「フランス旅行に行きたいな」
と考えたとき、楽しみの一つに食事がありますよね。
世界三大料理の一つとも言われるフランス料理ですが、その名の通り美味しいご飯がたくさんあります。
ただ、フランス料理と聞くと、フォアグラやトリュフなどの高級なイメージが強くありませんか?
「もっと気軽に食べれるご飯はないのかな?」
と不安になることも多いと思います。
そんな方のために、今回は「フランス旅行で一度は食べたいオススメのご飯」をご紹介します。
目次
レストランの種類を覚えよう
フランスのレストランは雰囲気を大切にしているので、お店ごとに服装に気をつける必要があります。
ですが、初めてのフランス旅行では、
「気軽に入っても良いかな?」
「どんな服装で行けば良いかな?」
と、お店に入るとき不安でいっぱいになりますよね。
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フランスのお店のタイプは、主に5つの種類に分かれています。
- オーベルジュ・・・レストランに宿泊施設が伴ったものです。カジュアルすぎない服装がおすすめです。
- レストラン・・・ある程度格式のあるフランス料理店です。カジュアルすぎない服装がおすすめです。
- ビストロ・・・大衆食堂のような感じで、値段も手ごろです。
- ブラッスリー・・・カジュアルにビールやワインが飲める居酒屋のような場所です。
- カフェ・・・日本のカフェと同じイメージですが、軽食もとれます。
一番高級と言われるレストランに「グランメゾン」があります。
ですが、和製フランス語のため、現地では使われていないので、今回は入れていません。
ちなみに日本の「グランメゾン」は、とても格式が高いため、お高いパーティーに行くような服装が求められます。
観光で行く場合は
- カフェ
- ブラッスリー
- ビストロ
の3種類のお店であれば、気軽に入れますよ。
これから紹介するレストランは、全て気軽に入れるお店なので、カジュアルな服装で大丈夫です。
エスカルゴはどこで食べよう?
フランス料理と聞くと、「エスカルゴ」を思い浮かべる人もいますよね。
大きなカタツムリを食べる…というのは日本人には抵抗があるかもしれません。
ですが、本場のフランス料理で、一度食べてみてください。
お店によって色々な味がありますが、良くあるのはガーリックバター味です。
サザエのような食感をしています。
癖もなく美味しいので
「意外と食べれるかも。」
と思えるかもしれませんよ。
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フランス旅行の楽しみの一つが、エスカルゴを食べることです。
フランスに行ったら、一度は必ず食べていますよ。
残ったソースを、フランスパンの一種のバゲットに付けて食べると絶品ですよ。
Ⅼ’Escargot Montorgueil(レスカルゴ モントルグイユ)
エスカルゴを食べる体験は、あまりできないですよね。
ですが、専門レストランでは気軽に食べることができます。
「レスカルゴ モントルグイユ」は有名なエスカルゴ専門店です。
ランチも楽しめて、料金もリーズナブルなのでオススメですよ。
場所は、メトロのレ・アル駅側のサン・トゥスタッシュ教会の近くにあります。
ガレットはどこで食べよう?
