「憧れのパリに行きたい!」
と考えたときに、滞在日数は気になりますよね。
飛行機の往復だけでも2〜3日かかってしまいます。
「パリの観光には何日必要かな?」
「どうやって周ろうかな?」
と悩みますが、3〜4日間の滞在日数で、パリの観光を十分に楽しむことができます。
今回は「パリを中心とした短時間で周れる観光スポット」をご紹介します。
一日目:オープンバスでパリ巡り
まずはパリの雰囲気を楽しもう
「パリってどんな場所なんだろう。」
と、パリの広さと、雰囲気は気になりますよね。
初めてパリに行く方は、「オープンバス」に乗って観光することがおすすめです。
オープンバスは、日本の二階建てバスのようなイメージで、主要観光地をぐるっと一周できます。
電車や市バスよりは料金は高いですが、乗り降りが自由なので、観光名所を効率よく回れます。
またバスでの移動中に
「ここってどんな場所なんだろう?」
と興味があれば、日本語のオーディオ案内を聞くこともできますよ。
バスは、2〜3本の路線があり、乗り降り自由で10~15分ごとに次のバスが来ます。
「ここで降りたいな」という場所があれば、気軽に降りて観光することができますよ。
ただし、観光にはバスの乗り換えが必要になることを忘れないでくださいね。
夜間のオープンバスもおススメです。
夏場だと21時頃までバスが運行しているので、イルミネーションツアーを楽しむことができますよ。
凱旋門とシャンゼリゼ通り
凱旋門で降りるとそこから伸びているのが、有名な「シャンゼリゼ通り」です。
凱旋門自体も彫刻が大変素晴らしく、中に入って見学することもできます。
私も行ってみましたが、迫力があり圧倒されました。
またブランド品を扱うお店が多く、買い物が好きな方にはオススメです。
フランスのブランド物であれば、日本より安く購入できるかもしれません。
ルイヴィトンの本店もあるので、興味があれば、立ち寄ってみてくださいね。
シャイヨー宮
シャイヨー宮自体は現在博物館になっていますが、どこよりもエッフェル塔がきれいに見えます。
私の大好きな場所ですが、感動すること間違いなしですよ!
写真もとてもきれいに撮れます。
是非バスから降りて、エッフェル塔を堪能してくださいね。
コンコルド広場
ルーブル美術館横のコンコルド広場は、初日に見ておきたい場所の一つです。
別名「革命広場」、フランス革命にてルイ16世やマリー・アントワネットがギロチンにて処刑された場所です。
現在はもちろん残酷さの残る場所ではありませんが、歴史の重みを感じることが出来る場所の一つです。
他にも1300人以上がこの地で処刑されたといわれています。
エジプトのルクソール神殿から運んできたオベリスクも見どころの一つですよ。
パリ市庁舎
世界遺産にも登録されましたが、驚くほど豪華な市庁舎です。
フランス革命より前の時代では、ここで公開処刑が行われていたそうです。
16世紀に、フランソワ一世の命で建てられた豪華なネオ・ルネサンス様式の建物で、一度火事で焼失していますが、1873年から1892年にかけて再建されました。
もう一つ魅力的なのが、市庁舎に併設されたお土産コーナーです。
私も行きましたが、可愛いパリ土産でいっぱいでした。
オフィシャル土産なので、家族や友人に喜ばれる土産がたくさんありますよ。
また、向かいには「BHVデパート」があります。
パリでしか買えない物もあるので、時間がある方は是非寄ってみてください。
モンマルトルの丘とサクレクール寺院
パリで一番高い場所にあるのでとても見晴らしが良く、パリが一望出来ますよ。
パリの下町モンマルトル地区は、映画「アメリ」の舞台になっており、オススメの場所の一つです。
ピカソやゴッホも住んでいたという芸術家も愛した場所です。
可愛い雑貨屋や土産屋も多く、散歩するだけでも楽しめましたよ。
2019年4月に大規模な火災があった為、2019年7月現在では、臨時休業中です。
ノートルダム寺院は、とても素敵な教会なので残念ですが、いつか甦った元の姿を見たいです。
夜はナイトショーがある?
