福岡から釜山まで3時間?!高速船クイーンビートルに乗って行く韓国旅行の魅力とは?

皆さんは、釜山を訪れる際にどんな交通機関を利用しますか?

「釜山へは海を越えないといけないから、飛行機に乗って行く」と答える人が多いのではないでしょうか?

しかし、福岡から出発する場合は飛行機以外の移動手段もあるんですよ!

今回は「釜山まで3時間?!高速船クイーンビートルに乗って行く韓国旅行の魅力とは?」をご紹介します。

高速船クイーンビートルとは?

高速船ビートル(BEETLE)とは、JR九州グループ会社の「JR九州高速船(株)」が運営している高速船です。

1991年に博多港と釜山港を結ぶ国際線を就航してから、日韓を結ぶ大事な交通手段として両国の人々から愛され続けてきました。

マタタビ
福岡から釜山までの距離は、約200kmです。

200kmの距離は、なんと東京から大阪の約半分なんですよ!

なので、釜山は国内旅行感覚で気軽に行くことができる海外です

高速船ビートルが就航した1991年から現在(2020年)までに、なんと650万人以上もの人々が乗船してきました。

また、サービスの充実度や就航率の高さからリピーターも多いんですよ。

そして、現在は「新型高速船QUEEN BEETLE」という新しい高速船の就航をしています!

 

こちらの新型高速船は「移動時間も楽しんでもらおう」というコンセプトで作られた高速船です。

これまでの高速船ビートルと違って、乗船中はシートベルトをせずに船の中を自由に歩き回ることができるんですよ!

釜山に到着する前から旅行気分を楽しめるのは、なんだか得した気分になりますよね?

高速船ビートルや新型高速船QUEEN BEETLEに乗れば、釜山旅行が100倍楽しくなること間違いなしですよ!

Aさん
博多港を出港するときに、10人前後の職員の人たちが一列に並んで手を振ってお見送りしてくださいました。

その後も船が見えなくなるまで、ずっと手を振ってくれて最後には全員で一礼されていました。

充実したサービスも大事ですが、こうやって温かいおもてなしができるJR九州高速船(株)の職員の皆さんは、本当に素晴らしいなと思った出来事でした。

どんな航路があるの?

高速船ビートルでは、現在4つの航路があります。

  距離 所要時間
福岡⇔釜山 213km 3時間40分
マタタビ
福岡と釜山を一日一往復する豪華客船ってワクワクしますね!

ただし、日によって運航状況が変わるので、旅行の日程を決める際は高速船ビートルの公式サイトで確認しましょう。

日本⇔韓国の運賃は?

高速船ビートルの運賃は、日付ならびにプランによって金額が異なるので、詳細は公式サイトで確認してください。

祝日は最低料金も高いので、平日に行けるとお得ですね。

引用:公式サイト

また、運賃以外に必要な経費(燃油特別付加運賃)必要です。

時期によって金額が変わるので、詳細は公式サイトで確認してください。

引用:公式サイト

高速船クイーンビートルのオススメポイント

高速船クイーンビートルでは、充実した釜山旅行を過ごせるように様々なサービスや設備が準備されています。

オススメポイント①:高速船なのに就航率は97%!

船の旅と言うと「強風や高波に左右されて欠航するんじゃないの?」と思う人も多いですよね。

しかし、高速船ビートルの就航率は97%なので、欠航になることはほぼありません!

ちなみに、この数値は飛行機の就航率とほぼ同じぐらいです。

では、なぜ欠航になりやすい船の運航をほぼ100%にできるのでしょうか?

その理由は「船の構造」にあります。

高速船ビートルは、船体を海面から2mほど浮き上がらせた構造になっています。

これによって海を飛ぶように走るので、悪天候の影響を受けにくくなっており、船の揺れも軽減されるので船酔いのリスクが低くなるのも魅力の一つです。

天候に左右されることなく安心して船に乗ることができるのは、かなりポイントが高いですよね。

Bさん
雨が降っている日に乗船しましたが、大きく揺れることなく快適な船の旅でした。

また、乗り物酔いをしやすい体質の私でも、船酔いぜずに目的地まで行くことができました!

