常夏のイメージが強いベトナムですが、実はベトナムにも雨季があります。
ベトナムの雨は、長時間降る日本の雨とは違い「スコール(突発性豪雨)」が降ったり止んだりを繰り返すのが特徴です。
旅行中、雨が降ると事前に予定していた計画が台無しになりますよね。
雨季の特徴を知って旅行の計画を立てると、より楽しいものになりますよ。
今回は「地域ごとの雨季の違いと雨季のベトナムでの注意事項」をご紹介します。
目次
ベトナムの気候
気候の特徴
ベトナムは日本と同じように南北に渡って縦長で、南部・中部・北部によって気候に差があるのが特徴です。
全体的には高温多雨で1年を通して気温が高く、中南部~南部の地域はイメージの通り常夏です。
もう一つの特徴は、一年を乾季と雨季に分けることができることです。
乾季と雨季は約半年ごとに入れ替わります。
ベトナムの雨季
今日のダナンは雨。ゴルフ日和ではないですね😭今、ベトナムが雨季だなんて、こっちに来て初めて知ったよー💦 pic.twitter.com/2Yvnqmz59H
— Eiko Oizumi (@EOizumi) December 3, 2016
ベトナムの雨季は、5月の半ば頃から始まります。
観光地で人気の南部や北部は5月~11、12月頃まで雨季となり、9月~12月はベトナム全土で雨季になります。
天気予報も雨が多いですが、日本のように長雨になることはありません。
ベトナムの雨は、激しい雨が降り、数十分したら止むという「スコール(突発性豪雨)」がほとんどです。
スコールは、1日1回~3回ほど断続的に繰り返され、晴れる日にスコールが降る場合は、比較的早く止む傾向があります。
ベトナムの道は土で作られていることが多く、雨が降ると靴が泥であっという間に汚れます。 食事に行って雨の中を歩いただけで、買ったばかりの靴が泥だらけになったのは残念でした。
スコールのメリット
雨季のベトナムは、晴れている間でも日差しが非常に厳しいです。
北部だと湿度が80%を超える日が続き、それに加えて気温が高いのでジメジメとした天気になります。
スコールが降ると気温が下がるだけでなく、風が吹くので体感温度が下がり過ごしやすくなります。
スコールが降る前は30度を超えていた気温もスコール後は27度くらいに下がるので、スコールが降った後の方が観光日和になると言う在住者も多くいます。
スコールの後の方がアウトドア観光に向いた気温になるので、暑さに弱い人も楽しめますよ。
現地の雨を熟知しているベトナム人は、雨の日の移動でもバイクを使うんですよ。 カラフルなカッパを着て雨の日を楽しんだり、カフェに寄って街の様子を眺めながら雨が上がるのを待ちます。
雨季の時期はトロピカルフルーツの収穫が始まるので、現地で新鮮なトロピカルフルーツが食べられることも嬉しかったです。
地域ごとの特徴
ホーチミンなどの南部
ベトナム、ホーチミンは本格的な雨季に突入!1時間でこんなに水溜まりができる。ビジネスマンはアポの取り方も雨季に合わせて変えて行かないとね! pic.twitter.com/kQbepaInBV
— じぇっと2号/将とは智信仁勇厳なり (@jet_nakajima) May 10, 2019
観光地として人気のホーチミンがある、南部の雨季は5月~10月頃です。
雨季の後半になると1日中スコールが続きます。
一時的に降り、止んだら晴天になるという天気を1日中繰り返すのが特徴です。
ホーチミンでは、雨季でも基本的に30度を超える暑さが続きます。
5月~11月頃までは気温が高いですが、15分~40分ほどのスコールが降った後は気持ちよく晴れて観光日和になりますよ。
