アメリカに旅行に行くなら、国立公園はぜひとも予定に入れておきたいですよね!
広大なアメリカ大陸には、日本にはない壮大な国立公園が数多く存在します。
その数は、なんと59か所もあるんですよ!!
冒険心をくすぐる場所や、自然の雄大さを大いに感じられる幻想的な場所が、たくさんあります。
今回は「アメリカのオススメ国立公園と楽しみ方」をご紹介します。
目次
アメリカ西部の国立公園
アメリカの国立公園には、世界遺産に登録されているものも多いです。
自然保護区域に指定されている場所がたくさんあり、中でも西アメリカには数多くの有名な国立公園があります。
イエローストーン国立公園
アイダホ州、モンタナ州、ワイオミング州にまたがる1972年に登録された世界最初の国立公園です。
全米で最大の熱水泉といわれるグランド・プリズマティック・スプリングは直径約113メートルあり、世界第3位の大きさです。
あまりに熱いお湯なので、人間は入ることができません。
また、オールド・フェイスフルという間欠泉では90分毎に50m位の高さまで温水を吹き上げ圧巻です。
バイソンやバッファロー等の野生動物がいたるところで見られて、写真で見るよりもはるかに美しい光景が見られますよ。
グランドキャニオン国立公園
アリゾナ州北西部にある有名な世界遺産です。
20億年前の地球の地層が観察でき、コロラド川の侵食が現在も進んで果てしない大渓谷の自然遺産ができました。
2007年には“スカイウォーク”がオープンして、ガラス張りの床面から1200メートル以下の谷底を見ることができるアトラクションが出来ました!
ぜひ、死ぬまでに一度は行って欲しい国立公園です!
ヨセミテ国立公園
広大な森林と渓谷がそびえ立つ、大自然が美しいヨセミテ国立公園は「神々が遊ぶ庭」とも呼ばれています。
1984年には世界遺産にも登録されていて、グランドキャニオンと並ぶ非常に人気の観光地です。
4000メートルほどある山々があり、その大自然のなかを動物たちが駆け回ります。
夏の間は豊富な雪解け水で、滝の景観が最高です。
滝の水しぶきによる虹も見られますよ。
片道4時間半~5時間程かかりますが、とても素晴らしい経験が出来ました。 とにかく、景色が広大です。 ヨセミテ国立公園の写真で必ず出てくる“トンネルビュー”や、シンボルである“ハーフドーム”、他にも色々ありますが、移動中の景色も飽きずに楽しめました。 短い時間でしたが、アメリカの大自然を思う存分楽しむことが出来ましたよ。 ラフティング等も楽しめる様なので、機会があれば是非ゆっくりと自然を楽しんでみたいなと思いました。
オリンピック国立公園
オリンピック国定公園は、1909年にセオドア・ルーズベルト大統領が設立しました。
この国立公園は、シアトルからフェリーと車を使い片道約3時間、気軽に日帰りできる国立公園なんですよ。
オリンピック国立公園には太平洋海岸沿い、温帯雨林、オリンピック山脈の3つの領域があります。
同じ公園のなかに土地の性質が異なり、それによって珍しい固有種の動植物が生息しています。
年間訪問者数が300万人を数えるほど人気のある国立公園です。
“ホー・レイン・フォレスト”という熱帯雨林エリアでは、苔の生える木々も多く、まさに自然そのものといえる森の中を歩けます。
トレッキングが好きな方は、気持ち良く歩ける場所になっていますよ。
拠点の町“ポート・エンジェルス”は、万年雪を抱いたオリンピック山脈が見える港町です。
青森県のむつ市と姉妹都市を結んでいるので、高校生同士が交換留学等で交流を深めている町でもあります。
日本人には、親近感を覚えますよね。
この国立公園は、平均気温が夏でも16℃程なので、上着を忘れずに持ちましょう。
公園北側には、ワイナリーがあります。
他にも、いくつか温泉やキャンプ場もあって、長期でも楽しめる公園ですよ。
地図でも分かる様に、海を渡るとカナダの都市、ビクトリアがあります。
なんと、フェリーを使ってビクトリアからオリンピック国立公園への日帰りツアーもあるんですよ。
アメリカ南部の国立公園
比較的乾燥したイメージのあるアメリカ大陸ですが、南部は巨大な湿地帯となっています。
雨が多く、湿度が高い場所でもあります。
他の地域とは一風変わった国立公園を見ることができますよ。
エバーグレーズ国立公園
フロリダ州フロリダ半島の南端にある湿地帯公園です。
フロリダ観光と言えば、ディズニーワールドやユニバーサルスタジオ、また綺麗なビーチと様々な観光が思い浮かびますが、国立公園もオススメですよ。
エバーグレーズ国立公園はビーチリゾートで有名なマイアミから車で一時間弱と近いのが魅力です。
熱帯から温帯にかけての気候、また海と川が接する地形のため様々な生態系が生息しています。
この国立公園はワニが有名ですが、フラミンゴや絶滅種のフロリダピューマなど野鳥だけで366種もいるんですよ。
ワニは淡水に住むアリゲーターと、海水に住むクロコダイルの両方を見ることができます。
野生の生き物が好きな方は、とても楽しめる公園ですよ!
