ベトナムは、日本人の旅行先として人気がある国ですよね。
なんといっても、食べ物が日本人の口に合うと言われています。
ところで、皆さんはベトナムにはたくさんの世界遺産があることをご存知ですか?
自然遺産、文化遺産、無形文化遺産、複合遺産を合わせると、10個もあるんですよ。
ベトナムは、縦に長い国なので、あちこち見るのはなかなか大変ですよね。
また、ベトナムの地名を聞いてもどの辺なのかピンとこない人もいると思います。
今回は、「ベトナムの世界遺産の見所とその行き方」をご紹介します。
目次
ハロン湾(自然遺産)
見所
「海の桂林」としても知られるハロン湾は、自然が創り出した神秘的な景色が見所です。
石灰岩からなる3,000もの奇岩や島々が浮かんでいます。
湾の色も独特で「翡翠(ひすい)色」と言われますが、本当に翡翠石のような色をしています。
「ハロン」とは龍(ロン)が降りる(ハ)という意味で、中国からの攻撃を受けていた時に、この地に龍の親子が降り立ち敵を破ったという言い伝えがあります。
龍が口から吐き出した宝石が、湾内の島々になったと言われています。
事実、この入り組んだ島々は、防波堤となっているんですよ。
船で湾を周遊しないと意味がないので、ツアーで参加することをオススメします。
ツアー内容は、日帰りツアーとクルーズ船に宿泊するツアーがあります。
日にちが取れるのであれば、1泊するのがおすすめです。
ハロン湾に浮かぶ島々は、外から眺めるだけではなく、船から降りて行ける鍾乳洞が6つもあります。
内海で穏やかなので、天候が崩れていなければ船酔いの心配もそれほどありません。
大きな船では行けない洞窟にカヤックで行ったり、奥の方にあるSung Sot洞窟の鍾乳洞なども見て回れます。
絶景に沈む夕陽も見逃せませんし、満天の星空も素敵ですよ。
もちろん、日帰りツアーでも見所をおさえて回ってくれますし、鍾乳洞がセットになっているツアーもあります。
湾で漁業をしながら暮らす水上生活者たちの生活も見られますよ。
11月~4月が乾季となり、比較的雨が少ない季節です。
奇岩の景色を楽しむにはこの時期がおすすめです。
ハロン湾への行き方
ハノイを中心に、たくさんの旅行会社があるので、現地に着いてからツアーの申し込みができます。
ホテルやゲストハウスで申し込みを受け付けているところもありますよ。
どうしてもハロン湾まで個人で行きたい場合は、バスで「バイチャイ」という町まで行きましょう。
そこから「トゥアンチャウ船着き場」までタクシーに乗ります。
トゥアンチャウ船着き場でハロン湾クルーズのツアーに申し込むことができますよ。
バイチャイ行のバスが出ているバスターミナルは3か所です。
- ルオンイエン・バスターミナル
- ザラーム・バスターミナル
- ミーディン・バスターミナル
ハノイのタンロン皇城の中心区域(文化遺産)
見所
「タンロン」とは、ハノイの昔の呼び名で、ここにベトナム王朝が都を置いていました。
1010年から800年の間続いた王朝は、それぞれの時代の遺跡があるのが特徴です。
ただ、王城当初から残っているのは「端門」と「竜の階段」しかありません。
グエン王朝がフエに都を移した時に、重要な建造物も一緒に移してしまったためです。
各時代の建造物が地中に重なって埋まっているため、実際に見られるものは少ないのですが、掘り出された品からは、中国文化やチャンパ王国の影響を受けていることが分かります。
現在も発掘作業が行われている遺跡なので、城内よりも外を歩いてみるのがおすすめです。
ちなみに、ハノイのシンボルの「フラッグタワー」は、遺跡の南にあります。
ただし、タンロン遺跡ではなく、「ベトナム軍事歴史博物館」の敷地内になるので気を付けてくださいね。
タンロン遺跡への行き方
ハノイ市街にあり、ホエンキム湖からタクシーで15分ほどです。
ただし、城内にはどこからでも入れるわけではないので、チケットオフィスを目指して行きましょう。
住所:12 Nguyen Thi Phuong St. 9 Hoang Dieu St. Ha Noi
電話番号:04-3734-5427
営業時間:8:30~17:00
入場料:30,000ドン(約140円)
チャンアンの景観関連遺産(複合遺産)
見所
東南アジアで初めての世界複合遺産です。
まだ日本にはない複合遺産ですが、世界的に見ても30箇所しかなく、とても貴重な遺産なんですよ。
チャンアンの景観区には、3か所の見所があります。
①ホアルー
ベトナムの最初の独立王朝と言われている、丁朝(でぃんちょう)の首都です。
その歴史は短かったのですが、ディン・ティエン・ホアン祠(王の墓)やレ・ダイ・ハン祠、一柱があるニャッチュ寺は見学できます。
中国の影響を受けたお寺は、赤や金・黄などで彩られています。
