「カナダへ旅行に行きたいな。」
と考えたとき、皆さんはどこを思い浮かべますか?
「ロッキー山脈を見て、氷河の上に乗りたい!」
「真っ赤に燃える様な紅葉の街道を見てみたい!」
「ナイアガラの滝は一度は見ておかなきゃ!」
など様々だと思います。
そんな中、誰もが人生で一度は見てみたいと思うのは、やっぱりオーロラですよね。
今回は「カナダでオーロラを見るためのオススメの場所」をご紹介します。
目次
カナダでオーロラが見える場所はどこ?
カナダで有名なオーロラ鑑賞ができるスポットは2ヵ所あります。
- イエローナイフ
オーロラベルトの真ん中に位置し、鑑賞率は95%です。
- ホワイトホース
オーロラベルトの南側に位置し、鑑賞率は90%です。
鑑賞率とは、3日間滞在して1度はオーロラが見れる確率です。
どちらもオーロラベルトの真下にある街で、世界的に見てもとても高い鑑賞確率です。
他の場所でもオーロラ鑑賞は可能ですが、この2ヵ所はオーロラを見ることに特化した街です。
感動する景色が見たいなら、間違いなくオススメできる場所です。
ただ、どちらがいいかを選択するのは、少し難しいようです。
イエローナイフでは綺麗なオーロラが見れなかったので、ホワイトホースでリベンジしたら、最高のオーロラが見れました。
絶対にホワイトホースがオススメです!
というように、行った人によって意見は違います。
こればかりは、運次第としか言いようがありませんが、どちらの場所もすごく綺麗にオーロラが見れますよ。
似たような極北の街ですが、それぞれ違いがあるので、詳細は後ほどご紹介します。
ベストシーズンはいつ?
イエローナイフ、ホワイトホース共にベストシーズンは同じです。
- 8月中旬~9月中旬
短期間ですが、夏でも1か月ほど天気が良くて、鑑賞シーズンが訪れます。
- 12月〜3月
雨がほとんど降らないので、オーロラが見やすい時期です。
ただし、10月から11月にかけて雪が多い時期になるので、この時期はあまりオススメできません。
オーロラは雲の上で起こる現象なので、ベストシーズンは必然的に雲が少ない時期になります。
オーロラは一年中毎日出ていますが、上空80~500kmのところに発生する自然現象です。
太陽から放出された粒子が大気圏に突入したときのエネルギーによって、オーロラは綺麗な色に見えるそうです。
ちなみに、オーロラの色は高度によって違うんですよ。
- 80~100kmの上空では、青やピンク色に光ります。
- 100~200kmの上空では、緑色に光ります。
- 200~300kmの上空では、赤く光ります。
イエローナイフへ行こう!
イエローナイフの魅力を知ろう
ノースウエスト準州の州都で、世界的に有名なオーロラの観光地です。
イエローナイフの特徴は、とても晴天率が高いことです。
3日間の滞在で95%の確率でオーロラが見られるため、「世界で一番オーロラが見れる場所」と言われています。
ここでは、「爆発」と呼ばれる天空からシャワーのように降り注ぐようなオーロラを見ることができます。
ちなみに、オーロラの見え方は「レベル」で表現します。
レベルは1〜5まであり、レベル5はとても活発に動くオーロラで、レベル1は肉眼でかろうじて確認できるオーロラです。
私は、イエローナイフで「爆発」と言われるオーロラを見ました。
3日間滞在して、少し動きが確認できるレベル3以上のオーロラを2日間も見ることができました。
クネクネと光が空全体に素早く動いてどんどん姿を変えていましたよ。
色も次々と変わり、まさに天体ショーを見ているかのようでした。
こんなにオーロラが動く物だとは知らず、とても綺麗でした。
自然の凄さに圧倒されて、自然と涙が出ていました。
一緒に見ていた観光客の方も、感動して泣いていましたよ。
イエローナイフはツアーがオススメ
「夜の時間をずっとオーロラを見るために使いたい」
「オーロラを独り占めしたい」
と思う方も多いですよね。
その中には、カナダは治安も良く交通も便利なので
「ツアーではなく、公共機関やレンタカーを使って行こう!」
と考えている方もいるかもしれません。
ですが、初めての慣れない土地で、レンタカーを借りて真っ暗な場所を運転して長時間オーロラを待つのは危険です。
それに、オーロラは街外れに行かないと、あまり綺麗に見れないかもしれません。
その点ツアーであれば、広くて遮るもののない、オーロラ鑑賞施設である「オーロラビレッジ」へ案内してくれます。
日本人のスタッフもいて、とても親切でしたよ。
オーロラビレッジ内では、ティーピーという原住民が使っているテントの中で待つことができますよ。
このティーピーは可愛く、よくオーロラとセットで写真が撮られたり、夜食として温かいスープなどを出してくれる場所として有名です。
ティーピーで過ごすこと自体が思い出になりますよ。
日中もオプションで市内ツアーや犬ぞりなどのアクティビティも用意されているので、元気のある方は参加してみてくださいね。
クローゼットの中には、以下の防寒着がセットされていました。
- 防寒着上下
- 手袋
- フェイスマスク
- スノーブーツ
ツアーで良かったことの一つに防寒着の貸出しがありました。
外の気温は、大体−30℃位だったので、日本からの防寒着では寒さを防げないと思っていました。
ですが、防寒着を用意してくれていたので、ポカポカして温かかったです。
もちろんツアーなので「オーロラビレッジ」の滞在時間は決まっています。
ただ、「もう少し見たいな」と言う方は、オプションで時間を延ばすことも可能です。
私はホテルに戻らないといけない時間に、ちょうどオーロラが綺麗に出てきました。
「もう帰らないと行けないから、残念だな。」
と思っていましたが、オーロラが落ち着くまで待ってくれていましたよ。
イエローナイフの観光場所は?
