こんにちは!マタタビ(@mamatabi_korea)です!
初めて韓国に行くとき「何を準備したら良いんだろう?」「旅行中に気を付けることはある?」と不安になる人も多いのではないでしょうか?
渡韓歴10年以上のマタタビが「韓国旅行前に知っておくべきことは?入国・帰国の流れを徹底解説!」をご紹介します。
目次
- 1 韓国旅行前に知っておくべきこと
- 2 韓国旅行が決まったときに必要な準備
- 3 日本出国2週間前に必要な準備
- 4 日本出国前にダウンロードしておくと便利なアプリ4選
- 5 韓国入国時に必要な手続き
- 6 韓国旅行中に気をつけるべき15個のこと
- 6.1 着陸が近づいたら写真は撮らないこと
- 6.2 水道水は飲まないこと
- 6.3 お刺身などの生物はできる限り食べないこと
- 6.4 トイレットペーパーを流せるトイレか確認すること
- 6.5 信号や道路を渡る時は左右を確認すること
- 6.6 タクシーのドアは自分で開閉すること
- 6.7 バスに飲み物や食べ物を持ち込まないこと
- 6.8 店内に入る前はカップホルダーにドリンクを入れること
- 6.9 トコジラミ対策をすること
- 6.10 店内は全席禁煙
- 6.11 おしぼり、エプロン、割り箸はセルフサービス
- 6.12 お箸やスプーンはテーブルわきの引き出しにある
- 6.13 エコバッグを持参すること
- 6.14 有人レジでお会計する時は中身を全部出すこと
- 6.15 無理な値引き交渉はしないこと
- 7 韓国出国前に免税手続きを行う
- 8 日本入国前に必要な手続きと注意点
- 9 まとめ
韓国旅行前に知っておくべきこと
時差
韓国は日本と同じ時間なので時差はありません。
時差ボケの心配も無いのは嬉しいポイントです♡
言語
言語は韓国語ですが、最近は英語が通じるところも増えてきました。
観光スポットでは、簡単な日本語であれば通じることも多いです。
ベストシーズン
春(4月初旬〜6月上旬)と秋(10月初旬〜11月下旬)がベストシーズンです。
夏は日本と同じくソウルも釜山も暑いです。10月初旬から涼しくなるイメージです。
冬はソウルでは雪が降るため寒いですが、釜山は大阪と同じで雪が降ることはほとんどありません。
ですが、釜山は海辺にあり、体感温度が低くなるため、マフラーやコートは必須です。
韓国の年間気温と最適な服装、旅行のベストシーズンは、以下の記事で詳しくご紹介しています。
>>【2024年】韓国の年間気温と最適な服装、旅行のベストシーズンを徹底解説!!
所要時間
東京ならびに大阪からソウル、釜山までの飛行機の所要時間は以下の通りです。
東京→ソウル | 2時間39分 |
東京→釜山 | 2時間27分 |
大阪→ソウル | 2時間36分 |
大阪→釜山 | 1時間35分 |
通貨
通貨はウォンです。1,000ウォン=約100円と計算し、0を1つ取るだけで大丈夫です。
一番大きいお札が50,000ウォン(5,000円)で一番小さいお札が1,000ウォン(100円)です。
初めて韓国に訪れた時「100円なのにお札を使うんだ!」と驚きました。
レートは、以下サイトよりご確認ください。
旅費
韓国旅行で必要な旅費を宿泊日数ごとに計算したので、参考にしてください。
- 1泊2日:約5万円
- 2泊3日:約6万円
- 3泊4日:約7万円
1日1万円程度を使うと思って、多めに準備しておくといいですよ。
- 航空券:3万円〜
- 宿泊費(1泊):6,000円~
- SIMカードまたはWi-Fi:2,000円〜
- 海外旅行保険:3,000円〜
- 食費(1食):800円~
- 交通費:3,000円~
釜山市内でおすすめのホテルは、以下の記事でご紹介しています。
>>釜山で泊まるならココ!!!日本語対応可能なホテル13選&日系ホテル5選
物価
2020年以降、韓国も日本と同じように物価が上がっています。
キンパ(のり巻き)やトッポッキ、カルグクス、タクシーなども全体的に10%ほど値上がりしています。
韓国料理は安く食べられますが、日本食やマクドナルドなどのファストフードは日本に比べると高いです。