旅行中にビーチでのんびりしたい人は、雨に備えたスケジュールを予定しておくことをオススメします。
5月の雨量は多くありませんが、6月になるとスコールの量と回数が増え、道路も冠水してしまうことがあります。
ベトナムの南端にあるメコンデルタ地方は、雨季はメコン川が氾濫し、膝まで水に浸かることがあり大変危険です。
雨宿りで入った施設やカフェはクーラーが効いてるので、かなりの温度差を感じました。 風邪を引かないように、上着を持っておくと安心ですよ。
ダナンなどの中部
ベトナムダナン市は、今雨季ですが大雨、浸水被害で大変です。 pic.twitter.com/ykhLVgFMjc
— サブラヒ テクノロジスト (@novembe02241124) December 16, 2016
一年中多湿で暖かい中部は、9月~1月頃までが雨季となり、この時期は通常より湿度が上がります。
平均湿度は85%以上、気温も30~35度になり息苦しく観光には向いていません。
多い時の雨量は500mmほどになり、洪水災害も起こりやすいため雨季の中部は非常に危険です。
大雨でなくても、1か月間に渡り雨が連続することもあります。
特に雨が最も多くなる10月は、台風シーズンと重なることで動きが思うように取りづらくなります。
ですが、ダナンは他の地域に比べて雨季の期間が短く、11月~2月は20℃~25℃ぐらいまで下がるので観光には向いている都市です。
ハノイなどの北部
早めに夏休みを取ってベトナムとラオスのアジア旅。初日はベトナムのハノイ。雨季で覚悟はしてたけど、スコール凄っ! pic.twitter.com/txYpOkrHHH
— Ryuichi Hiraishi (@ryuichan) July 7, 2013
日本と同じく四季のある北部の雨季は5月~10月で、気温は30度を越えます。
5月~6月の気温は25℃前後ですが、スコールが増えてくると湿度も上がるので蒸し暑くなるのが特徴です。
特に暑くなる7月~9月は、最高気温が40度を超える日もあり暑さ対策は必須です。
湿度は80%前後になり息苦しさを感じる人も出てくるので、この時期に旅行へ行く際は熱中症に気をつけてください。
10月になると暑さが徐々に落ち着いてきます。
また、スコールが降ると道が冠水して通れなくなるので移動が難しくなります。
レストランの軒先で10分ほど待ち、ホテルに着いた時には再度スコールが降り出しました。 川を見ると、雨の影響で木の枝がたくさん流されてましたよ。
午前中は比較的晴れますが、正午~夕方にかけては1~2時間ほどスコールが降ります。 出歩けないだけでなく、ひどい時は停電や断水になるので観光には向いていません。 特に、8月~10月の台風シーズンを避けて、安心安全な旅行計画を立てることをオススメします。
雨季は避けたいエリア
雨季になると川が氾濫する可能性がある中部は、非常に危険です。
雨季になると、道路がたびたび冠水します。
これは排水事情が悪いためですが、長靴を履かないと不便なほどの水位になるので徒歩での観光はできません。
中部地方にはハン川やトゥボン川といった河川があり、雨が降り続くと氾濫して洪水になり街にも川の水が押し寄せます。
これに加え、雨季の9月~12月は台風シーズンと重なり降水量が増加します。
台風の時期も洪水の可能性があり、トゥボン川に隣接する街ホイアンでは、毎年手漕ぎボートで街を移動することになります。
ハノイもダナンと同じように台風の影響で交通機関が使えないことがあるので、天気予報や交通情報は常にチェックしておきましょう!