②タムコック・ビックドン景勝地
「陸のハロン湾」と言われていて、ここでもたくさんの奇岩が楽しめます。
ハロン湾とは違い、タムコックでは川を手漕ぎボートで進むので、静かな空間で景色を堪能できますよ。
③チャンアン景勝地
チャンアンもボートクルーズが体験できます。
ボートで洞窟をくぐり抜けるのは、とってもスリリングで楽しめます。
季節によってくぐれる洞窟の数は変わりますが、9か所くらいの洞窟に行けますよ。
中には、長さ100mくらいある長い洞窟もあります。
5月から10月が雨が多い季節なので、それ以外の乾季がおすすめです。
チャンアン(ニンビン)への行き方
チャンアンはニンビン省の中にある都市名です。
なので、まずはニンビンまで行く必要があります。
ニンビンは、ハノイから100kmほど離れています。
主な行き方として、以下の方法があります。
- 統一鉄道でニンビン駅まで行き、タクシーやバイクタクシーでチャンアンまで行く
- 長距離バス(ザップハットバスターミナル)
- オープンバスのルートにニンビンを入れる
- ハノイでツアーを申し込む
- ハノイからタクシーをチャーターする
ベトナムは主要都市を周れるオープンバスがたくさん出ています。
周る都市数や場所によって値段は違いますが、降りた都市で次の都市や日にちを決められるので、個人旅行にはとても便利ですよ。
ちなみに、チャンアンのある「ニンビン」までは、高速道路利用のリムジンバスで行けば、なんと最短1時間半で行けますよ。
胡朝の城塞(文化遺産)
見所
1400年から存在した王朝ですが、明の侵攻を受けてわずか7年で滅びてしまいました。
当時の城壁は高さ7m、東西に約700m、南北に約900mもあり、現在も西門から正門まで当時の城壁がしっかり残っています。
胡朝遺跡への行き方
場所は、チャンアンがあるニンビン省にあり、ハノイから車で約3時間ほどかかります。
鉄道で行く場合、一番近い駅はタンホイア駅になりますが、ニンビン駅も近いです。
駅やバスターミナルを降りたら、タクシーなどで行くのがおすすめです。
ただし、遺跡の現地ガイドもベトナム語のみになります。
ハノイからツアーで行くのであれば、チャンアンとセットで行くのがおすすめです。
フエの建造物群(文化遺産)
見所
いくつかの建造物の中でも、おすすめの建造物をご紹介します。
①王宮
外壁と堀に囲まれた旧市街は正方形で、フエ王朝の中心でした。
碁盤の目のように道路や家が作られていて、その中心に王宮があります。
第二次世界大戦終戦の1945年までベトナム人の皇帝がいて、実際にこの王宮で暮らしていました。
中国と関係が深かったため、北京の「紫禁城」をモデルに作られています。
実際、紫禁城の3/4の広さがあり、王宮内の建物は一部、当時の様子を再現して公開されています。
その他、博物館や放物館にもなっていて、見学ができますよ。
ちなみに、旧市街にはいくつもの川があり、船で川を下りながら建造物を見学するツアーが人気です。
②カイデェン霊廟
一番きらびやかな霊廟で、フランスバロック様式の影響が多く見られます。
それだけではなく、ヒンディー教、仏教、キリスト教の特色も見られ、東洋と西洋の融合した造りになっています。
廟内は、磁器やガラスで装飾され、タイムスリップした気分になりますよ。
また、金箔のカイデェン帝の銅像があり、その下に遺体が安置されています。
③ミンマン帝廟
フエの皇帝廟の中では、一番中国色が強い霊廟で、現在は公園として開放されています。
ミンマン帝の生前から造られていたため、ミンマン帝の好きな動物や官僚や付き人の石像が並んでいます。
自分の墓として作った霊廟ですが、実際ミンマン帝はここには眠っておらず、行方は分からないそうです。
他の霊廟と比べると、訪れる人も少なかったです。
かなり広い敷地ですが、実在した人の石像は顔や体格が全て違うので飽きませんでしたよ。
④ティエンムー寺院
フエの街には、100以上の寺があると言われています。
この中でも一番訪れる人が多いのが「ティエンムー寺院」です。
高さ21mの塔の上部は六層になっていて、各階に仏像が安置されています。
このトウニャン塔は、寺と地域を守る役目を果たしているんですよ。
また、この寺の僧侶だった「ティック・クアン・ドック氏」達が、仏教弾圧を行う政権に対して焼身自殺を行ったことでも有名です。
ティック・クアン・ドック氏の愛車オースチンA95が展示されています。
その他にも、ティエウチ帝廟、ザーロン帝廟、ホンチェン殿、ズックドック帝廟などの建造物があります。
フエの雅楽(無形文化遺産)
見所
フエの宮廷音楽で、雅楽(ニャ―ニャック)、女神祭祀音楽(チャウヴァン)、伝統舞踊(トゥオン)を併せて「フエの雅楽」と呼ばれています。