物価に関しては、以下一覧をご覧ください。
韓国 | 日本 | |
ミネラルウォーター(500ml) | 600ウォン(約60円) | 約90円〜 |
コカ・コーラ(500ml) | 2,000ウォン(約200円) | 約100円〜 |
プレミアムモルツ(500ml) | 3,500ウォン(約350円) | 約200円〜 |
サントリー角瓶(700ml) | 38,000ウォン(約3,800円) | 約1,700円〜 |
タクシー(初乗り料金) | 4,500ウォン(約450円) | 約700円〜 |
地下鉄(10キロ以内の基本料金) | 1,500ウォン(約150円) | 約180円〜 |
サムギョプサル食べ放題(2人前) | 40,000ウォン(約4,000円) | 約3,000円〜4,000円 |
マクドナルド(ビックマック) | 5,500원(約550円) | 約480円 |
※2024年時点の価格
コカ・コーラやプレミアムモルツ、サントリー角瓶に関しては、日本よりも高いです。
また、韓国に行って化粧品を購入する人も多いですが、実はそんなに安くありません。
ネットで購入する方が安いときもあるので、事前に値段を確認してから現地で購入すると良いですよ。
クレカ事情
コロナをきっかけにキャッシュレスのお店や飲食店が増えました。
VISAカード、MasterCard、JCBカードを1枚ずつ持って行くと良いです。
盗難や紛失した時を考えて、持ち出すカードのブランドと枚数、クレジットカードの連絡先を一覧表にして持って行くと安心ですよ。
食べきれなかったご飯はテイクアウトできる
量が多くて食べきれなかった時は、持ち帰ることができるようにポジャン(포장)してくれます。
基本的に生物や汁物以外は、テイクアウト用にポジャン(포장)してくれるので確認してみてください。
シメはチャーハン(볶음밥:ポックンパ)またはククス(국수:素麺)が定番で、肉料理はご飯を追加注文してシメにチャーハン(볶음밥:ポックンパ)で食べると、お肉の旨みがご飯に染みて絶品です。
鍋ならククス(국수:素麺)が合いますよ。
基本的に2人前からの注文が多い
サムギョプサルなどの焼肉系は、基本的に2人前から注文のお店が多いです。
価格表示が一人前なのか二人前なのか確認してから入店しましょう。
おひとり様だと、入店を断られることもあるので、お店ごとに確認することを忘れずに。
個人経営のカフェは行く前にSNSをチェックすること
個人で経営する小さいカフェなどは、定休日以外に突然お休みになることが多いです。
ほとんどのお店は、インスタグラムで告知をしているので確認しておきましょう。
小皿で出てくるおかずは無料でおかわりOK
無料のサービスが多いのも韓国の魅力です。
小皿のおかずは、ほとんど無料&おかわりOKなので、スタッフに声をかけましょう。
韓国旅行が決まったときに必要な準備
パスポートを準備する
韓国への旅行が決まったら、パスポートの有効期限を必ず確認しましょう。(有効期限が6か月以上残っていると安心)
有効期限が迫っている場合や初めてパスポートを作る場合は、早めに申請手続きを進めることをおすすめします。
新規発行や更新の申請には通常1~2週間かかりますが、繁忙期(ゴールデンウィーク、年末年始、お盆)は混雑することが多いので注意してください。
- 10年間有効なパスポート(18歳以上):約18,000円
- 5年間有効なパスポート(12歳以上):約13,000円
- 5年間有効なパスポート(12歳未満):約8,000円
また、申請には戸籍謄本や証明写真などの必要書類が求められ、証明写真には厳しい規定があるため、パスポート用にきちんと撮影した写真を準備すると良いです。(証明写真の場合:約700円~1,200円)
この他、申請時に収入印紙代と別途手数料がかかる場合があるため、各都道府県の旅券窓口で確認しましょう。
渡航前には、パスポートのコピーを取っておくことも忘れないようにしてください。
現地で万が一パスポートを紛失した場合、コピーがあると再発行の手続きがスムーズです。
>>海外旅行はパスポートが必需品!パスポートのコピーを上手に活用する方法とは?
