イギリスの年末年始は、どんなイメージがありますか?
年末年始のイギリス ロンドンはイベントが多く、毎年ロンドンでは年越し花火が盛大に上げられ、街中が一体となって年明けのお祝いをするんです!
今回は「イギリスで過ごす年末年始!!おすすめの観光スポット7選と注意点」をご紹介します。
目次
年末年始におすすめの観光スポット7選
ロンドン自然史博物館
ロンドン自然史博物館は、鉱物や恐竜コーナーなど、見応えのある展示物を見れる施設です。
特に恐竜好きなお子さんには、貴重で思い出に残る写真をたくさん撮れるスポットです。
また、東日本大震災の揺れを体験できるコーナーもありますが「日本人なら誰しもがあの揺れの何倍も大きい揺れを体験しているので少し物足りない。」という意見もありました。
自然に関する様々な展示物は見応えがあるので、ぜひ訪れていただきたいスポットです。
他にも映画「パディントン」が好きな人は縁のある場所なので、旅行先の一つとして選ぶ人も多いそうです。
チケット代は無料ですが、オンラインで時間指定して行くことをオススメします。
チケットもお手洗いも無料ですが、コートを預けるのは有料で3£(約610円)かかり、何を預けるかによって値段が異なります。
営業時間:平日、土日祝10:00〜17:50
定休日:12月24日、25日、26日
電話番号:+44-20-7942-5000
最寄駅:サウスケンジントン駅から徒歩2分
入場料:大人、子ども無料 / 5£〜50£(約1,016円〜約10,168円)の範囲で寄付可能
予約方法:ロンドン自然史博物館予約サイト(英語のみ)
公式サイト:ロンドン自然史博物館公式ホームページl
ハイドパーク ・ウィンターワンダーランド
イギリスの首都ロンドンのハイドパークで開催される期間限定の移動遊園地「ウィンターワンダーランド」は、ロンドンを代表するクリスマスイベントのひとつです。
ジェットコースターやメリーゴーランドなどのアトラクションだけでなく、アイススケートや屋台まで併設されています!
また、鮮やかなイルミネーションで飾られた会場はロマンティックな雰囲気で溢れ、子どもから大人まで1日中飽きることなく楽しめる観光スポットです。
そして、年末年始に行く最大のメリットが「入場料無料」というポイントです!
特に家族で旅行する場合、入場料が無料になることで、お財布もすごく助かります。
アトラクションに関しては、時間帯によって追加料金が発生しますが、歩くだけでもクリスマス気分に浸れるので、年末年始おすすめの観光スポットです。
開催期間は毎年11月中旬から1月1日までなので、年末年始のイギリス旅行でも十分間に合いますよ!
営業時間:10:00〜22:00
定休日:なし
電話番号:+44-20-8233-5400
最寄駅:Victoria駅, Bond Street駅、Paddington駅から徒歩20分
事前予約:ウィンターワンダーランド公式ホームページ
テムズ川
花火は日本だと夏の風物詩のイメージがありますが、イギリスでは冬のイメージが強いんです!
理由は、毎年大みそかにテムズ川で打ち上げられる「ロンドン年越しカウントダウン花火」があるからです。
世界中からは華やかな年越しをしようと、通常の数倍以上の旅行客がテムズ川周辺に集まります。
テレビ中継も入り、音楽や人々の熱気で大盛り上がりになるので、イギリスの中では一大イベントなんです!
公園や路上でお酒を飲んでいる人もいるので、危険じゃないけど少し酔っ払いが多いイメージでした。 花火は10分程度ですが、隅田川の花火大会よりも数が多く、スマホで写真を撮ってる人がたくさんいて、とても綺麗でした!!
おしくらまんじゅう状態になっても大丈夫な動きやすい服装で鑑賞することをオススメします。
特に女性は、ヒールやブーツで行く場合、足元に注意してください。
街全体がお祭り騒ぎで、テムズ川周辺の道路や橋では交通規制が入るほどの人混みです。
お年寄りや子どもと一緒に行くときは事故やスリ、盗難などのトラブルに気を付けてください。
営業時間:24時間
定休日:なし
最寄駅:エンバンクメント駅から徒歩8分
入場料:無料
ロンドンの街並み
リージェント通りのイルミネーション
年末年始にイギリスに行くなら、ロンドンの街並みも素敵なので要チェックです!