イエローナイフは、とっても小さな街なので観光スポットはあまり多くありません。
ですが、無料で入れる施設があるのでご紹介します。
ビジターセンター
「観光案内所」なので、地図や観光地のパンフレットがもらえます。
有料ですが、「北緯60度を超えた証明書」を発行してくれるので、旅の記念になります。
また、無料で小さなナイフの形をしたピンバッチも貰えたり、お土産も売っていますよ。
博物館
1979年にチャールズ皇太子が開館した博物館です。
ノースウエスト準州の歴史や文化遺産が展示されています。
また、デネ族やイヌイット等の先住民の文化や芸術に触れることもできますよ。
大きくはありませんが、興味深く楽しく見学できる場所です。
ノースウエスト準州議事堂
白熊の毛皮があったり、権威のある杖が展示されています。
実際に中に入ってみると、とても面白く勉強にもなる場所です。
受付では、日本語オーディオガイドを借りました。
オーディオガイドを返却する時にピンバッチを頂き、自分への良いお土産になりました。
パイロットモニュメント
琵琶湖の42倍の大きさもあるグレートスレイブ湖が一望できます。
ゴールドラッシュの際に、金を求めて飛び立ったパイロットたちの記念のモニュメントがあります。
ダウンタウンよりオールドタウン方面へ徒歩で30分弱かかるので、寒い冬はバスやタクシーを使っても良いかもしれません。
ただし、階段を70段ほど登るので、冬場は足元に気をつけてくださいね。
ホワイトホースへ行こう!
ホワイトホースの鑑賞確率は90%で、イエローナイフよりは確率が少し下がります。
ですが、北欧などでは65%位と言われていて、鑑賞できる可能性は全然違います。
ホワイトホースの魅力を知ろう
ホワイトホースは山岳地帯にあるため、大自然の中のオーロラ鑑賞にピッタリな場所です。
空気がとても綺麗なので「世界一大気汚染の少ない都市」と言われています。
ホワイトホースは何と言っても、街から離れたロッジに宿泊して、ロッジのバルコニー等でオーロラ鑑賞ができるところが一番の魅力です。
宿泊場所は暗い場所にあることが多いので、宿に泊まりながらオーロラを待つことができます。
空港送迎をしていたり、日本人スタッフのいるロッジもあるので、ホワイトホースは個人でのオーロラ観光も可能ですよ。
街の雰囲気もとっても可愛らしいので、街自体も楽しみたい方にオススメです。
防寒着の貸出しをしているロッジも多いですよ。
ロッジの雰囲気が知りたい方は、以下の動画を参考にしてくださいね。
ホワイトホースの観光場所は?
観光場所は多くありませんが、雑貨屋やアウトドアショップなどもあり、買い物も楽しめる街です。
街を流れるユーコン川の色がエメラルドグリーンで驚きました。
川沿いに5km程の遊歩道も整備されていて、夏場はウォーキングも楽しめますよ。
タキーニ温泉
ホワイトホース郊外にある、かけ流しの温泉です。
日本の温泉と違い、水着を着て入る混浴温泉のイメージです。
真冬の極寒の中でも、温泉にじっくり浸かっているとポカポカして、とっても気持ちが良いですよ。
私は温泉に浸かりたくて、ホワイトホースを選びました。
-20度になる真冬では、髪の毛を濡らすと真っ白に凍り付きます。
友達同士で遊んで盛り上がりましたよ。
SSクロンダイク号
街のシンボルにもなっているゴールドラッシュ時代の木造蒸気船です。
ホワイトホースの大自然との調和が素晴らしく、静かで美しい場所ですよ。
残念ながら中には入れませんが、外観だけ見ても楽しめますよ。
マクブライド博物館
ホワイトホース中心部にある博物館で、ユーコン準州の歴史や文化遺産が展示されています。
旧日本軍の風船爆弾が展示されているので、興味がある方は行ってみてくださいね。
広いのでゆったりと見学できますよ。
ベリンジア博物館
5万年ほど前に氷河期時代を生きていたマンモス等の骨格標本が展示されています。
「動物たちがどうやって生き残ったのか」を知ることができますよ。
少しアクセスは不便ですが、マンモスなど氷河期の生き物に興味がある方は楽しめる場所です。
開館日が少ないので、行く前には開いているかチェックしてくださいね。
まとめ
カナダでオーロラが見える場所は
- イエローナイフ
- ホワイトホース
ベストシーズンは
- 8月中旬~9月中旬
- 12月~3月
イエローナイフの魅力は
- 晴天率の高さ
- 世界で一番オーロラの見える場所
- イエローナイフはツアーがオススメ
イエローナイフの観光は
- ビジターセンター
- 博物館
- ノースウエスト準州議事堂
- パイロットモニュメント
ホワイトホースの魅力は
- 宿泊先のロッジからオーロラを鑑賞できる
- 時間制限がない
- 個人手配も可能
ホワイトホースの観光は
- タキーニ温泉
- SSクロンダイク号
- マクブライド博物館
- ベリンジア博物館
今回は「カナダでオーロラを見るためのオススメの場所」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
「一生に一度は見たい」と言われるオーロラですが、実際見るとあまりの素晴らしさに2度、3度と訪れたくなりますよ。
今回の記事を参考に、憧れだったオーロラ鑑賞をカナダで実現してみてくださいね。
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