ニャ―ニャックを元にした、カ・フエ(フエの歌)、ダン・フエ(フエの演奏)などの地方音楽が生まれました。
皇帝政の廃止によって断絶したフエの宮廷音楽(ニャ―ニャック)ですが、フエ大学に「宮廷音楽コース」が設けられたことで、世界遺産登録、後継者育成も進んでいるんですよ。
この宮廷音楽は、王宮の閲是堂で聞くことができます。
楽器演奏と踊りを座って観賞しました。
約40分ほどの演奏で、20,000ドン(約100円)でした。
言葉が分からなくても楽しめましたよ。
フエへの行き方
ベトナム中部に位置するフエには空港があり、ホーチミンとハノイの2か所から便が出ています。
ホーチミンからは毎日10便ほどあるので、行きやすいですよ。
ハノイからバスを利用すると約14時間、ホーチミンから24時間以上かかります。
オープンバスの経由地としてはメジャーな都市なので、あちこちの都市を周りながらフエを訪れるのもおすすめです。
フエの南東100Kmほどに位置するダナンからは、統一鉄道を利用すると2時間程度かかります。
フォンニャ・ケバン国立公園(自然遺産)
見所
広大な面積を持つ公園には、876種の生き物と568種の植物が生息しています。
また、「原生林」といって、伐採や災害に遭わず、ほとんど手が付けられていない木々が94%も残っているんですよ。
敷地内には約300の洞窟があって、一部が見学できるようになっています。
中でも有名な「フォンニャ」洞窟は、「歯の洞窟」という意味で、一番規模が大きい洞窟です。
フォンニャ・ケバン国立公園への行き方
ベトナム中部の内陸部にあって、ラオス国境に近いです。
フエからのツアーもありますが、観光の拠点となる町「ドンホイ」から発着するツアーがおすすめです。
ドンホイからなら時間に余裕があるので、洞窟が2つ周れるんですよ。
また、ハノイからのオープンバスには、フエに寄らずドンホイに直接行けるバスもあります。
住所:Phong NHA, Bo Trach, Quang Binh 511860
電話番号:+84-232-3677-021
営業時間:7:00~17:00(休園なし)
入場料:大人 250,000ドン(約1200円)
子ども 身長1,1m以下は無料、1,1~1,3mは125,000ドン、1,3m以上は250,000ドン
フエから車で約4時間
ドンホイから車で約1時間30分
ゆっくり見たい時は、ドンホイや国立公園周辺のホテルに泊まるのがおすすめです。
古都ホイアン(文化遺産)
見所
中国人街を中心に古い町並みが残るホイアンは、その古い町並みが世界遺産となりました。
多くの観光客が訪れるホイアンは、日本とも深い繋がりがある街なんですよ。
16世紀の半ばから貿易が盛んに行われていたホイアンは、日本とも交流があり、1,000人ほどの日本人が住む日本人街がありました。
友好の印として日本人が建てたと言われている「日本橋」という橋があり、橋の途中には小さなお寺があります。
「日本橋」は2万ドン札にも印刷されていて、ベトナム人にも有名な場所なんですよ。
ちなみに、建設が申年に始まり、戌年に完成したことから橋の両端にある猿と犬の像が建てられています。
福建会館や広東会館を始めとする華人の寺院、クァンタンの家やタンキーの家など古い歴史的な建物が見所です。
また、古い街並みがそのまま残されていますが、人々の生活が融合している面白さもありますよ。
①チャンフー通り
日本橋を始め、華人の家などがある一番活気のある通りです。
②バクダン通り
ホイアン市場があるこの通りは、トゥボン川沿いにおしゃれなカフェやレストランが並んでいます。
夜は、川沿いに屋台が並びますよ。
夜、ライトアップされる川はとても幻想的です。
③グエンタイホック通り
オープンカフェやお土産屋さんが並び、3つの通りの中では一番静かな通りです。
ホイアンへの行き方
ホイアンに空港はありませんが、日本から直行便が出ている「ダナン」まで車で40分ほどです。
また、ホーチミンやハノイからの移動距離もかなりあるので、飛行機を利用するのがおすすめです。
ダナン空港からはタクシーを使ったり、ダナンを拠点としたツアーで訪れることができますよ。
ちなみに、ダナン空港のエアポートシャトルバスで行くこともできますが、本数が少ないので注意してください。
人数によっては、タクシーがおすすめです。
オープンバスも必ず通るルートになっているので、ホイアンで2~3日のんびり過ごすのもおすすめですよ。
ミーソン遺跡(文化遺産)
見所
中国の影響を多く受けているベトナムですが、ヒンドゥー教のシヴァ派だったチャンパ王国の遺跡です。
遺跡には、AからLの区分けがあって、それが目印になっています。
B,C,Dの遺跡が、特に観光客に人気が高いですよ。
チャンパ王国って何ですか?
