「愛用の日用品やお土産のお酒を没収された…。」
海外旅行の際、保安検査でこんな経験をしたことはありませんか?
テロ対策の観点から、「液体」の持ち込みには厳しいルールがあります。
知っておかないと検査の際に没収されてしまいますよ。
今回は「海外旅行で持ち込みできない液体物と持ち込むときの注意点」をご紹介します。
目次
100ml(g)を超える液体物はすべて持ち込み不可
飲食物
- 飲み物すべて
- ゼリーやプリン、豆腐や春雨など水っぽい食べ物
- 味噌や醤油といった調味料類
- バターや生クリームなど乳製品
日用品類
- 化粧水や乳液、洗顔フォーム、日焼け止め、歯磨き粉、日常的に使用するもの全般
- シャンプー・リンス・トリートメント、ワックスやオイル等整髪に関するもの全般
- 除光液、マニキュア
- 香水、ハンドクリーム
- 制汗スプレー等、スプレーのもの全般
例外で持ち込めるものもある
医薬品等
- 目薬
- コンタクト洗浄液
- 液状の薬
- カプセルタイプの薬
- 離乳食や流動食等制限食
- ミルク類(乳幼児同伴に限る)
免税店で購入した液体類
100ml(g)以下の液体物を持ち込む方法
100ml(g)以下の液体物であれば持ち込みは可能です。
その場合、次のような対策をすれば持ち込めますよ。
一枚の袋にまとめる

- 中身が確認できる透明なもの
- 縦(20センチ以下)×横(20センチ以下)
- 繰り返し使えるもの
- 密封できるもの
- 容量が1L以下のもの(マチ付きはNG)
預入荷物にいれてしまう
ホテルに着くまで使用しないものは、キャリーケースなど預入荷物に入れてしまいましょう。
預入荷物の規定は、以下の通りです。
- 飲み物を水筒にいれたものはNG(ペットボトルであればOK)
- 24%以上70%以下のアルコールは5Lまで可能
- 荷物の総重量が23㎏にとどまっていること
- 香水、医薬品、化粧品類は容器が500ml(g)以下のもので一人につき2L(kg)以下であること
持ち込みの例


私の場合、薬をジッパーを入れる場合、処方箋も一緒に入れています。
一緒に入れておかないと「この白い粉は何?」と、余計な質問をされるのが嫌なので一緒に入れています(笑)
写真では白い布で包んでいますが、薬はちゃんと中身が見えるように入れてくださいね!
そして、機内で使わないものは、もちろんキャリーケースにポイです。
ここまでやっておいたことで、スムーズに検査を通れたので、参考にしてみてくださいね。
ちゃんと対策したのに!!乗継地での罠

ですが、それは直行便であればの話です。
乗継がある場合、こんな落とし穴があります。

めちゃくちゃ悲しいですよね。
この友人のように、しっかりと対策をとらないと没収されてしまいます。
必ず没収されるというわけではありませんが、ほぼ確実に没収の対象になってしまいます。
乗継便対策もしっかりとしましょう。
これでばっちり。失敗しない乗継便対策とは?

そんなことはありません!対策方法があるので、ご紹介します。
STEBsを利用する
もう一度、預入荷物に入れる
最後の乗継地で購入する
まとめ
100ml(g)を超える液体物はすべて持ち込み不可
手荷物として持ち込める物は
- 中身が確認できる透明なもの
- 縦(20センチ以下)×横(20センチ以下)
- 繰り返し使えるもの
- 密封できるもの
- 容量が1L以下のもの(マチ付きはNG)
- 診断書等があれば医薬品や制限食は持ち込みOK
- 飲み物を水筒にいれたものはNG(ペットボトルであればOK)
- 24%以上70%以下のアルコールは5Lまで可
- 荷物の総重量が23㎏にとどまっていること
- 香水、医薬品、化粧品類は容器が500ml(g)以下のもので一人につき2L(kg)以下であること
- STEBsを利用する(空港が導入しているか要確認)
- 乗継地でキャリーケースに入れてしまう
- 最終乗継地で購入する
※直行便の場合は、気にしなくても大丈夫です。
今回は「海外旅行で持ち込みできない液体物と持ち込むときの注意点」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
「せっかく買ったのにとられちゃった・・・(泣)」ということがないように注意してください。
今回の記事を参考に、液体物の持ち込みに注意して、楽しい旅行にしてくださいね。
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