飛行機、ホテルを予約する
一人旅の場合、HISなどのパッケージツアー(飛行機+ホテル)で予約すると、シングルユースの追加料金が発生するので、バラバラで予約した方が安くなることが多いです。
家族やカップルなど複数人で旅行する場合、ホテルのランクを気にしないのであれば、HISのパッケージツアーが安くなることが多いです。
私は新しくできたホテルに宿泊したいタイプなので、旅行社のパッケージツアーは予約しません。
その代わり、Expedia、エアトリ、skyticket(スカイチケット)などのサイトを全てチェックした上で、安い飛行機やホテルをバラバラで予約しています。
格安航空券とホテルの見つけ方は、以下の記事で詳しくご紹介しています。
ですが、時間をかければかけるほど、安い航空券やホテルは見つかるので、諦めずに頑張りましょう!!
飛行機の予約が終わったら、ホテルを予約します。
私は、Expedia、Trip.comで探して予約することが多いです。
全て同じホテルを予約するのも良いですが、観光場所に合わせてホテルを予約する方法もあります。
私は、釜山に旅行するとき、1日目は海雲台エリアのホテル、2日目は南浦洞エリアのホテルなど観光エリアごとにホテルの滞在先を変えて予約しています。
ホテルを変えるたびに荷造りするのは面倒ですが、色んなホテルを楽しめて、観光の効率性もアップしますよ。
必要な持ち物を準備する
韓国旅行に必要な持ち物をリストでまとめました。
文章が長くなるため、以下の関連記事よりご覧ください。
>>【韓国旅行の持ち物】韓国に持って行かないと損する持ち物44選
日本出国2週間前に必要な準備
K-ETAを申請する(2025年から必須)
2024年12月31日までは、K-ETAの申請は不要となりました。
もちろん、一人あたり約10,000ウォン(約1,000円)のお金を支払えばK-ETAの申請はできますが、K-ETAに申請したからといって韓国入国時の待ち列が短くなるといった特典はありません。
2025年以降は韓国へ行く際にK-ETAを申請する必要があるので、2025年以降に韓国へ旅行する場合は、K-ETAの申請を忘れないようにしましょう。
必ず機内で配布される入国カードを受け取り記入し、入国審査の列に並んでくださいね。
Wi-FiレンタルまたはSIMカードを購入する(必須)
旅先で一番困るのが通信環境です。
個人的に一人旅はSIMカード、二人以上で旅行する場合はWi-Fiを1台レンタルして共有することをオススメします。
Wi-Fiは預入荷物ではなく、手荷物として持ち込んでください。
eSIMを購入した場合は、渡韓前にeSIM設定をしておくと安心です。
SIMカード VS Wi-Fiレンタルの比較に関する詳細は、以下の記事で詳しくご紹介しています。
>>【韓国】SIMカードvsWi-Fiルーターのメリットとデメリットを徹底解説!!
海外旅行保険またはエポスカードに加入する(推奨)
海外で事故や怪我に遭って入院する場合、入院費や治療費はとても高いです。
韓国はアメリカに比べて医療費は高額ではありませんが、タクシーで事故に遭って入院した人もいるため、旅行前には海外旅行保険に加入することをオススメします。
海外旅行保険は、通常1人約3,000円かかりますが、エポスカードを利用することで、三井住友海上火災の海外旅行保険に無料で加入できます!
