「ドイツと言えば大聖堂が有名らしいけど、どこに行こうかな?」
「たくさんある中で、どの大聖堂に行けば良いかな?」
ドイツには、世界遺産に登録されている大聖堂がいくつもあります。
ドイツ観光の際は、ぜひ大聖堂も一緒に見学してみませんか?
本物の芸術を見ると、心が豊になって心が癒されますよ。
今回は「ドイツに行ったら見に行きたいドイツの三大大聖堂」をご紹介します。
ドイツの三大大聖堂
世界遺産にも登録されていて、観光客にとても人気がありますよ。
早速、詳しく見ていきましょう!
ケルン大聖堂
歴史
正式名称は「ザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂」と言います。
1248年に建設が始まったこの大聖堂は、1880年に完成しました。
建設期間は、なんと632年もかかっているんです。
16世紀の宗教改革や財政難のため作業が一時中断し、19世紀に入って再開されました。
塔を含めた高さは約157m、横幅が約145mで、ゴシック建築の大聖堂としては世界最大となります。
見どころ
荘厳さが際立つ大きな2つの塔は、街の遠方からでも見ることができます。
特に、祭壇までの通路の身廊やステンドグラス、キリストが誕生した時にやってきて拝んだと言われる東方の三博士の聖棺は目を引きます。
高さが43.5mもあり、迫力もありました。
入場料も無料なので、旅費を抑えたい人にオススメです。
身廊の右側にあるステンドグラスは、バイエルンの窓と言って、バイエルン王のルートヴィヒ1世によって1842年に奉納されました。
ここには、キリスト教に関連のある絵が描かれています。
東方の三博士の聖棺は、1164年にローマ帝国皇帝がミラノから持ち帰った、キリストの誕生を祝いにきた三人の聖遺物(遺骨)が納められているという言い伝えのあるものです。
多数の宝石やカメオなどで飾られた世界最大の棺で、中央祭壇の奥に祀られていて豪華ですよ。
①ケルンの緯度は50度以北にあるため、冬場の日照時間は短いです。
夕方になると大聖堂の周りが暗くなるので、フラッシュを使っても綺麗に撮れません。
②ドイツの世界遺産であり、キリスト教有数の大聖堂です。
肌の露出をなるべく控えた服装で見学しましょう。
③日曜日の礼拝中や祝日は、通常の見学の時間より短いので注意してください。
特別な催事が行われている時も、見学ができないことがあります。
事前にホームページで確認してから行くと安心できますよ。
トリーア大聖堂
歴史
別名「聖ペテロ大聖堂」とも呼ばれています。
中央広場近くにあるトリーア大聖堂は、ドイツで最も古い街にある最古の大聖堂です。
古代ローマ時代の4世紀頃に建設されました。
初期のロマネスク様式の大聖堂ですが、時代ごとに増改築したので、ゴシックやバロック様式の要素も混ざっています。
高さは112.5m、幅41mで、トリーアの教会の中で最も大きいです。
見どころ
十字架の上にある丸天井は、装飾が細やかでとても美しいです。
パイプオルガンの豪華な装飾も、他の聖堂とは違う雰囲気で感動しますよ。
大聖堂を支える10本の柱は、天井や壁まで繊細な装飾で埋め尽くされていて綺麗でした。
マインツ大聖堂
歴史
正式名称は「ザンクト・マルティン・ウント・ザンクト・シュテファン大聖堂」です。
建設は、975年頃に始まりました。
1009年に火災が起こり、一時中断しましたが1037年に完成しました。
トリーア大聖堂と同じく、ロマネスク様式が基本ですが、時代に合わせて建築方法を取り入れたので、ゴシック・バロック様式も含まれています。
見どころ
彫刻やステンドグラスなどの装飾が見事で綺麗でした。
特に見ていて綺麗だなと思ったのは、グレーがかったブルーのステンドクラスです。
中世のステンドグラスは派手な色が多い印象ですが、このステンドグラスはスタイリッシュで美しいですよ。
こちらのマインツ大聖堂も入場料無料です。
まとめ
ドイツの三大大聖堂は
- ケルン大聖堂
- トリーア大聖堂
- マインツ大聖堂
ケルン大聖堂は
- 正式名称はザンクト・ペーター・ウント・マリア大聖堂
- 建設期間は632年
- 世界最大のゴシック建築の大聖堂
- 身廊、バイエルンの窓、東方の三博士の聖棺が見どころ
トリーア大聖堂は
- 別名「聖ペテロ大聖堂」
- 最古の大聖堂
- トリーアの教会の中では最も大きい
- パンフレットは有料
マインツ大聖堂は
- 正式名称はザンクト・マルティン・ウント・ザンクト・シュテファン大聖堂
- グレーがかったブルーのステンドクラスが美しい
今回は「ドイツに行ったら見に行きたい大聖堂」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
日本には大聖堂がないので、ドイツに行って本物の芸術を見てみてください。
今回の記事を参考に、ドイツ旅行に行った際は大聖堂も見学してみてくださいね。
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