オススメポイント②:博多駅から乗り換えなしで博多港国際ターミナルに行ける

クイーンビートルが就航している博多港国際ターミナルには、博多駅からバスに乗って20分で行くことができます。

さらに、博多港国際ターミナルの目の前にあるバス停までは乗り換え不要なので、重い荷物を持っていても移動がスムーズですよ。

飛行機を利用する場合は、博多駅から福岡空港駅まで地下鉄に乗って5分ですが、福岡空港駅からは国際線ターミナルまでバスに乗って移動しなければなりません。

飛行機は便利な方法と思う人もいるかもしれませんが、大きなキャリーケースを持って地下鉄からバスに乗り換えるのは結構大変です。

Cさん
たくさんのお土産を買いたくて、張り切って大きめのキャリーケースを持っていきました。

しかし、お土産でパンパンになったキャリーケースの重量はなんと20kgでした!

案の定、福岡空港国際ターミナルからバスや電車を利用しての移動が地獄になりました...。

Dさん
高速船ビートルは、博多駅からバスで20分もかかりますが、博多港国際ターミナルの目の前にバス停があるので、大きな荷物を持っていても辛い思いをしないで移動することができました。

飛行機を利用していた時は、移動のときに満員電車に乗らないといけないこともあり、かなりストレスを感じていましたが、高速船クイーンビートルを利用すれば家に帰るまで楽しい旅行気分を味わえるのでオススメです!

オススメポイント③:出港の60分前に到着すればOK!

Aくん
初めて高速船クイーンビートルを使って釜山に行ってきたけど、飛行機より便利だったよ!

Bくん
飛行機より便利なの?

Aくん
高速船クイーンビートルは、出港の1時間前までに博多港国際ターミナルに到着すればいいんだ。

だから、無駄な待ち時間もなくてノンストレスで利用できたよ。

Bくん
それはいいね!

飛行機の場合は、出発の2時間前には空港に到着してないといけないからね。

乗船手続きはどうだった?

Aくん
乗船手続きも飛行機みたいにややこしくなかったから、サクッと手続きしてすぐに船に乗ることができたよ。

Bくん
そうなんだね。

飛行機だと、出国手続きが終わったあとに搭乗口で30分ぐらい待たないといけないことが多いから、時間的なコストを考えるとかなり便利だね!

Aくん
そうそう!

正直、海外に行くのにこんなに気軽に行けるなんてびっくりしたよ。

国際線の飛行機に乗る場合は、出発の2時間前には空港に到着しなければなりませんよね。

それは、飛行時間が50分の福岡空港⇔金海国際空港間も同じ条件になります。

しかし、高速船クイーンビートルなら出港時間の60分前に博多港国際ターミナルに到着すればOKです!


上の図を見ると、高速船ビートルには預け荷物の手続きがありませんよね?

なぜかというと、高速船ビートルには全てを手荷物として自分で船内に持ち込むルールがあるからです。

手荷物のルール
  • 手荷物は持ち込み制限なし(一度に持ち運びできる範囲内であること)
  • 手荷物の総重量は、一人20kg以内(越える場合は超過料金必要)
  • 1個の荷物の大きさは、3辺の和が200㎝以内

手荷物持ち込みに関する詳細は、公式サイトで確認してください。

高速船クイーンビートルは、飛行機と違って大きな荷物も船内に持ち込めるため、預け荷物の手続きは不要です。

さらに、到着後に預け荷物の受け取りで待つこともないので、無駄な時間を削減できるんですよ!

オススメポイント④:船内にFREE WiFiがある

皆さんは、飛行機の中でもインターネットを利用してスマホやパソコンを使いたいなと思ったことはありませんか?

高速船クイーンビートルなら、船内にFREE WiFiが準備されています!

なので、スマホやタブレットなどの電子機器を使って映画を見たり、音楽を聴いたり、暇つぶしにゲームなどをして充実した移動時間を過ごすことができます。

移動中にネット環境が整っているのは、かなり嬉しいですよね。

また、高速船ビートルでは2019年に衛星通信が導入されており、電波状況が飛躍的に改善されました。

「インターネットの接続にストレスを感じることなく、さらに快適な時間を過ごせるようになった」と利用した人たちからも好評なんですよ!

