皆さんは、セブ島のトイレについて、どのようなイメージを持っていますか?
「日本よりは少し汚いと思うけど、問題ないはず。」と期待してしまう方も多いのではないでしょうか?
ですが、実際は想像以上に汚く、水の流し方も違います。
「事前にセブ島のトイレについて知っておけば良かった」と後悔する前に、セブ島のトイレ事情について理解しておきましょう。
今回は「セブ島のトイレ事情と必ず持っていくべきもの」をご紹介します。
目次
セブ島では「トイレ」が通じない
トイレの呼び名は、たくさんありますよね。
日本でも「お手洗い」「洗面所」など色々な言い方があり、国によっても様々です。
「トイレ」は、世界共通語だと思っている人も多いですが、フィリピンでは一般的にトイレのことを「comfort room(コンフォート・ルーム)」と呼びます。
省略は、W.CではなくC.R、呼び方も「シー・アール」です。
トイレの場所を確認したり、人に聞くときには絶対に使うので覚えておきましょう!
また、古いスペイン語で「カシャーリス」と呼ばれることもあります。
セブは公衆トイレが少ないので、トイレを見かけたらすぐに入る癖をつけましょう!
セブ島のトイレは、日本と全然違う!
日本のトイレのほとんどが、洋式タイプですよね?
用を足して、レバーを引くと水が流れるという仕組みになっています。
水圧も強いので、トイレが詰まることはほどんどありませんよね。
ですが、セブ島のトイレ事情は日本とは全然違います。
鍵が壊れている
稀にあるのが、鍵が壊れていて閉められないトイレです。
他のトイレが開いていたら、そちらに移動するか、手でドアを抑えながら用を足すことになります。
手で押さえながら用を足すのは大変なので、鍵が閉まるかきちんと確認しましょう。
便座がない
パッと見た感じは、「日本の洋式トイレと同じかな?」と思えるような外観です。
私もセブ島のトイレを初めて見たときは「日本の洋式とそっくりだ!」と思いましたが、1ヶ所だけ日本と大きく違うところがありました。
それは、便座が付いてないことです。
「え?なんで便座がないの?」とすごくビックリしました。
便座が無いので、中腰になり腰を少し浮かして用を足しましたが、腰痛持ちには、かなりつらい体勢です。
ただ、日本人が宿泊するホテルなどは、便座が付いているトイレもあるので安心してください。
「便座が無くても、お尻を便器につけたら良いじゃん!」と思う方がいるかもしれませんが、これはオススメしません。
現地の方は便器の縁に両足を置いて、しゃがんで用を足す人が多いです。
また、外を歩き回った後の靴で便器が泥だらけになっているので、衛生的にも良くないです。
下痢や感染症などの病気にかかると、観光も楽しめなくなります。
セブ島での観光を楽しむ為にも、絶対に便器にお尻をつけないでくださいね。
便座の盗難を防止するためです。
驚くかもしれませんが、セブ島では便器に付いている便座だけが盗まれる事件が発生しています。
現地では、「家の便座は買って取り付ける」が常識なので、公衆トイレから盗むことが多いんです。
ちなみに、セブ島のホームセンターへ行くと、壁一面に便座が展示されています。
面白い光景を見たい方は、ホームセンターに寄ってみてくださいね。
トイレットペーパーがない
基本的に、セブ島のトイレにトイレットペーパーは無いと思っていた方が良いです。
ティッシュは、常に持ち歩くのがオススメです。
また、芯を抜いたトイレットペーパーを持ち歩くのが一般的です。
「なぜ、トイレにトイレットペーパーがないのか?」と疑問に思いますが、トイレットペーパーで拭く習慣がないんです。
トイレの脇にあるホースやバケツに汲まれた水で洗うのが一般的なんですよ。
現地の人は、トイレットペーパーの代わりに、お水を使ってお尻を綺麗にします。
ですが、ホースやバケツの水を使って、おしりを拭くのは危険です。
衛生的にも良くないので、必ずトイレットペーパーかティッシュペーパーを使うようにしましょう。
トイレットペーパーは流せない
日本のトイレは、トイレットペーパーは流しても詰まりませんよね?
ですが、セブ島にある多くのホテルは、トイレットペーパーをそのままトイレに流すことができません。
トイレの配管が細いため、トイレットペーパーを流してしまうと、すぐに詰まってしまいます。
「じゃあ、トイレットペーパーはどこに捨てたら良いの?」と、悩みますが、大丈夫です!
トイレの詰まりを防ぐため、セブ島のトイレ内には汚物入れが設置されているので、汚物入れに捨てるようにしてくださいね。
レバーがない
「水を流すためのレバーがどこにも無い。」と、初めてトイレを利用するときは、焦るかもしれません。
水を流すためには、お風呂で使うシャワーのようなシャワーホースというものを利用します。
シャワーホースの引き金を引くと、勢いよく水が出ます。
この水を便器に噴射すると、水が溜まり、水圧を利用して自然に水が流れます。
また場所によっては、水の入ったバケツが設置されているので「バケツの水を使って水を流すんだな。」と使用前に確認すると良いですよ。
洗面台の水が出ない
トイレの後は手を洗う、子どもの頃からの習慣ですよね。
ところが、手を洗おうと思っても、壊れていて水が出ないことがあります。
水が出なかったら「壊れているんだな。」と諦めて、他の洗面台の水が出るか試してみてくださいね。
セブ島のトイレを利用するときに持っていくべきものは?
消毒ジェルや消毒液
食事の前やトイレの後は、手を洗いますよね?