11月上旬からクリスマスまでのホリデーシーズンに入ると、ラジオからは朝から夜まで楽しげなクリスマスの音楽が流れ、街に出ればキラキラした建物のイルミネーションに目を奪われます。
冬ならではのイギリスの街を楽しみたい!という人には、オススメの時期ですよ。
ロンドンの中心部にあるリージェント通りは、イルミネーションだけでなく、ショッピングや食事をするにもオススメの観光スポットです。
イギリスは歴史ある建築物も多く、イルミネーションとの組み合わせも素敵で忘れられない年末年始を過ごせること間違いなしですよ。
- サマセット・ハウス【住所:Strand, London WC2R 1LA】
- カーナビー・ストリート【住所:Carnaby St Soho, London, 】
- リージェント・ストリート【住所:Regent St, Soho, London W1B 5AH 】
- キューガーデン【住所:Station Approach, London TW9 3BZ】
ロンドンでしか味わえない美しいイルミネーションを見れば、一生の思い出になること間違いしなしです!
ナショナル・トラストの「オスタリー・パーク・アンド・ハウス」
年末年始は静かに過ごしたいという人には「ナショナル・トラスト – オスタリー・パーク・アンド・ハウス」がオススメです。
ロンドンのヒースロー空港の近くにあり、アクセスもしやすいカントリーハウスです。
18世紀後半のイギリス貴族の暮らしぶりに触れることができ、歴史に興味がない人でも満足できますよ!
クリスマスの時期には、ツリーやガーランドといった季節の飾り付けがされるので、イルミネーションを目的に訪れる人も多く、密かに人気の観光スポットです。
敷地内には牧場や鳥たちが水浴びするなど、緑あふれる公園を楽しめますよ。
また、オスタリーハウスとパークは、建物内とバックガーデン以外は無料で見学できるので、「年末年始は観光客が少ない所でゆったり過ごしたい!」という人にオススメのスポットです。
広い敷地のハウス裏には大きな庭園があり、牧場や湖、子ども向けのアスレチックまであったので、子連れでもゆっくり散策できるスポットだと思いました。
営業時間:平日、土日祝9:00〜16:00
定休日:不定休
電話番号:+44-20-8232-5050
入場料:ナショナル・トラスト – オスタリー・パーク・アンド・ハウス
公式サイト:ナショナル・トラスト – オスタリー・パーク・アンド・ハウス公式サイトl
ウェスト・エンド(ミュージカル)
年末年始のロンドンを有意義に楽しむには、ウエストエンドで本場のミュージカルを鑑賞するのもオススメです!
年末年始も無休で「レ・ミゼラブル」や「オペラ座の怪人」などの人気演目が上演されています。
実は、ウエストエンドの劇場地区は、アメリカのブロードウェイと同じくらい有名なんですよ!
英語があまり得意ではない人でも、演目には歌を中心に組まれたプログラムや馴染みのあるディズニー原作の舞台などを多く取り込んでいるので、言葉の心配をせずに楽しめることが特徴です!
気になる人は、ぜひ足を運んでみてくださいね!
冬の大バーゲン「ボクシング・デー」
クリスマスを過ぎた26日からは、イギリス全土で開かれる冬の大バーゲン「ボクシング・デー」が開催されます。
ボクシング・デーとは、クリスマスに売れなかった商品がさらに安くなる大バーゲンのことで、毎年セールをやっているお店が人で溢れかえるほど人気を集めています!
「ボクシング・デー」を対象としているお店では、日用品からハイブランドまで取り扱っていて、欲しいものを安く手に入れる年に一度のチャンスです。
25日は営業していないお店が多いのに対し、26日はほとんどのお店が営業しています。
混雑は避けられませんが、旅行のお土産や自分へのプレゼントを探すのにぴったりな大バーゲンなので、ぜひ一度足を運んでみてください!
