皆さんは、アイスランドにどんな動物が住んでいるか知っていますか?
「氷の国って名前だから、動物がいないんじゃないの?」
「北欧だから、トナカイかな?」
なんて声が聞こえてきそうですね。
オーロラや氷河などの絶景は思い浮かぶけど、アイスランドに住んでいる動物をイメージするのは難しいですよね?
今回は「特別なアイスランド観光を!動物に出会えるオススメ体験5選とは?」をご紹介します。
目次
アイスランドの動物
アイスランドはオーロラや氷河、フィヨルドなどスケールの大きい美しい自然が魅力的な国です。
「氷の国」という名前から厳しい冬をイメージしますが、冬の気温は北海道よりも暖かく、昔から酪農が盛んな国なんですよ!
アイスランドを観光していると、緑の牧草地にたくさんの羊や牛たちの姿を見ることができます。
家畜たちは千年以上前にヴァイキングとともにやってきて、その厳しい環境に適応してきました。
「アイスランド・シープドッグ」や「アイスランディック・ホース」などアイスランド固有の犬や馬もいるんですよ。
家畜はたくさんいますが、もともと陸地に住んでいる動物は限られていて、人間が移住する前からいるのは、ホッキョクギツネだけなんです!
意外にも、ホッキョクグマやトナカイの生息地ではないんですよ。
島の野生動物はホッキョクギツネだけですが、アイルランド周辺の海には豊富なエサを求めて、渡り鳥たちやクジラなどが多く集まってきます。
特に、アイスランドを代表する鳥「パフィン」は、観光で訪れたらぜひ見てほしい動物です。
また、クジラと出会える確率がとても高いので、ホエールウォッチングもオススメですよ。
ホッキョクグマはごく稀に流氷に乗ってやってきますが、数年1度しか目撃情報がないので、観光で出会うことほぼありません。
また、トナカイは18世紀になって家畜として持ち込まれたものが野生化しています。
東部に多く生息しているので、その地方を旅行する場合は、トナカイの群れに出会えるかもしれませんね。
動物に出会えるオススメ体験5選
アイスランドで動物に出会えるオススメ体験5選をご紹介します。
- ホエールウォッチング
- パフィンに出会う
- ホッキョクギツネに出会う
- アザラシに出会う
- アイスランディックホース乗馬体験
アイスランドには、壮大な大自然を楽しみながら動物に出会える素敵な体験がたくさんできるんですよ!
ホエールウォッチング
アイスランドは、ヨーロッパのホエールウォッチングのメッカといわれています。
また、ツアーの種類の多さも魅力なんですよ!
特に、夏の間がベストシーズンになります。
周辺の海にはクジラのエサとなる魚やオキアミが豊富なため、23種類ものクジラやイルカがやってきます。
種類が多いため、1回のホエールウォッチングで全部を見られるわけではなく、出航する港や季節によって出会えるクジラやイルカが変わってきます。
ですが、ミンククジラは1年中どの海でも見れることで有名なんですよ。
ホエールウォッチングは、次の4つの港から船が出ています。
- レイキャビク
- アークレイリ
- フーサヴィーク
- オーラフスビーク
ホエールウォッチングは、船に乗って海上に行きます。
天候によって船が揺れる場合もあるので、酔いやすい方は酔い止めを準備することをオススメします。
ホエールウォッチングのときも、防寒対策を忘れないでくださいね!
また、ホエールウォッチングのツアーは迷ってしまうほどたくさんあるのですが、アクセスの良さやボートの規模など自分に合ったプランを決めて予約するといいですよ。
もし、悪天候でツアーが中止になった場合やクジラが見れなかったときは、返金保証や別の日に振り替えできることもあります。
その場合は、必ずオペレーターに確認してみましょうね!
レイキャビク発
首都レイキャビク発のツアーは、街の観光のついでに気軽に参加できるのが魅力です。
1つのツアーが3~4時間程度なので、滞在時間の短い方にもオススメですよ!
アイスランドで最も大きなホエールウォッチングボート「アンドレア号」もレイキャビクから出航します。
また、「アンドレア号」には船内と船外に観察エリアがあったり、カフェやお土産屋さんもあるんですよ!