キャバレーショーは、セクシーな部分もありますが、パリの芸術的な美しさを感じられます。
- ムーラン・ルージュ
- クレイジーホース
- リド
と主に3つの代表的なショーがあります。
「どのショーが良いんだろう?」
と悩みますが、どこも素晴らしいので、好みで決めてくださいね。
- 「ムーラン・ルージュ」・・・古くからの老舗で建物もレトロで素敵です。フレンチ・カンカンが特に有名です。
- 「クレイジーホース」・・・お洒落でセクシーな場所です。小規模ですが、アート的要素が強いです。
- 「リド」・・・とても華やかでモダンな感じでダイナミックです。
「初心者が行きやすい場所あるの?」
と悩んだときは、シャンゼリゼ通りで分かりやすい「リド」がおすすめです。
帰りも人が多く安全ですし、タクシーにも乗りやすいですよ。
ですが、「観光のついでにキャバレーショーに行ってみよう。」
と思ったときは、カジュアルな服装になりがちなので気をつけてくださいね。
ナイトショーは雰囲気が大切なので、スマートカジュアルな服装が良いですよ。
女性はワンピース、男性はジャケットなどがおすすめです。
もちろんビーチサンダルや短パンは厳禁ですよ。
ナイトショーに行かれる方は、帰りのオープンバスは無いかもしれません。
事前に帰る手段を考えてくださいね。
特に「ムーラン・ルージュ」のエリアは、治安はあまり良くないので、女性の一人歩きはオススメしません。
「ナイトショーに行ってみたい」という方は、ナイトショーのツアーもあるので、考えてみてくださいね。
もっとパリを楽しみたい方は…
「もう少しパリの観光をしたいな。」
と、滞在日数に余裕のある方は、オープンバスの二日間チケットを購入すると、もっとパリを楽しめますよ。
例えば、「エッフェル塔」に登ったり、地下墓地である「カタコンベ」ではパリの違った一面が見られます。
「モンパルナス地区」であれば、見どころがたくさんあるので、おススメですよ。
セーヌ川のボートに乗ることもできますので、クルーズ感覚で体験するのも楽しいですよ。
二日目:観光とショッピングを楽しもう!
ベルサイユ宮殿
ルイ14世が築いたベルサイユ宮殿は、一度は訪れたい観光名所の一つです。
とても豪華で美しかったですよ。
ですが、パリ中心部から約1時間程かかってしまうので、
「半日はかかる」というイメージで、朝一に行くことをおすすめします。
人気の観光地なので混雑していることが多く、お昼前には入場待ちの行列がどんどんできます。
団体観光客が多く、2~3時間待ちになることもありますので注意してくださいね。
ベルサイユ宮殿に行く前に「ベルサイユのばら」を読んで行きました。
すると、色々な情景が目に浮かび、とても楽しく見学できました。
皆さんも事前にベルサイユ宮殿に関する本を読んだり、映画を見て行くと一層楽しめますよ。
パリミュージアムパスというパリ市内、郊外約60カ所の美術館に入れるチケットがあります。
「芸術が好きで色んな場所に行ってみたい!」という方にはおすすめです。
料金は2日間で6500円なので、少し高額に感じますが、施設ごとに入場券を購入する必要がないため、時間短縮できます。
また、ルーブル美術館、オルセー美術館、ベルサイユ宮殿の観光だけでも個別で支払うと、約6000円も必要です。
「ミュージアムパス」を購入すると、1度の申し込みだけで、凱旋門などの場所にも入れるので、是非検討してくださいね。
ギャラリーラファイエット
「パリと言えばココ!」というくらい有名な老舗百貨店です。
建物は大きく広いので、なんでも揃いますが、とても迷いやすいです。
事前に「お目当ての物はどこにあるか?」と、館内地図などで確認しておくと良いですよ。
下記の動画はギャラリーラファイエットの華やかさを体験できますので是非参考にしてくださいね。
オペラ・ガルニエ(オペラ座)
ネオバロック様式の素敵な建物です。
バレエやオペラの公演もやっていますが、チケットを購入すると中の見学もできます。
ちなみにこの建物は分かりやすので、「駅はどの方向だろう?」など、地図で目的地を探すときは目印になりますよ。
マドレーヌ寺院
オペラ座から歩いて15分ほどで行けます。
現在は教会として使用されていますが、ギリシャ神殿の様な佇まいで迫力があり素晴しかったです。
モノプリ
「オペラ座」からまっすぐ伸びるオペラ通りには大きなスーパーマーケットの「モノプリ」があります。
食材はもちろん、かわいい雑貨や衣類、コスメなど、なんでも売っています。
私は、自分用とお土産用にエコバックを買いました。
可愛いので友人へのお土産にもとても好評でしたよ。
ムール貝
「オペラ座周辺で美味しい食べ物はないかな?」
と考えている方は「ムール貝」がおすすめです。
何店舗かありますが、私は人気のムール貝店の「レオンドブリュッセル オペラ店」へ行きました。
すごい量が出てきましたが、女性でもペロっと食べれるくらい美味しかったですよ。
三日目:有名な芸術に触れよう!