「ガレットを食べたいな」
と思ったときは、クレープリーというお店がオススメです。
そこは、ガレットとクレープを扱うカフェレストランです。
飲み物(シードル等)やメインのガレット、デザートのクレープがセットになっているメニューは、頼みやすく食べやすいのが特徴です。
日本では蕎麦は麺のイメージがありますが、フランスでは蕎麦はクレープとして食べる文化があります。
発祥のブルターニュ地方は、雨が多くて小麦は育ちませんが、蕎麦の栽培には適している地域だそうですよ。
日本と違い塩味のクレープに具材を挟みます。
基本の食材は、ハムやチーズ、卵とシンプルですが、とっても美味しいです。
フランスではメインの食事としてガレットを食べています。
少なそうに見えますが、見た目以上にボリュームがありますよ。
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デザートのクレープは、塩キャラメル味でした。
ブルターニュ地方は塩が有名なので、レストランごとに塩キャラメルの味も違いますよ。
りんごの発砲酒であるシードルとの相性もピッタリです。
ほとんどのレストランでシードルが置いてあるので、是非一緒に食べてみてくださいね。
ブルターニュ地方は、小麦だけではなくワイン作りに大切な葡萄の栽培にも適していない地域だったようです。 その代わりに、気温が低いという特徴を活かして、りんごの栽培を行いました。 農家の方は、水代わりにりんごジュースを飲んでいましたが、自然発酵して出来た飲み物がシードルだと言われています。
Creperie Manoir Breton(クレープリー・デュ・マノア・ブレトン)
ガレットのお店は、比較的パリならどの地区にもありますが、その中でもモンパルナス地区のお店がオススメです。
「Creperie Manoir Breton」というお店ですが、日本語メニューがあるので初めての方も安心ですよ。
ちなみに、この地区はガレットのお店が多く「ガレット通り」とも呼ばれています。
お店の場所は、メトロ6号線のEdgar Quinet駅を出て、オデッサ通りを進むと左手にあります。
ムール貝はどこで食べよう?
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日本にいると、ムール貝はあまり食べる機会はないですが、フランスではポピュラーな食べ物です。
元々、ムール貝をよく食べる国はベルギーだったのですが、今はフランスでも当たり前のように食べています。
白ワインで蒸すというシンプルな味付けで、一度食べると手が止まらなくなりますよ。
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カフェのテラス席で、ムール貝を食べている人を見かけました。
よく見ると、ムール貝がバケツのような入れ物にたっぷり入っていたので、とてもびっくりしました。
私も「記念に頼んでみよう」と注文してみました。
バケツ一杯の量がありましたが、あまりの美味しさに、あっという間に完食しましたよ。
LEON オペラ店
ムール貝を食べるなら、やはりここは外せません。
正式には「レオン・ド・ブリュッセル」というお店です。
本店はベルギーにありますが「パリの方が有名なのでは?」と感じるくらい美味しかったです。
エスカルゴと同様に、残ったスープにバゲットやポテトフライを浸して食べると良いですよ。
市内にも数カ所ありますが、日本人観光客が多く、一番アクセスが良いオペラ店がオススメです。
「レオン オペラ店」はオペラ駅、オペラ座に向かって右手の道、イタリアン通りにあります。
クロワッサンはどこで食べよう?
フランスの朝ご飯は、クロワッサンとコーヒーであることをご存知ですか?
日本の朝食はご飯やパンがありますが、フランスでは、クロワッサンが朝の定番メニューなんです。
本当にこれだけなので驚きますよね。
ですが、バターがたっぷり入っているので、一個だけでも満足感があります。
何個も食べると、胃もたれするかもしれないので、食べ過ぎには気をつけてくださいね。
また、店によってサクサクしていたり、もっちりしていたりと、全然違う食感を楽しめますよ。
Le Grenier à Pain (ル・グルニエ・ア・パン)
クロワッサンがとても美味しいお店は、「ル・グルニエ・ア・パン」です。
その美味しさの秘訣は、パリで一番美味しいバゲットを決めるバゲットコンクールで優勝したことにあります。
日本の東京にも二店舗出店していますが、お店の雰囲気も良いので
「やっぱり本場が一番だな。」
と思いました。
パリにも14店舗展開しているので、
「どこのお店に行こうかな?」
と悩みますが、パン屋も多く観光もできるモンマルトル地区がオススメです。
お店はAbbesses駅からアベス通りに進み、右手にありますよ。
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初めてフランスで食べたクロワッサンがこのお店でした。
あまりに美味しすぎて、衝撃を受けました。
香りも良く、サクサクしていたので、一口食べただけで「幸せだなぁ」と思いました。
他にも、バゲットのサンドイッチも購入しましたが、これも絶品でしたよ。
タルタルステーキはどこで食べよう?