海外旅行のツアー料金や航空券代、空港への公共交通機関代(新幹線・リムジンバス・タクシーなど)、海外での電車、バス、タクシー代等で1円以上支払う必要がありますが、無料の海外旅行保険に加入して節約したい人は、エポスカードがオススメですよ。
↓年会費永年無料のエポスカード↓
5分で入会&即日発行可能
2,000円相当のクーポンとポイントGET
「クレジットカード付帯の保険だけだと心配!」という人は、海外旅行保険にも別途加入するのもアリです。
ちなみに、私が追加で加入している海外旅行保険は、ジェイアイ傷害火災保険のtabiho(たびほ)です。
tabiho以外にも海外旅行保険を扱っている保険会社はたくさんあるので、料金シュミレーションで金額や補償内容を確認して一番良いなと思った保険を選んでくださいね。
ちなみに、利用後アンケートに答えるとローソンのコーヒー(Sサイズ)を無料でもらえますよ♡
eチケットの控えをスクショまたは印刷する(推奨)
eチケットというのは、電子版の飛行機チケットです。
Trip.comで予約すると、メールアドレスにPDF形式のeチケットが添付されています。
スクショだとデータが消えてしまうことがあるので、印刷して持参することをオススメします。
旅レジに登録する(推奨)
旅レジは、日本の外務省が管轄している無料のサービスです。
出発前から旅先の安全情報を知れたり、テロやデモがあるとお知らせしてくれるシステムです。
韓国の場合、デモ活動に関する案内や北朝鮮によるミサイル発射の連絡が多いです。
登録すると以下のようなお知らせメールが届きます。
「韓国当局によると、本日北朝鮮が弾道ミサイルを発射しました
また、旅行先でテロや災害が起きたとき、日本の外務省が安否確認をする際にも旅レジは使えます。
海外旅行では、いつどこでテロやデモ、災害に巻き込まれるか分かりません。
現地の最新情報を把握し、ご家族に安否確認を伝えるためにも旅レジに登録することを強くオススメします。
また、高校生や大学生だけで旅行する場合、学校に知らせておくとより安心です。
Visit Japan Webに登録する(推奨)
「Visit Japan Web」は、デジタル庁が管轄しているシステムです。
通常、海外から帰国する際は機内で出入国カードを受け取って記入し、入国審査で提出します。
しかし、Visit Japan Webに事前登録しておくことで入国審査や関税申告を簡素化でき、列に並ぶ時間も短縮できてオススメです。
Visit Japan Webは、公式サイトから新規登録してご利用ください。
Visit Japan Webの利用手続きの手順は、公式サイトから確認できます!
日本出国前にダウンロードしておくと便利なアプリ4選
地下鉄乗り換えアプリ「Subway Korea – 韓国地下鉄路線図」
韓国旅行に役立つおすすめアプリ一つ目は「Subway Korea」です。
このアプリは地下鉄の乗り換え案内を提供しており、韓国の地下鉄路線図や運行情報を手軽に確認できます。
日本語・韓国語・英語の3か国語に対応しているため、日本人でも使いやすいのが特徴です。
出発駅と到着駅を入力すると所要時間もわかるので、旅の計画を立てやすくなります。
韓国で地下鉄を利用する際は、ぜひ使ってみてくださいね。
【アプリのダウンロードはこちら】iOS/Google Play
地下鉄の乗り方は、以下の記事で詳しくご紹介しています。
地図アプリ「NAVERマップ」
韓国旅行に役立つおすすめアプリ二つ目は「NAVERマップ」です。
韓国でメジャーな地図アプリで、日本でよく使われているGoogleマップとは違って、韓国国内の案内に特化しています。
韓国国内でもGoogleマップは使えますが、目的地までの距離検索などはエラーになることがあります。
渡航前にNAVERマップをダウンロードしておきましょう。
NAVERマップを使えば、現在地の特定やルート検索、周辺のお店検索などもできます。
これ一つあれば、道に迷わずに目的地にスムーズにたどり着けますよ。
さらに、近くのカフェやコンビニ、ショッピングモール、飲食店の評価も見られる便利アプリです。
Googleでお店検索をして評価に誤差が無いか確認することをオススメします。
【アプリのダウンロードはこちら】iOS/Google Play
タクシーアプリ「카카오 T(Kakao T)」
韓国旅行に役立つおすすめアプリ三つ目は「카카오 T(Kakao T)」というアプリです。
韓国最大のタクシー配車アプリで、ソウルから済州島まで、韓国国内のタクシーをいつでも呼ぶことができます。
アプリで運賃の目安もチェックできるので、ぼったくりに遭う心配もほとんどありません!