ルーブル美術館
必ず押さえておきたいパリの観光名所のもう一つに「ルーブル美術館」があります。
美術館は広く、所蔵作品数は30万点以上あります。
「ゆっくり見たいな」と思っても、一日では到底見きれません。
ルーブル美術館は、有名なピラミッドを囲むように「シュリー翼」、「ドゥノン翼」、「リシュリー翼」の三つの建物に別れています。
特に「シュリー翼」、「ドゥノン翼」のエリアは人気作品が多いのが特徴です。
「あの作品見たかったのに時間がなかった…」
と後悔しないように、事前に見たい作品を調べておきましょう。
ルーブル美術館の中には、カフェもありランチも楽しめます。
作品数が多いので、「ちょっと疲れたな」というときに休憩を挟み、一日位かけてゆっくり見ると良いですよ。
ルーブル美術館は9時オープンなので、混む前の朝一で行くことをオススメします。
特に大人気の「モナリザ」は驚くほど混雑しています。
お昼になると、ツアー客等も増えてくるので、朝一の比較的人が少ない時間が良いですよ。
ちなみに、火曜日が定休日なので注意してくださいね。
ルーブル美術館ではスリや窃盗が多いです。
特に「モナリザ」の部屋は犯罪が目立ちます。
貴重品はポケットに入れずにきちんと防犯対策をして、犯罪に巻き込まれないように気をつけてくださいね。
「ルーブル美術館」の少し離れた「リシュリー翼」では、「ヨハネス・フェルメール」の有名作品が二点あります。
- レースを編む女・・・とても小さく、A4ノートを閉じたときの大きさです。
- 天文学者・・・小さくて、A4のノートを広げた程度の大きさです。
とても小さな絵画ですが、存在感のあるとても素敵な作品ですよ。
フェルメールの作品は生涯で三十点ほどしかないので、その中の二点が見られるとても貴重な経験ができます。
ただし、「天文学者」は他国への貸し出しをしていることが多く、なかなか見ることができません。
比較的人が少なく、ゆっくり見ることができるので、時間がある方は是非行ってみてくださいね。
オルセー美術館
「ルーブル美術館から近そう」と感じますが、実際は徒歩で15~20分はかかります。
「オルセー美術館」はかつて駅舎だった建物を利用しているので建物自体の雰囲気もとても素敵な場所です。
また世界で最も多くの「印象派」の作品を所蔵する美術館です。
「ゴッホ」「ルノワール」「ミレー」「マネ」「モネ」など、教科書やテレビ等で一度は見たことのある作品が数多く展示されてます。
特に、モネが大好きな方は「オランジュリー美術館」がおススメです。
ただし、館内の見学は平均2〜3時間は必要なので、「ルーブル美術館」と同日に見る方は時間配分に注意してくださいね。
ちなみに、木曜日の夜間は比較的空いていますよ。
火曜日のオルセー美術館は大変混雑します。
定休日の翌日であったり、ルーブル美術館、オランジュリー美術館が定休日のため、オルセー美術館に人が殺到します。
ミュージアムパス等で待ち時間が少ない優先レーンから入場しても、中が混んでいてゆっくりと鑑賞できません。
私は混みすぎていて、周ることを一度諦めそうになったこともあります。
ゆっくりと見たい方は、火曜日は避けたほうが良いですよ。
もう一泊できる方は…
せっかくフランスに行ったから
「モンサンミッシェルへ行きたい!」
と考える方も多いと思います。
モンサンミッシェルへ行くには、片道約4時間以上かかるため、パリの滞在日数+1日は必要です。
初めての方は、パリからのガイドさん付きの日帰りツアーがオススメですよ。
とても歴史深い場所なので建物内の部屋一つ一つに大切な意味があります。
ガイドさんが一つ一つ丁寧に説明してくれたので、
「そんな意味があるんだ〜」と、興味深い話が聞けました。
一人では見逃してしまう場所も教えてくれるので、とても充実した日を過ごせましたよ。
ツアーに参加するなら、有名なふわっふわのオムレツのランチが付いたプランがおすすめです。
口の中でとろける美味しさなので、一度食べてみてくださいね。
2日間しか滞在できない場合は?
もし滞在が二日間しか取れない場合は、
- ベルサイユ宮殿と、モンマントル地区orパリ市内数カ所の観光
- ルーブル美術館orオルセー美術館とオペラ座周辺の観光
のいずれかがオススメです。
美術鑑賞やショッピング等は人によって必要時間が全然違うので、色々アレンジしてくださいね。
まとめ
1日目のおすすめ観光スポットは
- 凱旋門とシャンゼリゼ通り
- シャイヨー宮
- コンコルド広場
- パリ市庁舎
- モンマントルの丘とサクレクール寺院
- 夜のナイトショー
もっとパリを楽しみたい方は
- エッフェル塔に登る
- カタコンベ
- モンパルナス地区
2日目のおすすめ観光スポットは
- ベルサイユ宮殿
- ギャラリーラファイエット
- オペラ座
- マドレーヌ寺院
- モノプリ
- ムール貝
3日目のおすすめ観光スポットは
- ルーブル美術館
- オルセー美術館
もう一泊できる方は
- モンサンミッシェル
2日間しか滞在できない方は
- ベルサイユ宮殿と、モンマントル地区orパリ市内数カ所の観光
- ルーブル美術館orオルセー美術館とオペラ座周辺の観光
今回は「パリを中心とした短時間で周れる観光スポット」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
初めてのパリで行きたい場所を中心にした滞在日数が多少前後しても大丈夫なプランです。
この記事を参考に、充実したパリ観光を楽しんでくださいね。
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