下手すれば没収!?海外旅行で持ち込みできない液体とは?

「愛用の日用品やお土産のお酒を没収された…。」

海外旅行の際、保安検査でこんな経験をしたことはありませんか?

テロ対策の観点から、「液体」の持ち込みには厳しいルールがあります。

知っておかないと検査の際に没収されてしまいますよ。

今回は「海外旅行で持ち込みできない液体物と持ち込むときの注意点」をご紹介します。

100ml(g)を超える液体物はすべて持ち込み不可

100ml(g)を超える容器に入れられた液体物は、すべて持ち込み不可能となります。

飲食物

  • 飲み物すべて
  • ゼリーやプリン、豆腐や春雨など水っぽい食べ物
  • 味噌や醤油といった調味料類
  • バターや生クリームなど乳製品
飲み物はもちろんのことですが、ゼリーなどのちょっとしたおやつも持ち込めません。
 
このような規定は国ごとに違います。
 
「梅干しはだめらしいけど、常備してたカリカリ梅はなぜかOKだった(笑)」なんて声もあります。
 
不安であれば、問い合わせましょう。
 
ただ、ここに表記されていないものでも、水っぽいものはすべて該当すると思ってください。
 
持ち込まないのが無難です。

日用品類

  • 化粧水や乳液、洗顔フォーム、日焼け止め、歯磨き粉、日常的に使用するもの全般
  • シャンプー・リンス・トリートメント、ワックスやオイル等整髪に関するもの全般
  • 除光液、マニキュア
  • 香水、ハンドクリーム
  • 制汗スプレー等、スプレーのもの全般
このように、日常の必需品もすべて対象となります。

例外で持ち込めるものもある

「液体は、ほぼ持ち込めないじゃん!」と思いますよね。
 
ですが、例外で持ち込めるものもあるんですよ。

医薬品等

  • 目薬
  • コンタクト洗浄液
  • 液状の薬
  • カプセルタイプの薬
  • 離乳食や流動食等制限食
  • ミルク類(乳幼児同伴に限る)
上記のものは持ち込みできます。
 
ただ、病名の書かれた診断書や処方箋の写しなど、薬の必要性を証明するものの提示が必要になる場合があります。
 
しっかりと準備しておきましょう。

免税店で購入した液体類

出国の手続きを終えた後のエリア(クリーンエリアといいます)で購入した液体物は、すべて持ち込みできます。
 
なので、飲み物や保湿クリーム、歯磨き粉など、機内で使うようなものは免税店で揃えるのが無難です。

100ml(g)以下の液体物を持ち込む方法

100ml(g)以下の液体物であれば持ち込みは可能です。

その場合、次のような対策をすれば持ち込めますよ。

一枚の袋にまとめる

  • 中身が確認できる透明なもの
  • 縦(20センチ以下)×横(20センチ以下)
  • 繰り返し使えるもの
  • 密封できるもの
  • 容量が1L以下のもの(マチ付きはNG)
容器が100ml(g)以下のという制限は変わりませんが、上記の条件を満たした袋に入れることができれば、持ち込み可能です。
 
ただし、一人につき一袋までなので、必要最低限のものを入れるようにしてくださいね。
 
また、診断書等を提示しなければならない医薬品等も、袋に入れておけば、何も提示しなくても持ち込めます。
 
100円ショップに売ってる袋でOKなので、必ず用意しましょう。
 
もし、空港に着いてから買い忘れに気づいても、空港内のお店で購入できるので安心してくださいね。

預入荷物にいれてしまう

ホテルに着くまで使用しないものは、キャリーケースなど預入荷物に入れてしまいましょう。

預入荷物の規定は、以下の通りです。

  • 飲み物を水筒にいれたものはNG(ペットボトルであればOK)
  • 24%以上70%以下のアルコールは5Lまで可能
  • 荷物の総重量が23㎏にとどまっていること
  • 香水、医薬品、化粧品類は容器が500ml(g)以下のもので一人につき2L(kg)以下であること

持ち込みの例

マタタビ
持ち込みの一例をご紹介します!

私の場合、薬をジッパーを入れる場合、処方箋も一緒に入れています。

一緒に入れておかないと「この白い粉は何?」と、余計な質問をされるのが嫌なので一緒に入れています(笑)

写真では白い布で包んでいますが、薬はちゃんと中身が見えるように入れてくださいね!

そして、機内で使わないものは、もちろんキャリーケースにポイです。

ここまでやっておいたことで、スムーズに検査を通れたので、参考にしてみてくださいね。

ちゃんと対策したのに…乗継地での罠

マタタビ
先ほど、ご紹介した対策方法であれば、ほぼ問題ありません。

ですが、それは直行便であればの話です。

乗継がある場合、こんな落とし穴があります。

友人
クリーンエリアの免税店で買い物をしたけど、乗継地に降りたとき、すぐに保安検査されて、買ったものを、ほとんど没収されたよー。

めちゃくちゃ悲しいですよね。

この友人のように、しっかりと対策をとらないと没収されてしまいます

必ず没収されるというわけではありませんが、ほぼ確実に没収の対象になってしまいます。

乗継便対策もしっかりとしましょう。

これでばっちり!失敗しない乗継便対策とは?