お子様連れやご年配の方にもオススメのボートです。
大人用にはしっかりした防寒着が用意されてたんですが、子供用はライフジャケットだけでした。
なので、持参した上下防水の防寒着を着せて寒さをしのぎました。
お子さんがいらっしゃる方は、注意してくださいね!
たくさんのミンククジラと2頭のザトウクジラに出会えましたよ。
カフェでホットチョコレートを頼んだんですが、船の中なのに400ISKとリーズナブルな価格でしたよ!
ツアー料金:11,990ISKY~
<出航スケジュール>
9:00(3/1~11/15)
13:00(通年)
17:00(5/15~9/30)
ツアーガイド:英語
アークレイリ発
アークレイリは、アイルランド北部にある町です。
アイスランド最長のフィヨルドで雄大な自然を感じながら、ホエールウォッチングができます。
クジラとの遭遇率も高く、巨大なザトウクジラに出会えることもありますよ!
フーサビーク発
フーサビークもアイスランドの北部にあり、ホエールウォッチングが有名な町なんですよ!
アイスランドで最もクジラとの遭遇率が高いと評判のスキャウルファンディ湾があるんです。
この湾では20種類以上のクジラがやってきて、運が良ければ世界最大の哺乳類シロナガスクジラに出会えますよ!
オーラフスビーク発
最も広いフィヨルドでのホエールウォッチングができます。
スナイフェルスネス半島沿岸の海ではシャチやマッコウクジラを観測することができますよ!
パフィンに出会う
ユニークな顔立ち特徴的なパフィンは「海のピエロ」と呼ばれています。
他の国では見ることが難しいパフィンですが、アイスランドの沿岸部では全世界の60%(600万羽以上)が繁殖しているんですよ!
6月から9月の夏の間だけ、多くの地域で観察できます。
パフィンは人間をおそれない性格のため、観光客にも大人気です!
ですが、かわいいからといってエサをあげたり、触ったりしないで静かに観察してくださいね。
パフィンを間近で観察するためには、ボートツアーでパフィンが繁殖している島に行くだけでなく、個人でレンタカーを借りて海岸沿いの観察スポットまで行くこともできます。
また、夏場のホエールウォッチングではパフィンに出会えることもありますよ。
ボートツアーで観察できる場所
- レイキャビク
- パプエイ島
陸からパフィンを観察できる場所
- ウェストマン諸島
- インゴルブスホブジ
- チョルネス半島
- ディルホラエイ南海岸
- ラゥトラビャルグ
ホッキョクギツネに出会う
ホッキョクギツネと言えば、白いふわふわの毛に覆われたかわいい姿を思い浮かべるかもしれませんね。
ですが、アイスランドには「白キツネ」と「青キツネ」の2種類がいます。
冬に真っ白になり夏茶色っぽくなるのが「白ギツネ」、1年中グレーで色が変わらないのが「青ギツネ」なんです。
いつでも真っ白いキツネが見れるわけではないんですよ。
ホッキョクギツネはアイスランド全域で見れますが、オススメは「ホルンストランディル自然保護区」です。
ここのホッキョクギツネは人間を恐れないことで有名で、野生動物の写真家にも人気のあるスポットなんですよ!
保護区内の小屋で休憩中に、すぐ近くまでホッキョクギツネが来てくれましたよ。
ガイドさんの話だと、小屋の近くに巣があるとのことでした。
アザラシに出会う
アイスランドの沿岸には「ゼニガタアザラシ」と「ハイイロアザラシ」の2種類が生息しています。
沿岸では泳いだり、氷の上に乗ってぷかぷか浮いてのんびりしている姿を見ることができるんですよ!
また、ワモンアザラシやタテゴトアザラシなど他の種類のアザラシがやってくることもあります。
観察できるオススメのスポット
- ヨークルスアゥルロゥン氷河湖
- ウエストフィヨルド
- ヴァトネス半島
- スナイフェルスネス半島
一瞬でしたが、見れてうれしかったです!