ベトナム中部にあった王国です。
なんと、2世紀から19世紀という長い期間繁栄していた国なんですよ。
すごいですね。
日本では、卑弥呼の時代から江戸幕府まで続いていたってことになりますね。
そう考えると、とても長いですよね。
この遺跡は、4世紀頃に建てられたものですが、セメントや接着剤を使った跡がなく、チャンパ人が高い技術力を持っていたことが分かりますよ。
ちなみに、徳川家康がチャンパ王宛てに伽羅(きゃら)を求めた手紙も残っているんです。
それはすごいですね!!
日本とも貿易関係があったんですね。
ヒンドゥー寺院といえば、カンボジアのアンコールワットが有名ですが、共通点もあるんですか?
そうなんですよ。
アンコール期の影響が見られるレリーフ(彫刻)もあるんですよ。
もちろん、インドの影響も受けています。
アンコール王朝ほど大きくはないですが、まだ、発掘や修復中の遺跡なのでさらに広がると思います。
インドやカンボジアの遺跡と見比べると面白そうですね。
どんな人たちが暮らしていたんですか?
この辺りには、古チャム人が暮らしていました。
ベトナムの少数民族のチャム族が、チャンパ王国の子孫だと言われているんです。
ただ、はっきりした証拠がないので仮説なんですよ。
へぇ。
遺跡から何か分からないんですか?
チャンパ王国の歴史は、石に刻まれた文字が残っているんです。
ただ、風化や劣化で読み取るのが困難だったり、解読する研究者が少ないこともあって、ハッキリ分からないんですよ。
これから解明されるのが楽しみですね!
伽羅(きゃら)とは「香木」のことです。
チャンパ王国産の木は、中国や日本では最高級品として人気がありました。
ミーソン遺跡への行き方
ホイアンとダナンの真ん中にあり、どちらから行っても車で1時間程度です。
どちらかの町でツアーに申し込むか、タクシーをチャーターするのがおすすめです。
ミーソン遺跡は、タイやカンボジアの遺跡に近い建築物で、文化の繋がりを感じました。
ダナン市内からGrabの運転手と交渉で、往復900,000ドン(約4000円)でチャーターして行けましたよ。
片道の料金目安が550,000ドンなので、ちょっと安く行けました。
入場料は、大人1人150,000ドン(約700円)でした。
だいたい2時間くらい余裕を持って行くと、じっくり見られますよ。
ニャチャンから現地ツアーで参加しました。
10名程度の少人数で、個人で行くよりは楽でした。
遺跡は、日影が少なくかなり暑いので、帽子と水は必須です。
帰りは、途中でバスを降りて、ボートで川を下りながら、お弁当を食べて帰ってきましたよ。
ベトナム中央高原におけるゴングの文化的空間(無形文化遺産)
見所
山岳で暮らすエデ族やムノン族、マ族など17の少数民族が築いた文化の中に、ゴング(銅鑼)があります。
このゴングは、先祖礼拝やシャーマニズムの信仰儀式で使われ、儀式の中心的な役割を持っていました。
ゴングには、精霊が宿っていると考えられていました。
各民族ごとに独自の名前を付けたゴンセットがあり、民族ごとに違う曲が受け継がれて演奏されてきました。
ちなみに、ゴングは経済力や権力の象徴でもあって、今でも古く大きなゴングは水牛数十頭と交換されることがあるそうです。
エデ族が住むラック湖の湖畔、ブオンジュン村に行ってきました。
エデ族の言葉はマレーシア語系で、低い高床式の長屋(ロングハウス)で暮らしています。
道の左右に家が建っていて、どの家も玄関が開いているので中を見ることができました。
エデ族は「母系社会」を今でも維持していて、財産などは全て娘に、名前は母親の名前を引き継ぐそうですよ。
少数民族の村は観光ルートになっていて、ラック湖で象に乗る前後に立ち寄れます。
