世界一の透明度を誇るセノーテは、「死ぬまでに行きたい秘境」として有名です。
特に、王道のセノーテは、観光客で溢れかえっています。
せっかく行くなら、綺麗で人も少ない秘境セノーテに行ってみましょう!
今回は「メキシコの秘境!死ぬまでに行きたいオススメセノーテ7選」をご紹介します。
目次
セノーテとは?
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セノーテとは、地下水が貯まり、自然にできた天然の泉・洞窟のことです。
シュノーケルやダイビングする場所としても人気があるところです。
セノーテは全体で4000個以上あると言われており、その中でも泳げるセノーテは80~100か所あります。
また、セノーテはマヤ語で「聖なる泉」という意味を持ち、メキシコの先住民マヤ族が、当時儀式や生活に使ったりもしていました。
川や海が近くになかったマヤ族にとって、セノーテは貴重な水源で、とても大切にされてきました。
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セノーテは、どのようにできたの?
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セノーテは、メキシコの中でも石灰地帯のキンタナロー州(カンクンのある州)とユカタン州にだけ存在します。
水を吸収する石灰の地は、雨水を吸収して地下に送られ、地下水として貯まっていきます。
そして、もろくなった石灰の地盤が、崩れた時に現れる地下水こそがセノーテなんです。
石灰によってろ過された水は、不純物を含まず水が澄んでいるので、透明度も抜群に綺麗ですよ。
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セノーテの魅力とは?
透明度
ズバリ!!セノーテの最大の魅力は透明度です!
透明度100mもあるとも言われていて、シュノーケルマスクを着けて水中を覗くと、静かで幻想的な光景を見ることができます。
この美しさを一目見ようと、世界中から一年を通して観光客が訪れます。
特に、透明度重視の人は、人がまだ少ない朝に行くことをオススメします。
光りのカーテン
光りのカーテンとは、太陽の光が水中に差し込んだ時に見える現象です。
透明度の良いセノーテだからこそ、見ることができますよ!
水中に差し込んだ太陽の光は、真っ白なカーテンのように、ゆらゆらと光り輝いていて異空間を感じますよ。
光りのカーテンが見れる時間は、太陽の動きによって変わってきますが、基本的に午前中に見えるところが多いです。
水中の鍾乳洞
セノーテには、水中に鍾乳洞があるところもあります。
透明度の良いセノーテの中で見る鍾乳洞は、ついつい水中にいることを忘れてしまいそうなほど美しいですよ。
剣山のように、ベルのような形をした鍾乳洞などあり、運がいいと化石も見つけることができますよ。
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セノーテで泳ぐときの注意点は?
基本、日焼け止めの使用禁止
海とは違って、水の循環が良くないので、日焼け止めや化粧をしているとセノーテが濁る原因になります。
セノーテの美しさを守るためにも、化粧は控えめにしてください。
どうしても日焼けが気になる人は、オイルフリーの日焼け止めを塗るなど、配慮してくださいね。
足が届かない深いところが多い
セノーテは、海水ではないので水中で体は浮きません。
透明度が良いので、吸い込まれる感覚になり、怖さを感じる人もいます。
泳ぎに心配な人は、必ずライフジャケットを着用してくださいね。
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セノーテによって料金は違いますが、無料で貸し出しをしてくれているところもありますよ。
セノーテへの行き方は?
どのセノーテへ行くにも、カンクンから車で1時間半~2時間かかります。
個人で行くのはあまりオススメではありません。
理由は
- バスやタクシーを乗り継いで行くので、到着するまでに2時間以上かかる
- セノーテはジャングルの中にあり、数か所行く場合は移動が不便
効率良く行くには、ツアーに参加していくことをオススメします。
- 滞在ホテルからセノーテまでバンでの移動で、楽ちん&安心
- 数か所あるセノーテを車で回ってくれるので効率的
- シュノーケル機材を貸し出してくれる(ツアー会社による)
- ガイドが水中でも案内してくれる(ツアー会社による)
事前に、ツアー会社にどこのセノーテに行きたいかを相談すると良いですよ。
もちろんダイビングの場合は、ツアー参加でないとできないので注意してくださいね。
シュノーケルにオススメのセノーテとは?
