海外の夜景は「他では見ることのできない、特別な夜景」です!
ただ、海外の夜は危険がいっぱいと言われることも多いですよね。
ですが、見方を変えれば、注意さえすれば、ロマンチックな夜景を見ることが可能ということです。
今回は「予約不要!!イタリアでロマンチックな夜景が見れる場所」をご紹介します。
夜景を見るときの注意点も紹介しているので、参考にしてみてくださいね。
目次
ローマ
サンタンジェロ城とサンタンジェロ橋
ローマ市街地の西にあり、筒状の形をした城へと続く橋です。
「聖なる天使の城」の意味を持つ名前の通り、城の頂上や橋の両側に天使が並んでいます。
とても神秘的で人気の観光地になっています。
季節によって時間帯は多少前後しますが、17時過ぎに到着していると、ライトアップの瞬間に立ち会えますよ。
おすすめの夜景スポットは、サンタンジェロ橋から城を真正面に見る位置です。
サンタンジェロ城と天使の像が淡い光でライトアップされます。
何とも言い表せられない、幻想的で不思議な雰囲気になりますよ。
また、サンタンジェロ城は午後7時半まで営業をしているので、屋上から夜景を一望することもできます。
屋上から見ると、ローマ市内やバチカン市国の様子がキレイに見ることができ、観光客に人気があるのも頷けますよ。
この神々しいサンタンジェロ場を撮影するなら、城へと続くサンタンジェロ橋が一番です。
お城はもちろんのこと、月明かりに照らされて、今にも羽ばたきそうな天使の像も撮れますよ。
住所:Lungotevere Castello 50,00186 ローマ
営業時間:9時~19時半(最終入場18時半)
定休日:月曜、1月1日、12月25日
サン・ピエトロ大聖堂とサン・ピエトロ広場
キリスト教の総本山として有名な大聖堂と、その正面にある広場です。
本来はバチカン市国の中にある建物です。
入国手続きが不必要で入れるので、イタリアの一部としてご紹介しますね。
「キリストの苦しみや傷み」を表現している天使の像を見ながら橋を渡り、最終的にサン・ピエトロ広場に到着するという道順になります。
この道を通った人たちが、キリストへの深い感謝の気持ちを再確認できるようになっています。
この場所で特におすすめしたい時間帯は、夏は17時~19時、冬は16時から18時です。
空が青→藍色→黒とグラデーションで変化をしていくのが綺麗ですよ。
初めは、暗闇に溶け込んでいた大聖堂と広場が時間とともに少しづつ姿を表してきます。
最後には、暗闇の中からはっきりと浮き上がってきてるように見えるので、その存在感に圧倒されますよ!
たまたまかもしれませんが(大聖堂内は三脚禁止)撮影する時は気を付けてくださいね。
個人的に、写真撮影するなら「コンチリアツィオーネ通り」がオススメです。
サン・ピエトロ広場に続く大きな道ですが、太陽が沈むと人通りが少なくなり、大聖堂の全体像を撮影するのに最適です!!
住所:Piazza San Pietro,00120 Citta del Vaticano バチカン市国
営業時間:4月~9月 7時~19時/10月から3月 7時~18時半
定休日:ミサのある日曜日、宗教行事のある日
フィレンツェ
ミケランジェロ広場
フィレンツェの町を一望することができる、高台にある広場です。
ここからの眺めは、「フィレンツェ最高の景色」と言われるほどの絶景になっています。
その景観を守るために、厳しい条例があるほどです。
実は、フィレンツェと京都は姉妹都市として提携されているんですよ。
- 観光地として人気がある
- 景観を保つための厳しい決まりがある
- 姉妹都市として提携している
という共通点があると、フィレンツェがとても身近に感じられますよね。
フィレンツェの夜景は、他の場所に比べると地味に感じることが多いのですが、それがポイントです!!
「薄暗く・控えめで・柔らかい光」だからこそ、フィレンツェの魅力を最大限に引き出してくれます。
ですが、それが反対に良かったです!!
細かい雨粒に光が反射することにより、キラキラと輝く夜景を見ることができました。
また、ミケランジェロ広場には「ラ ロッジャ」というレストランがあります。
もともとは、ミケランジェロの彫刻を集めた美術館として設計されました。
ですが、大人の事情によって現在までレストランとして使用されています。
ここで早めのディナー済ませてから夜景を楽しむのも良いですし、夜景を見ながら食事をしても素敵ですよ。
住所:Piazzale Michelangelo 1,50125 フィレンツェ
営業時間:12時~23時
ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)
フィレンツェの町中でも、ひときわ存在感のある大聖堂です。
100mを超える赤いドームが「クーポラ」、その横に建っているの鐘が塔が「ジョットの鐘楼」になっています。
観光客がたくさん訪れる場所になっていますよ。
日が出ているうちは、白と薄いピンク色に見える外観です。
夕方になるにつれて、白と濃い赤色に変化していきますよ!