でも、食料品や服などが本当に安くて、お土産選びがすごく楽しかったです! クリスマスが終わり、街全体が大みそかの雰囲気で活気づいていました。
イギリス人の年末年始の過ごし方は?
日本のお正月と同じように家族で過ごすことが多く、ほとんどの学生は20日頃になると冬休みに入ります。
普段は仕事に追われている大人も、クリスマスが近づくと「クリスマス休暇」と呼ばれる1~2週間の長期休暇を取る人が多く、家族団らんのクリスマスとは反対に、31日は友人と賑やかに過ごすのがイギリス流です。
そのため、25日のクリスマス当日は祝日扱いとなり、基本的に銀行やレストラン、大手の百貨店からスーパーまでほとんどお休みになります。
一方、31日の大みそかは休日としてみなされていません。
そのため、大みそかは友人達とパブに行き、年末のカウントダウンを楽しむ人が多く見られます。
ナイトクラブで新年を祝う若い人が本当に多かったです。 また、ロンドンの大みそかは朝まで地下鉄やバスが運行しているので、新年はいつもと違う雰囲気で楽しかったです!
日本とはスケールが違い、家で飾るクリスマスツリーは本物の木を使い、街中のクリスマスマーケットやイルミネーションも年明けまで続きます。 映画「ホームアローン」をイメージすると分かりやすいですが、24日のイブには教会のミサに行き、25日は家族と特別なクリスマスディナーを食べながらゆったりと過ごすのがイギリス流の過ごし方です!
1月1日
日本と同じく、イギリスの元旦は祝日扱いです。
日本では年をまたぐと除夜の鐘の音が鳴り響きますが、イギリスでは午前0時になると街や都市で花火が打ち上げられます。
首都ロンドンのビックベンでは0時に12回のチャイムが鳴り、同時に花火が打ち上げられるので、集まった人々からは新年を祝う歓声が上がります。
しかし、元旦は祝日に当たるため基本的にお店や企業は休業していて、昼間に外出しても車や人はほとんど見当たらず、イギリスで最も静かな日と言われています。
また、年越しの際、イギリス人はたくさんお酒を飲むので、元旦は昼まで寝ていることも多いんです。 日本とは違った文化を感じられて面白いですよ!
大みそかと元旦は家でのんびりと過ごすのが一般的です。 元旦は外に出ても、歩いているのは私だけ?というくらい街に人がいないので移住したての頃は驚きました。
1月2日
イギリスのお正月明けは早く、2日から平日扱いになり普段と変わらない日常が始まります。
この頃になるとホリデーシーズンから続いたクリスマスなどのお祝いムードも徐々に無くなり、街はいつも通りのイギリスに戻っていきます。
新年にお祝いごとが無いので、学生の冬休み明けは日本よりも早く、社会人は早くて2日から仕事始めという人もいます!
最近は、観光客が増えたことで長期休暇でも開いてるお店も多く、年明けの2日頃に訪れても基本的にお店は開いているので安心していただいて大丈夫です。
ロンドンは、多民族な都市で様々な文化が混じり合うので、年末年始の過ごし方も一つではありません。 クリスマスを祝うのはキリスト教徒の人々なのでお店を営業していないところも多いですが、アジア系やアラブ系のお店はクリスマスに関係なく営業していることも多いです。 一部では、元旦を祝う習慣はない代わりに中国の旧正月が浸透している所もあります。 チャイナタウンでは、大きな龍が街を練り歩くので、パレードを見ようとたくさんの人々が集まります。
年末年始にイギリスで過ごす時の注意点
レストラン
クリスマス時期のレストランは、予約で満席になっている店が多いので、早めの予約をオススメします。
バーも予約客で埋まっていることが多く、団体での利用やパーティーが行われていることもあるため、空いている席を探すのも一苦労です。
また、レストランやバーは25日の祝日以外は“特別営業時間”が適用されていることがほとんどで、通常より営業時間は短くなっています。
そのため、予約の有無に限らず事前にお店のSNSやサイトを確認しておくことをオススメします。
25日に外食したい場合は、要注意です。 イスラム・インド系の人たちが経営するお店は、クリスマスでも営業していますが、基本的には休業していると思ったほうが無難です。 チャイナタウンやインドカレー屋は比較的クリスマスでも営業していて、安くて美味しいと評判ですが、営業時間は事前に確認しておくことをオススメします。
航空券
世界でもトップクラスのカウントダウンイベントがあるイギリスは、年末年始の航空券の金額も跳ね上がるため、チケットを取る際には注意が必要です。
一般的には15万円前後で行けますが、年末年始になると航空会社関係無く19万~27万円あたりが相場です。
チケットは早期購入でコストを抑えることが可能なので、予定が決まり次第できるだけ早めに予約することをオススメしますよ!