透明度や光のカーテンは、シュノーケリングで十分楽しめます。
水温はだいたい20℃~25℃で、初めて水に入るときは冷たく感じます。
一度入ると、体も水温に慣れるので問題ありませんよ。
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むしろ泳いだ後は体がスッキリして、すがすがしい気分になりますよ!
ドスオホス
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「2つの目」という意味のこのセノーテは、上空から見ると小さな穴が二つあります。
それが目に見えることから名づけられていて、大きいセノーテとして有名です。
ダイビングでも有名なドスオホスは観光客もたくさん来ますが、セノーテ自体が大きいので、それほど気にならないです。
朝に行くと人も少なく、晴れていれば太陽が水中に差し込み、光のカーテンが綺麗に見えますよ。
また、ドスオホスはバットケーブと呼ばれる洞窟にもシュノーケルで行けます。
泳いで洞窟の中に到着すると、たくさんのコウモリが飛び交っている様子を見ることができます。
シュノーケルで洞窟探検ができるのは、ドスオホスだけですよ!!
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朝は人も少なくて、憧れだった光りのカーテンもばっちり見れて感動しました!!!
ガイドさんがバットケーブも案内してくれて、洞窟探検も楽しめました。
カーウォッシュ
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もともとの名前は「アクトゥンハ」ですが、昔は洗車場だったことから「カーウォッシュ」という愛称で親しまれています。
カーウォッシュの特徴は、水の中に水草が生えていて、ピンク色の草もあり、まるで水中でお花畑の中を泳いでいる感覚になります。
水中に生えている大きな木に集まるお魚を見れたり、運が良いとワニに遭遇することもある珍しいセノーテです。
ドスオホスに比べると透明度は低いですが、セノーテ自体の水深が10m~15mくらいなので底まではっきり見えます。
あまり有名なセノーテではないので、人も少なくのんびりと過ごせますよ。
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午後でも人が少なくて、のんびり過ごすことができました!
ダイビングにオススメのセノーテとは?
セノーテダイビングは、シュノーケルでは行けない洞窟の中に入って鍾乳洞を見たり、光りのカーテンを下から見ることができます。
ダイバーの中では、セノーテダイブは有名で、一度は潜ってみたいスポットの一つです。
しかし、セノーテダイビングをするには、以下の条件を満たす必要があります。
潜りたい人は、海のダイビングで経験を積んでからにしましょう!!
- ダイビング経験が最低でも30本以上
- アドバンス以上のライセンスの所持
- 中世浮力ができる
- 閉所恐怖症でない
タージマハ
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セノーテの中でも、一番透明度が高いと世界中のダイバーの憧れのセノーテです。
下から見上げる光のカーテンは、シュノーケルとは違って幻想的です。
また、ユニークな地形なので、洞窟の中をダイビングしていても飽きないです。
「ここは水中なの?」と疑うくらいの水の透明度で、鍾乳洞もはっきりと綺麗に見えます。
真っ暗な洞窟の中を、ライトで照らして進んでいくときは、まるで洞窟探検になったような気分ですよ。
また、ハロックラインが見れるのも、ダイビングならではの体験です。
淡水と海水がぶつかり合うところのことです。
淡水と海水は比重が違うので、混ざり合うことなく、視界がモヤモヤして、はっきり見えなくなります。
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先がよく見えないので、少し怖かったです。
ハロックラインを境に水温が変わるところは、ダイビングでしか味わえない貴重な体験でした。
アンヘリータ
“Cenote Angelita is truly something special. This deep sinkhole surrounded by jungle has it’s own debris mound ‘island’ at 30m (98ft) surrounded by a cloud of hydrogen sulfide.” 📷: https://t.co/GR8jupXLoL pic.twitter.com/RbghhwkxHE
— padi (@PADI) June 1, 2018
縦穴型の深さ60m以上あり、難易度の高いダイビングポイントです。
このセノーテの最大の特徴は、水深30mまでいくと一面に白い雲のような層が見えてきます。
近くまで行くと、まるで雲の上にいるような感覚になりますよ。
これもハロックラインですが、そこに「硫化水素の層」があり雲海のように見えます。
草木が枯れ溶けた時に発生する硫化水素が、淡水と海水の間に挟まれ白い雲のように見える現象です。
これは、水深の深い、澄んだセノーテでしか見れない貴重な光景です。
また、ハロックラインを通るときに、硫黄の匂いがしますが、体には良くないガスなので、間違ってもシュノーケルマスクなどは外さないようにしてくださいね。
フォトジェニックなセノーテとは?