運転手さんの顔や車番(ナンバープレート)が分かるのは安心ポイントでした!
【アプリのダウンロードはこちら】iOS/Google Play
Kakaoタクシーの乗り方は、以下の記事で詳しくご紹介しています。
韓国語翻訳アプリ「韓国日本の翻訳」
最後にご紹介する四つ目のおすすめアプリは「韓国語翻訳」です。
韓国の人気観光スポットでは日本語が通じるところは多いですが、韓国語翻訳があれば郊外や穴場スポットに行っても安心です。
伝えたい言葉を日本語で打ち込むとすぐに韓国語に変換してくれるので、画面を見せるだけで意思疎通ができます。
タップすれば音声で伝えることも可能なので、初めての韓国で言葉に不安を感じる方は、ぜひ韓国語翻訳をダウンロードしてみてくださいね。
【アプリのダウンロードはこちら】iOS/Google Play
韓国入国時に必要な手続き
入国カードへの記入
韓国到着30分前になると、機内で入国カードが配られます。
入国カードには、以下の情報を英語または韓国語で記入します。
- 氏名
- 性別
- 国籍
- 生年月日
- 職業
- 滞在先住所と連絡先
- 入国目的
- 署名(パスポートと同じであること)
学生 student / 会社員 office worker / 個人事業主 proprietor / 主婦 housewife / 無職 none
仕事 work 観光 sightseeing 留学 study abroad
滞在先の住所を記入できるように、ホテルの住所と電話番号はスクショするか紙で印刷しておきましょう。
また、機内ではCAさんからペンを借りられますが、筆記用具(ボールペン)を持って行くと安心です。
ホテル名だけは覚えていたので、ホテル名だけ書いて入国審査で提示したところ運良く通過できました。
スクショ画像が消えていたため、機内でかなり焦りました(笑)今は紙で印刷し持参しています。
韓国に到着すると、入国審査があるので韓国人と旅行者と二手に別れます。(入国審査場は写真撮影禁止です。)
旅行者の待ち列は、時期によって1時間以上待たされるので、待ち列に並ぶ前にトイレに行くことをオススメします。
定刻より遅れて到着した時は、全く待ち列なく入国審査に進めたので、その時のタイミングによって変わります。
韓国旅行中に気をつけるべき15個のこと
着陸が近づいたら写真は撮らないこと
韓国では、飛行機が着陸する際に写真を撮ることが禁止されています。
理由は、空港周辺に軍事施設が存在し、安全保障上の理由から定められているからです。
機内でも「写真を撮らないように。」とアナウンスされるため、もし撮影した場合、3年以下の懲役または3,000万ウォン(約300万円)以下の罰金刑が科されることがあります。
軍事施設の位置や状況が外部に漏れることを防ぐため、着陸時にはカメラやスマートフォンでの撮影はやめましょう。
水道水は飲まないこと
韓国は、日本のように水道水を飲める環境ではありません。
そのため、ほとんどの飲食店では浄水器が設置されています。
また、水道水を飲めないだけでなく、氷を使った飲み物にも注意しましょう。
夏はかき氷や冷たい飲み物もお腹が痛くなる原因になるので、正露丸などは必ず持って行きましょう。
歯磨きなどで口を軽く洗う分には問題ありませんが、心配な人はペットボトルのお水がオススメです。
お刺身などの生物はできる限り食べないこと
先ほどご紹介した水と関係していますが、お刺身などもお腹が痛くなるきっかけになります。
釜山は海産物が有名なので、生で食べたくなりますが、なるべく火を通した食べ物を食べましょう。
突然の食あたりに備えて、ビオフェルミンや正露丸を持って行くと安心ですよ。
生物以外でも体調が悪くなることもありますが、正露丸を飲んだら一発で治りました!