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タルタルステーキは、見た目のインパクトがすごいですよね。
ですが、予想外に食べてみると臭みもなく口の中でとろけます。
この料理は、みじん切りの牛肉に玉ねぎやピクルス、スパイスなどを混ぜて作られています。
おそらく、日本のユッケ等が好きな方は抵抗がないのではないでしょうか。
フランスで定番のジビエ料理等もオススメですよ。
狩猟で取ってきたウサギ、イノシシ、キジなどのお肉を使った肉料理です。
すごく野生的な味がして、多少癖はありますが、ハマる方も多いですよ。
Le Severo(ル・セヴェロ )
日本の東京西麻布にも店舗を構えていますが、パリのモンパルナス地区に近い14区にある超有名店です。
お肉専門店なので、もちろんタルタルステーキだけではなく、いろんなお肉料理も楽しめます。
せっかくのフランスなので、肉に赤ワインを合わせて堪能してくださいね。
人気店なので、事前に予約することをオススメします。
地下鉄4号線Mouton Duvernet駅から徒歩5分位です。
クリームブリュレはどこで食べよう?
フランスとはいえば、スイーツも楽しみの一つですよね。
色々な国のスイーツを食べて来ましたが、フランスは本当に美味しくて、レベルが高いと感じています。
気軽に食べる食後のデザートのはずが、「高級店並みの味だった」ということが良くあります。
そんな中、まず食べたいのがフランスを代表するデザートのクリームブリュレです。
「焦がしたクリーム」という意味で、カスタードクリーム上の焦げたパリパリのカラメルがとっても美味しいですよ。
Café des Deux Moulins(カフェ デ ドゥ ムーラン)
クリームブリュレと言えば映画の「アメリ」を思い出す方も多いのではないでしょうか。
主人公のアメリが働いていたのが、このカフェです。
アメリのセットメニューなどもありますよ。
映画の舞台になっただけではなく、味の評判もとても良いです。
クリームブリュレ以外の料理も美味しくて人気ですよ。
場所はもちろん「アメリ」の舞台になったモンマルトル地区、ナイトショーを行う劇場「ムーランルージュ」のそばにあります。
もし春にフランスを訪れたなら…
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春にフランスを訪れる方は、絶対に食べるべき一品がホワイトアスパラガスです。
フランスでは日本のグリーンアスパラガスと違い、ほとんどがホワイトアスパラガスです。
水分が多く、口に入れると「ジュワッ」とアスパラの味が広がります。
ホワイトアスパラガスのほろ苦さを感じることができたのも良かったです。
4月の終わりから6月位まで食べることができて、レストランでもホワイトアスパラガスの料理がたくさん出てきますよ。
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私は、ホワイトアスパラガスが大好きで、春にフランスを訪れました。
友人達と毎日のように、ホワイトアスパラガスを求めて食べ歩きましたよ。
一本だけでもボリュームがあって、食べごたえがありました。
まとめ
レストランの種類は
- オーベルジュ
- レストラン
- ビストロ
- ブラッスリー
- カフェ
旅行客が気軽に入りやすいのは
- カフェ
- ブラッスリー
- ビストロ
エスカルゴを食べるなら
- Ⅼ’Escargot Montorgueil(レスカルゴ モントルグイユ)
ガレットを食べるなら
- Creperie Manoir Breton(クレープリー・デュ・マノア・ブレトン)
ムール貝を食べるなら
- LEON オペラ店
クロワッサンを食べるなら
- Le Grenier à Pain(ル・グルニエ・ア・パン)
タルタルステーキを食べるなら
- Le Severo(ル・セヴェロ )
クリームブリュレを食べるなら
- Café des Deux Moulins(カフェ デ ドゥ ムーラン)
春にフランスを訪れるときは
- ホワイトアスパラガスがオススメ
今回は、「フランス旅行で一度は食べたいオススメのご飯」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
フランス料理の中でも、比較的リーズナブルに食べれるものはたくさんあります。
有名だけどあまりピンとこないフランス料理を、ちょっと食べてみたくなったのではないでしょうか?
今回の記事を参考に、観光だけではなくフランス料理も楽しんでくださいね。
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