川が近くて、想像以上にスピードも速く、驚きましたがかなり爽快感があり楽しむことが出来ました。 親子のワニも見れて、とても貴重な体験ができました!!
カールズバッド洞窟群国立公園
ニューメキシコ州エディ群南西角のグアダルーペ山脈にあります。
ここは、他とは少し違って洞窟群が国立公園となっています。
公園には83もの洞窟があり、カールズバッド洞窟はツアーを利用することもガイドなしで見て回ることもできます。
最も人気があるビッグルームという洞窟は、天井の高さが約800メートルあるとても巨大な空間です。
洞窟といっても、とても広大で開放的な場所です。
エレベーターもあり、遊歩道も整っていますよ。
まさに「鍾乳洞の芸術作品」と言えるような自然の偉大さを感じさせてくれる洞窟です。
コウモリを見るなら夕方がオススメです。
その場合は最低でも一泊すると、比較的ゆっくり見られますよ。
アメリカ東部の国立公園
アメリカの東部は、実は国立公園はあまり多くありませんが、数少ない国立公園の中で人気の国立公園がこちらです。
グレートスモーキー山脈国立公園
アパラチア山脈を構成するブルー・リッジ山脈の一部であるグレート・スモーキー山脈の稜線をまたいでいる国立公園です。
一般的には「グランドキャニオン国立公園」や「ヨセミテ国立公園」の方が有名ですが、なんとこの“グレートスモーキー山脈国立公園”は、アメリカの国立公園で年間来場者数第1位の場所となっているんですよ。
“グランドキャニオン国立公園”の2倍以上、大人気の国立公園になります。
アトランタから車で約3時間とアクセスしやすいのも魅力の一つです。
ドライブも楽しい場所なので、レンタカーなどで行くのがオススメですよ。
一番の魅力は季節ごと、日の当たる角度によって山々の景色が変わる様子です。 東海岸としては、珍しく雨が多く湿度の高い場所なので、濃度の高い霧が立ち込め山が浮かぶような幻想的な景色が見ることができます。 また、秋の紅葉の時期は山全体が金色に輝き、そこに太陽の光が当たるとキラキラと輝きとても美しいですよ。 人が多く訪れる場所なので、渋滞は覚悟して行ってくださいね。
この国立公園は、他のアメリカの国立公園と違い全て無料となっています。
国立公園の楽しみ方は?
年間パスポートでお得に楽しむ
アメリカの国立公園に入るには、一部を除いて入園料が必要です。
でも、全部周ると入園料もそれなりにかかるし、毎回チケットを購入するのも手間だな。 何とか安くできる方法はないかな?