トイレットペーパーを流せるトイレか確認すること
韓国でトイレを使うとき、大切なのはトイレットペーパーを流せるトイレかどうかを確認することです。
空港や百貨店、高級ホテル、最近できた施設などは日本と同じように紙を流しても大丈夫です。
ただし、街中のビルや小さなカフェ、飲食店などはまだまだトイレットペーパーを流せない所が多いです。
トイレットペーパーを流せないトイレは、横に大きいゴミ箱が設置してあるので、専用のごみ箱に捨てましょう。
「普段の習慣でトイレットペーパーを流しちゃうかも…」と心配な人は、水に流せるティッシュを持って行くと良いですよ。
韓国のトイレ事情に関しては、以下の記事で詳しくご紹介しています。
>>韓国のトイレは流せないし臭い?知らないと損する韓国のトイレ事情を徹底解説!!
信号や道路を渡る時は左右を確認すること
韓国では、信号が赤から青に変わるまでの待ち時間が長いです。
また、韓国ではせっかちな人が多いため、歩行者側の信号が赤になると急発進する車をよく見かけます。
日本のように歩行者優先の考え方が一般的ではないため、信号や道路を渡る際は特に注意が必要です。
特に、歩きながらスマートフォンを使って横断することはとても危険なので、絶対にやめましょう。
タクシーのドアは自分で開閉すること
日本のタクシーのドアは自動で開閉しますが、韓国のタクシーではドアを自分で開け閉めします。
特に大通りや混雑した道路では、後ろからバイクがすり抜けることがあるので注意して乗り降りしてください。
Kakaoタクシーの使い方については、以下の記事で詳しくご紹介しています。
>>初めての韓国でも大丈夫!タクシーに乗る方法を徹底解説!!
バスに飲み物や食べ物を持ち込まないこと
2018年1月からソウル市内のバスに限っては、飲み物や食べ物の持ち込み禁止というルールになりました。
例えば、軽い衝撃でこぼれるもの(テイクアウトのカップに入った飲み物)や缶コーヒー、屋台等で購入した包装されていない食べ物(トッポッキなど)を持って乗車することはできません。
中身がこぼれそうな入れ物は全て持ち込み禁止です。
ペットボトルや蓋が閉まる飲み物、開封前の缶コーヒー、テイクアウト用で包装されたチキンやピザ、ビニール袋に入った食べ物は持ち込みOKです。
地下鉄に関しては飲み食い禁止のルールはありませんが、日本と同じようにニオイの強いものを食べていると冷ややかな目で見られるので気をつけてください。
釜山でバスに乗る方法は、以下の記事で詳しくご紹介しています。
>>釜山のバスの乗り方って?気を付けるポイントとお得な交通カードを徹底解説!!