また、太陽の角度によって、外観にデザインされている彫刻の陰影がはっきり見えるので、日が落ちるまでの間も楽しめます。
すっかり日が落ちると、周辺の人込みはウソのように落ち着き、ほのかにライトアップされたドゥオーモだけが残ります。
大切な人と幻想的な時間を過ごすのには、もってこいの場所ですよ。
しかし、ドゥオーモ周辺には、いたるところで警察がパトロールをしています。
だからと言って安心せずに、小道や薄暗い場所を避け、周りに注意を向けておくようにしましょう。
フィレンツェでは、ホテルに帰った後にも楽しみがあります。
泊まるホテルの立地条件や部屋にもよりますが、夜のドゥオーモを見ながら泊まれる部屋もあるんです!
部屋に着いたら、窓から景色を確認してみてください。
もしかしたら、ラッキー部屋かもしれませんよ!!
ホテルの予約時やガイドマップにも書かれていなかったので、とても驚きました。
公表はしていませんが、フィレンツェ内には、同じような部屋を持つホテルがいくつかあるそうですよ。
住所:Piazza del Duomo,50122 フィレンツェ
営業時間:10時~18時半(月曜~金曜)/13時~16時半(土曜)/13時半~16時45分(日曜)
定休日:1月1日、1月6日、12月25日、イースター
ナポリ ポジリポの丘
昔の街並みを残しているイタリアの中でも、特に美しい夜景が見れる場所です。
2011年までは、北海道の函館・香港と合わせた「世界三大夜景」として有名でした。
ナポリの街は、夕方になるにつれて温かいオレンジ色の光で照らされるので、日没前から訪れておくのがオススメですよ。
特に、夕日の赤に染まっていくナポリ湾や山々を眺めていると、ロマンチックすぎて言葉を失うほどです。
他の2つの場所に比べると、街をライトアップしている光の強さに物足りなさを感じます。
だからこそ、古都ナポリの街並みにぴったりでした。
ちなみに、函館は「凛」とした芯のある美しい夜景で、香港はとにかく「派手」できらびやかでしたよ。
ポジリポの丘の周辺は、地元でも有名な高級住宅地になっており、治安が特別悪いわけではありません。
ただ、地元の人たちは20時過ぎくらいからやってきて、日暮れ前には帰っていくことがほとんどです。
あまり遅くまでブラブラ歩くのは避けましょう。
イタリアの治安
旅行先の地域の治安を知りたいとき、1つの目安となるのが「街角や道路の清潔さ」です。
- ゴミが大量に落ちている
- 街中が乱雑になっている
- 落書きが多い
などがあると、それだけで治安は悪くなる傾向になります。
今回紹介した地域の治安は、次のようになっています。
- ローマ…イタリアの中でも特に治安が悪く、軽犯罪が多発している都市
- フィレンツェ…清潔感があり、イタリアの中でも比較的治安が良い都市
- ナポリ…治安の悪い都市として上位に名前が出てくる
日本に居る感覚で出歩くと危ないですよ!!
特に多い犯罪がスリです。
夜景を楽しめる場所は、観光客などのフリをした人が、その暗さに紛れて近寄ってくることもあります。
「綺麗な景色に夢中になりすぎて、気が付けば荷物が無くなっていた!」
なんてことが無いように注意してくださいね。
まとめ
ローマのオススメ夜景スポットは
- サンタンジェロ城とサンタンジェロ橋
- サン・ピエトロ大聖堂とサン・ピエトロ広場
フィレンツェのオススメ夜景スポットは
- ミケランジェロ広場
- ドゥオーモ(サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂)
ナポリのオススメ夜景スポットは
- ポジリポの丘
イタリアの治安は
- ローマ…イタリアでも特に治安が悪く、軽犯罪が多発している都市
- フィレンツェ…清潔感があり、イタリアの中でも比較的治安が良い都市
- ナポリ…治安の悪い都市として上位に名前が出てくる
- スリに注意
今回は「予約不要!!ロマンチックな夜景がみれる場所」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
月明かりと温かい光でライトアップされたイタリアは、思っている以上に雰囲気が変わります。
夜の外出のポイントを抑えておけば、イタリア観光の幅も広がりますよ。
今回の記事を参考に、大切な人とロマンチックなイタリアの夜景を楽しんできてくださいね。
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