また、年明けの2日を過ぎると飛行機の航空券は最安値に近くなり、数日の違いで金額は大きく異なります。
施設
ロンドン市内には美術館や博物館などの観光スポットがたくさんありますが、基本的に24日~26日、30日~31日、1月1日は休業です。
観光スポットやイベントに行くなら、年末年始の営業時間や現地の祝日などの情報を事前にサイトで確認してから、旅行のスケジュールを立てることをオススメします。
また、スケートリンクや大観覧車、サーカス、アイスショーなどの有料施設は営業しているところもあり、昼間は比較的空いていることが多いため、スケジュールに空きがあれば、ぜひ行ってみてください!
交通
ロンドンの交通機関は12月24日~1月1日まで特別ダイヤでの運行になります。
クリスマス当日の25日は、市内の公共交通機関、地下鉄は完全に運行停止となります。
テムズ川を横断するケーブルカーや水上バスなどの運行も含めてロンドンすべての交通公共機関が休みになるので、25日に旅行する人は注意が必要です。
クリスマス前になるとバスや地下鉄などの交通機関において、間引き運転や日曜運行などの特別ダイヤの採用が公表されるので、ホリデーシーズンの運行予定は「ロンドン交通局サイト」で事前によく確認して、早めに移動手段を確保するようにしましょう。
また、大みそかから元旦にかけては、ロンドンの中心街を通る地下鉄やその他の交通機関は終夜運転に切り替わり、大幅なルート変更が適用される可能性があります。
その他、大雪や凍結、霜などの天候状況によって運行休止や遅れが出ることもあります。
出かけるのが厳しい天候の時は外出を控えるか、無理をしない程度に公共交通機関を利用するようにしてください。
旅行の移動日を12月25日に設定すると移動手段に困ることが多く、交通事情は事前のチェックが必須です。 空路でロンドンに行く人は、ヒースロー空港からの移動手段も改めて確認した方が安心です。 混雑する可能性が高いので、くれぐれも移動時間に余裕を持って計画してください!
31日の23時45分~4時30分までの間は、地下鉄やバスなどの運賃が無料で乗り放題ですが、毎年多くの人でごった返します。 カウントダウン花火のイベントが近くで行われるロンドンアイや国会議事堂周辺の駅や大通りは、混雑を避けるため午後2時頃から通行止めになることがあるので注意しましょう。 31日もスケジュールには余裕を持つようにしてくださいね。 年末年始におすすめの観光スポット7選は イギリスの年末年始は イギリスで年末年始を過ごす時の注意点は 今回は「イギリスで過ごす年末年始!!おすすめの観光スポット7選と注意点」をご紹介しましたが、いかがでしたか? 年末年始のイギリスは、各地でクリスマスマーケットが開かれたり、臨時のアイススケート場ができたりと外で遊べるイベントがたくさん揃っていて楽しいですよ! 今回の記事を参考に、通常とはひと味違った年末年始のイギリス旅行を楽しんできてくださいね! 海外旅行で怖いのは、病気や事故に遭ってしまうことです。 2023年度に、事故や病気などで海外旅行保険を利用した人は3.70%でした。 エポスカードは無料なのに傷害死亡・後遺傷害の補償額が3,000万円と他のクレジットカード(楽天カードなど)に比べて補償額が手厚いので、旅好きの人から選ばれています。 年会費も永年無料でその場で(スマホで)45秒で申し込み&即日発行可能! ↓年会費永年無料のエポスカード↓まとめ
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