店内に入る前はカップホルダーにドリンクを入れること
服屋さんや雑貨店など、お店によっては上記のようなドリンクホルダーが設置されています。
お店の入り口付近に、このような台が置いてあれば、飲み物はここに置いてお店に入ってくださいね。
トコジラミ対策をすること
2023年10月頃から韓国国内のホテルや宿泊施設などでトコジラミ(南京虫)の発生が報告されています。
トコジラミは衣類や荷物を介して持ち込まれることがあり、清潔な施設でも発生します。
一度刺されると激しい痒みに襲われるので、トコジラミ対策をして韓国旅行を楽しんでくださいね。
トコジラミの見つけ方と対策方法は、以下の記事で詳しくご紹介しています。
>>【虫画像なし】韓国で大量発生中のトコジラミとは?トコジラミを見つける方法と対策8選
店内は全席禁煙
日本入国前に必要な手続きと注意点
Visit Japan Webで登録したQRコードを準備する
日本出国前にVisit Japan Webにて登録しておいたQRコードを準備します。
QRコード専用ゲートがあるので、QRコードとパスポートをかざすだけで入国審査は終わります。(QRコード専用ゲート付近は写真撮影禁止だったので、撮影していません。)
特に混雑している時は時短になるので、Visit Japan Webを利用されることをオススメします。
2024年時点では「検疫」ならびに「入国審査」のQRコードは不要で「関税申告」のQRコードのみが表示されます。
自動ゲートにQRコードをかざすだけでOKです。
肉製品は日本に持ち込めない
韓国のスーパーでは、レトルト食品などがたくさん販売されています。
ユッケジャンや参鶏湯などをお土産として持って帰りたいと思う人もいるかもしれませんが、残念ながら「肉製品」が入っている食品は、全て日本に持ち込めません。
生肉は当然持ち込み不可ですが、ジャーキーやソーセージ、スパムなども全て持ち込めません。
その他にも、肉まんや餃子などの加工食品も規制対象です。
現地空港で販売されているキンパも中にソーセージやハムが入っていたら出発前に食べてください。
お酒はルールを守って日本に持ち込むこと
- 液体物の持ち込み制限がある
液体は100ml以下の容器に入っていること
縦横の合計が40cm以内の透明バッグに入れること - アルコールの度数制限がある
アルコール度数は70%以下でなければならない - 容器の移し替え禁止
アルコールの容器を移し替える行為は禁止 - 機内での飲酒禁止
持ち込んだアルコールは機内で飲めない
お酒は免税で持ち込める量が制限されており、合計で2,280ml(760ml×3本)までと決められています。
- ビール(350ml)の場合、6本まで
- ワイン(750ml)の場合、3本まで
- ブランデー(700ml)の場合、3本まで
もし、免税範囲を超えるお酒を持ち込む場合、お酒の品目に応じて関税が課されます。
お酒の品名 | 関税 |
ウイスキー・ブランデー | 800円/リットル |
ラム・ジン・ウォッカ | 500円/リットル |
リキュール | 400円/リットル |
焼酎 | 300円/リットル |
その他(ワイン・ビールなど) | 200円/リットル |
韓国コスメは1品目24個まで持ち込み可能
韓国コスメを大量に買って帰りたいと思う人も多いですが、持ち込み制限があります。
医薬品や医薬部外品などの化粧品は、厚生労働大臣の承認ならびに許可が必要です。
個人使用のために現地で購入し、日本に持ち帰る場合、本来であれば必要書類を提出し、販売目的でないことを証明する必要があります。
ただし、美容品については、標準サイズで1品目24個以内であれば、特例として税関の確認を受けた上で輸入可能です。
例えば、ファンデーション、パウダー、リップ、アイシャドウ、ネイルケア用品、香水を除く一部の美容コスメは、1個の内容量が60gまたは60ml以下であれば、1品目ごとの範囲は120個以内までと決まっています。
しかし、日本へ持ち帰った美容コスメを他人へ販売や転売、譲渡は認められておらず、他人の分をまとめて購入し輸入することも禁止されているので注意しましょう。
まとめ
