるように寝室やキッチン、会議室なども作られています。

トンネルを作った当時の人たちの技術をすごいなと思うとともに、それほど必死だったんだなと、戦争の大変さを感じました。

また、トンネル以外にもトラップや戦車など、当時使われていたものを見学することができます。

当時の様子を体験することができるので、テレビや本で見るよりも理解が深まりますよ。

半日で訪れるツアーや、ホーチミン市内観光とセットになったツアーもあります。

ホーチミンでの滞在日数が少ない場合でも、ツアーに参加すれば、時間を有効活用できますよ。

まとめ

ホーチミンは

• ベトナム南部にある商業都市だが首都ではない
• 昔は「サイゴン」と呼ばれていた

ホーチミンへの直行便がある空港は

• 羽田空港
• 成田空港
• 関西国際空港
• 中部国際空港
• 福岡空港

ホーチミン中心部の主な見所は

• ドンコイ通り周辺
• ベンタイン市場周辺
• ヴイビィエン通り周辺

ホーチミン郊外の主な見所は

• メコン川クルーズ
• クチトンネル

今回は、「ホーチミンでおすすめの観光スポット」をご紹介しましたが、いかがでしたか？

ホーチミンは効率良く回れば、1日で見所をおさえることができます。

2日以上であれば、各見所をゆっくりと回ることができ、現地の雰囲気も味わうことができますよ。

今回の記事を参考に、ホーチミン観光を楽しんでくださいね。