マタタビ
直行便じゃない場合は、諦めるしかないのでしょうか?

そんなことはありません!対策方法があるので、ご紹介します。

STEBsを利用する

STEBs(Security Tamper Evident Bag)というのは「この液体はクリーンエリアで買った安全なものですよ!」ということを証明するバッグです。
 
「不正開封防止袋」とも言います。
 
乗り継ぎ地で没収されてしまうのは、その液体がクリーンエリアで購入したものだと証明することができないからです。
 
STEBsは、クリーンエリアで購入したということを証明できます。
 
購入したお店で申し出れば、もらうことができます。
 
また、この袋は特殊で、一度開封すると証拠が残るようになっています。
 
「一度開封された袋は安全性がない」と判断されて没収されてしまいます。
 
なので、STEBsに入れたら、最後の空港を抜けるまで絶対に開けないようにしてください。
 
注意しなければならない点は、全ての空港が、このSTEBsを導入しているわけではないということです。
 
STEBsを利用するなら、次の乗継空港が導入されているかどうか、しっかり調べておきましょう。

もう一度、預入荷物に入れる

乗り継ぐ航空会社が別々の場合限定ですが、乗継地に着いたら、一旦預けたキャリーケースなどを全て受け取る必要があります。
 
そのときに、しれっと預け入れ荷物に入れてしまいましょう。
 
キャリーケースに入れる場合にも重量制限がありますが、それらをクリアすれば問題ありません。
 
ただし、遅延などの理由から移し替える時間がないときもあります。
 
そのような点も十分に考えて、計画を立ててくださいね。

最後の乗継地で購入する

最後の乗継地で、液体物を買ってしまえば怖いものなしです。
 
お土産のみを買う場合は、この方法が一番簡単でオススメですよ。

まとめ

100ml(g)を超える液体物はすべて持ち込み不可

手荷物として持ち込める物は

  • 中身が確認できる透明なもの
  • 縦(20センチ以下)×横(20センチ以下)
  • 繰り返し使えるもの
  • 密封できるもの
  • 容量が1L以下のもの(マチ付きはNG)
  • 診断書等があれば医薬品や制限食は持ち込みOK
※袋の中にいれる容器も100ml(g)を超えてはいけません。
 
預入荷物に入れることができる物は
  • 飲み物を水筒にいれたものはNG(ペットボトルであればOK)
  • 24%以上70%以下のアルコールは5Lまで可
  • 荷物の総重量が23㎏にとどまっていること
  • 香水、医薬品、化粧品類は容器が500ml(g)以下のもので一人につき2L(kg)以下であること
※上記の条件を満たしていれば、ほぼ大丈夫です。
 
乗継便で没収されないようにするには
  • STEBsを利用する(空港が導入しているか要確認)
  • 乗継地でキャリーケースに入れてしまう
  • 最終乗継地で購入する

※直行便の場合は、気にしなくても大丈夫です。

今回は「海外旅行で持ち込みできない液体物と持ち込むときの注意点」をご紹介しましたが、いかがでしたか?

「せっかく買ったのにとられちゃった・・・(泣)」ということがないように注意してください。

今回の記事を参考に、液体物の持ち込みに注意して、楽しい旅行にしてくださいね。

【2024年最新】海外旅行保険はエポスカードでお得に旅をしよう!

海外旅行で怖いのは、病気や事故に遭ってしまうことです。

2023年度に、事故や病気などで海外旅行保険を利用した人は3.70%でした。
つまり、30人に1人は、海外旅行保険を利用しています。

エポスカードは無料なのに傷害死亡・後遺傷害の補償額が3,000万円と他のクレジットカード(楽天カードなど)に比べて補償額が手厚いので、旅好きの人から選ばれています。

年会費も永年無料でその場で(スマホで45秒で申し込み&即日発行可能!
今なら2,000円相当のクーポンまたはポイントをプレゼント中♡

エポスカードが人気の理由

  1. 年会費永年無料
  2. 旅行代金を1円以上払うだけで、海外旅行保険が無料で付いてくる[
  3. 出国から最長90日間保険適用
  4. 疾病や携行品損害への補償内容が手厚い
  5. 2,000円相当のクーポンまたはポイントがもらえる
  6. 旅行直前でも5分で入会&即日発行可能

↓年会費永年無料のエポスカード↓
✅5分で入会&即日発行可能
✅2,000円相当のクーポンまたはポイントGET

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA