「グランドキャニオン」という名は、一度は聞いたことがありますよね。
世界遺産でもあり、アメリカを代表する国立公園の一つです。
世界中からたくさんの人が訪れる大人気観光スポットなんですよ!
今回は「アメリカ観光ならグランドキャニオン!行き方とおすすめ観光スポット」をご紹介します。
目次
グランドキャニオンとは?
グランドキャニオンは、アメリカ南西部のアリゾナ州にあります。
1919年に登録されたアメリカで最も古い国立公園です。
ネイティブアメリカンが多く暮らしていた土地で、グランドキャニオンは聖地でした。
古さだけではなく、その大きさも世界最大規模を誇っています。
総面積は4.926㎢もあり、東京都の2倍以上の大きさです。
全長460kmもあり、東京大阪間ほどの渓谷が続いているんですよ!
20億年かけて、コロラド川の浸食などによってできた壮大な渓谷で、一番深い場所で深さ1.600kmもあります。
国内外から毎年500万人以上の観光客が訪れる大人気観光スポットです。
グランドキャニオンにある観光スポットは?
サウス・リム
グランドキャニオンには「ノース・リム」と「サウス・リム」という2カ所の鑑賞スポットがあります。
グランドキャニオンに訪れる9割の観光客が目指すのが「サウス・リム」エリアです。
ツアーなどでも、一般的に「グランドキャニオン」というと、この「サウス・リム」を指します。
また、渓谷しかないイメージがありますが、サウス・リムには、銀行や郵便局、スーパーや駅まであるんですよ。
有名なエルトバーホテルを含む6箇所の宿泊施設もあり、観光スポットとして発展しています。
ガイドブックなどに載っている鑑賞スポットのほとんどはサウス・リムにあり、旅行者も利用しやすいです。
- 年間通して観光できる
- 敷地内にホテルやスーパーなどが整っている
- 絶景ポイントがたくさんある
- 敷地内に鉄道が走っている
- 無料シャトルバスが走っている
ノース・リム
サウス・リムよりも標高が高く、真夏でも涼しいですが、冬季は雪の影響でクローズします。
そのため、ノース・リムは、5月中旬から10月中旬までしか入れません。
ノース・リムにもビューポイントやトレイル(登山道)もたくさんあり、崖っぷちに建っているノース・リムロッジもあります。
ただ、サウス・リムのようなシャトルバスは走っていないので、ビューポイントを周りたい場合はレンタカーが必須になります。
また、サウス・リムとは違って、登山上級者が多く訪れます。
天候も変わりやすいので、ノース・リムに行く場合は、装備や服装などしっかり準備しておきましょう!
・車:$35
・バイク:$30
・徒歩:$20
※15歳以下は無料
入場料は、購入した日から1週間有効で、サウス・リム、ノース・リム共通
年々入場料は高騰しているので、出発前に確認しておくこと
グランドキャニオン「サウス・リムエリア」へ行く方法
グランドキャニオンへの行き方は、大きく分けて3種類あります。
今回は、グランドキャニオンのサウス・リムエリアへのアクセスに絞ってご紹介します。
その1:飛行機で行く方法
飛行機で「グランドキャニオン空港」に行く方法があります。
グランドキャニオン空港へのアクセス方法は、ラスベガスのボウルダーシティ空港から毎日2便出ています。
サウス・リムエリアから約6.5kmと近く、タクシーで10分程度で到着できる点が魅力です。
ですが、ボウルダーシティ空港は国際線ではないので、日本からは利用しにくい部分があります。
その2:近隣大型都市から車で行く方法
続いてご紹介するのは、近隣の大型都市から車でグランドキャニオンへ向かう方法です。
レンタカーなどを借りて移動すれば自由に動けますよ。
時間に余裕があれば、グランドキャニオンとセットで他の観光都市も回るのも良いですよ。
近隣の大型都市からの時間ですが、フェニックスからは片道4時間、ラスベガスからは片道5時間程度が目安です。
旧道と新道が交差して走っている場所もあるので、予め道を確認しておくといいですよ。
旧道にある町に入ると、タイムスリップしたような気分になります。
直線がずっと続き、信号機もほとんどありません。
休憩がしっかり取れるように、時間に余裕を持って移動してくださいね。
その3:ツアーで効率よく回る方法
グランドキャニオンへは、ラスベガスなどからよく催行されているバスツアーで行くこともできます。
往復送迎でガイド付きだと、効率よく回れるので、旅のスケジュールも組みやすい点がメリットです。
また、運転疲れもなく、車内でゆっくりできるのもバスツアーの魅力です。
ただ、バスだと、ラスベガスから片道5時間ほどかかるので、滞在時間が限られてしまうのがデメリットです。
5時間だと短いと感じる人は、宿泊付きのプランなどを選ぶと良いですよ。
周辺は車がないとどこにも行けない場所なので、ツアーを利用して良かったです。
日本語ガイド付きのツアーもあるので、言葉が不安な方にも安心ですね。
ラスベガス発のツアーは日本語ガイドが多くありますよ。
番外編:優雅にヘリコプター!?