雨季の注意事項
蚊に注意
スコール後は、蚊が大量に発生するので注意しましょう。
都市部でもデング熱を持つ蚊が発見されているので、虫よけスプレーやムヒは必需品です。
ホテル内にも蚊が入ってくるので、寝る時も虫よけスプレーやムヒを体に塗るなどして、虫よけ対策をすることをオススメします。
気になった時に使えるように、両方ともカバンに入れて常に持ち歩くようにしています。
交通
雨季のベトナムでは、移動が大変で観光どころではありません。
道は冠水していて、歩くのもやっとの状態になります。
特に市内での移動が難しく、雨が降ると車やバイクのタクシーが捕まらずバスも混雑しています。
特に注意が必要なのは、バイクタクシーでの移動です。
暴風雨の中では非常に危険で、毎年ドライバーの転倒被害が相次いで怪我人が後を絶ちません。
どうしても交通機関を利用したい場合は、車のタクシーをオススメします。
空の雲行きが怪しいなと思ったら、早めに次の目的地に行くか、カフェなどの屋内で雨宿りすると良いですよ。
また、夕方の帰宅ラッシュにスコールが降ると、止んだ後の大渋滞で車やバイクの身動きが取れなくなります。
平日の夕方にスコールに遭遇したら、タクシーでの移動は諦めて徒歩で楽しめる観光に切り替えましょう。
スコールが止むまでは屋内で過ごし、周りの人が外へ出始めるのを見てから出歩くようにしてください。
いつもは15分で帰れる道が、2時間もかかってしまいました。 その日は街全体が雨で荒れてビルの地下駐車場も浸水し、100台近くのバイクのマフラーに水が入って故障したと聞きました。
雨季の持ち物と服装
スコールの激しい雨は、折りたたみ傘では折れてしまい役に立ちません。
ベトナム人は全員、ポンチョや雨カッパを着て移動しています。
雨季の朝晩は冷え込み、スコールの後は体感温度が下がるので防寒対策にも長袖があると良いですよ。
蚊への対策は、虫よけスプレーやムヒがあると安心です。
濡れた時は大き目のハンドタオルや泥が跳ね返って汚れることがあるので、ウェットティッシュもあると役に立ちます。
スマホやカメラなどの電子機器を入れるビニール製のポーチや濡れたものを入れる袋もあると良いですね。
道路が冠水することも考えて、歩きやすく汚れても良いサンダルや服、防水カバンを選ぶと安心です。
丈の短いズボンだと蒸し刺されや日焼けをする可能性がありますが、ロールアップできるズボンだと雨の日でも服が濡れずに移動できるのでオススメです。
また、雨季の時期の強烈な日差しを避けるためサングラスや帽子は必須です。
- 雨カッパやポンチョ
- 防水加工や撥水加工されている乾きやすい素材
- 上着
- 大き目のハンドタオル
- ウェットティッシュ
- 濡れたものを入れるビニール袋
- 電子機器を入れるビニール製のポーチ
- 汚れても良いサンダル
- 防水カバン
- 日焼け止め
- 虫よけスプレー
- ムヒ
- 水を吸いやすいデニムなどの生地
- ブランド品
他にも、街中はバイクが多く走るので、排気ガス対策でマスクやのど飴もあると安心です。 メコンデルタやクチトンネルへ行く人は、マラニア防止に携帯用の蚊取り線香もあると良いですよ。
まとめ
ベトナムの気候の特徴は
- 南部・中部・北部など地域によって差がある
- 雨季・乾季と分けることができ、約半年ごとに入れ替わる
ベトナムの雨季は
- 5月の中頃~12月頃まで雨季
- 長雨ではなくスコール(突発性豪雨)で、突然降っては止むを一日に何回か繰り返す
- スコールが降ると、体感温度が下がり過ごしやすくなる
地域ごとの違いは
- 南部は、5月~10月頃が雨季。温度が30度を超える
- 中部は、9月~1月頃が雨季。比較的短いが、台風と重なることが多い
- 北部は、5月~10月頃が雨季。湿度が80%を超え息苦しい
雨季に避けたいエリアは
- 中部と北部
注意事項は
- スコール後は蚊が大量発生するので、デング熱に気を付ける
持ち物と服装は
- 雨カッパやポンチョ
- 防水加工や撥水加工されている乾きやすい素材
- 上着
- 大き目のハンドタオル
- ウェットティッシュ
- 濡れたものを入れるビニール袋
- 電子機器を入れるビニール製のポーチ
- 汚れてもいいサンダル
- 防水カバン
- 日焼け止め
- 虫よけスプレー
- ムヒ
今回は「地域ごとの雨季の違いと、雨季のベトナムでの注意事項」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
最近は温暖化の影響で雨季や乾季の時期がズレることが多いため、天気予報のチェックがかかせません。
雨季の観光は大変ですが、過ごし方を知っていると一年中ベトナム旅行が楽しめますよ。
今回の記事を参考に、事前準備をして雨季のベトナム旅行を満喫してくださいね。
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雨が降ることを考えて旅行の計画は余裕を持って立てるか、雨宿りはどこでするのか周囲の施設やカフェを探しておくことをオススメします。
雨に濡れても気にしない人は、風で壊れやすい折り畳み傘ではなくポンチョやカッパを持参すると役に立ちますよ。