洗面台が壊れていたり、トイレに石けんが無いところが多いです。
持ち運びに便利な消毒ジェルや消毒液を必ず持っていきましょう。
自分で衛生管理をしておくと、病気の予防ができるので、ビーチや綺麗な海を思いっきり楽しめますよ。
さらに、ウェットティッシュもあると便利です。
食事中に手が汚れたときも使えますし、汗をかいたときにも、サッと使えますよ。
【指定医薬部外品】キレイキレイ 薬用ハンドジェル 携帯用28ml×3個
トイレットペーパーやティッシュ
トイレットペーパーを必ず持って行きましょう。
ホテル以外の公共のトイレには、トイレットペーパーが設置されていないことが多いです。
また、トイレットペーパーは、長さを調節でき自分の好きな量が使えるので、ティッシュの代わりにもなります。
ティッシュを持っていくときは、肌触りの良いものがオススメです。
トイレでお尻を拭くときに、硬いティッシュだと「少し痛いな」と感じることもあります。
私は、旅行に行くときは「鼻セレブ」のポケットティッシュを携帯しています。
とても柔らかい紙質なので、鼻をかむときはもちもん、お尻にも優しく使えますよ。
トイレットペーパーやティッシュにはこだわって、快適に過ごしてくださいね。
レストランでの食事中に、トイレットペーパーを忘れたときは、どうしたらいいですか?
レストランの店員さんに言えば、紙ナプキンを多めにもらえるので、トイレットペーパーの代わりに使ってください。
事前に聞いておいて良かったです!
「海外のトイレをいつも清潔に使いたいな。」と思う方は、携帯用ウォッシュレットを使ってみてはいかがですか?
インターネットで簡単に購入でき、いつでもどこでも自分専用なので、衛生面も安心です。
最近では、使い切りタイプのお尻洗浄器も登場していますよ。
セブ島と日本のトイレ文化の違いは?
トイレの割り込みは当たり前
トイレに入る時は、順番に並んで、前の人が終わったら入りますよね?
ですが、日本の常識は海外では通用しない場合があります。
セブ島では、「トイレに入るために順番を待つ」いう概念はありません。
日本だったら、トイレに限らず、割り込みをしたら注意されますよね?
ですが、セブ島では割り込みは日常茶飯事です。
これは、アメリカでは家の中でも靴を履くのと同じように、文化の違いなので、受け入れる必要があります。
トイレを待つときは、トイレの個室扉の前で待ちましょう。
そして、扉が開いたら「すぐに入る」ことを心掛けてください。
「文化が違うから仕方ない。」と割り切ることで、現地の面白い文化にも触れることができますよ。
トイレの後に手を洗わない
驚くことに、現地の人は手を洗わずにアルコールスプレーで除菌する人が多いです。
そのため、セブ島でも除菌スプレーは手軽に購入できます。
万が一手が洗えないことも想定して、消毒液を持っておきましょう!
オーガニックコスメブランドで、99.99%除菌できると記載されていました。
200mlの持ち運びしやすいサイズで69.75ペソ(約150円)です。
匂いも良いので、お土産にオススメですよ。
Natural Sanitizer公式HP:https://humanheartnature.com/buy/index.php/
まとめ
セブ島のトイレは
- 「トイレ」は通じないので、コンフォートルーム「CR」と略す
セブ島と日本のトイレの違いは
- 鍵が壊れている
- 便座がない
- トイレットペーパーがない
- トイレットペーパーは流せない
- レバーがない
- 洗面台の水が出ない
セブ島に必ず持っていくべきものは
- 消毒ジェルや消毒液
- トイレットペーパーやティッシュ
セブ島と日本のトイレ文化の違いは
- トイレの割り込みは当たり前
- トイレの後に手を洗わない
今回は「セブ島のトイレ事情と必ず持っていくべきもの」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
最初は、日本とのトイレの違いに戸惑うことがあるかもしれません。
ですが、事前にしっかりと対策をして、文化の違いを認識しておけば、少しはトイレの不安が解消されますよ。
今回の記事を参考に、セブ島のトイレ対策をして、旅行を楽しんでくださいね。
人気記事
【2024年最新】海外旅行保険はエポスカードでお得に旅をしよう!
海外旅行で怖いのは、病気や事故に遭ってしまうことです。
2023年度に、事故や病気などで海外旅行保険を利用した人は3.70%でした。
つまり、30人に1人は、海外旅行保険を利用しています。エポスカードは無料なのに傷害死亡・後遺傷害の補償額が3,000万円と他のクレジットカード(楽天カードなど)に比べて補償額が手厚いので、旅好きの人から選ばれています。
年会費も永年無料でその場で(スマホで)45秒で申し込み&即日発行可能!
今なら2,000円相当のクーポンまたはポイントをプレゼント中♡
エポスカードが人気の理由
- 年会費永年無料
- 旅行代金を1円以上払うだけで、海外旅行保険が無料で付いてくる[
- 出国から最長90日間保険適用
- 疾病や携行品損害への補償内容が手厚い
- 2,000円相当のクーポンまたはポイントがもらえる
- 旅行直前でも5分で入会&即日発行可能
↓年会費永年無料のエポスカード↓
✅5分で入会&即日発行可能
✅2,000円相当のクーポンまたはポイントGET
日本製と比べると品質は落ちますが、使えないほどひどくありません。
18ペソ(約38円)と値段もリーズナブルでした。
ティッシュを売っているトイレもありましたが、1つ5ペソ(約10円)で5ペソコインでしか買えません。
ティッシュを持ち歩く場合は、細かいお金を残しておくと安心ですよ。