番外編として、優雅にヘリコプターでグランドキャニオンを満喫する方法もあります。
ラスベガスやロサンゼルスから出るツアーやグランドキャニオン空港からのツアーなどがありますが、ヘリコプターは、少人数しか乗車できないので、家族連れやカップル、プロポーズの利用にもオススメですよ。
料金は割高ですが、移動時間も少なくグランドキャニオンやラスベガスの絶景を楽しむことができる点が魅力的です。
どこから見ても圧巻ですが、ヘリからの景色はもっと凄いです!!
私が予約したツアーは、ヘリコプターの到着場所がグランドキャニオン空港でした。
サウス・リムまでの送迎とビューポイント2箇所が含まれていましたが、空港までの送迎等がないツアーもあります。
ツアーの詳細を確認してから申し込むようにしてくださいね。
5月中頃~10月中頃までは、1日1便のシャトルバンが走っています。
- 所要時間:4時間半
- 乗車場所:予約時に要確認
- 乗車時刻:ノースリム7:00発 / サウスリム13:30発
- 料金:片道$80/往復$150
- トランスキャニオン・シャトル社HP:https://www.trans-canyonshuttle.com/
予約が必要なので注意してくださいね。
ここは外せない絶景ポイント!
ここはマストなマーサーポイント!
グランドキャニオンで一番人気のスポットが、ガイドブックなどの表紙に飾られる「マーサーポイント」です。
ビジターセンターからも徒歩圏内にあるマーサーポイントは、1年中たくさんの人で賑わっています。
何億万年前の地層が重なり合い、渓谷と地平線を一直線につなぐマーサーポイントの壮大さは、思わず息をのんでしまうほど綺麗ですよ。
一番の見所の時間帯は、なんといっても朝日が昇る瞬間です!
地平線からグランドキャニオンに昇る太陽は、本当に神秘的で、美しい絶景を堪能できますよ。
人の往来は多いですが、柵などもあるので心配ないですよ。
朝日が昇る瞬間は、その場の空気が止まったような美しさで、涙を流す人もいるほどでその光景に感動しました。
夕日を見るならヤバパイポイント!
絶景の夕日を見るなら、ヤバパイポイントがおすすめです。
メインスポットのマーサーポイントからも、徒歩1kmの距離ですし、無料のシャトルバスも出ているので、比較的スムーズに回ることができますよ。
オレンジ色に染まる空とグランドキャニオンは、とてもロマンチックで、素敵なサンセットを楽しめます。
また、マーサーポイントよりも比較的空いているので、ゆっくり見ることができますよ。
夕方頃には観光客が増えてくるので、早めに場所を確保して、夕日が沈むのを待つことをオススメします。
博物館内には、地質学に関する展示物をはじめ、グランドキャニオンの歴史やグランドキャニオンを一望できる展望スペースなどもあります。
お土産コーナーもあるので、疲れて少し休憩するときにもぴったりですよ。
渓谷とコロラド川が見られるホピ・ポイント!
サウス・リムの西側にあるのが「ホピ・ポイント」です。
ここは、渓谷がパノラマビューで見られる絶景ポイントで、ここから見る夕日も綺麗ですよ。
陽の傾きと共に表情を変える渓谷は、陽が沈みきるまで眺めていても飽きません。
3月~11月は、無料シャトルバスで行けますが、一般車両は立ち入り禁止となっています。
ですが、シャトルバスが運行していない冬季は、車で行くことが可能ですよ。
私が行った時は快晴で、陽が沈む直前の夕日を見ることができて感動しました!
まとめ
グランドキャニオンは
- 世界遺産に登録されていて、アメリカ南西部のアリゾナ州にある
- アメリカを代表する国立公園の一つで、アメリカ最古の国立公園
- コロラド川の浸食などによってできた壮大な渓谷
- 国立公園の面積は東京都の2倍以上
- 渓谷の長さは東京ー大阪間ほどの距離
- 世界中からたくさんの人が集まる大人気観光スポット
グランドキャニオンにある観光スポットは
- ノース・リム
- サウス・リム
- 観光客に人気のエリアは「サウス・リム」
ノース・リムは
- サウス・リムよりも標高が高く上級者向け
- 10月中頃から5月中頃は雪でクローズする
- シャトルバスなどの移動手段がない
サウス・リムは
- 年間通して観光が可能で旅行者も利用しやすい
- 敷地内にホテルやスーパーなどが整っている
- 絶景ポイントがたくさんある
- 敷地内に鉄道が走っている
- 無料シャトルバスが走っている
グランドキャニオンに行く方法は
- 飛行機を使う
- 近隣大型都市から車で行く
- ツアーで効率よく回る
- 優雅にヘリコプター
絶景ポイントは
- マーサーポイント
- ヤバパイポイント
- ホピポイント
今回は「アメリカ観光ならグランドキャニオン!行き方とおすすめ観光スポット」をご紹介しました。
ネット上で壮大な写真や動画は見れますが、本物の景色は文字通り「圧巻」ですよ。
グランドキャニオンを訪れたら、きっと世界観が変わります!!!
今回の記事を参考に、グランドキャニオンへ足を運んでみてくださいね。
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足場の悪い所も多く、柵がないところも多いので注意して歩いてくださいね。