ただ「移動中にWiFiを使いすぎて、充電が切れないか心配。」と思う人もいますよね?

皆さん、安心してください。

高速船ビートルのすべての座席には、USBの差込口があります

なので、スマホなどの充電にも全く困りません。

LCCや機種の古い飛行機には、USBの差込口は準備されていないことが多いので、そういった点でも高速船ビートルを利用する価値は高いのではないでしょうか?

Eさん
友達と一緒に、2泊3日の釜山旅行に行きました。

船内にFREE WiFiが準備されていると聞いていたので、移動中に旅行プランを考えることにしました。

旅行当日まで多忙だったので、移動時間を利用してプランを練ることができて助かりました。

また、釜山に到着する前から観光してるみたいで楽しかったです。

オススメポイント⑤:釜山港はアクセスの良い市内中心地にある

釜山港は、釜山市内の中心地にあります。

そのため、主な観光地へのアクセスがとても便利です!

出発地 目的地 移動手段 所要時間 利用料金
釜山港 釜山駅 タクシー 5分 約3,800ウォン(日本円で約380円)
南浦洞 10分 約4,700ウォン(日本円で約470円)
西面 15分 約6,300ウォン(日本円で約630円)
海雲台 30分 約14,500ウォン(日本円で約1,450円)

飛行機を利用した場合、金海国際空港を利用することになりますが、市内の中心地から少し離れた場所にあるため市内中心部に出るには、かなりの時間がかかります。

マタタビ
金海国際空港から釜山駅までタクシーに乗って移動した場合、30分以上かかるんですよ!

高速船クイーンビートルなら、釜山港に着いてから観光地やその周辺のホテルにチェックインできるので、時間を有効活用することが可能です。

移動時間を短縮することができるなんて、すごく魅力的に感じますよね?

Cくん
今回の旅行は、釜山駅近くにある「東横イン釜山駅1」というホテルに泊まりました。

釜山港からホテルまでの距離がとても近かったので、釜山に降り立ってからホテルのチェックインを終え、観光をスタートするまでたったの20分でした!

飛行機を利用していたら最低でも1時間の移動時間がかかるので、便利な立地に感動しました。

オススメポイント⑥:運が良ければ船内イベントを楽しめる

引用:公式サイト

日本でお馴染みのしんちゃんは韓国でも大人気!

運が良ければ、船内でコラボイベントを楽しむことができます。

今回のコラボイベントでは「船内でスタンプを集めて、全てスタンプを集めるとオリジナルステッカーをもらえる」と企画をされているようです。

アニメやキャラクターが好きな方は、定期的に公式サイトのキャンペーンをチェックしてみてくださいね。

まとめ

高速船クイーンビートルは

  • JR九州グループ会社の「JR九州高速船(株)」が運営している高速船
  • 1991年に博多港と釜山港を結ぶ国際線を就航した
  • 就航してから今現在までに650万人以上のお客様が利用している
  • サービスの充実度や就航率の高さからリピーターのお客様も多い
  • 「新型高速船QUEEN BEETLE」という新しい高速船の就航も開始した

どんな航路があるの?

  • 博多港⇔釜山港
  • 基本的に一日一便で就航

高速船ビートルのオススメポイントは

  1. 高速船なのに就航率は97%!
  2. 博多駅から乗り換えなしで博多港国際ターミナルに行ける
  3. 出港の60分前に到着すればOK!
  4. 船内にFREE WiFiがある
  5. 釜山港はアクセスの良い市内中心地にある
  6. 運が良ければ船内イベントを楽しめる

今回は「福岡から釜山まで3時間?!高速船クイーンビートルに乗って行く韓国旅行の魅力とは?」をご紹介しましたが、いかがでしたか?

高速船クイーンビートルは、列車感覚で気軽に釜山旅行ができる夢のような船です。

今回の記事を参考に、より充実した釜山旅行を過ごしてくださいね。

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