現地では“Annual Pass”と言えば、通じます。
- 対象の公園数:2000か所
- 料金:80ドル(約9090円)
- 有効期限:購入した月から12ヶ月
- 対象者:車輌に乗っている4人(本人+同乗者3人)
- 250時間以上のボランティアをした人は年間パスポートが無料で授与される
基本的に、3ヵ所以上行けばお得になるパスポートです。
国立公園のサイトで各公園の入場料を調べることができるので、確認してから購入してくださいね。
チケットは、国立公園のゲートで買うのが、一番簡単で安心できる購入方法ですよ。
事前に購入しておきたい人は、インターネットのオフィシャルサイトでも買えます。
アメリカ内務省管轄の科学機関「USGS」のオフィシャルショップで販売されていて、日本への発送もしてくれますよ。
旅行の思い出にスタンプ
アメリカの国立公園に行くと、思い出づくりにパスポート帳にスタンプを集めることができます。
年間パスとはまた別で、記録として残せるので思い出作りにオススメですよ。
- Passport To Your National Parks 9.95ドル(1.130円)
- Kid’s Passport To Your National Parks(子供向け) 6.95ドル(790円)
- Passport To Your National Parks Collector’s Edition 24.95ドル(2.740円)
ビジターセンターと併設しているパークストアで買えます。
スタンプだけでなく、ステッカーも貼ることができるので、自分だけの思い出の一冊を作ることができますよ。
国立公園を観光するときの注意点
2018年から2019年1月の間、国立公園が閉鎖されていました。
議会で予算案の成立が難航して期限切れとなったことで、政府庁舎が閉鎖されてしまったからです。
国立公園システムを所管するNational Park Service(NPS)は、内務省の下部組織なので、政府閉鎖となれば国立公園も閉鎖になります。
これまでの大統領と違い、トランプ政権下では政府閉鎖となっても国立公園は解放されていました。
しかし、職員不在の日が続いたことで、ゴミが溢れ返ることになりました。
ボランティアの方はいますが、観光客の多さもあって掃除が行き届かないのも原因と言われています。
観光客の中には、立ち入り禁止区域に入る人もいるという話も聞きます・・・。
あまりにも酷い状態が続くと、今後公園全体が立ち入り禁止になる可能性もあります。
楽しい思い出を作るためにも、以下の注意点を守って観光してくださいね。
- ゴミは必ず持ち帰ること
- 公園内の物は持ち出さないこと(植物等を拾ったりして持って帰らない)
- 決められた場所以外は決して入らないこと
まとめ
アメリカ西部の国立公園は
- イエローストーン国立公園
- グランドキャニオン国立公園
- ヨセミテ国立公園
- オリンピック国立公園
アメリカ南部の国立公園は
- エバーグレーズ国立公園
- カールズバッド洞窟群国立公園
アメリカ東部の国立公園は
- グレートスモーキー山脈国立公園
アメリカの国立公園の特徴は
- 世界遺産に認定されている公園が多い
- 珍しい生態系の動植物に出会える
- 映画の中にいるような気分になれる
- 壮大な絶景が見られる
お得に楽しむ方法は
- 国立公園を3ヵ所以上周るなら年間パスポートがお得!
- スタンプを押せるパスポート帳で思い出を残せる
国立公園を観光するときの注意点は
- ゴミは必ず持ち帰ること
- 公園内の物は持ち出さないこと(植物等を拾ったりして持って帰らない)
- 決められた場所以外は決して入らないこと
今回は「アメリカのオススメ国立公園と楽しみ方」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
アメリカには、まだまだ紹介しきれない素晴らしい国立公園がたくさんあります。
どこも日本とは違い、地球の広大さを感じることができますよ。
今回の記事を参考に、都市部だけではない大自然を堪能できるアメリカ旅行を楽しんできてくださいね。
人気記事
【2024年最新】海外旅行保険はエポスカードでお得に旅をしよう!
海外旅行で怖いのは、病気や事故に遭ってしまうことです。
2023年度に、事故や病気などで海外旅行保険を利用した人は3.70%でした。
つまり、30人に1人は、海外旅行保険を利用しています。エポスカードは無料なのに傷害死亡・後遺傷害の補償額が3,000万円と他のクレジットカード(楽天カードなど)に比べて補償額が手厚いので、旅好きの人から選ばれています。
年会費も永年無料でその場で(スマホで)45秒で申し込み&即日発行可能!
今なら2,000円相当のクーポンまたはポイントをプレゼント中♡
エポスカードが人気の理由
- 年会費永年無料
- 旅行代金を1円以上払うだけで、海外旅行保険が無料で付いてくる[
- 出国から最長90日間保険適用
- 疾病や携行品損害への補償内容が手厚い
- 2,000円相当のクーポンまたはポイントがもらえる
- 旅行直前でも5分で入会&即日発行可能
↓年会費永年無料のエポスカード↓
✅5分で入会&即日発行可能
✅2,000円相当のクーポンまたはポイントGET
切り立った渓谷を見下ろすと、すごく自分自身がちっぽけな存在になったような気がしてきます。
特にオススメの楽しみ方は、朝日鑑賞です。
サウスリムの「マーサポイント」という場所が有名で、私もそこで見ました。
光が渓谷に差し込むにつれ、どんどん渓谷の色が変わっていきます。
幻想的であまりに美しく、思わず泣いてしまいましたよ。