セノーテは、地形がひとつひとつ違って、美しさは水の中だけではありません。
洞窟の穴から差し込む太陽の光や、セノーテの水で育った大きな木々やツルなど、自然の生命力を感じるセノーテはたくさんあります!
サムラ
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ユカタン州にあるセノーテサムラは、知る人ぞ知る秘境です。
ドーム型の洞窟の真上に小さめの穴が開いていて、太陽の光がセノーテに差し込みます。
ディズニー映画の舞台にも使われた場所なんですよ。
ディズニーファンにはもちろん、この絶景を一目見ると、自然とカメラを構えてしまいます。
晴れていれば、朝9時頃から午後4時くらいまで太陽の光が見えますが、お昼頃がちょうど真下に光が差し込み、幻想的ですよ。
観光客もあまりいないので、写真も撮りやすく、神秘的な空間を感じることができます。
もちろん、透明度は抜群に良く、シュノーケルにも最適ですよ。
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時間を忘れて、贅沢な時間を過ごせました。
他のセノーテに比べると浅めで、足がつくところもあるので、子どもも怖がらず一緒に楽しめました。
オシュマン
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オシュマンは、まだあまり知られていない穴場のセノーテです。
大きな井戸のような形のオシュマンセノーテは、地下への階段を20mほど下ると現れます。
水深は約50mで、深すぎてもちろん底は見えません。
ツルや木の根が水面にまで垂れ下がっていて、まるでジブリの世界に紛れ込んだ気分になりますよ。
鮮やかな青色に輝くこのセノーテは、透明度もよく光のカーテンもばっちり見えます。
そして、このセノーテの特徴は、ターザンジャンプでセノーテに飛び込めるんです!
飛び込み台から垂れているロープを掴んでジャンプすると、ターザンのようにジャンプできて楽しいですよ!
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ですが、一回ジャンプしてみたら「またやりたい!」となってハマってしまいました(笑)
他の外国人男性は、ターザンジャンプでどれだけかっこよくセノーテに飛び込めるかで競い合っていましたよ!
ザシ
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オシュマンより、さらにローカルなセノーテ「ザシ」は、地元の人が良く訪れます。
ユカタン州の大きい街「バヤドリ」の中心地にあり、アクセスもしやすい隠れ家的なセノーテなんです。
半ドーム型の珍しい地形で、セノーテを一周ぐるっと歩いて回れるので、色んな角度からセノーテを見れますよ。
ここは、ターザンジャンプ用のロープはないですが、ジャンプポイントが2m、5m、10m、20mとあり、好きなところからジャンプできます。
さすがに、20mからジャンプできる強者は、なかなかいなかったです(笑)
バヤドリの街散策で、ほてった体をクールダウンしに、セノーテに寄るのも良いですよ。
まとめ
セノーテとは
- 自然にできた天然の泉・洞窟のこと
- 4000個以上もある
- マヤ語で「聖なる泉」という意味
- 石灰地帯のキンタナロー州(カンクンのある州)とユカタン州にだけある
- 透明度は100mもある
セノーテの魅力は
- 透明度
- 光りのカーテン
- 水中の鍾乳洞
セノーテで泳ぐときの注意点は
- 日焼け止めは禁止
- ライフジャケットを着用
シュノーケルでオススメのセノーテは
- ドスオホス
- カーウォッシュ
ダイビングでオススメのセノーテは
- タージマハ
- アンヘリータ
フォトジェニックなセノーテは
- サムラ
- オシュマン
- ザシ
今回は「メキシコの秘境!死ぬまでに行きたいオススメセノーテ7選」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
どのセノーテも魅力いっぱいなので、それぞれの目的に合わせて選んでみてくださいね。
今回の記事を参考に、セノーテを思う存分楽しんでくださいね。
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