韓国旅行前に知っておくべきのこと
- 時差はない
- 言語は韓国語
- ベストシーズンは春は4月〜5月 / 秋は9月中旬〜11月
- 東京や大阪からソウル、釜山までは3時間以内で行ける
- 通貨はウォン
- VISAカード、MasterCard、JCBカードを1枚ずつ持って行けば大丈夫
- 食べきれなかったご飯はテイクアウトできる
- 基本的に2人前からの注文が多い
- 個人経営のカフェは行く前にSNSをチェックすること
- 小皿で出てくるおかずは無料でおかわりOK
韓国に行く前に準備しておくべき3つのことは
- パスポートを準備する
- 飛行機・ホテルを予約する
- 必要な持ち物を準備する
日本出国2週間前に必要な手続き5選は
- K-ETAを申請する(2025年から必須)
- Wi-FiレンタルまたはSIMカードを購入する(必須)
- 海外旅行保険またはエポスカードに加入する(推奨)
- 旅レジに登録する(推奨)
- Visit Japan Webに登録する(推奨)
日本出国前にダウンロードしておくと便利なアプリ4選は
- 地下鉄乗り換えアプリ「Subway Korea – 韓国地下鉄路線図」
- 地図アプリ「NAVERマップ」
- タクシーアプリ「카카오 T」
- 韓国語翻訳アプリ「韓国日本の翻訳」
韓国入国時に必要な手続きは
- 入国カードへの記入
韓国旅行中に気をつけるべき15個のことは
- 着陸が近づいたら写真は撮らないこと
- 水道水は飲まないこと
- お刺身などの生物はできる限り食べないこと
- 紙を流せるトイレか確認すること
- 信号や道路を渡る時は左右を確認すること
- タクシーのドアは自分で開閉すること
- バスに飲み物や食べ物を持ち込まないこと
- 店内に入る前はカップホルダーにドリンクを入れること
- トコジラミ対策をすること
- 店内は全席禁煙
- おしぼり、エプロン、割り箸はセルフサービス
- お箸とスプーンはテーブルわきの引き出しにある
- エコバッグを持参すること
- 有人レジでお会計する時は中身を全部出すこと
- 無理な値引き交渉はしないこと
韓国出国前に免税手続きを行う手順は
- 「Tax Free」などのロゴのあるお店や百貨店で購入後、リファンドチェック(還付伝票)を受け取る
- 空港または市内還付カウンターにて税金還付を申請する
日本入国前に必要な手続きと注意点は
- Visit Japan Webにて登録しておいたQRコードを準備する
- お酒はルールを守って日本に持ち込むこと
- 韓国コスメは1品目24個まで持ち込み可能
渡韓歴10年以上のマタタビが「韓国旅行前に知っておくべきことは?入国・帰国の流れを徹底解説!」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
出発前ならびに帰国時はやるべきことがたくさんあるので、時間に余裕を持って準備しましょう!
韓国はとても魅力的で食べ物も美味しい国なので、楽しい思い出を作ってきてくださいね。
人気記事
【2024年最新】海外旅行保険はエポスカードでお得に旅をしよう!
海外旅行で怖いのは、病気や事故に遭ってしまうことです。
2023年度に、事故や病気などで海外旅行保険を利用した人は3.70%でした。
つまり、30人に1人は、海外旅行保険を利用しています。エポスカードは無料なのに傷害死亡・後遺傷害の補償額が3,000万円と他のクレジットカード(楽天カードなど)に比べて補償額が手厚いので、旅好きの人から選ばれています。
年会費も永年無料でその場で(スマホで)45秒で申し込み&即日発行可能!
今なら2,000円相当のクーポンまたはポイントをプレゼント中♡
エポスカードが人気の理由
- 年会費永年無料
- 旅行代金を1円以上払うだけで、海外旅行保険が無料で付いてくる[
- 出国から最長90日間保険適用
- 疾病や携行品損害への補償内容が手厚い
- 2,000円相当のクーポンまたはポイントがもらえる
- 旅行直前でも5分で入会&即日発行可能
↓年会費永年無料のエポスカード↓
✅5分で入会&即日発行可能
✅2,000円相当のクーポンまたはポイントGET