ブォンジュン村への行き方
ダラットから車で約4時間、ニャチャンからは車で約5時間かかります。
近くの都市で、ツアーに参加するのがおすすめです。
まとめ
ベトナムの世界遺産は
- ハロン湾(自然遺産)
- タンロン皇城の中心区域(文化遺産)
- チャンアン景観関連遺産(複合文化遺産)
- 胡朝の城塞(文化遺産)
- フエの建造物群(文化遺産)
- フエの雅楽(無形文化遺産)
- フォンニャ・ケバン国立公園(自然遺産)
- 古都ホイアン(文化遺産)
- ミーソン遺跡(文化遺産)
- ベトナム中央高原におけるゴングの文化的空間(無形文化遺産)
ハロン湾の見所は
- 自然が作り出した神秘的な景色
- 3,000もの島や奇岩がある
- 水上生活者や鍾乳洞
ハロン湾への行き方は
- ハノイやトゥアンチャイ船着き場でツアーに申し込む
- クルーズに1泊できる1泊2日がおすすめ
タンロン皇城の中心区域の見所は
- ベトナム王朝の約800年の歴史
- 城内よりも外側を周遊するのがおすすめ
タンロン皇城への行き方は
- ハノイ市内のホエンキム湖からタクシーで15分
- 城内にはチケットオフィスからしか入れない
チャンアン景観関連遺産の見所は
- ベトナム最初の独立王朝があった「ホアルー」
- タムコック・ビックドン景勝区
- チャンアン景勝地
チャンアンへの行き方は
- ニンビンまで行きタクシーで行く
- ハノイからツアーやタクシーで行く
胡朝の城塞の見所は
- 現在も西門から正門まで残っている当時の城壁
胡朝への行き方は
- ハノイから車で3時間ほど
- 鉄道ならタンホイアかニンビン駅で下車
- ツアーならチャンアンとセットで行くのがおすすめ
フエの建造物群の見所は
- 王宮
- カイデェン霊廟
- ミンマン帝廟
- ティエンムー寺院
フエの雅楽とは
- 雅楽(ニャ―ニャック)、女神祭祀音楽(チャウヴァン)、伝統舞踊(トゥオン)を併せて呼ぶ
- 王宮でフエの雅楽を聞くことができる
フエへの行き方は
- ハノイとホーチミンからフエ空港に行く便を利用する
- ダナンから鉄道で2時間程度
- オープンバスを利用する
フォンニャ・ケバン国立公園の見所は
- 876種の生き物と568種の植物
- 94%も残っている原生林
- 300の洞窟があり、一部見学できる
フォンニャ・ケバン国立公園への行き方は
- フエかドンホイからツアーで行く
- オープンバスでドンホイに行く
古都ホイアンの見所は
- 古い町並み
- 日本人が建てた「日本橋」
- 華人の寺院
- クァンタンの家やタンキーの家
ホイアンへの行き方は
- ダナンから車で40分程度
- ホーチミンやハノイからも国内線でダナンに行くのがおすすめ
- オープンバスを利用する
ミーソン遺跡の見所は
- 約17世紀続いたチャンパ王国
- ヒンドゥー遺跡
- 旧アンコールの影響が見られる
ミーソン遺跡への行き方は
- ホイアン、ダナンどちらから行っても車で約1時間
- タクシーをチャーターする
- ホイアンかダナンからツアーで行く
ベトナム中央高原におけるゴングの文化的空間の見所は
- 山岳で暮らす17の少数民族が築いた文化
少数民族村へ行くには
- 一部は、観光ルートになっている
- ツアーでラック湖と少数民族の村を周るのがおすすめ
今回は「ベトナムの世界遺産の見所と行き方」をご紹介しました。
ベトナムは現地ツアーが豊富なので、上手く利用して世界遺産を周ってみてください。
今回の記事を参考に、ベトナムの世界遺産を楽しんでくださいね。
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