クヴァンムスタンギには「アイスランド・シール・センター」があり、アザラシの研究や情報発信がされています。
ここでは、観光客もアザラシについて勉強することができるんですよ。
シールセンターの認可を受けた旅行代理店シールトラベルを通じて、アザラシウォッチングのツアーに参加することもできるので、興味のある方は参加してみてくださいね。
所在地:Hafnarbraut, Hvammstangi, iceland
電話:+354 451 2345
開園時間:11:00~15:00
定休日:土・日曜日
※6月~8月の夏季のみ営業
<入場料>
- 大人 1,100ISK
- 子供(12~16歳)750ISK
- 0~11歳無料(大人が同伴)
※団体割引あり
アイスランディックホース乗馬体験
アイスランドの田舎に行くと見かけるのが、固有種「アイスランディック・ホース」です。
体高は150cmと低く、ギリギリポニーじゃないサイズなんですよ。
サラブレッドは体高170㎝~180㎝ぐらいなので、それに比べてとても小さいことが分かりますね。
アイスランディックホースは移動手段や農業に使用されてきましたが、乗馬が広がるにしたがって、その歩き方が注目されるようになりました。
ほとんどの馬が3~4種類の歩き方しかできないのですが、アイスランディック・ホースは5種類の歩き方ができるんです。
アイルランド独自の歩き方は「スケイズ」と「トルト」の2種類あり、この国のでこぼこした地形に合わせて発展してきたんですよ。
この独特な歩き方は、乗馬している人を疲れさせず、長距離を移動するのに適していると言われています。
フレンドリーで賢いアイスランディックホースは、乗りこなしやすく初心者から乗馬を楽しむことができる馬なんですよ。
各地の農場では半日ほどで体験できる乗馬ツアーがあり、馬に乗りながらアイスランドの火山景観や雄大な自然を楽しむことができます!
また、乗馬はちょっと無理という方にはエサやり体験ができるツアーがオススメですよ。
晴れていると砂ぼこりが舞って、全身砂まみれになってしまうそうですよ。
なるほど!と思いました。
まとめ
アイスランドの動物
- 酪農が盛んで羊や牛などの家畜が多い
- 家畜もアイルランド固有種がいる
- 島にもともと住んでいたのはホッキョクギツネだけ
- ホッキョクグマやトナカイの生息地ではない
- クジラや海鳥などが多い
動物に出会えるオススメ体験5選
- ホエールウォッチング
- パフィンに出会う
- ホッキョクギツネに出会う
- アザラシに出会う
- アイスランディックホース乗馬体験
ホエールウォッチング
- アイスランドはホエールウォッチングのメッカ
- ツアーの種類も豊富
- 夏がベストシーズン
- 防寒対策や酔い止めを忘れずに
パフィンに出会う
- 世界の60%のパフィンが繁殖する
- 6月~9月の夏場だけ沿岸部で見れる
- 人を恐れないので近くで観察できる
ホッキョクギツネに出会う
- 白ギツネと青ギツネがいる
- 白いキツネが見れるのは冬だけ
- ホルンストランディル自然保護区がオススメ
アザラシに出会う
- 「ゼニガタアザラシ」と「ハイイロアザラシ」の2種類が生息
- ヨークルスアゥルロゥン氷河湖などがオススメ
- 「アイスランド・シール・センター」は観光客も見学できる
アイスランディックホース乗馬体験
- アイスランディックホースは小型の馬で乗馬に向いている
- 「スケイズ」と「トルト」という独自の歩き方の他全5種類の歩法ができる
- 乗馬初心者でも大丈夫
- 馬に乗りながら、アイルランドの自然を楽しめる
- エサやり体験ができるツアーもある
今回は「特別なアイスランド観光を!動物に出会えるオススメ体験5選とは?」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
壮大な自然の中で育った動物たちに出会えば、アイスランド旅行がより特別なものになりますよ。
他にも、アイスランドではオーロラ体験もできますよ。
→アイスランドの観光先でオーロラ観察!美しい光のカーテンを見るには?
今回の記事を参考に、思い出に残る体験をたくさん楽しんできてくださいね。
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